6人組

Last-modified: 2023-01-16 (月) 09:57:58

 『11』から登場する組織。『パワプロクンポケット』シリーズ全体の物語の核心に迫る事件に強く関わる黒幕の組織。名前通り組織の構成員が6人。
 特にオオガミジャジメントの関わりが強く6人組の構成員のほとんどがオオガミ。

 

概要

 この組織は、未来から来たというミスターKの手により誕生した。

 

 大元の目的は、やがて来るであろう「カタストロフ(破滅)」による人類の滅亡を防ぐことにある。
 これを果たすため、「世界中の勢力を一元化した組織を結成し、その組織によって人類を滅ぼす『一撃計画』を引き起こす」というのが彼らの活動内容になる。この一撃計画は最終的に失敗することを前提としており(ジオット曰く「やらせ」)、これによって人類の減少を最小限に抑えられるらしい。

 

 この活動内容に基づいて結成された「世界中の勢力を一元化した組織」が、「ツナミ・グループ」である。この組織の結成に至るまでに「メンバーの何人かが脱落した」ようだ。
 その他、6人組の目的として語られているものに「タイムマシンの存在そのものを未来から消す」というものがある。タイムマシンの存在自体を消滅させれば、正史の時間軸から再び歴史が改変されることを防げるからである。
 ただし、ミスターKにとっては自分の野望を邪魔されることを阻止するという目的があったと思われ、大神美智男に接触する前から、ジャジメントと協力してタイムマシン理論の発案者だった唐沢博士を抹殺している。

 

 歴史改変の主体であるミスターKが生き残れば、他のメンバーが欠けても新たなメンバーに成り代わることがあるらしい(歴史は変更を嫌う性質があるため、メンバーが補填されるのだという)。また、『11』における「私」(=デウエス)のセリフで、メンバーの誰かが既に変更されている可能性も示唆されている。

 

 『11』開始時点で大神美智男は死亡したが、大神美智男の記憶を移植された神条紫杏が、ジャジメント乗っ取り、オオガミとジャジメントの合併、敵対勢力(カエサリオン九百龍アジム)の崩壊を経てツナミを設立。全世界を支配するに至った。

 

 『12』で神条紫杏が死亡していたことが判明し、大神博之は計画の全容を教えられたものの後を継ぐことを拒否。さらに上守甲斐が死亡し、デウエスも消滅。一撃計画の担い手はジオット・セヴェルスに継がれることとなった。

 

 『13』ではミスターKが暗殺され、生き残ったのは犬井灰根のみとなる。ミスターKが死亡した事で『14』では6人組の活動を一切しておらず、『13』の時点で6人組は事実上壊滅したと言える。更に『14』にてジオットを止めるため、犬井が過去の過ちを清算すべく洗谷と共にジオット軍に挑むものの、犬井はジオット、洗谷はホンフーにそれぞれ敗れ共に死亡。
 こうしてメンバー全員が死亡し、『14』終了時点での6人組の生き残りは存在しないことになった。

