防具/EVAシリーズ

Last-modified: 2024-03-20 (水) 17:26:03

MHFに登場した課金武具の一種。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのコラボ武具の内の、防具の方。

概要

  • 1995年に放送されたSFアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』が原作である*1
    "汎用人型決戦兵器"と称される巨大兵器"EVA"と、それを操縦する少年少女の戦いを描いた作品で、
    当時放送されていたロボットアニメと大きく異なる作風から話題を呼んだ。
    1970年代の宇宙戦艦ヤマト、1980年代の機動戦士ガンダムと並ぶ20世紀における有名なアニメ作品の1つ。
    • 初期劇場版を含めての完結から10年後の2007年より、
      リメイク版として「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」が公開され、
      2007年の「序」、2009年の「破」、2012年の「Q」、
      そして2021年の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」*2の全4作をもって完結となった。
      MHFがコラボしたのは新劇場版シリーズであり、デザインもそちらに準拠している。
  • MHFではG8アップデートに合わせてコラボが実施された。
    G8実装直後(7/22~7/29)はメゼポルタ広場が特別にエヴァ仕様となり、
    広場の入り口やモニュメントの場所に「ゼーレのモノリス」*3が配置されていた。
    • 普段モニュメントが存在する場所にはモノリスに囲まれた椅子が存在しており、
      ここに座るとゲンドウポーズ」を再現した専用モーションが見られる
      夜になると椅子の場所にスポットライトが当たるようになり、より原作風になる。
      この期間中は誰でも椅子に座ることができた。
    • 7/29~8/5は通常の季節オブジェクトになっていたが、
      8/5のDMMでのサービス開始に伴い再度8/12まで設置された。
  • G9アップデートで第2弾が登場することが発表され、
    それに関連して再び広場に「ゼーレのモノリス」が設置される可能性も期待された。
    しかし実際にはモノリスではなく使徒のオブジェが設置される事となり、
    広場の入口には可愛らしくデフォルメされた第4の使徒と第6の使徒、
    モニュメントの場所には正体を現した第8の使徒が設置された。
    • ちなみに、第4の使徒と第8の使徒に近づくとA.T.フィールドが張られ、
      第6の使徒に近づくとシリーズファンにはおなじみの例の音が鳴るギミックがあった。
  • MHXRでは無課金でも入手可能で、イベントポイントの「割れた使徒のコアコイン」との交換や、
    コラボクエストのクリア報酬、ニャン検隊にて入手可能であった。
    素材として「ゲンドウの壊れたメガネ」「ミサトのペンダント」「シンジのプレイヤー」
    「アスカのパペット」「マリのメガネ」「レイのIDカード」「リツコのイヤリング」
    「加持のスイカ」「アンビリカルケーブル」などが入手できた。
    第三弾コラボでは「シンジのお弁当」「マリのインターフェイス」
    「アスカのインターフェイス」「エントリープラグ」が強化素材として登場。

コラボ防具

  • MHFにおいては、第1弾で「プラグ:01/00シリーズ」「初号機/零号機シリーズ」、
    第2弾では「プラグ:06/02シリーズ」「Mark.06/2号機シリーズ」が登場。
    MHXRではそれらに加え第3弾で「ゲンドウ/レイシリーズ」「XFシリーズEX:初号機型」が登場。

プラグ:01/00シリーズ

  • 原作では「プラグスーツ」と呼ばれるパイロットスーツを模した防具。
    強化段階および部位の表記の後に、男性用なら「:01」、女性用なら「:00」が付加される。
    • 男性用の「プラグ:01」シリーズは、主人公「碇シンジ」のものを模している。
      『Q』で着用するものとは異なるデザインであり、1~2作目に準拠しているようだ。
    • 女性用の「プラグ:00」シリーズは、ヒロインの一人「綾波レイ」のものを模している。
      なお、綾波レイは原作にて包帯を巻いた姿で登場することがあるのだが、
      その時の姿と女性用フルフル頭装備が似ていると指摘されることもある。
      頭だけを換装し、作中の雰囲気を味わってみるのも一興かもしれない。
  • 剣士・ガンナーとも、一式GPで豪放+3剛撃+3絶対防御態勢となっている。
    剛撃と絶対防御態勢を両立する装備は極めて少なかったため、貴重な選択肢になりうる装備ではある。
    ただしコラボ実施時点では剛撃自体がまだ再評価の途上であったため、
    過去のコラボガチャ装備と比べて微妙と言われることもあった。
    剛撃の復権以降は評価が見直された。

