マーシフル

Last-modified: 2024-01-13 (土) 05:11:49

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【マーシフル】◆殺◆

登場エピソード

 

「バイオ三毛猫が空を飛んでたのさ……ホー、ホー、ホー!」


人物

  • アマクダリの下部組織である「テツノモン」のメンバーでありアイアンゲートの相棒。
  • 自らのジツで弱者を殺戮する事に邪悪な愉悦を見出す。「彼は元から少々頭がおかしいのだ」と地の文から評される通り、その言動や態度は常にふざけた調子で、味方であるアイアンゲートさえ苛立たせる一幕も。

外見

  • 細見の体つき。
  • 道化めいて爪先の尖った靴を履いている。

元ネタ・考察

  • マーシフル(Mercyful)とは「慈悲深い」という意味。なんたる欺瞞めいたニンジャネームか!
    • おなじみの「慈悲はない」は「There is no mercy.」

ワザ・ジツ

  • 下部組織の構成員ながらカラテのワザマエは水準以上で、デリヴァラーをして対峙した瞬間に正攻法では勝てないと悟らせるほど。アイアンゲートとのコンビネーションも抜群である。
  • またかなり鋭敏なニンジャ感覚力を持ち、警戒、追跡任務を得意としている。

ノロイ・ジツ

  • カメラのファインダーめいた印を結んだ指の隙間から相手を睨む事によって、特殊波長のノロイを送って相手のニューロンにダメージを与える。比喩表現では無しにニューロンを爆発させる、恐るべきジツ。
    • モータルならばものの数秒で脳を電子レンジにかけたように出来てしまうらしい。ニンジャ相手ではそれよりも長い時間を要する。
  • ニューロン干渉系のジツのお約束として、ジツの行使には自身のニューロンにも負荷を与えるようで、鼻血を垂らす場面も見られた。
    • 古来日本では「覗く」という行為自体が呪術的側面を持つとして忌避され、特に「狐ののぞき窓」「股のぞき」など人体を使って風景の一部を切り取り「覗く」行為はオバケオヒガンなど本来見えざるものが見えるとされた。
  • 上記の通り、数秒以上ファインダーに収めている必要があるため、実はマーシフル単独ではイクサの決定打にはなりにくい。作中では、ヤクザトルーパーや無人戦闘マシンの撹乱に乗じてのスナイプ、あるいはアイアンゲートとの連携における牽制、妨害によるアシスト、といった形で運用されていた。

ストーリー中での活躍

「チーズ」マーシフルが満面の笑みを浮かべ、さらにネタバレを投射。
  • アマクダリに不都合な放送を行う革命レディオ局・KMC(キツネ・ムレ・チイサイ)のアジトをアイアンゲートらとともに襲撃。KMCの中心人物であるDJ・ゼンストームを守るデリヴァラーと交戦するもこれを取り逃がす。
    • この時、自らの嗜虐心を満たすためにKMCのクルーや一次リスナーをジツで虐殺、任務外の遊びをアイアンゲートに咎められカラテ鉄拳制裁を受けるが大して堪えた様子はなかった。
  • 追撃の末、テツノモンの勢力範囲限界であるテモダマ・ストリート近辺にてデリヴァラーとゼンストームに追い付き、アイアンゲートとのコンビネーションで仕留めようとする。が、デリヴァラーの切り札によってジツを封じられ、動揺でカラテの精彩も欠いたまま機銃掃射を雨霰と浴びせられ爆発四散した。

一言コメント

「ホーホーホー、コメントし切れなかった……」
  • カメラに撮られると魂を抜かれるという日本特有の迷信をネタに昇華した実際ポエットなキャラ。 -- 2014-04-17 (木) 12:15:55
  • バイオ三毛猫はもしかして雄なのではないか、そして雄猫…つまりトムキャットなら空を飛んでいてもおかしくないのではないか(ぐるぐる目) -- 2014-04-17 (木) 12:44:58
  • 抵抗できないモータルをジツで殺戮する嗜虐心の結果、それを凌駕する大規模ジツによって無抵抗化され塵芥の様な末路を迎える。インガオホー・・・ -- 2014-04-17 (木) 19:39:12
  • 使い捨ての悪役としては結構好き。言動といいジツといいしっかりキャラが立ってたし、経緯もデリヴァラーに倒されるに相応しい。 -- 2014-04-20 (日) 00:07:30
  • コトダマ空間の幻夢郷にウルタールがあるなら、猫が空を飛んで月へ向かって、月面の戦争をしていてもおかしくはない。カラテノミコンにも多分そう書いてある。 -- 2014-04-20 (日) 00:37:49
  • ソクシ系のジツというのはどうしてもカマセになりがちというアンビバレントが存在するのだが、この人は最初からニンジャに対しては嫌がらせと割り切って使っていたのが実際見事な判断だし好感が持てる。 -- 2014-04-20 (日) 06:59:57
  • 閾値を超えてニューロンが爆発する前にもしっかりとダメージを与えることが出来るし、何より本人のカラテも一定以上あるからIRCゲームとかだと最高に嫌な敵だと思う -- 2014-04-20 (日) 09:10:51
  • 少々キ印なのはジツの反動なんだろうか。サワタリめいた狂気や自我科案件ともまた違う、忍殺世界では珍しいタイプの狂人ではないだろうか -- 2014-04-20 (日) 09:17:40
  • カメラで爆殺するとかくと コウソク=シャシンカの雑賀=サンめいた -- 2014-04-26 (土) 18:45:01
  • カメラで爆殺するとかくと コウソク=シャシンカの雑賀=サンめいた -- 2014-04-26 (土) 20:18:24
  • 「カラテ鉄拳制裁」ではなく -- 2014-12-14 (日) 11:49:53
  • 続き…「鉄拳カラテ制裁」だったとおもいます -- 2014-12-14 (日) 11:50:12
  • ↑5頭がおかしいとはいえ、言動はそこまでサワタリ的な狂人のようには見えない。狂人と言っても「ふざけている」タイプの狂人だったのかもしれない -- 2015-02-10 (火) 23:46:06
  • 動揺しなければ善戦くらいは出来ただろうが、インガオホー。 -- 2015-02-20 (金) 08:12:26
  • ↑12 もしかしたら本当に三毛猫模様の迷彩をしたトムキャットだったのかも…(彼は狂っていた) -- 2015-10-05 (月) 09:55:33
  • アノヨを覗いてたらサップーケイというジゴクを見させられた。ナムアミダブツ -- 2017-07-04 (火) 05:26:38
  • ↑2 -- 2018-07-22 (日) 10:06:34
  • こういう迷信とかもやはりニンジャなのだろうか。 -- 2018-07-23 (月) 05:44:26
  • ぶっちゃけニンジャのせいで広まった伝承や迷信は多いからね -- 2018-07-23 (月) 06:42:51
  • 「ドーモ、マーシフルです!オヌシを殺す、慈悲はある!なんちゃって」 -- 2021-05-15 (土) 23:47:39
  • ↑「なぜそのような台詞を思いついたのか、入念にインタビューした上でお主を殺す。慈悲はない」 -- 2021-05-16 (日) 00:17:47
  • UNIXゲームでよくあるノロイ・スペルで即オタッシャをニンジャ的に解釈したのかね。ムドやザラキはニンジャのジツだったと・・・? -- 2024-01-13 (土) 05:11:49