遺群嶺汎用戦闘BGM
天空の聖嶺
- 使用作品
- MHXX
- 収録
- モンスターハンター 狩猟音楽集XX
- MHXXのメインフィールドとも言える遺群嶺の汎用戦闘BGM。
- オカリナのような涼やかな笛によるメロディが特徴的で、
全体的に開放感のある明るい楽曲となっている。
やや穏やかなイントロの後は新しい狩猟を予感させる雄大な冒頭部分が入るが、
その後は素朴な笛の音が主旋律となって情緒も感じさせる曲調となる。
遺群嶺はフィールド内の標高差が大きく、頂上に近付くほど景色が様変わりするが、
この楽曲は「比較的標高の低い穏やかな景色が広がるエリア」によく似合っている。- サビにはMHXの拠点であった龍歴院集会所と、MHXXの新拠点である龍識船の旋律が盛り込まれている。
そしてその旋律のサビ前半・中盤部分は、何処か哀愁の漂う雰囲気とされている事が特徴。
メインシリーズのフィールド汎用戦闘曲でこういった戦闘BGMは珍しく、
“汎用ではあるものの、一風変わった戦闘BGM”として早くも人気狩猟楽曲の一つとなっている。
遺群嶺自体が龍識船の建造によって調査が可能となったフィールドであるため、
その縁もあって楽曲が関連付けられているのかもしれない。 - 同じく高所の狩場である高地のBGM群とは笛のような音色が目立つ点で共通点がある。
特に高地凄腕BGMの「天空の聖域」とは曲名、主旋律の印象的な笛という類似点がある。
遺群嶺初来訪時のムービーではアンデス音楽を連想させる楽曲が使用されており、
「天空の聖嶺」もアンデス音楽を基にしたとすれば、「天空の聖域」と着想が被るのも納得である。
- サビにはMHXの拠点であった龍歴院集会所と、MHXXの新拠点である龍識船の旋律が盛り込まれている。
- この曲も渓流や古代林と同じく、テーマとなっているモンスターが設定(公表)されていない。
- MHXX初出でBGMを持たない大型モンスターは存在せず、登場する種族自体にも規則性が見られない。
この傾向はMHXXという作品全体に見られる傾向であり*1、
それを受け、「遺群嶺の情景に合う楽曲」という部分に特化しているのかもしれない。 - 当時テーマとなるモンスターが設定されていない汎用戦闘BGMは、MHP3、MHX、MHF等でも散見され、
後のMHW(:I)、MHR(:S)でも似たような傾向となっている*2。 - なお、オフラインのストーリーでは「調査隊初陣! 遺群嶺の桃毛獣」にて初来訪することになるが、
そちらのターゲットはクエスト名にもあるようにババコンガである。
別の標高の高いフィールドでも似たようなことがあったような……
- MHXX初出でBGMを持たない大型モンスターは存在せず、登場する種族自体にも規則性が見られない。
- ゲーム外では、古代林と同じくMHXXの新要素紹介動画で使用された。
どちらもMHXXの追加要素となる狩技やスタイルアクションを披露する場面で流れており、期待を募らせてくれる。