安地

読み

あんち

意味

敵の弾が来ない場所。「安全地帯」の略だが、「安地」という言い方のほうが多く使われている。
たまに「安置」と言ったり。

すべてではないが、固定弾しか撃たれない一部の弾幕には、敵弾がまったく来ない場所がある。うまくその場所に入れば、何もしなくても弾幕を突破することが可能。
しかし、安地には位置取りがシビアなものが多い。わずかにズレただけでも被弾してしまうことがあるので、安地を狙ったことで、返って残機を減らしてしまうこともある。

自機のうち、霊夢（または霊夢とタッグを組んだ機体）は当たり判定が小さいため、霊夢限定の安地もある。

安地に入ると、敵を攻撃するのが難しいことも少なくない。その場合は、弾幕が終わるまでひたすら放置しておくことになる。
弾幕がスペルカードなら、撃破時のスペルカードボーナスがはいらないので、スコア目的のときは旨みが少ない。

（紅魔郷2面ボス チルノちゃんのスペルカード「アイシクルフォール」Easyにある、伝説級に有名な安地。チルノちゃんの真正面が安地になる。神主の話では、この安地は偶然できたものらしい。なお、安地ができて簡単なのはEasyだけで、Normalでは5WAYの自機狙い奇数弾が加わり、難度の高いスペルカードになる）

（紅魔郷Extraボス フランちゃんのスペルカード「スターボウブレイク」にある有名な安地。左上にある「Enemy」の n の右端あたりが安地になる。位置は少々シビア。安地を使わない場合は、フランちゃんの正面で気合避けしながらの撃ち合いになる）

擬似安地

完全に安地になるわけではないが、動かずにほとんどの弾を避けることができる場所。通常の安地と特に区別せずに、安地とだけ言うこともある。

誘導安地

ボスキャラを誘導して作った安地。
妖々夢～地霊殿は、固定移動の場合を除いて、ボスキャラは自機に近づくように移動する。そこで、ボスをうまく誘導して自機との位置を調整すると、安地ができることがある。

ボスキャラを誘導して安地を作ることを、「安地形成」ということがある。

関連：東方プレイの基礎知識，パターン化，固定弾