MHFに登場する雷轟竜ディオレックス戦で流れる専用BGM。
群青鎧の轟き
- 使用作品
- MHF
- 収録
- モンスターハンターフロンティアG オリジナル・サウンドトラック
- ティガレックスのBGMである牙を剥く轟竜を大幅にアレンジした曲。
原曲よりも長い曲であり、原曲からの採用箇所は敢えて少なくしている。
重厚感と迫力にあふれる「牙を剥く轟竜」に比べると、
ケメンチェとストリングスをふんだんに使用した明るく軽快な旋律が表に出ている。
最初はティガレックス系のBGMに聞こえないと思ったハンター諸氏も多いのではないのではないか。
スピード感抜群ながらも威圧感たっぷりのイントロ後には、聞き覚えのある七拍子で曲が展開される。
後半に入るとお馴染みのメロディが流れるが、徐々に焦燥感を煽る曲想に変化していき、
終盤付近では「凍てつく叫び」の1フレーズが挿入される。- リズムは「牙を剥く轟竜」のものが全編に亘って使用されており、
そこに新たなメロディを被せる事で、外殻を纏ったティガレックスを表現している。
- リズムは「牙を剥く轟竜」のものが全編に亘って使用されており、
- ディオレックスとの戦闘では発覚時BGMが流れない仕様となっている。
開幕演出としてディオレックスがアーマーを纏うために大放電を行うのだが、
一連の行動を終えハンターへ向き直ると同時に、この曲のイントロ部が終わる。
戦闘開始を印象付ける憎い演出と言えるだろう。
クエストが開始した瞬間からBGMが流れ始めるので、しょっぱなからテンションが上がる仕様である。
HR100台の初見ハンターは、開幕5秒後の放電でいきなり1乙しBGMが止まることも多いが。
- ティガレックスに酷似していることからBGMは「牙を剥く轟竜」になるのではないか、
あるいは今までの烈種に則り新たなBGMを提げてくるのではないか、などと推測されていたが、
GGアップデートと同日発売のサウンドトラックに、ディオレックスの曲が収録されていると判明。
実装前から専用BGM持ちとなることがほぼ確定していた。
さらにMHF-Gオリジナルサウンドトラックの発売日はMHF-GG初日の2014年4月23日であり、
OST購入者はディオレックスがゲーム内に登場する前にBGMを聴くことができた。- いわゆる本家産であるBGMのアレンジという点でも注目されている。
「牙を剥く轟竜」は人気の高い曲であり、MH4でもアレンジ曲が登場している。
深澤、神田両氏ともにOST付属書で「原曲の素晴らしさを改めて感じた」としており、
やはりアレンジに踏み切ったのも原曲に対してのリスペクトがあるからだろう。
- いわゆる本家産であるBGMのアレンジという点でも注目されている。
- ちなみに、「凍てつく叫び」は雪山の凄腕クエストで流れる汎用曲である。
MHFでは、凄腕時の汎用曲がモンスターの専用曲を上書きして流れていた時期があり、
雪山のティガレックス戦では「牙を剥く轟竜」ではなくこちらの曲が流れていた。
チケティガ*1時代を思い出す人が多いのだとか。
- MHF-GG版の「紹介ムービー」ではこの曲の前半部が使用されている。
主旋律はかなり異なるが、よく聴くと原曲の要素が盛り込まれていることが解る。
最も盛り上がるであろう後半部は実際にディオレックスと対峙したり、
MHFをプレイしていない人はサントラや動画サイトの攻略動画で聴いてみよう。
- MHFでは民族楽器の生音が用いられている楽曲が多いが、この曲も例外ではなく
サズというギターにスチール弦を張ったような中東の楽器を用いており、
実際に演奏した音(演奏者は花畑BGMでアコースティックギターを弾いていた人とのこと)が収録されている。