東急田園都市線は渋谷~中央林間間の路線名称である。渋谷~押上間の東京メトロ半蔵門線と一体的に運行される。このうち、PASMO大回りの場合二子玉川~押上間を大回りで乗ることが出来るが、東京メトロ限定で大回りする場合は渋谷~水天宮前間、ラッチ内乗継限定で大回りする場合は渋谷~大手町間になる。東急大回りの場合は渋谷~二子玉川になる。東武伊勢崎線押上~久喜間、東武日光線東武動物公園~南栗橋間にも乗り入れる列車がある。また、半蔵門線と銀座線の渋谷~永田町・赤坂見附間は同一区間扱いになっている。
本ページでは東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線を併せて紹介する。
駅一覧
東急田園都市線の種別は押上から 東武伊勢崎線の種別は渋谷から表示する。
東急5000系・2020系・東京メトロ08系・18000系は渋谷で「各停」(田園都市線)と「各駅停車」(半蔵門線)表示を切り替える。その他の形式は半蔵門線内でも「各停」を表示する。
駅番号 | 駅名 | 各停・準急*1 | 急行 | 乗り換え路線 | 備考 |
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Z-14 | 押上? | ○ | ○ | 東武スカイツリーライン、都営浅草線、京成押上線 | とうきょうスカイツリー駅と同一駅扱い |
Z-13 | 錦糸町 | ○ | ○ | JR総武快速線、JR総武線(各駅停車) | |
Z-12 | 住吉? | ○ | ○ | 都営新宿線 | |
Z-11 | 清澄白河? | ○ | ○ | 都営大江戸線 | |
↓東京メトロ内大回り限定可能区間 | |||||
Z-10 | 水天宮前? | ○ | ○ | 日比谷線(人形町)、都営浅草線(人形町) | ラッチ外・地上乗換 |
Z-09 | 三越前? | ○ | ○ | 銀座線、JR総武快速線(新日本橋) | ラッチ外乗換 |
↓東京メトロラッチ内乗継限定可能区間 | |||||
Z-08 | 大手町 | ○ | ○ | 丸ノ内線、東西線、千代田線、都営三田線 | 東西線はラッチ外乗換ですが、千代田線ホーム経由でラッチ内乗換が可能 |
Z-07 | 神保町 | ○ | ○ | 都営三田線、都営新宿線 | |
Z-06 | 九段下 | ○ | ○ | 東西線、都営新宿線 | 都営新宿線、東西線ともにラッチ内乗換 |
Z-05 | 半蔵門? | ○ | ○ | ||
Z-04 | 永田町 | ○ | ○ | 有楽町線、南北線、銀座線(赤坂見附)、丸ノ内線(赤坂見附) | |
Z-03 | 青山一丁目? | ○ | ○ | 銀座線、都営大江戸線 | |
Z-02 | 表参道 | ○ | ○ | 銀座線、千代田線 | |
↓東急内大回り限定可能区間 | |||||
Z-01・DT01 | 渋谷 | ○ | ○ | 東横線・副都心線、JR山手線、JR埼京線、JR湘南新宿ライン、銀座線 | |
↑東京メトロ内大回り限定可能区間 | |||||
DT02 | 池尻大橋? | ○ | | | ||
DT03 | 三軒茶屋? | ○ | ○ | 世田谷線 | |
DT04 | 駒澤大学? | ○ | | | ||
DT05 | 桜新町? | ○ | | | ||
DT06 | 用賀? | ○ | | | ||
DT07 | 二子玉川? | ○ | ○ | 大井町線 |
当路線を走行する車両
当路線で現在運行されている編成はこちらを参照すれば分かります。リアルタイムで反映される為、乗る列車の情報が無い可能性もあります。
東急車*2
- 5000系
- 田園都市線・半蔵門線の主力車両。第1~第3編成を除いて6ドア車が3両連結されていたが、ホームドア対応のため、全て新造された4ドア車に置き換えられた。
- 2020系
- 田園都市線・半蔵門線の次世代車両。2018年3月28日から営業運転を開始し、2018年10月1日から東武線への直通運転を開始した。第30編成以降は混雑対策として、前述の6ドア車が連結されていた4・5・8号車の座席が少なくなっている。
東京メトロ車*3
- 8000系
- 半蔵門線用の車両として19編成が製造・配置されたが、車両需要の関係で一部編成が紫帯のまま東西線向けに新造され運用していたことがあった*4。その後半蔵門線の延伸等もあり、本来の投入先である半蔵門線に転属され、東西線での運用は短い期間に終わった。現在は全編成で更新工事が完了している。2021年から新型車両18000系による置き換えが始まり、2024年4月時点では8編成が残り、全て行先表示器がフルカラーLED化されている。
- 08系
- 半蔵門線の押上延伸に伴い6編成が製造・配置された。この形式が旧営団地下鉄最後の新造系列である。
- 18000系
- 8000系の老朽置き換え用に導入された形式。 従来の車両に比べ、冷房能力の向上、座席幅の拡大、バリアフリーの向上等が図られている。また、運転台部分を汎用化させており乗務員訓練が容易になるように設計されている。同時期に製造されている有楽町線・副都心線用の17000系とほぼ共通設計だが、前照灯、車体幅、帯色、内装等が異なる。2021年8月7日より営業運転に入っている。
東武車*5
- 50000系・50050系
- 半蔵門線直通用30000系の後継として導入された形式。10両固定編成のみであり、有効長の足りない浅草方面には乗り入れない。東上線に導入された50000系列と仕様はほぼ同じだが、乗り入れ規定により東上線のものより幅が3cm狭くなっている。*6なお、50050系導入後も残存していた30000系の代替として、50000系の第8・第9編成が東上線より転入し、改造の上運用されている。
備考
- 渋谷駅を除く半蔵門線の駅には車椅子スペースの設置車両の関係で○○(東京メトロ・東急・東武)の車両ですと表示される。これによりある程度の車両は予測できる。表示例
- 他線と異なり、半蔵門線の女性専用車両は号車指定ではなく 「各方向で一番後ろの車両」 である。このため、
東武伊勢崎線・押上→渋谷・東急田園都市線方面列車と
東急田園都市線・渋谷→押上・東武伊勢崎線方面列車とでは女性専用車両の位置が全く異なるので、注意が必要である。なお、東急田園都市線は東京メトロ半蔵門線方面列車のみ女性専用車両を実施している。 - 押上駅はとうきょうスカイツリー駅と運賃計算上、同一駅扱いである。そのため、ICカードを使って東武線・東京メトロ線に跨って乗車しても、東武又は東京メトロのみの運賃が引き落とされる場合がある。
- なお、押上~とうきょうスカイツリー間を利用した場合の運賃は157円(切符では160円)。*8但し、同一駅扱いの為自動改札では出場出来ず、窓口での精算となる。
- 東急田園都市線は日中時間帯は時間当たり急行が3本、準急が3本、各駅停車が6本設定される。各駅停車は3本が桜新町で急行に抜かれる。(2021年3月13日改正)
- 東武線直通は急行と一部時間帯に運行される準急のみで、各駅停車の設定は無い*9。