メンバー

ミスターK
未来からやって来た歴史学者で、6人組の創設者であり、『パワプロクンポケット』シリーズ全体の物語の核心に迫る事件の黒幕。
自分と同じく未来人で同業者で旧友のサブロー博士共々唐沢博士に未来の技術を伝えたことで、サイボーグやアンドロイドなどのオーバーテクノロジーがプロペラ団やオオガミにもたらされるきっかけを作った人物でもある。
しかし、人類のためと言いつつ、実際には私欲のために仲間を利用しており、旧友であるはずのサブロー博士までも騙し「まじめなやつを騙すのは簡単だ」「人類のためニ・・・そしてなによりもこのワタシのためニ」などとつぶやいていた。
「ミスターK」という呼称は『12』の犬井やデウエスなど他のメンバーからのものであり、『11』の時点では「彼」と呼ばれていた。
設備さえあればタイムマシンも造れる有能な科学者であり、宇宙の法則を克服することで「神」になろうとしていた。
正体はプロ野球選手だった木村庄之助
『13』にてタイムマシンに関する知識をジャジメントに危険視され、ジナイダに暗殺された。
大神美智男
当時のオオガミ会長であり、『8』の事件の真の黒幕。
6人組結成以前からミスターKの共謀者で6人組のサブリーダー。ミスターKとは『5』の時代に接触した。
メンバーの中枢だったが『11』にて、『10』の時代にジャジメントの超能力に暗殺され死亡したことが判明。
ちなみに6人組で唯一死亡イベントが無い人物だった。
犬井灰根
大神博之の秘書兼護衛アンドロイド。大神博之に代わりオオガミを実質的に動かしている。
加入した経緯は不明。会合でミスターKへの不信を露にしている。
元々は自分が強くなることにしか興味が無い冷徹な人物だったが、同志の上守甲斐と上司の大神博之と養子の上守阪奈の関わりにより人の情を持つ様になる。
自発的に行動することが少なかったため誰からも命を狙われることが無く、結局6人組最後の一人となってジャジメント内部の仲介をしていた。
『14』の終盤でジオットとの抗争に敗れ死亡。
神条紫杏
ジャジメント日本社長、後のツナミ社長。「本来の歴史」において歴史に名を残している人物である。
自身の持つ「人格を完璧に演じる」能力をミスターKに買われ6人組に加入。実は大神美智男の記憶を移植されたオオガミの構成員だった。
スパイとしてジャジメントを内部から攻撃。ツナミの結成に成功するが、『11』終盤でルッカに射殺された。
上守甲斐
神条紫杏の秘書兼護衛。加入した経緯は不明。
紫杏と共にオオガミのスパイとして活動していたが、『11』終盤で主である紫杏を失って以降は精彩を欠き、『12』中盤で白瀬との銃撃戦に敗北して死亡。
デウエス
ある科学者の記憶データから発生した人工知能を越えた電子生命体。『12』の事件の黒幕。
傲慢な野心家だが影響力は強く、他のメンバーに持て余されていた。
『12』終盤で同じ電子生命体であるカオルの手により消滅。
『12』で「6人組の生き残りは(自分を含めて)4人」と発言してる為『11』で登場した「私」の正体。

