ファイナルファンタジー

Last-modified: 2019-09-06 (金) 19:32:42
note.gif FINAL FANTASY(ファイナルファンタジー)はファイナル詐欺に定評のあるロールプレイングゲームのシリーズ。新作の度にFF終わったな、と言われるのは様式美である。
初作は本当に最後のつもりで作ったらしいが、無事に続編が発売。続編予告がコケる事のほうが多いゲーム業界では割と頑張っている方である。
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ファイナルファンタジーの批評解説

aqua.png 【ジョブ】

キャラクターの職業の事。FF1ではゲーム開始時に決定した物とその上位職のみをゲームクリアまで使うシステムになっているため、途中で系統の変更はできない。
基本的にクリアできない組み合わせはないが、シーフ四人などの極端な編成にすると、相応にレベル上げの必要な場面が出てくるのであまりおかしな編成にはしない方が無難。

item.gif 戦士&ナイト

重装備が可能なクラス。HPがもっとも高く、専用装備も多いためこのジョブを入れないと無駄になってしまうアイテムが多い。
ナイトにクラスチェンジするとレベル3までの白魔法が仕えるようになる。

item.gif シーフ&忍者

逃走力に特化したクラス。しかし他のジョブも十分に逃走力が高いため、非力さばかりが目立ってしまう。
忍者にクラスチェンジすると中程度の重装備とレベル4までの黒魔法を覚える。
リメイク版では逃げやすいと言う特性があやふやになり、手数が多いという特性に変更された。

item.gif モンク&スーパーモンク

素手攻撃に特化したクラス。レベルに比例して攻撃力と攻撃回数が上がるため、育てると最強火力を得られる。
弱点は装備が貧弱なため防御が薄い事。HPもあまり高くはない。

item.gif 赤魔術師&赤魔道士

中程度の装備と中程度の魔法を使えるオールラウンド型のクラス。
重要なサポート魔法を一通り使えるため、慣れたプレイヤーにとっては魔法専用職よりも便利な事が多い。

item.gif 白魔術師&白魔道士

白魔法のスペシャリスト。ケアルガやアレイズなど強力な専用魔法を持つ。HPも赤魔術師より高く、攻撃より安定志向のジョブ。

item.gif 黒魔術師&黒魔道士

黒魔法のスペシャリスト。しかしHPの低さや専用黒魔法の使い勝手が今一なため、役割を赤魔道士で代用される事が多い。
リメイクではMP回復手段の追加や魔法威力の差別化*1がされた為、一転して道中攻略の必須ジョブになっている。

aqua.png 【キャラクター】

item.gif 登場順

note.gif 【光の戦士】
主人公の四人の事。初期シリーズの伝統としてパッケージイラストとあまり似てない。


note.gif 【ガーランド】
日本語にすると花輪くん。レベル1の光の戦士にぼこぼこにされる程度の実力で姫をさらい、王国に反逆してみせた兵である。


note.gif 【セーラ】
ガーランドに攫われた姫。FC版ではちゃんと話しかけてフラグを立てないと後で詰むので気をつけよう。


note.gif 【ジェーン】
コーネリア王妃。エンディングで名前が出て誰だっけ?となる人。


note.gif 【海賊ビッケ】
レベル1の光の戦士に以下略。だいたいこのへんまでがチュートリアルである。
倒すと船をくれる。本人いわく心を入れ替えて真面目に働いているらしいが見た目は路上に突っ立っているだけである。


note.gif 【マトーヤ】
『水晶の目』を無くして困っている老婆。水晶の目は眼鏡のオサレな言い回しという説もあるが真相は不明。
箒を自動操縦で動かしているが、同じ芸当をしてる人がガイアの町にもいる。
箒に話しかけると攻略のキーワードとなる呪文『とくれせんたぼーび』を聞ける。


