◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【エルダーコング】 ◆殺◆
登場エピソード
「ウオーッ!」
人物
- ニンジャスレイヤーおよびユンコ・スズキを襲撃したアマクダリの巨漢ニンジャ。
- 暴力的ビッグカラテの使い手であり、おそらくビッグ・ニンジャクランのソウル憑依者と思われる。
外見
- 巨漢である事しか情報がないが、その雄姿はありありと我々の脳裏に浮かぶ。
元ネタ・考察
- 日本では「スゴイゴリラ」の一般名詞めいて使われがち(例:任天堂の「ドンキーコング」や、「特攻野郎Aチーム」のメンバーB・A・バラカスの邦訳版ニックネーム「コング」など)な"Kong"だが、実際はゴリラとは関係ない。「王(king)」に由来する一般名詞あるいは固有名詞である。
- この誤解の原因として、1933年に第1作が公開され世界的なヒットを記録した特撮映画の金字塔「キングコング」シリーズの存在が挙げられる。この映画に登場する同名のゴリラ怪獣を「コング」と通称した事が、日本における「コング=スゴイゴリラ」という誤解の主要因と思われる。
- またエルダー(elder)は「古い」を意味する"old"の比較級、あるいは「年長の」「先輩の」「長老の」といった意味の形容詞。
- つまり"Elder Kong"とは「古きコング」や「コング長老」などを意味する、大変奥ゆかしい名前なのである。
ストーリー中での活躍
- 「ウオーッ!」という雄叫びと共に登場したが、その2ツイート後には「イヤーッ!」「グワーッ!」の応酬に持ち込まれ、次に台詞が出たのは「サヨナラ!」であった。
- つまり「ウオーッ!」「グワーッ!」「サヨナラ!」の三語しかしゃべっていない。
- 登場の瞬間以外はユンコの描写の背景で処理されていた感があるが、彼なりの死闘を繰り広げていたのであろう。
- サンシタめいた扱いではあるが、実はその暴力的ビッグカラテによって、ニンジャスレイヤーの肋骨にガードの上からダメージを与えるという「油断ならぬ強敵であった」……と、死後にさらりと書かれる。
- 地の文がそう言うのだから間違いない。
- 死因はサマーソルトキック。
- ヘッズの間では、台詞が3種類しかなくアイサツすらしていないことからゴリラのようなニンジャではなくそもそもゴリラではないかという説や、ゴリラが修行してニンジャになったリアルゴリラニンジャであるという説などが囁かれた。
- しかしニンジャスレイヤーが名前を知っていた=行間でちゃんとアイサツをしていた可能性や、曲がりなりにも「サヨナラ!」と叫んで爆発四散していることから実際は非ゴリラの、れっきとした人間のニンジャであろう…………と、言いたい所だが、その章の最後である知的存在が登場したため、ゴリラ説を否定しきるのが困難になってしまった感がある。
- さらに、彼の爆発四散ツイートの直後に休憩時間が挟まれ数時間経過後、ほんやくチームの担当者が「西へ向かう」と言い残して失踪してしまった事がアナウンスされた。
- この中断によりいいところで更新を切られた結果、実況タグ上にゴリラに関する話題や彼に関する考察などが溢れるという珍事が発生し、カルト的人気を得ることとなる。
- ヘッズの中には西を守護するホーリーアニマルがゴリラであることを指摘する者もおり、何かしらの関連性などが囁かれた(※ただし、四聖獣のゴリラが守護する方角は正しくは東である)。
- 「ノーホーマー・ノーサヴァイヴ」などでもある西に旅立つという話は、翻訳チームが大好きな『指輪物語』のアマン(神々の国、西方と呼ばれる)が元ネタだろう。
- 無事代わりの担当者が見つかり更新が再開するも、中断前のツイートが再度掲載されたため、またも爆発四散するハメになった。ゴリラは二度死ぬ。
- 2013年5月13日のザ・ヴァーティゴ=サンとウィルキンソン氏の常駐型質問コーナーにおいて衝撃的事実が明かされた。なんとエルダーコング=サンはゴリラではなく人間だったのである。
- そりゃそうdr01011101001011001多くのヘッズが頭を悩ませた物語の根幹に関わる重大なネタバレが質問コーナーにおいてさらりと明かされた事により、ニューロンに深刻なダメージを受け卒倒するヘッズが続出した。
- 中にはそれでも「エルダーコング=サンはゴリラである」と頑なに主張する重篤なゴリラニンジャ・クランのヘッズもいるとかいないとか。
- 物理書籍版「死神の帰還」の登場人物一覧にて設定及びわらいなく先生イラストのキャラデザが明らかとなったのだが……。
- ゴ リ ラ め い た 尖 っ た 頭 部
- ゴ リ ラ め い た 長 い 腕
- ゴ リ ラ め い た 体 毛 で 覆 わ れ た 体
- ゴ リ ラ め い た 四 足 歩 行 体 勢
- ……と、あからさまに見た目がゴリラだったのだ!!
