クリムゾンメイン

◆書籍限定エピソードの登場人物◆詳細を書きすぎないように◆本編を読み、知ろう◆

◆忍◆ ニンジャ名鑑#445 【クリムゾンメイン】 ◆殺◆
ザイバツ・シャドーギルドのマスターニンジャ。守護者。長く赤い髪を回転させて生み出す巨大カトン・ホイールは、反射性能と追尾性能を備えており、大変に危険である。

登場エピソード

• 「キョート・ヘル・オン・アース」（物理書籍版）

「この扉の先はキョート城上層階に通ずる。非ザイバツ存在が吸ってはならぬ芳しき空気に満ちた神聖領域。特に礼拝堂へ立ち入ることまかりならず！」

人物

• 礼拝堂手前の、一面がナンブ鉄で覆われた戦闘ルームを任された高位のマスターニンジャ。
• 礼拝堂へと続くエリアを護る守護者の一人にして、礼拝堂の門を守護する門番でもある。
   
• ディグニティからは「使命感の強いニンジャ」と評され、何人かの部下を与えられるなど、イロモノな見た目に反して実力・人格共にザイバツ内で高い評価を得ていた事が分かる。

外見

• 巻末の登場人物名鑑では、床まで届く白く長い髪を有し、赤い隈取りが施された歌舞伎役者めいた外見で描かれている。
  • 後述のジツを使用する場合、髪の毛は赤くなり、炎そのものと化す。
• 首には礼拝堂の門の鍵を吊るしている。

元ネタ・考察

• 名は"crimson mane" 「深紅の鬣(たてがみ)」か。
• 長髪を振り回すカトン・ホイールのモチーフは歌舞伎の「獅子物」であろう。名鑑のイラストもまさにそれである。髪が赤くなったり白くなったりする様は「連獅子」の白頭(しろがしら)と赤頭(あかがしら)を思わせる。
• 同様モチーフの先行するキャラクターアーとして、同じく鬣を振り乱しながら戦い、そこから放つカトンをヒサツ・ワザとする特撮ヒーロー・メガロマンがいたりする。

ワザ・ジツ

• 数居る礼拝堂に続くエリアの守護者の中でも、最後の扉の門番を任せられるに相応しい実力の持ち主。
• 跳躍による回避を重点しながらも、回避運動に後述のカトン・ジツを組み合わせることで、攻防一体のカラテを実現している。
  • ジツの基点となる長く伸びた髪の毛は、回転させる事でスリケンを弾く盾にもなる。

カトン・ジツ

• 円を描くように自らの長髪を振り回すことでその軌跡に炎を発生させ、カトン・ホイールと呼ばれる巨大な炎の輪を作り出して敵へ射出する上級カトン・ジツの使い手。
  • ホイールが放つ高熱による火力は実際強烈。例え直撃を紙一重で回避しても、ホイールが放つ熱により無視できないダメージが発生する。
• 名鑑にもある通りカトン・ホイールは反射・追尾機能を有する。壁に当たると跳弾し、追尾するように敵を死角から襲う。
  • カトン・ホイールは一定時間の経過で爆散し消滅する欠点を抱えるが、複数のカトン・ホイールを作り出した後、ホイールの反射・追尾機能を生かして四方から連続攻撃を仕掛けたり、回避動作を行いながら髪を振り乱してカトン・ホイールを作り出したりと、応用の幅は広い。

バトルフィールド

• 自身が守護する、辺り一面がナンブ鉄で覆われた戦闘ルームである広間。
  • 書籍版の解説によると、ナンブ鉄とは表面を泡立たせて作る特殊な様式の鉄板であり、このナンブ鉄を使って広い広間全体を覆い尽くすことは到底聞いたことのない仕事であるという。
• この空間はカトン・ジツの効果を高めるフーリンカザンとして機能し、ナンブ鉄にカトン・ホイールの熱量を伝導させて広間を「焦熱ジゴク」と例えられる灼熱の空間へと変える事ができる。
  例えカトン・ホイールが命中せずとも、伝導させたカトンの高熱によって敵を苛みジリー・プアーな状態へ敵を追い詰める。

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