note.gif 【アストス】
開幕デスに定評のあるダークエルフ。笑い声はファファファ。容姿も笑い声も続編で再登場する汎用性の高いキャラ。


note.gif 【スミス】
鍛冶屋を営むドワーフ。アダマンタイトからエクスカリバーを作ってくれる。スミスとは英語で鍛冶屋の事。


note.gif 【ネリク】
運河開通のためにニトロの火薬を所望しているドワーフ。FC版では持ってきてあげると消えていなくなる。


note.gif 【学者のウネ】
やたらと自意識過剰な台詞を吐く学者。専攻は不明だが多分言語学者。ロゼッタ石を渡すと一瞬でルフェイン語を解読して主人公たちに教えると言う離れ業を見せる。


note.gif 【バンパイア】


note.gif 【巨人】
ルビーが好物と言う謎の巨人。ただの道塞ぎ役で特にそれ以上のエピソードはない。


note.gif 【サーダ】
光の戦士に二度手間を強いる人。自称賢者。


note.gif 【リッチ】
最初に戦うカオス。初戦でもそこそこ強いが、ラスダンで再登場する時は高確率で初手フレアと言う最も恐ろしい攻撃をしてくる、四大カオスの中で最も厄介な相手。


note.gif 【ルカーン】


note.gif 【マリリス】


note.gif 【ビホルダー】
大人の事情でリメイクに出られない人。経験値稼ぎのお供。


note.gif 【バハムート】
メガフレアを放つ召喚獣、ではなくクラスチェンジをしてくれる竜王。


note.gif 【アンダーヒル】
地味に名前があるキャラバンの店主。


note.gif 【コペ】
光の戦士の道を塞ぐ困った子供。ワープキューブの情報をくれる。


note.gif 【クラーケン】


note.gif 【ティアマット】


note.gif 【カオス】
ラスボス。その正体はごにょごにょ。
能力は高いがHPは低め。インフレした火力に瞬殺されるボスというシリーズの伝統を作る。
しかしあまり油断してると地震でメイン火力が事故って長引いたあげくケアルガ津波フレアのコンボを食らって死ねるのでほどほどに気をつけよう。

aqua.png 攻略トリビア

item.gif 逃走不可敵

本作では絶対に逃げられない雑魚敵が存在する。最初にボス格として登場したピスコディーモンなどが代表格。
傾向としては高火力系の敵が逃げられない事が多く、状態異常などの厄介な敵が逃げられないと言う事はほとんどない*2
FC版では逃走可能敵から逃げられる確率は非常に高いので、どの敵が逃げられないかを覚える事が攻略の近道になる。
また逃走不可敵は先制攻撃をしてこない特性があるため、逆に先制攻撃を受けた場合は逃げるが有効な場合が多い*3

item.gif ダメージゾーン

本作のダメージゾーンは敵とエンカウントしないと言う特性がある。危険な敵が出る場所ではわざとダメージゾーンを歩いた方が安全、という事も少なくない。
リメイクの追加ダンジョンでは残念ながら敵が出るダメージゾーンが追加されてしまった。

item.gif 試練の城

一見複雑なワープ構造のダンジョンだが、実は南側の柱(リメイクではワープ装置)が必ず正解ルートになっている*4。外れルートに特にアイテムなどは無いので正解ルートに直行しよう。

試練の城の攻略タイミング

正規ルートでは飛空艇入手後に訪れる場所だが、カヌーを持っていれば川から接岸して攻略が可能。ガントレットやアイスブランドなどの強力な装備を先回りして入手できる。

item.gif 氷の洞窟

即死や状態異常持ちの多い難関ダンジョン。まともに戦って突破するのにはレベルと運が必要になる。
幸い逃走不可敵はあまり多くない*5ので、危険な敵は速攻で逃げるのが基本攻略となる*6
宝箱も危険な固定敵が配置してあるため、目的のアイテムである浮遊石以外は基本的には無視した方がいい。
試練の城を先に攻略しておくと、ガントレットなどの強力な装備を持ち込めるため攻略の助けになる。
FC版ではリッチを倒せるレベルがあれば氷の洞窟も十分に攻略が狙えるが、逃走率の下がったリメイク版ではこれと言って有効な攻略手段が無くなってしまったため、途中セーブできる機種では無理をせずに利用したほうが無難*7

