Top > 神条紫杏
HTML convert time to 0.024 sec.


神条紫杏(しんじょうしあん)

Last-modified: 2017-11-22 (水) 20:59:06

 主人公(10)と同じクラスの親切高校の女子監督生。2年からは自治会長に選出される。一人称は普段は「私」。慌てた時などは「あたし」になったりもする。
 家族は父親と二人きり。父は市議会議員であるが、政治活動に私財までをも投じてしまっているので家計は苦しいらしい。
 尊敬している人物は父、村田蔵六(大村益次郎のこと)、比奈鳥青空など。
 文武両道の生徒だが、一番ではない。
 昔、子供の頃に近所の桃の木の精に会おうとして一日中待った思い出がある。



 

パワプロクンポケット10 Edit

 1年の時点から監督生で、女子寮の見張りなどの仕事を行っている。気が強く頭の回転の早い少女で、常に尊大な口調で話す(口調は父親譲り)。友人には浜野朱里大江和那がいる。
修学旅行では演歌を歌ったり、『Pカード』(ミニゲーム)に参加することがある。

 

 2年の自治会長就任以降は、名ばかりで停滞していた自治会を活性化させ、学校側が強い権力を持っている親切高校を本当のパブリックスクールにすべく活動する。この時は監督生達や浜野朱里を駆使して、密告や買収、時には実力行使や、あえて不便な規則を作り悪役となるなど、過剰とも言えるほどの全力を持って学校をより良くすべく活動していた。このため、あまり融通の利かない性格もあいまって、一般生徒どころか紫杏ほどのやる気を持たない他の監督生からの評判もあまり芳しくない。といってもバレンタインには一般の女子生徒からチョコを貰うなど全く人気が無いわけではない。

 

 紫杏ルートを進めていくと、主人公(10)との交流を通して普通の女の子としての面を多く見せるようになった紫杏を危ぶんだ浜野朱里によって、親切高校の出資元であるジャジメントグループに、そのカリスマ性と判断能力を判断する質問のビデオを送られてしまい、それがジャジメントグループの総帥ゴルトマン・シャムールの目に留まったことで、日本支部の司令官候補として、教育のためにアメリカへの転校を求められる。
 初めは親切高校への愛着から断るが、ルッカに後任の監督生の紫杏に対する陰口、父親の不正行為の証拠、主人公(10)を陥れる旨の脅迫を突きつけられ、さらに親切高校の真実を知らされたことで、アメリカ行きを決断。その後の去就は主人公(10)の説得次第である。説得が失敗した場合はアメリカへ渡るが、成功すると親切高校に残ることになる。

 

 紫杏がよく使う「箱の中の猫」という言葉は、量子論の「シュレーディンガーの猫」(「シュレディンガーの猫」とも)をモチーフとしている。ただし、紫杏の使う意味は「わざと間違った使い方をしている」(朱里談)。紫杏の使う意味の場合「バークリー(アイルランド人哲学者ジョージ・バークリー)の認識論」のほうが近い。

紫杏の才能 Edit

 彼女の本当の才能とは、他人の期待する自分を完璧に演じる事である。それによって父親やジャジメントなど、他の人間の期待する自分を演じていた。
 前述の傲慢で過激な普段の紫杏も、本当は何をやっても実力では一番になれない小心者である紫杏が生み出した、皆に注目して欲しい、認めて欲しいという欲求から演じた「架空の人格」に過ぎない、とアメリカに発つ直前に紫杏が主人公(10)に告白している。

 

 しかし、その事を告白した小心者の「あたし」の人格も本来の人格ではなく、架空の人格である。
 小心者の「あたし」は「主人公(10)の期待した神条紫杏」に過ぎないが、そうなることを望んだのは紫杏自身である(10プロフィール)。

 

 「本来の人格」の一人称は「私」であることは明らかにされているが、前述の「傲慢で過激な普段の紫杏」も一人称がたまに「あたし」に変わることもあるので、「本来の人格」がどのような性格なのかは不明である。
 質問コーナーでは、自治会長をしていた「私」が本来の人格だとされているが、演じていたものも含めて本来の人格のうちとも言えるとされている。
 ただし、プロフィールにおける、主人公(10)の期待する小心者の人格になることを望んだ「彼女自身」とは、前後の文からおそらく「本来の紫杏」のことを指すと思われる。