初号機・零号機シリーズ

  • こちらは「汎用人型決戦兵器 人造人間 エヴァンゲリオン」そのものを模した防具。
    本来は全高40mを超える*4巨大兵器なのだが、当然ながらハンターの背丈に合わせた大きさになっている。
    • 男性用が「初号機」シリーズ、女性用が「零号機」シリーズとなっている。
  • GP一式での性能はどちらも剛撃+3・弱点特効最期ノ閃黒闘覇となっており、
    なんとなく暴走やアンビリカルケーブル切断時の戦闘時間制限を彷彿とさせる構成である。
    • 最期ノ閃黒と闘覇はいずれも発動時にリスクがあるクセの強いスキルであり、
      特に前者は活躍できる場面が限られるため、「性能が微妙」と言われてしまいがち。
      どちらかと言えば原作ネタの再現重視装備と言ったところであろうか。
  • MHF-G9で登場した不退と意外に相性が良いことで知られている。
    最期ノ閃黒は不退スキルの利用時に保険として機能する数少ないスキルであり、
    剛撃や闘覇も火力を限界まで高めたい不退との相性が良いのである。
    ただしその場合、弱点特効は死にスキルになる。
    また、A.T.フィールド絶対防御態勢も機能しなくなり、
    最期ノ閃黒も力尽きるまでの延命にしかならないため、総じて玄人向けであることには変わりない。

プラグ:06/02シリーズ

  • 第2弾のプラグスーツ防具。
    こちらは強化段階および部位の表記の後に、男性用なら「:06」、女性用なら「:02」が付加される。
    • 男性用の「:06」は「渚カヲル」のものを模している。
      こちらも『Q』で着用するものとは異なるデザインである。
    • 女性用の「:02」は「式波・アスカ・ラングレー」のものを模している。
  • 一式での性能としては、絶対防御態勢・属性特効・豪放+3・一閃+1となっている。
    プラグ:01/00シリーズと比較すると、属性や会心率を活かした構成向けである。
    全部位に属性特効を持つ防具は何気に貴重。

Mark.06/2号機シリーズ

  • 第2弾のEVA防具。男性用が「Mark.06シリーズ」、女性用が「2号機シリーズ」という名称で、
    それぞれカヲルおよびアスカの機体を模したデザインとなっている。
    • ちなみに、原作では「2号機」ではなく「弐号機」表記である。
      新劇場版では零号機と初号機を除いたエヴァンゲリオンは全てアラビア数字で号機数が表されるため、
      そちらに合わせた結果と思われる。
  • 一式での性能は、抜納術+2・弱点特効・闘覇・一閃+1となっており、
    見ての通り闘覇と抜納術との併用に向いた構成である。

ゲンドウ/レイシリーズ

  • MHXRの第3弾のEVA防具。男性用が「ゲンドウシリーズ」、女性用が「レイシリーズ」という名称で、
    それぞれ碇ゲンドウ及び綾波レイを模したデザインとなっている。

XFシリーズEX:初号機型

  • MHXRでのエヴァコラボ第3弾で登場。
  • 名前から察したハンターもいるかもしれないが、
    このシリーズは従来のコラボ装備のようなコスプレ装備ではなく、
    MHXRオリジナル装備であるエクスフォースシリーズ初号機仕様に改造したものである。
    見た目は紫をベースに緑のラインが走る初号機カラーのエクスフォースといった様だが、
    単なる色違いではなく、男性用頭部位にはあの特徴的な一本角が取り付けられている。
  • 性能はかなり優秀で、最高位の☆7らしい防御力と便利なスキルを持ち、
    コラボ武器とはほぼ合わない土の技玉を有している。

