シロキ/バラキ/アケダ/UNIXヘッド

Last-modified: 2024-01-27 (土) 00:34:26

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【シロキ】◆殺◆

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【バラキ】◆殺◆

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【アケダ】◆殺◆

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【UNIXヘッド】◆殺◆

登場エピソード

 

人物

  • ジョウゾウ・コーポレーションの運営する非合法強制労働施設「ソイ・ディヴィジョン」で働く奴隷職人達。
  • 彼らの大多数は徹底的な自我研修により偽りの職人意識を刷り込まれ、自らが虜囚となっていることに疑問を抱くこともなく、一生に渡ってジゴクめいて過酷なショーユ製造労働に従事させられている。
     
  • そんな中、欺瞞に満ちた現状を打ち払い、それぞれの理由で地上へ戻ることを志したのがシロキ・バラキ・アケダの三人。そして彼らの計画の成功の鍵を握るのが、かつて脱走を試み、そして失敗した男・UNIXヘッドである。

シロキ

 

「そう、俺は頭がいい。でも、ここは弱いんだ」


  • 脱走を企てる三人の中のリーダー格。
  • 元は大手家電メーカー「タコデンキ社」勤務のサラリマン。ショドーのワザマエを買われて主任の地位まで昇り、妻と幼い息子の三人で過不足ない生活を送っていた。
  • しかし取引先への進物の宛名を間違えるという大きなミスを犯したことをきっかけに運命が暗転、ケジメを強いられ、出世コースからも外れてしまう。そしてオハギに逃避した挙句、妻にも愛想を尽かされて離婚することに。詳細な経緯は不明だが、以後落ちに落ちてソイ・ディヴィジョンの奴隷職人となってしまったようだ。
  • しかし、ともすれば現状の生活に適合してしまいそうになる己の心と戦いながらも、再び息子に会いたいという一心から脱走を決意する。
     
  • 落ちぶれたとはいえ元カチグミ・サラリマンの端くれだっただけのことはあり、頭の回転は速く決断力もある。ショドーの腕も本物で、ラオモト・チバから「あれは骨のある奴の字だ」と高い評価を得ている。
  • 一方、過酷な労働で肉体的には鍛えられているものの、カラテはからっきしで喧嘩は滅法弱い。

バラキ

 

「フゥー、ありがとうよ、シロキ=サン、命拾いしたぜ、おれは頭がわるいんだ」


  • 眉毛が無く、目つきの鋭い男。いつも体を小刻みに揺らしている。
  • 脱走の動機は「(ソイ・ディヴィジョンが)俺をナメてる」からとのこと。
  • 「頭がわるい」と自称する通り、実際小難しいことを考えるのは苦手で教養にも欠ける。度々頭のう指数の低下したほんやくチームめいて台詞中の単語が漢字変換されなくなる。
  • 人相の悪さに違わず荒っぽい言動が目立ち、時折物騒なことも言い出すが、自分やアケダには無い機知を持つシロキのことは素直に尊敬している様子。

アケダ

 

「ウフフッ!ウフフフッ!イディオットみたいな噂話を聞いたんだけど、知りたい?」


  • スキンヘッドの大男。厳つい見た目に反して穏やかな性格で、常にニコニコしている。
  • 臆病だが、腕っぷしは見た目相応に強い。が、バラキ同様、あまり頭は良くない。

UNIXヘッド

 

「…地上は死の世界…脱走など無意味…私は多くの仲間を危険に晒し…」


  • 本名不明。過去にソイ・ディヴィジョンから脱走を企てた四人の男の一人であり、唯一の生き残り。
  • 他の仲間が施設を守るニンジャによって殺される中、彼だけは「脱走は不可能である」ことを奴隷職人達に知らしめるためにあえて生かされ、地下へ連れ戻された。
  • 以降はニンジャの恐怖に囚われて正気を失い、施設の誰からも相手にされなくなってしまった。いつも壊れたUNIXのように繰り言を呟いていることから付いた仇名が「UNIXヘッド」である。
  • 生体LAN端子を持ち、かつてはハッキングに長けていた模様。

ストーリー中での活躍

「俺たちは……人類はもっと、リージョンやネタバレについて考えないといけないんじゃないかな……大自然……地球……そういうものについて……」
  • 作戦決行の日。ジョウゾウ社のムラキ部長によってシロキが引き離されるというトラブルに見舞われながらも、バラキとアケダはなけなしの知恵と勇気を振り絞り、UNIXヘッドを再起させることに成功。三人で地上部大型プラントへ向かい、唯一の脱出手段である「伝説の四本ワイパーのトラック」を待つ。
  • しかし、そこで彼らはアマクダリのニンジャ達に道を塞がれる。ゲイのサディストめいたムラキの魔手を逃れたシロキも合流するが、状況は変わらず。時同じくしてソイ・ディヴィジョンに殴り込んでいたサヴァイヴァー・ドージョーをアマクダリと争い合わせるという最後の目論みも外れ、希望は潰えたかに見えた。
  • だが、そこに救世主めいて伝説の四本ワイパーが現れる……ニンジャスレイヤーを乗せて。アマクダリのニンジャ達と激しく戦う赤黒のニンジャに促されるまま、四人は脱出に成功するのだった。
     
