エラーメッセージ スタイル ガイド

Last-modified: 2017-05-09 (火) 22:02:16

基本

  • わかりやすく、そして端的に
  • ユーザが必要な情報だけを伝える(関数名なんていらない)
  • Primary, Detail, Hintのレベルで分ける(主題(結論)、詳細(内訳とか)、ヒント(修正方法))。

よーく考えよう。

「未知の~です」「Unknwon ...」

アプリケーションにとって、未知であることは確かにエラーだろう。
だけど、ユーザーにとってそうではない。
たとえば、「未対応の」や「非対応の」、「無効な」などのエラーのほうが幾分マシである。

英語の意味

ファイルを開けません

could not open file HOGEHOGE
ファイルを開けなかった。存在していないファイルか指定されたときなど。今後、回復される見込みがある。ある意味で物理的な問題。
cannot open file HOGEHOGE
そもそも対応していないファイルだった場合。ある意味で論理的な問題。今後、回復される見込みはない(バージョンアップは別)。

参考文献

  1. 参考文献「エラーメッセージのスタイルガイド
  2. 参考文献「FPN-文章を短く分かりやすく書くには
  3. http://en.wikipedia.org/wiki/Error_message

ダメな例

エラーコード

GDCで聞いた話題。

 次に信頼できるエラーハンドリングについて。

 「期待外のエラーを検出しました。」と表示されてわかるのは、

なにか悪いことが起こったことだけで、何が起こったかわからない?!?

どんなカスタマーサポートをすればいい?オペレーションチームは何をすればいい?

「リブートしてください」?

 エラーのログをとろう。

 でも誰がログを読むの?どんなエラーログがいい?

 ・悪い例:Resource not found 404!

  →HTTPエラーコードをゲームエラーとして使ってはいけない。

 ・より良い例:Fancy message with *link* 34-15-3-743

  →「*link*」は、あなたの会社のサポートサイトやウィキページです。

  →数字の意味は、下記の通り。

    34: Error code : (routing error)

    15: Service number : (cache server)

    3: Module number : (forwarder.cpp)

   743: Line number : (__LINE__)