パワポケ甲子園

Last-modified: 2020-10-29 (木) 14:18:02

 パワポケ甲子園とは、パワポケシリーズの名義で発売された作品のひとつである。パワポケ8公式ガイドのインタビューではパワポケシリーズの外伝作品と称される。

 本編・ダッシュとは別の開発チームが製作(サウンド・運營関連スタッフ以外のスタッフが大きく異なる)ため、パワポケ8公式ガイドのインタビューではポケ8本編が「パワポケチーム」と称されるのに対して、パワポケ甲子園は「『パワポケ甲子園』チーム」と区別されている。*1

パワポケシリーズとの区別

 パワポケシリーズ野球部分の一部にも流用されている一方で、他のシリーズ作品のゲームモード・システムがほぼ全て異なっている(なお、この作品は本編(10まで)より先に一部要素が導入された)。

 本作にはサクセスモードは存在せず、代わりに独自の選手育成モード(甲子園モード)が収録されている。甲子園モードは、「実際の高校野球のシミュレーション」に重点を置いているため、シナリオはほぼ存在しない。また、甲子園モードに登場する人物と、サクセスモードの人物のつながりも無い(荒井紀香など、サクセスモードの台詞のみの出演はある)。

パワポケシリーズとの関連性

 発売当初はパワポケシリーズの外伝作品として、シリーズ総合サイトにもきちんと掲載されていた。

 しかし、サクセスモード(しかも正史)が収録されている外伝作品『パワポケダッシュ』の発売から、サクセスモードが無い本作の扱いは少し変化する。同作以降、「シリーズ全体」、「全シリーズ作品」の要素を表示する場合、本作はパワポケシリーズには含まれないものとして扱う場合が多い(パワポケ図鑑、パワポケ10、11の★マークアルバム、14のプレサイト壁紙など)。

 なお、本作の公式サイトの最終の更新日(2009年5月)まで、8、シリーズ総合サイトへのリンクは張られていたが、パワポケ9発表時(2006年10月)、本作へのリンクに総合サイトの作品一覧から取り除かれた。更に、パワプロプロダクション公式サイトの統合に伴い、本作の公式サイトは2010年4月1日に消滅した(現在でも、サイトリンクは生きており、同プロダクション作品『熱闘!パワフル甲子園』にリンクする)

 スタッフ側は「パワポケ甲子園はパワポケシリーズではない」とは明言していないが、11のしつもんコ~ナ~(12/19)では、パワポケ甲子園が「別のゲーム」と称される。

Q、パワポケ10の天道とパワポケ甲子園の五十嵐はどっちが強いですか? ボクは、五十嵐の方が強いと思います。

A、別のゲームなので比較するのは間違いでしょう。*2

 ただし、公式には発表されていないため、現在ではパワポケシリーズの作品か別作品扱いかは不明(が、サクセスモードが存在しないことより、シナリオのつながりが無いのは事実)。

補足

 2006年発売の『あつまれ!パワプロクンのDS甲子園』は『パワポケ甲子園』の実質的な続編だが、こちらは発売当時からパワポケシリーズとは別のゲームとして発表されていため、明確なパワポケシリーズとのつながりも無い(ただしシステム上、パワポケシリーズとは連動が可能)。
 また2010年3月発売の『熱闘!パワフル甲子園』は、パワプロシリーズから栄冠ナインを独立させた、完全な別システムが採用された育成ゲームであり、パワポケ/パワプロシリーズとは関連性が無く、モードの一つにゲストとして対戦校が登場するに留まる。
(ゲスト対戦校はいずれもパワプロ13または9をベースとしており、そのうちパワポケ出演経験を持つのは極亜久高校パワフル高校あかつき大付属高校大東亜学園の4校。)

 

 なお、両作品共にパワプロプロダクション(更にあつまれ!パワプロクンのDS甲子園は「パワポケチーム」)が開発を担当している。2作のプロデューサーは藤岡謙治氏である。


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  • サクセスのライターが井上氏だったりする -- 2011-12-24 (土) 18:47:37
  • 超適当な推量だけど、もしかして、「甲子園」という名前が出ているのってこれとか一部(と、家庭用のパワプロ)だけなんじゃない? 調べたわけでもないけど。  なんとなくだけど「甲子園」の名称使用許可とかその辺の関係で「同じシリーズである」、といえないのかな?と・・・。 -- 2016-06-11 (土) 23:27:36

*1 ゲーム中では「パワポケチーム」と表記されている。
*2 なお、同しつもんコ~ナ~では、世代が異なる岡田H亀田が能力比較で明確な回答をされている。