ワルクロ団

Last-modified: 2021-05-31 (月) 21:42:01

表サクセス

パワプロクンポケット7(謎の転校生 甲子園ヒーロー編)

 ヒーローが転校して来てしばらくした後、花丸高校の近辺で活動を始めた悪の組織。
 首領のワルドス、幹部である怪人たち末端の戦闘員で構成され、別途に悪の参謀などをアルバイトで雇っている。
 当初は商店街の福引きイベントを襲撃して景品強奪といったスケールの小さな騒ぎを起こすのみだったが、いつの間にか宝石店を襲撃し巡回していた警察官の坂本一平を負傷させたり、ダムの爆破を目論み身代金を奪うなど行動がエスカレートしていった。


 実情はヒーローの下部組織の様な存在で自分達がヒーローの姿で生まれた理由に思い悩むレッドが「目に見える、わかりやすい悪役」を求め、黒野博士から怪人量産マシーンを奪い取って編成した。
 当初は穏やかだった悪事が活発化したのも、最初の福引きイベントを襲撃させた際、主人公と湯田が「悪の組織ならもっとスケールの大きなことをやってほしい」と呟いた事を受け活動を凶悪化させた。
 ヒーローの服装にケチを付け最終的に試合を棄権させた教育委員会の川村正義を襲撃させマスクの着用を認めさせるなど裏でも活躍する。
 しかし、ポケレンジャーの甲子園出場が決まり全国的な名声を集め始めると、「もう分かりやすい悪の組織は不要」として口封じのために壊滅させられてしまう。
 ただしワルドス、カニ怪人フグ怪人といった中核のメンバーは逃げ延びることに成功しており、後に黒野博士と合流してネオ・ワルクロ団を結成した(展開次第ではヒーロー達から逃げきれずワルドスが始末されてしまう)。


 急造の組織の上、立場上表立ってヒーローと連絡を取るわけにもいかないため、結成初期は連携が取れずに花丸高校の試合の最中に暴れてしまい、レッド達の邪魔をしてしまうこともあった。
 元サラリーマンのワルドスが首領だけに資金管理は意外にきっちりしており、しっかりと「ワルクロ団」の宛名付きで領収書を貰わないと経費が降りない。
 怪人や戦闘員の移動手段は「地域の乗り合いバス+徒歩」という悪の組織のイメージも何もない現実的な物であり、その様子を見た主人公は見てはいけない物を見た気分になってしまった。
 悪の組織の癖に下っ端どころか幹部や首領にも破壊活動のノウハウが全くないという練度不足な一面も見られ、いち早く爆発物の扱いを飲み込んだ悪の参謀に誰も逆らえない。

パワプロアプリ

 名前のみ登場。組織名こそ同じだが実態は大きく異なっており、ブルーが一般人を洗脳し、編成させた悪の組織となっている。


 正義の味方としての評判を上げようとブルーが独断で編成したため、実態を知ったレッド(本作では不正を嫌うキャラクターとして描かれている)はブルーを問い詰めていた。


 その後どうなったのかは不明。


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