◆忍◆ ニンジャ名鑑#134 【フェイタル】 ◆殺◆
ザイバツ・シャドーギルド所属の女性ニンジャ。絶世の美女であるが、戦闘時は、彼女の残虐な内面を反映したかのようなオニめいた醜怪な姿に変身する。
登場エピソード
「ミスターダンディズム。私の美貌がお気に入りなら、今のうちに網膜に焼きつけておけ……後で泣きを見る前に。くくく」
人物
- アンバサダーの配下に属するザイバツの女性ニンジャ。位階はアデプト。
- ザイバツに雇われたブラックヘイズと行動を共にすることになる。ウィットの効いた二人の遣り取りは実際アダルティでハードボイルドなアトモスフィアを漂わせる。
- 性格は自由奔放。物腰はクールかつ大胆不敵。イレギュラーな事態を懸念するブラックヘイズに「その為に私がいる」と言い切り、非ニンジャ社会の権謀術数を「くだらん争い」と切って捨てる姿勢は彼から「シンプルだな」と評された。
- ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ビガー・ケージズ、ロンガー・チェインズ】にてベヒモス・ニンジャクランのグレーターニンジャのソウル憑依者であること、N-FILES【キョート・ヘル・オン・アース:急:ラスト・スキャッタリング・サーフィス】前編にて本名が「レイレイ・ナンゼンモン(南禅門麗々)」であり、アッパーガイオンの良家出身のファッションモデルであったことが明かされた。
- 青少年のなんかが危ない。
「わざとだ、ミスターダンディズム」
「よくよく冗談が好きな女だな」――ブラックヘイズ
「そう、冗談が好きなんだ」
- ちなみにザ・ヴァーティゴ=サンの言によれば「全力で甘えられるタイプ」が好みとのこと。
- ニンジャ攻略ファイルに書いてあるんだから実際間違いない。カワイイヤッター!
- ニンジャ攻略ファイルに書いてあるんだから実際間違いない。カワイイヤッター!
- オーディオドラマでの担当声優は行成とあ=サン。主に洋画の吹き替えで活躍されている方であり、マーベルの映画シリーズにおけるスカーレットウィッチ役などで有名。その他映画『ベルセルク』のキャスカ役やゲーム『ブレイブルー』のバレット役などでも知られる。
- ちなみに愛称は「GB(ごっくんBODY)」。つまり豊満という事である。
外見
- ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長179cm。腰まであるストレート・プラチナブロンドの髪に、瞳は謎めいた黒。そそるお美体を、胸元の深く開いた白のボディスーツ状ニンジャ装束で包む。
- 名鑑にある通り実際美女。そして豊満。地の文=サンは「闇を照らすが如き華やかな美貌」と形容する。
- ファッションモデルとしての成功を掴みかける
- 普段はメンポを付けていないが、必要に応じて装束が鼻と口を覆うメンポに変形する。装着時の状況から、有毒ガスをある程度遮断する効果がある模様。
- 物理書籍版の「キョート・ヘル・オン・アース」の挿絵において初めて公式媒体でメンポを付けた状態が描かれ、後のオーディオドラマ「スピン・ザ・ブラック・ヘイズ」にて装束のメンポ変形機構が明確に描写された。必要がない限りつけていないだけのようだ。
元ネタ・考察
- ニンジャネームは「ファム=ファタール(Femme fatale=魔性の女)」から取られていると思われる。実際魔性な。
- 英単語としての"Fatal"は「致命的な」「運命の」の意。
- 「ビガー・ケージズ、ロンガー・チェインズ」を読めば分かるが、実際敵にとっては致命的であり、ある人物にとっては運命の人と言えよう。
ワザ・ジツ
ヘンゲヨーカイ・ジツ
「フーッ、オーッ……」
「アドレナリンの味が欲しいのだ」
- 上半身の衣服をはだけさせた後、その美貌からかけ離れた異形の獣へと変身するジツ。その姿は以下のようなもの。
- 白目の無い四つの眼、猪めいて反り返った鼻に、上下に伸びたサーベルタイガーめいた犬歯。サイじみた皮質の耳はダラリと伸び、ロップイヤーウサギめいて長く垂れ下がる。
- プラチナブロンドの毛髪はごわついたタテガミと化し、背骨沿いの体毛と同化。
- 豊満な肉体は鋼鉄めいた筋肉と縄状の血管組織に鎧めいて覆われ、両手指の先端には黒く鋭利な逆棘の爪が生え揃う。
- 本編にて披露された瞬間、多くのヘッズがしめやかに失禁し、ジンガイクラン・ヘッズは熱狂の渦に包まれた。ヘッズの反応がここまで二分するのも珍しい。
- その肉体はミニガンの掃射を容易く受け止めるほど頑強であり、多少の傷は瞬く間に再生してしまう高い治癒力を持つ。
- 薬物耐性にも優れており、チャドー呼吸しなければ回復できないような強烈な幻覚剤を吸引しても何ら支障なく行動出来る。
- 鋭い爪や牙を駆使したビーストカラテは実際強力。ニンジャの頭蓋すら一撃で噛み砕く。
- 変身には少なからず力を消耗するらしく、長時間の変身は行えない模様。また、回復力を酷使した後などに連続してジツを使うことも出来ない。
- マスター級の相手にも勝利しているので、位階がアデプトなのはこの制限のためか、もしくは素行不良のためだと思われる。
- 青少年のなんかが実際危ない!
