旧支配者

Last-modified: 2023-03-30 (木) 18:06:50

 北米資本のジャジメント・地中海資本のカエサリオン・中華系資本の九百龍という強大な資本勢力の総称。新興勢力であるオオガミアジムと敵対している。パワポケ10の武内ミーナのイベントやゴルトマン・シャムールのプロフィールで名称が初登場した。

 

 旧支配者の一角であるジャジメントが全世界規模の影響力を保持している事、パカーディのカエサリオンが欧州経済を支配していたとの発言、九百龍がアジアを中心に結成された大資本との説明を考慮すると、旧支配者は事実上世界経済を掌握し、全世界を裏側からブロック方式で支配していたと思われる(オオガミの支配拡大は友好的な政権の樹立と説明されている事から世界中の国家の大部分は巨大資本勢力の傀儡と思われる)。
 しかし、近年はプロペラ団から未来のテクノロジーを継承しロシア系資本家との繋がりを軸に急拡大する日系資本のオオガミと、アラブ・南米・東南アジアの資本同盟アジムといった三大資本に匹敵する実力を持つ新興の資本勢力が次々に台頭。そのまま闇世界での全面戦争へと繋がっていく。
 巨大な三つの資本グループで構成されているため、総合的な規模はオオガミやアジムを遥かに上回っていたと思われるが、11ではオオガミとの戦争により、ジャジメントは吸収され、カエサリオンは組織を解散し消滅、九百龍は無条件降伏による全面敗北を迎えてしまった。九百龍は組織の存続が示唆されているが、ツナミ・グループの編成と改名を経てジャジメントの一極支配を迎えてしまっているため、かつての旧支配者体制は崩壊していると思われる。

 

 なお、旧支配者とはグループや同盟のようなものではなく、あくまでも古くから存在する強大な三勢力の総称でしかない。この三勢力を他の新興勢力(大抵はオオガミとアジムが該当)と区別するために用いられる言葉である。
 12や13のシナリオやプロフィールなどでジャジメント、カエサリオン、九百龍の三大勢力が敵対関係にあった事が示唆されているなど、旧支配者同士でも裏世界の覇権や利権を巡った争いが相当の規模であった事が窺える。また、神条紫杏が「ジャジメントには世界を征服する力があった」と語っていることから旧支配者の最大勢力はジャジメントだったと思われる。

 

 名前の由来はクトゥルフ神話のかつて地上を支配していたとされる太古の神々『旧支配者』からだと思われるが、オオガミやアジムは「新興」と明言されているため、旧来の支配者層との意味をそのまま込めているとも思われる。


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