読み
すぺるかーど
意味
名称が付いている弾幕。または、その名称のこと。
「スペカ」「スペル」「カード」などと略して言うこともある。
スペルカードが発動すると、キャラグラフィックがカットインして弾幕の名称が表示される。そして、キャラクターをイメージした弾幕が展開される。
スペルカードは東方Projectの大きな特徴で、「花火のようだ」といわれることも多い*1。
紅魔郷,妖々夢,永夜抄では、自機のボムも「スペルカード」となっている。そのため、ボムを発動すると、キャラグラフィックとスペルカード名の表示が入る。星蓮船以降の自機のボムも「スペルカード」となってはいるものの、こちらはカットインは表示されない。
風神録,地霊殿では、ボムは「霊撃」になっているので、キャラグラフィックなどは表示されない。
プレイヤー同士の会話では、敵が使う名称付きの弾幕のことを「スペルカード」といい、自機が使うものは単に「ボム」ということが多い。
スペルカード発動時のキャラグラフィックとスペルカード名表示のことを、「スペルカード宣言」という。これは、スペルカードルールでは、スペルカードは使うことを宣言して発動しないといけない、という設定から。
(紅魔郷2面ボス チルノちゃんのスペルカード宣言「アイシクルフォール」)
敵がスペルカード宣言から、スペカごとに設定された時間内に敵を倒すと、スペカを撃破したことになる。
このときノーミスノーボムなら、撃破時の得点にスペルカードボーナスが加算される。
制限時間内に撃破できなかった場合でもゲームは進行し、敵は次の攻撃に移る。撃破したときの違いは、得点が入らないことと、敵がアイテムを落とさないことくらい。クリアには影響ないので、難しいスペルカードは時間切れを狙うのも、1つテである。
スペルカードによっては、敵にダメージを与えることができないものがある。敵のスペルカードが時間切れになるまで、ひたすら避け続けなければならない。
このようなスペルカードを、「耐久スペルカード」と呼んでいる。
スペルカードの概念がない旧作ではスペルカードは登場しない。
関連:東方プレイの基礎知識,ボム,霊撃,ラストスペル,耐久スペルカード