aqua.png リメイクの諸問題

item.gif エンカウント増加

沢山リメイクが出ているが、どれもFC版よりエンカウントが高いと言う致命的欠陥がある。
そのエンカウントの高さたるや、平然と1歩でエンカウントするわ、森を歩くだけで危険度がFC版の1.7倍になると言う有様である。
そのくせFC版より便利、簡単になったような顔をして出回っているので困り者である。

item.gif バランスの違い

エンカウントが上がっている他に、敵に逃走妨害率が設定されて逃げづらくなった、ストライが強すぎてバランス崩壊している、ボスがストライ前提の体力に調整されたため戦略が単調になった等の問題がある。
逃走率については逃走不可能敵のシステムはそのまま残っているため、FC版よりも押し引きの判断材料が無くなってしまいゴリ押しになってしまいやすいゲーム性になっている。
ゲームテンポに関しても、最初に出たWSCがもっとも速く、以降のリメイクは大小の差はあれロードやウエイトが付けられてしまっている。

item.gif アレンジャーの謎

リメイク版のBGMアレンジはオリジナルコンポーザーの植松伸夫しかクレジットされておらず、誰が担当しているか明確ではない。関戸剛がアレンジしたと言うガセ情報が出回っているが、スタッフロールも公式サイトもそのような記述はなく、アレンジ手法も主旋律以外をまったく別物に改変してしまう関戸剛の手法とは大幅に異なっている*8

item.gif 没アイテム

GBA以降のリメイク版では追加アイテムとして設定されているが実際には入手できないアイテム「天使の指輪」が存在している。
追加ダンジョンで低確率で拾えるアイテムとして攻略本にも載っているが、乱数生成の都合*9で絶対に出現しないとされている。
ちなみに、FC版FF3にも類似の理由で正規の手段では入手できないアイテムが存在している。

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関連リンク

aqua.png 外部リンク

link.gif FINAL FANTASY 2000
link.gif FINAL FANTASY MASTER
link.gif FF1攻略&交流 EX-POTION
link.gif FF1ハックロム地獄変

aqua.png 関連事項 

link.gif スクウェア? - 後にエニックスと合併するなど誰が予想しただろうか。
link.gif ウィザードリィ?
link.gif ダンジョンズ&ドラゴンズ?
link.gif ビホルダー?
link.gif 天野喜孝? - キャラクターデザインを担当し初期FFのイメージを決定づける。その独特の絵柄は幻想的とも怖くて子供が泣くとも言われる。
link.gif ナーシャ・ジベリ? - スタッフロールで最初に名前が出てくる天才プログラマー。その逸話は色々尾ひれが付いて現在の感覚では凄さがよく理解できない所がある。
link.gif 聖剣伝説? - 派生シリーズの一つ。一作目だけファイナルファンタジー外伝と題されていた。
link.gif ファイナルファイト - FF違いの二大巨頭の一つ。
link.gif 亜麻色の髪の乙女? - コーネリア城のBGMと一部のフレーズが類似している、と言われる事があるすぎやまこういち作曲の歌謡曲。



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@電脳遊戯録Wiki

*1 赤魔術師の魔法は弱く、黒魔術師の魔法は強くなった
*2 逃走不可で状態異常を持っているのはドラゴンゾンビのみ。
*3 リメイク版では逃走不可とは別に逃げ辛さのパラメータを設定されたため、先制された上に逃走失敗という場面が出やすくなってしまっている
*4 柱が一画面に収まっていないフロアは若干分かりにくいので注意。
*5 ランダムエンカウントする物では、ピスコディーモンとウィンターウルフ+アイスギガースのグループが逃走不能
*6 固定エンカウントもボス格のビホルダー(リメイクではデスアイ)以外は逃走可能
*7 PS版などは明らかにFC版より難しくなっている
*8 FF1のアレンジは原曲のイメージに比較的忠実に作ってある。
*9 生成されるダンジョンのパターンが限られていて、天使の指輪が出現する内容の配置が存在しない