キャプスタン

Last-modified: 2023-01-25 (水) 22:11:21

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【キャプスタン】 ◆殺◆

登場エピソード

 

「命があれば繰り返し戦える」


人物

  • 新生ザイバツに所属するニンジャ。ブルコラク率いる隊の一員としてキョート城への侵入者捕獲任務に参加した。
  • 任務途中でメイルシュトロム配下の反乱勢力「災禍忍軍」のアンブッシュを受け二名が戦死、エンブレイスが重傷を負ったため隊を離れエンブレイスを連れてザイバツ側居住地へ帰還する。
  • エンブレイスとは親交が深く重要な相談を持ちかけられるような間柄にある。

外見

  • ある程度年のいった男のニンジャとのみ描写されている。

元ネタ・考察

  • キャプスタン(capstan)は英語で船の錨の巻き上げ機、転じてテープレコーダーのテープを回す回転筒を意味する。

ワザ・ジツ

  • 戦闘シーンが描かれることはなく不明。

ストーリー中での活躍

ネタバレ格納な
  • キャプスタンには知る由もなかったが彼が連れ戻ったのは戦闘で死んだエンブレイスの体に入り込んだシルバーキーであった。療養中のエンブレイス(シルバーキー)を繰り返し見舞っていたがしばらくして姿を見せなくなる。その後回復しギルドのニンジャ達によって地下牢へ連行されたシルバーキーが見たものは…
  • ナムアミダブツ!グランドマスター・ニーズヘグの凄惨な拷問を受け半死半生のまま宙吊りにされたキャプスタンの姿であった。
    • 「船の錨の巻き上げ機」が巻き上げられていた、ナンデ?
  • キャプスタンはそのまま衰弱死、「災禍忍軍」の間諜であったことを自白したという彼に巻き込まれる形でエンブレイス(シルバーキー)は身に覚えのあろうはずもない裏切り疑惑をかけられることになる。
    • 裏切りについては伏せられ、表向き名誉の戦死者として処理されたようだ。
さらにネタバレ格納な

「そも、今この地に留め置かれた我々は、果たして、うつつの存在と言えようか。まことの存在と?」

  • ニーズヘグの追及通り彼は災禍忍軍に内通するスパイであった。
    • 生前のエンブレイスの前では自分の存在すら定かでないキョート城での暮らしに憔悴した様子を見せており、他の災禍忍軍ニンジャ同様現世への復帰を餌にメイルシュトロムに従わされたものか。
  • エンブレイスからジュエル目撃について相談を受けたキャプスタンはエンブレイスを説き伏せてそれを隠蔽させる一方、災禍忍軍に情報を流しブルコラク隊がアンブッシュを受けるよう仕向ける。
  • 自分を友と信じていたエンブレイスを利用したうえ死なせたキャプスタンだったが、一命を取り留めた(ように見えた)エンブレイスを無事に連れ帰るという不可解な行動をとっている。
    • 実際二人だけが戻った時点でニーズヘグには疑われており、ディミヌエンドが証拠を持って帰還したことで彼の命運は尽きることになった。既にジュエルの情報がメイルシュトロムに渡った以上、安全に災禍忍軍側へ逃れるチャンスを失ってまでギルドへ戻る必要があったとは考えにくい。
    • 短い間ながら彼と友人として付き合ったシルバーキーからは「(エンブレイスに対する)ユウジョウに嘘はなかったんじゃないか」と評された。

一言コメント

ネタバレ格納な
  • エンブレイスを説得して災禍忍軍側に連れて行きたかったのかね、この人 -- 2015-02-08 (日) 12:24:52
  • スパイ云々より「心うきうきで死んだ人」という印象しかない -- 2015-02-08 (日) 12:25:21
  • 作中の描写は少ないながらクルエル中で重要な役割のキャラであったなあ。現世への渇望、エンブレイスへのユウジョウ、最期にニーズヘグに見せた気概など、描写がなくとも不思議と印象深いニンジャだと思う -- 2015-03-31 (火) 15:46:20
  • >本文ゼンモンドー 「ブッダのいかりにふれたからです」 -- 2023-01-25 (水) 22:11:20