防具/リオハートシリーズ

Last-modified: 2024-01-27 (土) 07:26:29

目次

概要

  • 桜火竜ことリオレイア亜種の素材を使った防具。
    デザインは通常種のレイアシリーズとほぼ共通だが、
    配色はレイア亜種の淡い桜色が中心で、白く輝く金属部分との対比が美しい。
    高い防御力のほか、複数プレイや採取で役立つスキルが付く傾向にある。
  • リオ「ハート」の由来は"心"の英語「heart」だと思われる。
    ハートは「心臓」という意味でも使われるが、リオソウルと合わせて心と魂、という意味なのだろう。
    ハートの記号といえばピンク色、女性向けというイメージが強く、そういった意図も垣間見える。

性能

MHP2G

  • 体力回復アイテム強化や神の気まぐれ等、攻撃的なスキルは持っていない。
    G級になると精霊の加護広域化+2が発動する為、サポート役にうってつけの装備になる。
    ただし身を守る事ばかり考えているのか、マイナススキルとして心配性が発動する。
  • スキルによりピッケルや虫あみが壊れにくくなるため、
    各種素材ツアートレジャーハンタークエストと相性がいい。
    採取用スキルはチェーンシリーズレザーシリーズの方が優秀ではあるが、
    そちらは防御力が低く、上位以降の大型モンスターとの戦闘にはまず耐えられない。
    そう、リオハートシリーズは大型モンスターとの戦闘に耐えうる防御力と
    採取スキルを両立した画期的な防具なのだ。
    え?そもそも素材ツアーの大型モンスターとは戦わないし、
    トレクエの大型モンスターは攻撃力が低いからチェーンやレザーでも何とかなる?
    それ以上言ってはいけない。

MH3G

  • 火属性攻撃強化+1風圧【大】無効火事場+1が発動する。
    桜火竜が少し攻撃的…なのかもしれない。何気に一式で風圧【大】無効が発動するのは珍しい。
    気配のSPはマイナスだが、各部位毎に-1なので気にする必要は無い。
    防具に加工されても桜色の鱗はやはりモンスター達の目を引いてしまうようだ。

MH4(G)

  • 亜種と共に続投。スキル内容は前作と同じ。作成はソロだとHR5以降となる。
    …なのだが、今作で超強化された亜種の防具としては正直何だか物足りない性能である。
    相変わらず風圧【大】無効は優秀だが、その亜種にこそ風圧スキルが欲しいと言うのに…。
    その癖、一式揃えるともれなく逆鱗を1個と紅玉を2個も要求され何かと割りに合わない。
    混合装備に使おうにも全部位にスロットは1つずつ。SPも余り尖った部分が見当たらない。
    亜種防具の方がかなり使える事もあってどことなく空気な感は否めない。
    さらに後半になれば同じく続投したリオレイア希少種の優秀な武器やゴールドルナシリーズが登場するので、
    あえてこちらに貴重な逆鱗や紅玉を使うメリットは薄い。作製はもはや趣味の領域になるだろう。
    そのゴールドルナもオンラインで煙たがられているのは言わない約束
    • 火属性強化と風圧無効という構成上、ゴア・マガラシャガルマガラには比較的好相性。
      が、前述の通りスロット数が少なく、他に有用なスキルが付け辛いので注意。
    • また、ウカムルシリーズと組み合わせることで真打(剛弾)と火事場力+2の両立が比較的容易にできるため、
      火事場装備を作る場合には混合装備のパーツとしてお呼びが掛かる場合もある。
  • G級のリオハートZシリーズもスキル構成はほぼ同じ。必要素材もほぼリオレイア亜種素材しか使わない。
    上位版からスロット数が7つに増えており、火属性攻撃強化+2、風圧【大】無効、火事場+1が発動する。
    また腕部位に回避距離のSPが+3追加されており、底力のSPも+12なので火事場+2の発動も容易となっている。
    そしてやはりと言うか、一式作製にはレア素材の雌火竜の紅玉を2つ雌火竜の天鱗を1つ要求される。
  • 同じく風圧【大】無効が発動する防具には、高級耳栓も同時発動するミヅハ・トヨタマシリーズがある。
    しかしあちらは火耐性が低く、火力スキルに乏しいので差別化は可能。防御力やスロット数は負けてるが
    だが正直、作製難易度につり合うかと言われれば非常に微妙な所。それは希少種のG・ルナZシリーズも同じ。
    どちらもほぼ同じ作成難易度だが、火力を求められるオンラインでは余り良い印象は持たれないだろう。
    特に上記のフルミヅハも本作では煙たがられているため、レア素材は武器に使用した方が無難だろう。

MHW(:I)

  • 新大陸でもリオレイア亜種が確認されたため、MHWorldでも登場する。
  • 上位のリオハート装備は以下のとおり
    部位αβ
    スキルスロットスキルスロット
    回避距離UP+1無し回避距離UP+1Lv2×1
    毒属性強化+1
    整備+2無し整備+1Lv1×2
    風圧耐性+2無し風圧耐性+1Lv2×1
    匠+1無し匠+1Lv1×1
    毒耐性+1
    整備+1無し整備+1Lv2×1
    風圧耐性+1
    一式回避距離UPLv1無し回避距離UPLv1Lv1×3
    Lv2×3
    整備Lv3整備Lv2
    風圧耐性Lv3風圧耐性Lv1
    匠Lv1匠Lv1
    毒属性強化Lv1
    毒耐性Lv1
    シリーズ
    スキル
    3部位以上・毒ダメージ強化
     