- ■健全だ■■食人趣味は無い■■猥褻が一切無い■
- 地の文=サン曰く、人間形態でも彼女のカラテは実際強いとのこと。
- 上記の通り、どこまでをジツとして扱うかが判然としないので、ネオサイタマ電脳IRC空間のキャラクター紹介ではジツ:カラテ比率が割愛されている。
- 余談だが、「変身する肉体を不本意に思い、日々悩むヘンゲヨーカイ・ジツの使い手は多い」とのことだが、彼女の場合は獣人形態の自分も人間形態の時と全く等価で誇らしく思っているらしい。一方で、自分のジツが撒き散らす威圧感や恐怖感を客観的に理解しており、他者に対しては日頃から気を遣い、遠慮して接している部分があるようだ。
ストーリー中での活躍
- 「ビガー・ケージズ、ロンガー・チェインズ」終盤にて重傷を負い、さらにザイバツから刺客として送られたメンタリストにより危地に陥るが、ブラックヘイズに連れられ辛くも脱出する。その後、自らも重傷を負ったブラックヘイズを優しく抱きとめるところでエピソードは終了している。
- 予想外のカップリングに沸き立つヘッズの間では、両者の生存を願うチャントが後を絶たなかった。
- 予想外のカップリングに沸き立つヘッズの間では、両者の生存を願うチャントが後を絶たなかった。
- 「キョート・ヘル・オン・アース」にて、ディプロマットが命がけで作り出したポータルからブラックヘイズと共に再登場。アンバサダーの捜索によってブラックヘイズともども救出されていたことが明らかになった。
- ブルーオーブ、ジャバウォックと交戦し、窮地のナンシー・リーらを救出する。彼女らと一時的な協力体制を敷いてキョート城内に突入、メンタリストに報復を行った後、ゴライアスと対峙するニンジャスレイヤーを肩ポンして、ブラックヘイズと共に去って行った。
- その後、二人はキョート城が崩壊する直前にグライダーを用いて無事に脱出した模様。
- このエピソードにて披露されたブラックヘイズとの呼吸ぴったりの共闘により、すっかり「夫妻」の呼び名が定着した。
- あくまでヘッズ間での愛称であり、ザ・ヴァーティゴ=サンへの質問等で使うと真顔で訂正されるので気をつけよう。
- あくまでヘッズ間での愛称であり、ザ・ヴァーティゴ=サンへの質問等で使うと真顔で訂正されるので気をつけよう。
- 第3部では、「ゼア・イズ・ア・ライト」にてブラックヘイズと共にアマクダリのキョート大使暗殺計画を阻止すべく参戦するなど、ネオサイタマで二人組のフリーランスとして活動しているようだ。
- ただし、一人で行動することもあるにはある。
- ただし、一人で行動することもあるにはある。
- 「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」以降はレッドハッグと共にレジスタンス組織「ローニン・リーグ」のヨージンボ―となっている。
- 「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」ではローニン・リーグの戦力として、マルノウチ地区に集まった群衆を掃討せんとするアマクダリ・ニンジャとハイデッカー部隊をレッドハッグやヤモト・コキ、イグナイトらと共に迎え撃った。
- だが、場面転換を経由してからの最終盤では、彼女については「既にフェイタルの姿は(ニンジャのイクサの主戦場となったビルの)屋上にない」と記述されるのみで、その前後の動向は言及されていない。
- 原作者によると「瀕死に近い状態だったが、生きながらえた」とのこと。
第4部以降
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0212 【フェイタル】 ◆殺◆
月破砕以前から様々なイクサを渡り歩いてきたニンジャであり、現在は傭兵として身を立てている。絶世の美女。戦闘時には狂暴で醜悪な魔獣にヘンゲする。くよくよ考えない楽観的な性格で、暴力による解決を好む。宝石に目がない。
登場エピソード
- 「シャード・オブ・マッポーカリプス:磁気嵐の晴れた世界で」:#3/#4(プラス記事)
- 「クルセイド・ワラキア」
- 「ギア・ウィッチクラフト」