他の彼女候補との関わりについて Edit

 紫杏ルートにおいては、和那は主人公(10)の協力者として重要な役割を担っている。これに対し、和那ルートにおいては、紫杏の出番はほとんど見られない。体育祭のイベントにおいて和那が主人公(10)に好意を寄せていることを話すぐらいである。(体育祭のイベントはあくまでサブイベントの一つであり、本筋には影響しない)


 春田蘭を彼女にしていた場合、恋愛禁止令があることから主人公(10)に警告してくることがある。この際、「二人までなら許す」という意味深な発言をしている。(ちなみにこのイベントが発生する時点では紫杏は彼女になっていない)


 紫杏を彼女にしてエンディングを迎えたときに三橋妙子が彼女であった場合、主人公(10)が和那と朱里に痛い目に遭わされる内容に変化する。この場合、紫杏のエピローグは出現しなくなる。(ちなみに妙子のエピローグは普通に発生する)

パワプロクンポケット11 Edit

 高校を中退してアメリカに渡り、そこでジャジメントの幹部養成キャンプを卒業、ジャジメントグループの日本支部長となって帰国している。ルッカ曰くキャンプでの成績は良くなかったらしいが、とにかくゴルトマンのお墨付きを得て、日本支部や新球団ナマーズの運営を行う傍ら、裏では大神やジャジメントからも外れて一人極秘裏に、独自の行動をとる事になる。

 

 ちなみに、10から11までの間で、前述の彼女の父親は国際的なテログループ、アジムのテロに巻き込まれて死亡している。これに関しては、表では平然を装っているが、内心は強い怒りで満たされている。
 キャンプの成績は悪かったが、教官全員が印象に残った生徒に、紫杏の名前を挙げていた。

 

 世界的な勢力統合の実現の為、劇中では父の敵であるアジムをも利用して暗躍、ジャジメント内ではルッカ局長の対抗馬としての足場を固めつつ、その裏では超能力兵士の赤炎青炎や、戦闘用ロボットのTX-110などを開発し、着実に戦力の増強に努める。球団経営はその隠れ蓑程度にしか思っていなかったようで、シーズン開幕を完全に忘れている場面も見られた。


 ルッカとは派閥的にも対立している立場にあるが、個人的にも非常に仲が悪い。元々ゴルトマンとしては紫杏を後継に、と見込んでいた所があり、特にルッカ側の紫杏への対抗意識たるや相当なものである。
 派閥抗争は激化し、3年目のナマーズパークで遂にルッカと直接対決。嘘情報とTX-110の圧倒的な性能でルッカの超能力者部隊を殲滅し、返す刀でゴルトマンを暗殺してグループの全権を掌握する事に成功する。
 そしてかねてよりの大神美智男の構想通り、現在は大神博之の指揮するオオガミと紫杏が実権を握ったジャジメントの二つの巨大グループを、ツナミ・グループへと統合・再編する事で、圧倒的な技術力と経済力を併せ持った唯一無二の企業の会長となった。
 ルート次第では、この後各国の支配組織である旧支配者カエサリオン九百龍)とアジムを打ち倒して本格的な世界支配へと乗り出すが、生きていたルッカの手によって道半ばにして倒れる事になる。享年20歳もしくは21歳という若さであった。

 なお、暗殺を阻止できなかった理由について11のしつもんコ〜ナ〜第12回(12月29日)では、

Q.なぜカイは神条の暗殺をとめられなかったのですか?

A.周囲の護衛から連絡のつかない者がいたので、すぐに移動するように進言したのですが、紫杏が主人公との会話に気を取られていて言うことをきかなかったためです。

 とあり、事実作中でも甲斐は狙撃前に紫杏に移動を促していた。
 この襲撃直前に主人公(11)に彼女がいない場合、解散式の会場の外で告白する事ができるものの、自分の役割を忘れる訳にはいかず、すげなく断ってしまう。


