アサイラム

◆忍◆ニンジャ名鑑#253 【アサイラム】◆殺◆
ヨロシサン製薬で生み出されたバイオニンジャ。四本の腕を生やし、四刀流あるいは二刀バイオ・イアイドで戦闘する。おしなべて酷薄なサブジュゲイターの配下の中でも、その残虐性とカラテの強さが特に恐れられている。

登場エピソード

• 「オペレイション・レスキュー」
• 「ゴッドハンド・ザ・スモトリ」
• 「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」
  • 「ニチョーム・ウォー」

「ハハハハーッ！我がバイオ・イアイドに敵無し！」

人物

• ヨロシサン製薬のバイオニンジャ。
• 元はニンジャソウル憑依者であり、生体改造を経てバイオニンジャとなったらしい。
• 姿形といい上記のセリフといい、実際ノトーリアスめいている。
  • それもそのはず、彼のバイオ改造はノトーリアスのデータを元に行われたものである。だが、自身の原型であるノトーリアスのことは「不完全なプロトタイプ」と蔑んでいる。
• 性格面はノトーリアスより遥かに落ち着いているが、冷酷・残忍な面が目立ち、ノトーリアスが持ち合わせていた愛嬌めいたものは見受けられない。

外見

• ノトーリアスと同様の、四本腕を持つ。
• 瞳は赤く、縦にスリットの入った格子状のメンポを着用している。
• 得物である四本のカタナのうち、少なくとも二本は背中に鞘を吊るしている。

元ネタ・考察

• ニンジャネームのアサイラム（Asylum）は「亡命」を意味する。
  • サヴァイヴァー・ドージョーからヨロシサン製薬へ、亡命を果たしたバイオ・イアイド……ということだろうか。
  • 一方Asylumには「精神病院」といった意味もある。初出エピソード「オペレイション・レスキュー」で、壊れたレコードプレーヤーなどの自我に異常のあるニンジャを率いていた事からのネーミングという可能性もあるか。
  • ちなみに、米国カリフォルニア州にはその手の筋に有名なアサイラムという映画製作スタジオ兼映画配給会社が存在する。
    • サメを題材にした「サメ映画」というジャンルを確立した立役者の一つにしてZ級B級映画の重鎮。特にここのサメはヨロシサンもビックリな魔改造ぶりで、サメ＋トルネードというラリっているとしか思えない組み合わせのシャークネードが有名。
    • 五つの頭を持つファイブヘッドジョーズはこちらの四本腕と通じるものがあるかも。

ワザ・ジツ

• 飛び道具はクナイを使用。各腕で一本ずつ、計四本を同時に投擲できる。
• ニンジャ脚力に優れ、全力のスプリントは（重荷を負っていたとはいえ）セントールに追いすがるほど。
• 通常は四本のカタナを操るが、何らかのインシデントで失った場合は四本のワキザシを使用する。

バイオ・イアイド

• 四本腕で二本のカタナを操っていたノトーリアスに対し、彼は実に四本ものカタナを同時に操る。
  • 四刀から次々と、あるいは同時にイアイを繰り出す「クアドラプル・イアイド」は実際脅威。
    • 書籍版名鑑によるとこれはノトーリアスの同時攻撃回数の2倍であり、100倍の凄まじさだとか。わかるか？この算数が。エエッ？
  • 状況に応じ、二刀を鞘に納めてノトーリアスと同じスタイルを取ることも。この時には納刀状態からの抜刀攻撃も見せている。
    • この二刀流の際はシャウトもノトーリアスと同じく「ダブルイアイド！」である。
• タツジンめいたイアイドの技量により、イアイ斬撃を飛ばし、離れたものを斬ることも可能。

ストーリー中での活躍

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