北海道東日本パス

Last-modified: 2012-02-01 (水) 15:32:22

北海道&東日本パスについて

JR東日本・北海道管内の普通列車乗り放題の切符として2003年の春から発売が開始されました。これは青森~函館間の普通列車(快速海峡)と、函館~札幌間の夜行快速ミッドナイトが廃止され、多くの青春18きっぷユーザーから何らかの処置を行うよう要望があったためと思われます。
発売期間・利用期間は青春18きっぷの期間とやや前後します。平成23年度は下記の日程となっています。

  • 春…発売期間:2月20日~4月4日、利用期間:3月1日~4月10日
  • 夏…発売期間:6月20日~9月24日、利用期間:7月1日~9月30日
  • 冬…発売期間:12月1日~平成24年1月4日 、利用期間:12月10日~平成24年1月10日
    発売額は10,000円(小児半額)、7日間有効。
    尚、平成20年春季は「青函トンネル20周年記念」として、9,500円の特別価格で設定。

青春18きっぷとの比較

青春18きっぷと同じ点は

  • 基本的に普通列車自由席利用であること。
  • 普通・快速列車の普通車指定席を利用する場合は座席指定券を、ホームライナー等を利用する場合は乗車整理券あるいはライナー券を購入すれば利用できること。
  • 普通列車のグリーン車自由席を利用する場合は普通列車用グリーン券を購入すれば利用できること。
  • 特急列車や普通列車グリーン車指定席を利用する場合は料金券のほかに別途乗車券が必要となること(ただし特急列車のみが運転している新夕張~新得間および蟹田~木古内間の停車駅相互間を利用する場合は北海道&東日本パスで特急列車自由席に限り乗車が可能)。

青春18きっぷと異なる点は

  • 使用開始日を指定し、有効期間は使用開始日から連続した7日間であること。
    尚、有効期間開始日の変更は1回に限ります。
  • 急行列車であれば、急行券・寝台券等の料金券を購入することで、急行列車が利用できること。(急行列車グリーン車指定席でもOK)
  • 青森~函館間に限り自由席特急券を購入することで特急列車の普通車自由席が利用できること(蟹田~木古内間の停車駅相互間を利用の場合には特急券不要)。
  • IGRいわて銀河鉄道(盛岡~目時)、青い森鉄道(目時~青森)、北越急行ほくほく線(六日町~犀潟)、富士急行(大月~河口湖)間が利用可能であること。

発売箇所

JR北海道・東日本のみどりの窓口、旅行センター(びゅうプラザ、ツインクルプラザ、JR北海道プラザなど)、主な旅行会社で発売します。なお京阪神地区での発売はJR北海道プラザ大阪支店のみとなります。

急行「はまなす」の利用について

  • 基本的には7両編成で自由席は3・7号車ですが、増結の際は後ろ2両または3両が自由席となりますので、乗車の際はあらかじめ改札口で自由席車両を確認することをお勧めします。
  • 車内販売はありませんが、自由席車両の3・7号車に飲料水の自動販売機があります。
  • 函館駅では機関車連結のため停車時間がありますが、近くにコンビニが無いのであらかじめ乗車前に食料を確保しておくことをお勧めします。青森駅3・4番線NEWDAYSは「はまなす」発車まで営業しているほか、東口ファミリーマート・吉野家・CoCo壱番屋(23:00まで営業)をご利用ください。
  • 青森ねぶた祭やお盆の前後が一番混雑すると思われ、青森駅では例年20時頃から自由席待ちの行列ができています。
  • 青森駅の入線は22時10分頃、4番線です(青森22時04分発最終津軽線普通列車蟹田行発車後の入線となります)。なおお盆前後は21時30分頃に入線します。

北海道&東日本パス利用者向けの切符

三陸鉄道では北海道&東日本パス利用者向けの割引切符を発売しています。

三鉄とく割フリーパス

  • 当日久慈・宮古・釜石・盛駅窓口にて北海道&東日本パスを提示した場合に発売します。
  • 南リアス線用が530円、北リアス線用が900円。それぞれ全線1日間乗り放題となります。
  • 快速リアス・シーライナー、さんりくトレインうみねこに限り三陸鉄道線内走行中の車内でも発売します。
  • 三陸鉄道の窓口は日中のみ営業なので注意が必要。

編集者

津軽民 ◆fnkeU3o4Ys
名無しさんだよもん ◆mxW6FOocH6@PC