喫茶

Last-modified: 2006-02-11 (土) 16:39:59

きっさ

茶を楽しむ習慣は、江戸の頃、一般に広まったといわれる。
それは宇治のほか、駿河や狭山など新たな茶の産地が生まれ、茶を手に入れやすくなったということが背景にある。
新茶の頃になると江戸の町には茶を売る商人があらわれ、
明和の頃には路上で飲む「一服一銭」の茶が流行していたことが随筆『羽沢随筆』に記されている。
手軽に楽しめる喫茶の習慣が江戸の人々の目を引いたことが伺える。__銅鐘