- レッドゴリラ=サンのような「ゴリラのように体が大きい」では済まされないレベルのゴリラ・アトモスフィアにヘッズは重篤なダメージを受け、歴戦のヘッズ達ですらGRS(ゴリラ・リアリティ・ショック)を受けざるを得なかった。
- さらにアクシス所属であることも明かされた。ゴリラなのにアクシスナンデ!?
- 肝心の本編での活躍だが、Twitter連載版よりエントリー場面が遅くなりシャドウドラゴン達と共にニンジャスレイヤーと戦った。
- 戦闘描写も増えたが特に目立った活躍もせずTwitter連載版同様サマーソルトキックにより爆発四散した。ショッギョ・ムッジョ!
- ニンジャスレイヤーTRPGコア・ルールブックにおいて、ボス級NPCの一人としてキャラデータが記載されたところ、恐るべき事実が判明した……。
- 彼のゴリラめいた肉体の正体は、なんとヨロシ・バイオサイバネティカ社により提供された試作型バイオサイバネの白いゴリラボディだったのだ。
- これにより、彼はゴリラの肉体を持った人間だということが明らかになり、ヘッズの論争にもひとまず決着がついた。
- さらに彼はオナタカミ社製の最新鋭プロテクタースーツも装着しており、その外見は近未来的なサイボーグゴリラだ(原文ママ)。
- ヨロシサンとオナタカミの技術力が注ぎ込まれた彼はまさにアマクダリという組織を体現した悪夢めいた存在と言えよう…。
大して活躍しなかったが。
一言コメント
- 猿の名前を冠するクランにマシラ・ニンジャクランがあるが、同クランのアーチ、或いは傍流のクランにゴリラ・ニンジャがいたとしてもおかしくは無い。次なるゴリラニンジャの登場に、今はただ備えよう -- 2020-03-06 (金) 19:32:53
- プラスによるとゴリラのニンジャアニマルはかつて存在してたっぽいし実際ゴリラ・ニンジャクランが存在していてもおかしくはない(彼真書) -- 2020-03-06 (金) 20:20:05
- TRPG曰くヨロシサンのバイオサイバネとオナタカミのプロテクターを併せ持つ恐るべきサイボーグゴリラらしい。エルダーコングは突然現れる。エルダーコングは全てを破壊する。 -- 2021-03-12 (金) 00:08:41
- そんなサイボーグゴリラであるエルダーコング=サンを無慈悲にカラテで殺したフジキドはゴリラを超えている。つまり超ゴリラ、故に反ゴリラ(彼狂 -- 2021-03-12 (金) 23:07:27
- バトルグラウンドを最初から読んできたんだけどなんで同じ場面にいるお猿さんより類人猿度数が高いんですかね……。 -- 2022-09-29 (木) 23:54:34
- あのお猿さんはワンチャンそのへんの人間より賢いので本当に仕方ない -- 2022-09-30 (金) 19:18:00
- …今更なんだが、ケモノ・ニンジャクラン系列の高位ソウル憑依者はヘンゲ・ヨーカイジツにより一時的に人外の怪物そのものとなる者もいる。我々のよく知るエルダーコング=サンの姿は限界を超えてゴリラにヨーカイヘンゲし過ぎて戻れなくなったものではなかろうか。怪物を超えた怪物を超えたゴリラに…哀しき過去… -- 2022-09-30 (金) 21:19:59
- 憑依ソウルがサルニンジャかゴリラニンジャに鍛えられたビッグニンジャなのかもしれない -- 2023-08-15 (火) 09:58:06
- ビッグニンジャ=ビッグ・ニンジャクランのソウル憑依者とは限らないらしいから、普通にマシラ・ニンジャクラン系列所属のビッグニンジャのソウルの可能性もある。クラン全体で巨大化を追求するようになったのがビッグ・ニンジャクランやカイジュウ・ニンジャクランなだけで、他のクランにも巨体のニンジャはいたと思われる -- 2023-08-16 (水) 12:38:43
- 動物もニンジャになるということはやはりゴリアバッ! -- 2024-02-14 (水) 08:17:36