ブラックハンド

◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【ブラックハンド】◆殺◆

登場エピソード

• 「ウィアード・ワンダラー・アンド・ワイアード・ウィッチ」

「ドーモ、ブラックハンドです。女々しい腰抜けのギャングども、今日こそ貴様らに引導を渡してくれる」

人物

• アマクダリに連なる末端ニンジャにして、ナカニ・ストリートの伝統あるヤクザクラン、カットスロート・カニ・ヤクザクランの頭目。
  • 古くからのオヤブンではなく、何らかの方法でクランを乗っ取ったらしい。同クランでは、彼の登場エピソードの時間軸から数えて五年前に同クランのオヤブンの死、三年前には内部クーデターという事件が起きており、恐らくはそのどちらかのタイミングで乗っ取りを果たしたものと思われる。
  • 地の文にて極悪非道の簒奪者と呼ばれており、乗っ取りの過程が穏便なものではなかったであろうことが窺われる。
• テクノギャング団「DシズムIIIファミリー」とストリートの利権を巡り抗争している。テクノギャング側のニンジャ・ドレッドノートとは、同じアマクダリ所属でありながら互いに憎み合う仇敵の間柄。
  • 過去のイクサで彼はドレッドノートの右腕を奪っており、またドレッドノートによって己の右目を奪われている。
  • 彼の最大の関心事は仇敵との決着であり、そのために明日をも知れぬ生活を強いられているストリートの住民らのことなど気にも留めていない。
• 直情的で、激昂しやすい性格らしい。テクノギャングからは「愚か」と揶揄されている。

外見

• 右目に醜い傷跡がある。

元ネタ・考察

• ブラックハンド（Black Hand）とは主にイタリアのマフィアが行っていた犯罪行為の俗称。黒い手形のマークが記された脅迫状を送りつけて金品を要求したことからこの名で呼ばれた。
• 後述のジツも「黒い手」を意味する彼のニンジャネームを連想させるものである。

ワザ・ジツ

• そのカラテは「狂犬めいた」と形容され、直情的な性格そのままに力と速度でねじ伏せるスタイルを取る。
• 地の文＝サンからは「間違いなく手練れ」、テクノギャングからも「相当なカラテ」と評されており、ワザマエは確かなようだ。

ヤミ・ケン

• 水に溶ける墨汁めいたオーラを腕に纏うジツ（もしくはワザ）。このオーラを纏った手刀に接触したものは、有機物・無機物の区別なく墨汁めいた煙を上げながら接触箇所から楕円形状に広がるようにして消滅する。
  • かつてドレッドノートの右腕を奪ったのもこのヤミ・ケンだったらしい。

ストーリー中での活躍

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