 これから先の出演について11のしつもんコ〜ナ〜第21回(1月7日)では、

Q.神条は引退ですか?
A.神条「うかつに引退って言うと裏でも出られなくなるからな・・・ノーコメントだ。」

 と、紫杏本人が語っている。

 また、第22回(1月8日)では、

Q.神条紫杏は今回で引退ですか?
A.回想シーンや過去では出番がある可能性があります。

と返答されている。

大神美智男と紫杏 Edit

 裏で生前の大神美智男と結託しており、彼が暗殺される前に彼の人格と記憶の全てを移植されていた。
 この時に言語能力なども継承されているようだが、周囲を欺くためモノリンガルを装っている。
 しかし、神経配置が異なるため、同じ人格と記憶を移植されても、大神美智男と完全に同じ人格になることはなかった。彼女のもつ「役割を完璧に演じる」能力を用いて、大神博之の前で父親の役を完璧に演じたに過ぎないのである。
 その後、大神の記憶が弱まってきたこともあり、ナマーズの日本一決定戦の直後に、大神博之に「父親を演じているだけ」ということを見破られてしまった。

 

6人組』としての紫杏 Edit

 本来の歴史では、人類に対して早すぎた警鐘を鳴らした人間として有名。この事実と、どんな人格でも完璧に演じることができる才能に目をつけられ、6人組のジャジメント潜入要員としてスカウトされた。本心の見えない「彼」や、人類の管理に目的を見出した大神と違い、彼女は純粋に人類の破滅を回避する為に行動していた。
 彼女の努力は、世界中の支配体系の大半をツナミ・グループへ統合した事によって、一応の結果をみた事になる。
 ちなみにワギリバッテリーが発明されなかった「本来の歴史」では、「人類の存続には20億人以下の人口が望ましい」と発言したことで有名だった。この言葉に世界が耳を傾けた時には既に手遅れであり、本来の意義を外れて悪用され、その一部始終は「彼」によりレポートとして纏められ、大神美智男にもたらされた。

 
 幼少期の段階で政治家の父を通じて現実における不正義を看破しており、「世界には神秘や奇跡がない故に自らで行動しなければならない」と決心する。

 強い使命感を保持し続け、結果それ故に6人組の危険性を見捨てることが出来ず、積極的に役割に従事することを選んだ。
 彼女の生来の優しさなどは保育所や公園のイベントで見られるが、逆に言えばそれ故に彼女が大神を演じることは相当な負担であった。最終的に自身が幸せになることも諦めてしまったとしつもんコ〜ナ〜(第02回(12月19日))で言われている。

パワプロクンポケット12 Edit

 名前のみ登場。
 未だに影響力が強く、ジオット・セヴェルスが会長となるまで死は隠匿され続けていた。

パワプロクンポケット14 Edit

 名前のみ登場。
 上守阪奈をジャジメントの研究所から密かに連れ出し甲斐の養子にした事や、魔人のツボ狩村に送られたのは紫杏に具現化の存在を信じさせるためのジオットの差し金だった事が語られている。
 余談だが、ピンクや大江和那が千条光のことを「神条」と呼ぶイベントがあり、彼女との関わりがあった可能性がある。

 

裏サクセス Edit

怪奇ハタ人間編(パワポケ11) Edit

 『委員長』というあだ名で登場。神条紫杏という本名は別にちゃんとあるが、皆が委員長と呼び、データ的にも委員長で登録されるため本名があまり出ない。
 こちらでは本編でいう「あたし」をベースにした性格だが、やはり性格を演じることが可能。学校の成績は良さそうだが、見た目の印象ほどではなく、努力でカバーしている。将来の夢は政治家。


 実は、彼女の正体はギャスビゴー星人により、ハタ人間のリーダーとなるべき存在として作られた人造人間である。(ギャスビゴーは人ではないが)人工的に作られた存在故、優れた能力者として製作することも可能だったが、普段生活するうえで目立たないように、能力は平均的に設定されている。仲間になるイベントで眼鏡が外れるが、この眼鏡はギャスビゴー星人の命令の送受信機であった。これが壊れると「潜伏モード」に入り「あたし」の人格になる。

 イベントでは自宅でギャスビゴー星人と邂逅、スペアの眼鏡を装着し、自分の正体を思い出す。しかし、同じクラスの友達への仲間意識からギャスビゴー星人に反逆する。
 ギャスビゴー星人への反逆防止プログラムが付けられているため、本来はギャスビゴー星人の命令に逆らうことは出来ない。だが、彼女の場合「命令を全て自分の都合の良いように曲解する」ことで、反逆防止プログラムに従いながらも、自らの意志でギャスビゴー星人に敵対することを可能としている。ギャスビゴー星人がこの事実に気付いた時は、エンジニアが非常に強い関心を示していたことから、非常にレアなケースであったことが推測できる。


