◆殺◆ ニンジャ名鑑N104 【スコーチャー】 ◆伐◆
元オムラ・インダストリ企業ニンジャ。現在はタイサ・ルニヨシらと行動を共にする。サソリニンジャ・クランのレッサーニンジャソウル憑依者。火炎放射装置をインプラントしており、これによる所謂サイバネティック・カトン・ジツを武器とする。
◆忍◆ ニンジャ名鑑#104 【スコーチャー】 ◆殺◆
両腕を火炎放射器にサイバネ改造したオムラ出身のテクノ・ニンジャ。ひとくちにカトン・ジツといっても、ニンジャによって実に様々、千差万別のタイプが存在するのだ。彼の火炎放射器は最新試作機でありナパーム弾すら射出する。
登場エピソード
「さて、残念ながら俺のサイバネティック・カトンをお前に貸してやることはできん。バーベキュー・パーティーは自分で頑張るといい」
人物
- モーターサスガ事件の重要参考人としてモーティマー・オムラを追うシンゴ・アモの前に現れたオムラ・インダストリの残党ニンジャ。
- 名鑑にもオムラ「所属」ではなく「出身」と記されている辺り、こういった立ち位置で登場することは早い段階で翻訳チームに伝わっていた模様。
- 名鑑で触れられている両腕以外にも、頭部、声帯、両足など全身のかなりの範囲をサイバネ化している。IRC信号を発信及び探知出来る機能まで備えているようだ。
- 常に人を小馬鹿にしたような鼻持ちならない態度を見せる。シンゴの挑発に対してウィットに富んだ切返しをしており、口もなかなか達者である。
- ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【モータードリヴン・ブルース】にて、サソリ・ニンジャクランのレッサーニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。
外見
- ピラミッドめいて頂上部に向かうにつれて直径の小さくなる円柱の重なったサイバネティック・ニンジャヘルムを着用。
- ヘルムには縦横のスリットが走り、その奥の両眼はLEDアイに置換され、相手を威圧する際や感情の起伏に応じて明滅する。
- 腕部装甲の破片を押収したシンゴが調査した結果、キョートの老舗陶器職人の作であることが判明している。タクミ!
- ちなみに押収されたものは紛れもなく金属製の破片である。陶器職人ナンデ?
元ネタ・考察
- スコーチャー(Scorcher)とは「焼けつくような暑さの日」という意味。訳語として適当ではないが、日本の気象用語で言う所の猛暑日か。
- 動詞形としての"scorch"は「(損傷・変色するほどに)焦がす、焼く」の意。両手にインプラントされたガスバーナーから見て、「焦がす者」が最も妥当な意味かと思われる。
- あるいは批判や風刺の辛辣さを表す形容詞としても使われる。実際言葉の端々に挑発的な態度が見て取れるが……。
ワザ・ジツ
サイバネティック・カトン・ジツ
- 両手首にインプラントされたガスバーナーめいた機構からの火炎放射が主な武器。当然オムラ製。
- 同僚にもよく似た機構を持つニンジャがいたが、同系統の製品であろうか。
- また、ナパーム弾めいた火球を飛ばして離れた場所を火の海にすることも可能。
ストーリー中での活躍
「やめろ!こちらは足場が不安定で……」
- モーターサスガ事件から手を引くようシンゴを脅すも翻意せずと見るや抹殺を試みる。が、そこへ「通りすがり」のニンジャスレイヤーがエントリー。
- バーナーを低い態勢で避けられただけで「なに!卑怯な……」と言ってしまうなど実際未熟者であり、あろうことか「頭上が御留守だぞ、ニンジャスレイヤー!」と戦闘中に相手を呼び捨てにするというタイヘン・シツレイなサンシタ。
- クローンヤクザを使ってシンゴを事実上の人質にし、ニンジャスレイヤーにバーナーを直撃させるが、逆にシンゴとの連携に虚を突かれるなど、あまり良い所のないまま紅葉おろしめいてビルの壁面に頭部を擦り付けられサイバネヘルムが爆発。半死半生となり、ニンジャスレイヤーにお持ち帰りされてしまう。ちなみに結構長い間バーナーを浴びせていたにも関わらず、ニンジャスレイヤーがダメージを受けた様子はない。
- 再び意識を取り戻した彼を待っていたのは殺害を前提としたニンジャスレイヤーのインタビューであった。すでにイクサで致命傷に近いダメージを受けていた身で、容赦ない拷問の数々を受けるが、インダストリ愛の一心で頑なに口を閉ざし続ける。
- が、肉体とニューロンに負わされた重篤なダメージにより、彼の思考は無意識のうちに全て口から漏れてしまっていたのだった。ショッギョ・ムッジョ!
