BGM/メラギナス戦闘BGM

Last-modified: 2023-11-20 (月) 17:59:25

MHFに登場する黒穿竜メラギナスの狩猟曲。2曲存在する。

目次

概要

  • 潮島洞窟の闇に潜む竜、メラギナス戦で流れるBGM群。
    メラギナスは長い暗闇での活動によって視力が退化している代わりに、
    優れた聴力によって相手を捕捉する異色のモンスターである。
    このため、目が退化したフルフルと同様にBGM面でかなり特殊な仕様がある。
    • メラギナスの盲目という設定を楽曲のコンセプトにも反映しており、
      いずれもホイッスルやティンなどの高い音の出る笛をふんだんに活用している。
      もともとのイメージは犬笛であり、そこから使用する楽器を絞り込んだようだ。
    • また、エンジンの回転音のような音が入るのも特徴。
      烈種全体のコンセプトとして「メカニカル」という要素が挙げられるが、
      前述の音が入るメラギナスの曲は、その要素が特に色濃く感じられる。
  • 最大の特徴として、狙われたハンターだけに流れるBGMが存在する点が挙げられる。
    • メラギナスは"一度狙ったハンターを執拗に追撃する"という特性を持っており、
      更に烈種クエストでは足踏みを一切行わずひたすら攻撃を繰り返すモンスターへと変貌する。
      このため烈種クエストでは誰がターゲットにされているのかを把握することが重要になるが、
      その手だての一つとして、「被ターゲット時のみBGMが変わる」仕様が活かせる。
  • 烈種クエストでは剛種クエストで流れていた『絶望の闇に咲く鮮烈なる火花』に加え、
    上述の被ターゲット時BGM『光捨てし荊の王』が追加される。
    ソロ以外の場合は、ターゲットにされた時とそうでない時でBGMが次々と変わっていく。
    このような特徴はMHシリーズでは珍しい部類に入る。
  • 洞窟エリア侵入後しばらくすると、ハンターの存在に気付いたのか視線アイコンが表示される。
    しかし、この段階ではハンターを捕捉している訳ではないらしく、
    周囲をキョロキョロと探りながら音を発し、聞き耳を立てる行動を取る。
    最初にハンターを捕捉するまでは狩猟曲が一切流れないという状況であり、
    しゃがんで移動するなどの一部行動時は捕捉されないため、疑似フルフル戦のようになる
    武器を出したり走ったりといった行動を取るとメラギナスがこちらを把握し、やっと流れ出す。
    • なお、この最初の索敵行動を行った後でのみ曲のイントロが流れる
      それ以降はエリアに入り直してもイントロ部分が流れることはない。
    戦闘開始後も時折この索敵行動を行うが、剛種クエストではBGMが流れ続ける。
    烈種クエストでは索敵でターゲット変更された際にBGMが切り替わる仕様であるほか、
    気絶するなどしてハンターを見失うと、再び狩猟曲が流れない状態での索敵行動を見られる。

絶望の闇に咲く鮮烈なる火花

使用作品
MHF
収録
モンスターハンターフロンティアG オリジナル・サウンドトラック
  • メラギナスは2つの専用BGMを有しており、通常は「絶望の闇に咲く鮮烈なる火花」が流れる。
  • このBGMには特殊な仕様が存在する。
    暗洞侵入後暫くするとメラギナスが周囲をキョロキョロと探る行動を開始し、
    同時にハンター名の隣に目玉マークが表示されるが、この時点ではBGMが流れない
    忍び足で行動すれば、暫くの間は疑似フルフル戦のような状況となる。
    特定のハンターを捕捉した時点でBGMが流れ始める。
    • また、通常の邂逅時BGMは流れない仕様になっており、
      代わりに前奏部分が邂逅時BGMの代用、という形になっている。
      なお、この前奏部分はディスフィロア覚醒後BGMと同様、最初の1回しか流れない仕様となっている。
  • 支配者たる風格を感じさせる曲調と寂しげな笛の音が同居する前半、
    激しく打ち鳴らされる後半に大別され、
    これらを2回繰り返した後でループするという緩急の入った曲である。
    時折攻撃を中断して索敵を行うメラギナスとの戦闘を反映したものだろうか。
  • モンスターの名称が入らない曲名でありながら、特に長い名称となっている。
    後に本家シリーズでも『禁断の地へと誘う獣らの囁き』というやたら長い曲名が登場した。

光捨てし荊の王

使用作品
MHF
収録
モンスターハンターフロンティアG オリジナル・サウンドトラック
  • 烈種クエストのメラギナス戦で使用されるもう一つの楽曲。
  • G級ランクの烈種クエストにおいては、ターゲットとなるハンターのみ
    もう1つの専用BGM「光捨てし荊の王」が流れる。
    このため、PTではBGMが次々切り替わるという、非常に特異な性質になっている。
    • 裏を返すと、BGMが変わったら自分が狙われているということがすぐ判るということである。
      サーチング時に怯みで中断されても、狙われた人のBGMは変化するため、
      音波エフェクト*1を確認しなくても、BGM変化だけで自分が狙われているか否か判断可能。
      自分が狙われているか、そうでないかのわかりやすい判断材料に使うのもアリだろう。
  • 余談だが、MHFofficialアカウントで放送された公式ニコニコ生放送
    「MHF-G 新武器種「穿龍棍」実装記念オリジナルG級モンスターを狩りつくせ特番!」では、
    スタジオでの収録の関係で出演者に肝心のゲーム内の音声が聞こえていなかったため、
    視聴者コメントで「ニコ1(プレイヤーネーム)がBGM変わってるよ」など妙な連携が行われた。
  • 「光捨てし荊の王」は「絶望の闇に咲く鮮烈なる火花」と
    一部のメロディや使用音源が似ているが、印象は大きく異なる。
    焦燥感を煽る早いテンポで、徐々に盛り上がっていく曲調となる。
    こちらもやはり曲の構成が特徴的で、激しさと静けさが交互に繰り返される。
  • G3.2プレビューサイトでも使用されていた。
    先に剛種が解禁されたスケジュールの関係で、この曲がメラギナスのものだと認識していたハンターたちは
    アビオルグのように受注ランクによってBGMが変わるのではないか」という推測が見られた。
    実態は上記の通りなので当たらずも遠からずといったところではある。
    なお、実際のゲーム中では、上述の特性によって流れる機会が制限されるため、
    なかなかフルで聴く機会がない楽曲でもある。

関連項目

モンスター/メラギナス
モンハン用語/フルフル戦闘BGM - 同じ盲目の竜であり、戦闘中の楽曲に関わる仕様が特殊。


*1 メラギナスが索敵行動を完了した際に、ターゲットしたハンターに表示されるエフェクトサイン。