 アルバムでは島から離れた名門校に進学するものの、例のメガネは持ち歩いている。
 おそらく、人間として暮らす理由を「政治に進出し世界征服をするための行動」と理由付けることで、ギャスビゴー星人に従わずに生活しているのではないかと思われる。
 ただし、光線銃で政治家を暗殺するなど、その手段は既に一線を越えていることが二章で判明する。また、生徒らの中でも、切れ者ののみがこの事実に感づいている。


 第2章でハタ人間化して登場した場合、上述の性質から思考が操られることはないが、自分の意志で動くことは出来ないらしく襲い掛かってくる。倒すと他の仲間と違ってその場で復活し、自分で基地に戻っていく。

 

秘密結社編(パワポケ12) Edit

 レブナント「シアン・シンジョーネ」として登場。今回は仲間ではなく、魔王を誕生させようとする敵のボスとしての出演。


 元々は普通の人間だったが、傭兵の国家に対する逆恨み(給金の不払いに対する報復)で村が襲撃を受け、村の住人と結婚式場にいた家族(この時シアンは結婚式の真っ最中だった)が皆殺しにされた過去を持つ。その際、生きたまま蟲に食われ人間としてのシアンは死に至った。この時のシアンの強い怨念が蟲に移り、レブナントとしてのシアンが誕生した。このため身体は蟲の集合体であり、蟲の数はネズミ算的に増やせるため(劇中では20年で数千匹から約270万匹まで増やした)、ほぼ不死身に近い。ただし最終決戦時に蠱毒(こどく)を行い、最後の一匹になって銀の盾と対峙し倒された。


 人々への怨恨もあるが、それと同時に魔王によって統一された自分なりの平和を求める強い意思がある。そして、その自らが信じるもののために他者にも犠牲を払わせようとする姿勢もまた、表サクセスの紫杏と同様のものである。


 なお、同じ魔族である関係上なのかメモリーとのイベントが多く、シアンが登場するクエストにメモリーを連れて行くとイベントが追加されることが多い。
 シアンとメモリーの最初の出会いは、メモリーが人攫いから逃げ出したはいいが、森の中で迷子になった時に、シアンが森の様子を見に来た時だった。元々魔力の足しに食べようとしていたシアンだったが、子供だったメモリーを見てその気を喪失。逆に迷子から抜け出す方法として、ライカンとして持っている力を使うことをメモリーにアドバイスしたことで、メモリーには「しんせつなひと」と思われなつかれる。その後森で出会った時にはメモリーに抱きつかれ慌てるシアンの姿が見られた。その後に「克服リストに追加だ」と発言しているが、これが具体的に何なのかと他のリストの中身は不明。
 シアンとの最終決戦の場にメモリーがいると、メモリーはシアンと戦うことを嫌がるが、シアンは「人間と共に生きる選択をした責任をとれ」とメモリーを諭してから戦闘に突入、メモリーも戦闘に参加している。

札侍編(パワポケ14) Edit

 ホクロク地方に住む医者(学者)、シアンとして登場。経歴や作中のイベントは表サクセスの紫杏が尊敬する人物として挙げている大村益次郎を踏襲している。
 当初はヤマタノオロチに身体を乗っ取られ、「オロチ」と名乗って天狗党に参加していたが、野球札で負けた事で元の人格に戻る。とは言え、実際にはシアンの精神力によってすぐに身体の所有権を取り戻していたため、作中の「オロチ」は全て「シアン」の演技である。ただし「ヤマタノオロチに乗っ取られた自分」に完全になりきっていたため、結局ホクロク地方は大混乱に陥った(モノローグにすら「○○でオロチ」の語尾が付いている)。
 主な部下はカイアカリわん子しのぶの四人。その中でもアカリは幼い頃からの友人で、カイはホクロクの統治を任せるほどに信頼している。


※簡単な意見交換にどうぞ
雑談・感想目的の書き込みはご遠慮下さい。
このページにあまり関係の無い内容の場合、コメントが削除されることがあります。

表示する