- 最後は爆発四散せず衰弱死。イクサではサンシタめいていたが、確固たる愛社精神とあまりに報われない悲惨な末路には同情の声が多く寄せられた。クラウドバスターといいネブカドネザルといい、オムラの何が彼らをここまでさせるのであろうか。
- 一方で、邪悪ニンジャとはいえ特に恨みのない相手にここまでの拷問を慢心も嗜虐心もなく淡々とやってのけるフジキドの姿に、ヘッズは改めて戦慄を禁じ得なかった。
一言コメント
- スコーチャー=サン、バーベキューに包まれてあれ -- 2013-04-10 (水) 01:19:20
- 彼は爆発四散しておらず、彼が死亡したツイートにある全き闇の文字…この二つの要素が意味するのは… -- 2013-04-10 (水) 23:47:44
- まあマジレスすると衰弱死なんでしょうネー -- 2013-04-11 (木) 22:54:28
- 文字通り「頭を冷やす」拷問が実際ヤバイ級 -- 2013-07-14 (日) 10:04:14
- あれは気付けの冷や水であり拷問でなくとも用いられる。拷問の末気絶した被害者を起こしてさらに痛めつける用途も多いが -- 2014-04-09 (水) 12:34:57
- ふんふんニャるほど -- 2014-11-12 (水) 23:51:32
- すこ~しだけ運が悪かったね! -- 2014-11-13 (木) 00:39:23
- 攻められただけで慌てる様はウカツを通り越してカワイイすら感じました -- 2014-12-20 (土) 20:23:26
- ガスバーナ=サンよりガスバーナらしい -- 2014-12-20 (土) 21:09:12
- 3部になって右肩上がりのカトン株高騰に歯止めをかけたニンジャ -- 2014-12-21 (日) 01:48:49
- ↑「何!卑怯な…」 -- 2014-12-21 (日) 02:10:54
- 火炎がまったく当たらなかったとかならまだかえって救いはあったのかもしれないがあれだけやってあのザマってのが・・・ -- 2014-12-21 (日) 11:22:21
- スシシェフsusisyehu?やソバシェフ -- 2015-05-05 (火) 03:11:04
- スシシェフのニンジャやソバシェフのニンジャがいたのだからバーベキューシェフのニンジャも出てくるかもしれない、備えよう -- 2015-05-05 (火) 03:13:02
- ↑2はタイプミスでやらかしてしまったようです、ケジメします -- 2015-05-05 (火) 03:14:07
- 殺戮者にインタビューされるニンジャは実際ごまんといるが、こうも明確なインタビューシーンを克明に描写されたニンジャは珍しい。死神に生かされたまま捕らえられるとはどういうことか、ヘッズに知らしめた記憶すべきニンジャであると思う -- 2015-05-05 (火) 10:06:19
- スコーチャーはフロムソフトウェア・クランのパワーワード。そして火炎放射機で頂点に登りつめた傭兵がいる。つまりこうだ、カトン・ジツが最強。 -- 2015-11-19 (木) 13:33:51
- ピラミッドめいて頂上部に向かうにつれて直径の小さくなる円柱の重なったサイバネティック・ニンジャヘルム これはディーヴォ・ニンジャクランのエナジードームが元ネタではないだろうか 参考 https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=devo+energy+dome -- 2018-03-07 (水) 04:25:58
- 言 イヤー!は流石に笑う -- 2018-03-25 (日) 00:51:41
- 粉末冶金みたいな、セラミックめいた手法で作られた金属装甲だったのだろうか -- 2020-10-10 (土) 11:41:21
- ヘルムのデザインはハノイの塔みたいなのをイメージすればよいのか? -- 2020-10-14 (水) 23:56:16
- 「言 イヤー!」でブラボのミコラーシュ=サンを思い出してしまった -- 2020-10-15 (木) 08:03:01