  • 奴隷労働の檻を抜け出しても、地上で待っていたのはより大きな檻の中での生活だった。バラキと、何故かシーライフ懸念に開眼したアケダは湾岸警備隊へ。シロキもまた、サエない仕事で食い繋ぐのがやっとだ。
  • それでも彼らは次なる冒険に挑むべく、すっかりマトモになってハッカー・ドージョーで社会復帰を果たしたUNIXヘッドのもとへ向かうのだった……。

一言コメント

二人はかつてUNIXヘッドを見ていた目でアケダを見た。「……立派なコメントだな」「じゃあお前はナシだ」
  • 正直あんまり需要無い気もするが、エピソードの主人公格にも関わらず記事が無いのは気の毒に思えたので作らせていただいた。 -- 2014-09-09 (火) 21:36:01
  • 一番社会不適合者めいていたUNIXヘッドが真っ先に社会復帰していたのには爆笑した。 -- 2014-09-09 (火) 21:40:37
  • ↑2 オツカレサマドスエ。 UNIXヘッドはアレだな、IRCネットワークに接続できさえすればだいたいの環境に適合できるとかそういうんじゃないだろうか。 -- 2014-09-09 (火) 22:31:28
  • 初稿作成者=サン、ワザマエ!! うまいこと単一項目としてまとめてくれていますね。 -- 2014-09-09 (火) 22:57:50
  • この三人+1もまたマッポーの世には得難いユウジョウを得たことよ。強く生きてほしいもんだ(アケダ=サンがしんぱいだけど) -- 2014-09-09 (火) 23:35:34{2014-09-09 (火) 23:39:35};
  • UNIXヘッドによる空前絶後のゴウランガ三唱は未だ忘れない。 -- 2014-09-09 (火) 23:41:22
  • ひょっとするとクルセイダー=サンはバケツでUNIXヘッドの気つけをするシーンのためだけに出てきたキャラなのでは? イクサでも大した活躍しなかったし… -- 2014-09-10 (水) 01:01:44
  • ↑7 ソイ・ディヴィジョンの主役はこの3人だと思っているので、ごあんしんください -- 2014-09-10 (水) 06:09:52
  • ↑何たることか!4人と書くべきところを3人と書いてしまった!お詫びしてケジメいたします -- 2014-09-10 (水) 06:55:55
  • 違法労働施設時代のフジオの脱走劇もこんな感じだったんだろうか -- 2014-09-10 (水) 08:37:05
  • ↑マコ=サンが「後先考えてなかった」と言っていたのでヤバレカバレめいた脱走だったんでしょうね。多分中学生になるかどうかという年齢だった気もする。考えてみれば彼らも実質奴隷だったんだよな -- 2014-09-10 (水) 08:51:06
  • ショドーをたしなむインテリジェンスをもち、奴隷労働で鍛え上げられ、脱走を企てる不屈の精神...。それらがファックで蹂躙されると考えたらなんかドキドキしました(小並感 -- 2014-09-10 (水) 10:46:45
  • ムラキ部長が一転攻勢されたんですがそれは・・・やっぱりホモじゃないか(暴言) -- 2014-09-23 (火) 20:22:23
  • やはり前後的な意味で… -- 2015-06-20 (土) 16:00:08
  • 滅多に人を褒めないチバキュンに評価されるショドーは実際スゴイ -- 2015-06-22 (月) 23:58:49
  • 俺をファックするな -- 2015-11-02 (月) 21:40:12
  • スタンド・バイ・ミーの主人公四人組めいたアトモスフィアを感じる。シロキ/バラキ/アケダ/UNIXヘッドがそれぞれゴーディ/クリス/バーン/テディに相当な -- 2015-12-08 (火) 18:54:13
  • 「UNIXヘッド」で検索すると、headコマンドやtailコマンドの使い方に交じってこのページが表示される。いや、何も間違ってないけど。 -- 2022-02-09 (水) 19:06:51
  • 四人組の元ネタがスタンドバイミーという説はまあそうかもなだがシロキについてはむしろ「知性と根性で脱獄に挑む元カチグミインテリ」という点で”ショーシャンクの空に“のアンディめいたアトモスフィアを感じる。ゲイのサディストに襲われるのも共通な。 -- 2023-03-15 (水) 20:30:03
  • ニチョーム・ウォーの最後でも敗北を認めて撤退を命じた時の台詞が「骨のある連中を犬死にさせてはならん」だったから「骨のある奴」はチバにとってかなりの褒め言葉なんだろうな。そう言えば父親のカンもストレンジャー~の最後で「骨のある人材がなかなか育たないのが今の悩みだ」と言ってたから親子で共通した評価軸なのかも。 -- 2024-01-27 (土) 00:34:26