    上位装備としてαとβに分かれているが、αの方は初代レイアシリーズの色違いで、これが登場するのはP2G以来。
    スキルとしては風圧耐性を引き継ぎつつ、特殊装具のクールタイムを短縮する新スキル「整備」が発動。
    他には回避距離と匠、αでは毒属性強化と毒耐性もわずかに付き、βだとその分スロットが増える。
    さらにシリーズスキルとして3部位以上装備すると毒の効果時間を延ばす「毒ダメージ強化」が発動する。
    • 特殊装具の中には「化合の装衣」という、状態異常蓄積を確実に発生させる装衣が存在する。
      これと整備や毒ダメージ強化を合わせることにより、
      毒によるダメージ蓄積を主体に戦うことも不可能ではなかったりする。
      毒で行動が制限されるレイギエナや、硬化で物理も属性も通りにくくなるヴォルガノスなどには相性がいい。
  • 匠が付いてくる関係上、腰装備が優秀。
    ゾラマグナ頭とタロスαかβの脚、熔山龍素材で作る匠の護石があれば匠LV4がかなり早期に発動可能。*1
    しかしクシャナシリーズが高性能な匠とシリーズスキルの風圧完全無効を持っているため最終的には御役御免か。
    そこまでの繋ぎなら十分使えるかもしれない。
    • 風圧耐性のスキルと毒系のスキルからそのクシャルダオラに対して有効に思えるが、今作ではそうはいかない。
      風圧を封じる手段が龍封力に変更されてしまったためである。
  • マスターランクのMHW:Iでも続投。
    部位EXαEXβ
    スキルスロットスキルスロット
    回避距離UP+2Lv3×1回避距離UP+2Lv4×1
    クライマー+1Lv1×1
    整備+2Lv2×2整備+2Lv4×1
    匠+1Lv1×2
    風圧耐性+2Lv2×1風圧耐性+2Lv4×1
    匠+1Lv2×1
    匠+1Lv3×1匠+1Lv4×1
    毒耐性+2毒耐性+1
    整備+1Lv2×1整備+1Lv4×1
    風圧耐性+1Lv1×1Lv2×1
    一式回避距離UPLv2Lv3×3
    Lv2×3
    Lv1×1
    回避距離UPLv2Lv4×5
    Lv2×2
    Lv1×3
    整備Lv3整備Lv3
    風圧耐性Lv3風圧耐性Lv2
    匠Lv3匠Lv1
    毒属性強化Lv1毒耐性Lv1
    毒耐性Lv1
    クライマーLv1
    シリーズ
    スキル
    2部位以上・毒ダメージ強化
     
    αは頭部位にて毒属性強化がクライマーになったこと以外、匠の発動部位が増えるなど順当強化と言える。
    スロットも各部位に用意された。
    MHWorldでは全体的に、装飾品があればβがαの上位互換になっているものが多く、
    MHW:Iでは他のシリーズ防具において単純な上位ではなくなったものの、
    当シリーズでは発動スキルの有用性や重さの観点において依然βが有利である。
  • シリーズスキルは内容をそのままに"桜火竜の奥義"から"雌火竜の真髄"へと名称を変えた。
    そこから想像の通り、通常種亜種で共通、混合でも発動するようになった。
    また、発動に必要な部位は2部位と簡単になった。

MHF

  • リオハートRシリーズへと派生することができる。
    剣士の脚パーツは古くから存在する有名な装備セット「トリアカ」の1部位として重宝されていた。
    MHF-G6ではG級防具のリオハートGシリーズが登場。
    剣士装備は巧流及びそれと相性の良い回避性能スキルを備え、
    ガンナー装備は全部位に一閃スキルを有する。
    GXシリーズまで強化すると脚パーツに希少スキルの絶対防御のポイントが付与されるのも特徴的。

MHST

  • 本作では仕様上、一式揃っての装備でありリオハート装備という名称になっている。
    見た目はMH3のものとほぼ同じだが、主人公が子供と言うこともあって大きさは子供サイズになった。
    カラーリングも作風に合わせてか、鮮やかな桃色基調となっている。
  • スキルで火耐性がアップするレイア装備に対して、
    こちらは野生モンスターを倒したとき帰巣率がアップする巣守りに加えて
    火属性攻撃強化【小】が発動し、攻撃的な性能となった。
  • 上位強化するとリオハート装備となる。性能は以下の通り。
    • 防御力112(最大強化時)・火耐性4
    • 相手に付与した毒の持続ターンが長くなる毒長持ち【中】
      が上述スキルに加えて追加で発動する。
    守備寄りのレイア装備改や、より攻撃寄りのレウス装備改に対し、毒漬け戦法向けとなった。
    シナジー効果もレイア系統全てに対応。
    タマゴ集めも重視するならこちらを着用しよう。

MHST2

  • 続編であるMHST2にも引き続きとして登場するものの、
    生産元であるリオレイア亜種がクリア後にしか登場しないため、本装備もリオハート装備改のみ登場。
    今作では防御力が属性毎に高耐性と弱点が1つずつに変更され、それ以外の属性は高耐性と弱点の中間となった。
    当装備は高く弱点
    性能は以下の通り。
    • 防御力は火16991・他130(最大強化時)
    • 毎ターン終了時に自身のHPが30回復する自己回復【特】
    • クリティカル時にHPが50回復する会心撃・回復【大】
    • 最大HPが20アップする体力増強【中】
    レイア装備改と比べると、回復しながら戦うスタイルへ差別化されている。
    前作やレイア装備にあった巣守りが無い点に注意。

関連項目

モンスター/リオレイア亜種
防具/レイアシリーズ - リオレイア通常種の素材を使った防具
防具/ゴールドルナシリーズ - リオレイア希少種の素材を使った防具
防具/リオソウルシリーズ - 対となるリオレウス亜種の防具


*1 防御力で劣るが脚は下位のタロスかデスギアでもOK