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  • 大神は殺される描写なかったしタイムマシンやら使って生きてそう -- 2010-11-30 (火) 01:41:04
  • もう6人組の必要性なくなった気がする。6人いないし… -- 2010-11-30 (火) 20:56:40
  • ↑木村が死ぬまでは何人減ろうが必要性はあったんだよ。 -- 2010-12-23 (木) 17:17:14
  • ツナミ=ジャジメントが創立された時点で6人組の役目は終わったわけだし、必要性の有無を語る意味はもうないだろう -- 2010-12-23 (木) 18:52:37
  • 紫杏以外あまり役に立ってなかったような… -- 2010-12-27 (月) 14:52:53
  • ↑主人公視点からは紫杏以外の行動を見ることがなかっただけで、結果として世界を支配できたほどなんだから全員それなりの役割をこなしたと考えて良いだろ -- 2010-12-27 (月) 21:50:21
  • 確かに犬井はかなりの役にたってそうだが、カイはメンバーだった意味があったのか? -- 2010-12-27 (月) 22:01:19
  • 犬井とカイの役目は、秘書としてそれぞれの主が処理しきれない極秘の情報や案件の補助したり共有することと護衛あたりでしょう。特に犬井が後者、カイが前者に特化していたのかと -- 2010-12-28 (火) 03:29:01
  • 名前の由来は中国の四人組? -- 2011-03-20 (日) 22:53:29
  • いや、たしか昔日本で、「五人組」っていう連帯責任をおう制度があったような… -- 2011-03-21 (月) 13:08:52
  • ↑3甲斐の情報処理能力は犬井以上と思われるから、Kと一緒にメンバー内のデータベースの役割を担ってた可能性も。後、紫杏一人じゃ全部をこなしきれないから、事情を知ってて彼女をサポートする人間が必要だったってのもありそう -- 2011-03-28 (月) 23:27:22
  • 結局6人組の存在意義はもうないんじゃないか -- 2011-04-28 (木) 21:38:11
  • 6人組はパッと出の後付けだからある程度は仕方ない -- 2011-04-28 (木) 23:27:29
  • もうメンバーの補充はないのかな? -- 2011-06-23 (木) 16:36:57
  • ↑ないと思う、っていうか6人組的な活動をするとしても、6人組って組織名で活動はしないと思う。根拠はないが -- 2011-06-23 (木) 18:45:23
  • ジナイダの役割って木村(ミスターK)を消すことだったのか? -- 2011-07-17 (日) 17:07:08
  • ホンフーとジオットとジナイダの三人組が中心じゃないか? -- 2011-07-26 (水) 08:13:52
  • 雨崎千羽矢もでてくる…かな? -- 2011-07-27 (水) 08:15:24
  • ↑それはないだろうな -- 2011-07-29 (金) 20:54:49
  • ↑しかし千羽矢ルートのイベントを見る限り、今後ジャジメント側の刺客として再登場する可能性は大だな。↑2ホンフーやジオットが6人組になる可能性ならある。だが、単なる兵器扱いの千羽矢が加入するような展開はまず考えられない。 -- 2011-08-02 (火) 18:25:28
  • 結局、六人組での犬井の明確な役割がよくわからないただのサポートや戦力として数えられてたと考えるのは単純に面白くないし、六人組の最後の一人になったんだから、能力の詳細の公開と共に今までの暗躍を公開したり、他にも諸々の面白い展開を要求したいな -- 2011-09-11 (日) 15:59:15
  • 6人組はもう体をなしてないだろ 新規加入とかあほかと -- 2011-09-12 (月) 14:58:33
  • 残ってるのがミスターKとか大神とかならともかく、犬井に限って6人組復活なんかしたがるとは思えない。 -- 2011-10-27 (木) 00:00:04
  • ていうかツナミじゃなくなった時点でもう6人組の話出ないだろ -- 2011-10-27 (木) 02:31:54
  • ジオットたちが起こそうとしているカタストロフの計画をの犬井はどう思うのだろうか -- 2011-10-29 (土) 00:25:46
  • ていうかその事犬井まだ知らないと思うぞ -- 2011-10-29 (土) 00:27:59
  • ↑そんなに犬井は間抜けじゃないだろ。何をしようとしているのかという全体像くらいは知ってると思う -- 2011-10-29 (土) 13:48:38
  • 敵対する派閥に計画の内容が知れてたらえらいことだと思うけどww -- 2011-10-29 (土) 15:55:40
  • 村とかはちょっと調べりゃわかりそうなもんだけど、たぶん何かよからぬ事を企んでるし警戒はしとこうレベルじゃないかな -- 2011-10-29 (土) 19:14:58
  • ↑↑いや、むしろ敵対派閥同士の情報が入ってこないなら、互いに奇襲の応戦になって、こんな安定したぶつかり合いにはならないよ。 -- 2011-11-03 (木) 11:03:29
  • 登場以前の入れ替わりとかメンバーの補填を考えないで作中で明かされたメンバーだけで考えると、6人組が6人とも揃ってた期間てかなり短いよな。 -- 2011-11-22 (火) 23:43:30
  • ↑2、3年ってところか。 -- 2011-11-23 (水) 00:46:06
  • ↑いや、大神会長がいて、かつ紫杏が加入してた期間はもっと短いんじゃないか。 -- 2011-11-23 (水) 16:09:33
  • ↑そうか、大神が没った時を忘れていた。木村と紫杏はいつSE………接触したんだ? -- 2011-11-23 (水) 18:07:53
  • ↑10の3年目の8月2週にジャジメントに連れて行かれるから、大神会長が正確にいつ死んだかわからんけど、最大でも11の開始する前までの4ヶ月ぐらいしか紫杏と大神会長の両方が6人組に関わってた可能性がある時期ってないよな。 -- 2011-11-23 (水) 18:17:44
  • ↑紫杏は親切にいた頃に接触している可能性は? -- 2012-01-20 (金) 19:34:39
  • ↑たぶん、大神会長と接触したのは紫杏の父が死んだ後だと思う。 -- 2012-01-29 (日) 18:17:48
  • ↑18ジオットやホンフーが6人組に加入するわけないだろ。ジオットたちはカタストロフ起こそうとしてるわけで6人組はそれをとめる役割なんだから -- 2013-06-08 (土) 11:49:01
  • 未来、何人組……どっかのアニメで聞いたことがあるような気が…… -- 2014-05-24 (土) 09:05:25
  • 紫杏が言ってるアレって何のこと?この後何が起きるの -- 2016-08-12 (金) 01:33:24
  • 智美が6人組の一人で再登場してほしかったなーと今でも思う -- 2019-08-31 (土) 11:46:02
  • 世界に与えた影響は凄まじいけど、首謀者のミスターKを心から信頼していた人物が実は一人もいなかったというのが哀愁を誘う -- 2021-04-01 (木) 20:52:32
  • まさか名前だけのぽっと出がシリーズ通しての物語の黒幕となるとは -- 2022-02-14 (月) 15:56:51