入手方法

  • 2015年7月23日~2016年7月20日の間販売される「エヴァコラボ」を購入、ガイドから受け取ることで
    「人類補完計画書」を受け取り、それを使用してハリセンネコのくじを引くことで生産券を入手することになる。
    防具で使用する生産券はどちらのシリーズも「EVA生産券」となっている。
    • このくじはMHFのコラボガチャでは初めてステップアップくじのシステムを使用している物であり、
      くじ用のアイテムが独自のものである以外は「ハリセンネコのきんぴか小判G」と同じシステムとなっている*5
      なおステップアップくじの特典は3回目が10FP、4回目が120FP、5回目が150FP+EVA生産券2枚、
      最後の6回目が300FP+EVA生産券10枚+きんぴかのお守り15個となっている。
    • くじの開催期間は2016年8月3日まで……だったのだが、
      販売終了の7/20でくじの配信も終了していた不具合への対応として8/10まで延長された。
      それ以降も既に入手済の生産券からの生産や、生産済の武具の使用は可能。
  • 今回は試供品の提供方法がコラボクエスト報酬のみとなっていたのだが、
    放送開始からちょうど20年となる10/4 18:30より10/28のメンテ開始までの間、
    20周年記念キャンペーンとして別枠で1枚配布されている。
    • クエスト内容はハルドメルグの討伐で、男性用と女性用で異なっている。
      参加人数は2人まで、力尽きてもクエスト自体はその場で達成となる(Fateコラボクエスト同様)。
      またクエストの受注には「クロスペンダント」が必要で、
      これは広場入り口のガイドから受け取ることができる。
      • 男性用クエストでの装備はカウンターソードIV+初号機シリーズ、
        女性用クエストではロンギヌスの槍IV+零号機シリーズとなっている。
      またクエスト報酬ではパートニャー用のペンペン装備(防具のみ)も入手できる。
  • 第2弾は販売期間が2015年11月19日~2016年11月16日、くじ配信期間が2016年11月30日まで、
    くじ用のアイテムが「NERV極秘資料」となっている以外は基本的に同じ仕様である。
    • 第2弾のコラボクエストは参加に必要なアイテムが「S-DAT」、
      相手モンスターがルコディオラになっている。
      また、報酬にはパートニャー用武器「ペンペンネコペーパー」も含まれている。

余談

  • 奇しくもこのコラボが開始された2015年は原作において「使徒」が襲撃してきた年である。
    具体的な日付については公式には不明であるが、本作で碇シンジを演じた緒方恵美が6/21のツイートで
    (前略)エヴァに初めて乗ったのは明日だった」と語っている。
    そのため、あと1ヶ月(MHF-G8アップデートは2015/7/22実施)コラボが早ければ完璧だった、との声も。
  • 初号機っぽい奴が実装されたので、ある意味ピッタリな時期かもしれない。
    頭部的な意味ではこいつこいつと戦うのも面白いかも。
    後者については弐号機防具がG9アップデートで実装、翌日に販売されることで遂に実現可能となった。
    後に実装された辿異種相手ならば結末も含めてほぼ完璧に再現できる。
  • シリアスのランド3に、2015年7月22日~8月5日、8月19日~8月26日には初号機が、
    8月5日~8月19日、8月26日~9月2日には零号機が一時契約ラスタとして登場していた。
    発動スキルは一閃+3や剣神+2などのそれ相応に強力なものとなっている。
    なお、初号機と零号機の発動スキルに差異はない。
    ランドの一角に堂々とエヴァが立っているのはなかなか目立つもの。
    着ぐるみを着たおっさんより断然マシである。
    • ちなみに初号機のステータスを覗くと、
      コメント欄いっぱいを使って「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、……」と書かれている。
      …戦闘に連れて行って大丈夫だろうか?
  • ちなみに、実際に原作で絶対防御(ATフィールド)をするのはパイロットではなくエヴァである。
    人類もまた絶対防御領域を持っているのだが、エヴァはその量がずば抜けて多いため、このようなことができるのである。
  • 「ハンターがロボットになるってどうなんだ」という原作シリーズ未見の方もいるかもしれないが、
    そもそもエヴァンゲリオンは厳密にはロボットではない。
    ああ見えて中身はとある地球外生物をベースとした生体組織で構成されており、*6機械部品はほぼ積まれていない。
    「汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン」の名の通り「巨大な人造人間」と言った方が正しい存在なのだ。
    良く知られるあの紫や赤の外装はただの鎧(もっと言うと鎧というより人が操れるようにするための拘束具)であり、
    ハンターが防具として着る分には本来の使い方としてまったく問題ない代物だったりする。
    作中でもまるで人間のような滑らかな動きをしているため、ハンターとして操作してもそこまで違和感はない。
    その割にスーパーロボット大戦シリーズとかに常連参戦してんじゃねえかって?そこはまあ、うん。

関連項目

ゲーム用語/コラボレーション
武器/EVA武器


*1 厳密にはその前年より連載漫画が存在する。
*2 正確には「:||」は楽譜で使われる反復記号。
*3 作中に登場する組織、ゼーレのメンバーを示す黒い板状のホログラムのこと。
*4 新劇場版は80m
*5 販売枚数も1枚・6枚・12枚・30枚・60枚・80枚・170枚となっており、これもハリセンネコのきんぴか小判Gと同じ。
*6 旧劇場版にて、弐号機が量産型に内臓を喰われるシーンがある。