「幸せそうでなによりだ。洒落た手脚も手に入れて」
人物
- 第4部ではヤナマンチ社の傭兵ニンジャとして身を立てている。
ワザ・ジツ
- 戦闘スタイルに大きな変化はない。
- ヤナマンチ社から支給されているのか、任務ではロケットランチャーを装備している姿が見られる。
ストーリー中での活躍
- 第4部での初登場はニンジャスレイヤープラスのシャード・オブ・マッポーカリプス(12):磁気嵐の晴れた世界で(3)。この時はロンドンで活動していた。
- 「クルセイド・ワラキア」では、ヤナマンチ社の戦力として論理聖教会が主導する「ワラキア・クルセイド作戦」に参加する。
- 論理十字軍の進軍を食い止めるべく現れたレッドドラゴンに挑みかかるも、強大なリアルニンジャである彼のカラテには敵わずヌンチャク・オブ・デストラクションによる猛攻を受けるが、そこにブラックヘイズがインターラプトしたことにより難を逃れ、撤退した。
- 「ギア・ウィッチクラフト」にて本編に登場。シュヴァルツヴァルトに派遣され、現地の「ギンカク」を狙うカタナ・オブ・リバプール社と交戦する最中、同じくカタナ社の動向の調査に訪れていたコルヴェットと遭遇。カタナ社と対立している点で利害が一致し、彼と共同戦線を張る。
- ギンカク由来の怪物も入り乱れる乱戦の中、記憶を失いカタナ社のニンジャとなったブラックヘイズと再会。かつてのバディと激しいイクサを演じるも、ブラックヘイズがフランク・シュルツとの合流に向かったことで戦闘は中断となった。
- その後はギンカクが位置する地下空洞に攻め込むが、ギンカクの力を得たセレクションを前にブラックヘイズと一時共闘し、彼やコルヴェットの援護を受けて見事セレクションを爆発四散させた。
- なお、再会の時点でブラックヘイズが記憶を取り戻していることに気付いており、ギンカクを巡る戦いが終結した後、ブラックヘイズがカタナ社を退職することを宣言したことに応じるように、ヤナマンチ社からの退職を表明する。
- 事情を知らぬながらも二人の間柄を感じ取ったコルヴェットは、言葉にせずとも通じ合うその様を「何らかの、なにか」と評した。
- 一時はシュルツらカタナ社の企業戦士と睨み合いになるも、シュルツの英断によりイクサは回避される。カタナ社から無事に逃げおおせた後はブラックヘイズに誘いをかけ、それに応じた彼とアキナ・モリナガ・セオを交えてチームを組むこととなった。
- ブラックヘイズが誘いを受け入れた際には無言で仰向けになって笑うというリアクションを見せ、実況タグはコルヴェットと同様に「何らかの、なにか」を感じ取って大いに湧いたのであった。
一言コメント
- キョートの良家から出奔したお嬢様だが両親も匙を投げてたってことは他に期待を寄せられる兄弟姉妹がいた可能性は高いと思う -- 2020-09-20 (日) 18:40:37
- リュキューリゾートに休暇に行ったて水着姿のススキを見たら対抗心燃やしてセクシーバトルを繰り広げそうだなw -- 2020-09-20 (日) 19:13:30
- フェイタル=サンは美しさ描写が作中で1番な上にあの性格だから見た目で他人に闘志を燃やすことは無さそう -- 2020-09-20 (日) 23:44:31
- 「くすぐってやろうか」だと……!なんたるカワイイだ!なお猥褻は一切ない。 -- 2021-05-21 (金) 22:07:20
- またこいつらは他所のシャードでイチャイチャしてからに… -- 2021-05-21 (金) 22:34:15
- ↑3 くだらん争いはよそでやれ 面倒くさそうに言いそう -- 2021-08-07 (土) 17:28:24
- ウキヨエ版は実際豊満なバストをさらけ出してヘンゲするあたり実際青少年なんとかがアブナイ! -- 2023-04-20 (木) 17:33:27
- 変身後は匂いが凄そう -- 2023-04-22 (土) 19:19:08
- 絶世の美女だしブラックヘイズ=サンは男性としては作中屈指のカッコ良さなので大丈夫です -- 2023-04-23 (日) 11:36:22
- モスキート -- 2023-05-06 (土) 11:09:44