インストール/DVB Support版

Last-modified: 2017-12-29 (金) 23:43:02

英語版は中国語版やロシア語版と並んで開発初期からPotPlayerを世界に広める役割を担ってきました。
2015年以降更新ができなくなり、2016年後半に配布元のサイト(dvbsupport.net)が一度閉鎖された後、2017年9月に再開しています。
PotPlayerが多言語切替に対応し、またセキュリティ強化のためにコードチェックで改変の禁止を徹底するなど、各言語による独自ビルドの意義は揺らいでいます。*1
現在はリバースエンジニアリングによる海賊版で、プログラムに署名はあってもルート証明書の信頼が確保できない状態です。
おそらく通信関連が改変されていると思われますが、このページの記述がそのまま現在も当てはまるか確認していません。


 

http://www.dvbsupport.net/download/index.php?act=category&id=55

リリース版
http://www.dvbsupport.net/download/index.php?act=view&id=230
リリース版(64bit)
http://www.dvbsupport.net/download/index.php?act=view&id=236
開発版
http://www.dvbsupport.net/download/index.php?act=view&id=285
 
更新内容
http://www.dvbsupport.net/info/potplayer.html
 
DVB Support版デフォルトスキン BlackBox
DVB Support版デフォルトスキン BlackBox
 

組み込み(Built-in)の言語は英語です。
パッケージ内容としては

  • 公式版にはないスキンやビジュアライザ、ピクセルシェーダ(3D関連)などが追加されている。
  • 内部扱いのデコーダはすべて同梱されているので個別にDaumから落としてくる必要がない。
     

また、インストーラもDaum公式版とは別プログラムです。インストーラの特徴は

  • 英語のみで表示される。
    本体の言語設定も組み込み Built-in(English) に強制変更されますので注意してください。
    組み込み言語は公式版に移行すると韓国語になります。
  • 以下のオプションがある。
    PotPlayer Localization Files各国の言語ファイル(iniファイル)が入る
    PotPlayer Live Filestvpot関連のファイル(PotPlayer.exeなど)が追加される
  • デフォルトのスキンが BlackBox に上書きされる。
  • 設定のサンプルとしてプリセット Built-in ~ Decoder がいくつか作られる。*2
  • ユーザーが作ったプリセットだけ表示順を逆にされる。
  • PotPlayerの設定をiniファイルで保存する設定にしていても、強制的にレジストリ保存に切り替えられる。*3
     

インストーラを実行せずに解凍ソフトで解凍して使うこともできます。
その場合、含まれている Data.7z または Data64.7z をさらに解凍すれば、プログラムフォルダの内容を取り出せます。

 

ファイル名の末に Upd が付くのが開発版です。開発版の特徴は

  • 差分ファイルしか含まないので直近のフルパッケージでのインストールを先に済ませておかないと導入できない。
  • インストーラは実行しても基本的にdllファイルを更新するだけで、設定などは書き換えない。
  • 7zファイルにカギがかかっていてインストーラの解凍はできない。
     
     

*1 デジタル署名自体は1.6へバージョンが移行した当初から装備していたものの、韓国内でマルウェアが発見されるまでは開発者が外部有志による改変を事実上黙認していたため、実行前のコード改変チェックはおこなわれていませんでした。
*2 ここで作られたプリセットはサンプルなので、その内容をユーザーが書き換えても次回のアップデート時に初期化されてしまうことに注意。
*3 iniファイルは拡張子を.bakに変えてバックアップされます。