説明文
孫策軍を操り、敵軍を倒しましょう。太史慈との一騎討ちではとにかく耐えることが鍵です。
※この戦闘では固定デッキを使用します。
報酬
概要
・前半はこれまで通り与えられたカードを使い負けない手順を選んでいくだけだが、最後のパートはこれまでとは異なり、固定デッキを使ったガチバトルになる。
・こちらのデッキは大河を組み込んだ水軍デッキ、相手は太史慈コンボを組み込んだデッキである。
・すんなり大河が引けていれば割と楽だが、一度太史慈が連鎖を始めてしまうとなかなかに厄介。
・特に初手で攻撃力4のキャラを攻撃態勢で出してしまうと、太史慈で相打ちされて一気に太史慈(義臣)へつながれてしまう。大河発動状態で蒋欽のスキルを使用したり、周泰の攻撃力をうまく上げることができれば破壊は可能だが、中々に厄介。
・密偵も飛んでくるので、大河を破壊されて蒋欽のスキルが使えずに太史慈(豪傑)が処理できないという事態にならないように注意しよう。
テキスト
孫策:クソがっ!
孫策:はぁ……はぁ。
孫策:…………ふう。
???:若様、ここにおられましたか。
孫策:……朱治(しゅち)か、何か用か?
朱治昔はよく親父殿の愚痴(フ〇〇ク)につき合わされたものです。若様も抱えているものがあるのでしたら、この朱治に話してみては?
孫策:親父か……。江東の賊をあっという間に退治してさ。親父の強さは、俺のあこがれだったよ。
孫策:だが今の俺はどうだ。袁術(えんじゅつ)の言いなりになって、ただ燻ぶってるだけだ。
孫策:これじゃ親父の意志を継ぐことなんてできやしない。自分の情けなさに腹が立つ!
朱治……若様、私にひとつ考えがあります。袁術に兵を借り、挙兵なさるのです。
???:その話、乗った!
孫策:うおっ! て、程普(ていふ)!?
程普:我が部下は数百人程度ですが、どれも皆精鋭ぞろい。若様のためなら、命を惜しまぬ者ばかりです。
程普:あとは、どのようにして袁術から兵を借りるかですが……。
孫策:親父が手に入れた玉璽(ぎょくじ)を使う。こいつを担保にして袁術から兵を借りよう。
朱治:なるほど……それはよい考えだ。袁術の性格なら、きっと受け入れるでしょう。
程普:確かにその通りだが……若様はそれでよろしいのですか?その玉璽は形見にも等しい品なのでは?
孫策:別にいいさ。今の俺が持ってても無意味な代物だ。それなら袁術にくれてやって、皇帝の夢を見させてやればいい。
孫策:俺はこの手で領地を手に入れる。親父を超えてみせるんだ!
孫策(そんさく)は袁術に玉璽を差し出し、三千の兵を借り受けた。その中には、かつての孫堅の部下である黄蓋(こうがい)や韓当(かんとう)も含まれていた。
伝令兵:報告します!前方に兵の一団を確認!
程普:あれが劉繇(りゅうよう)の舞台ですかな。
孫策:……いや、違うな。やーっと来てくれたか。
???:すみません、あの……通してください。あの……すみません。
孫策:周瑜(しゅうゆ)!こっちだこっち!
周瑜:お久しぶり、です、孫策様。いきなりの手紙だったので……はぁ、驚き、ました、ふぅ……。
孫策:相変わらずの虚弱っぷりだなー。親父の跡を継いで、俺も挙兵することにしたんだ。周瑜、お前の力を貸してくれ。
周瑜:……それは孫策様にとって、とても大事なことなんですね?
周瑜:―わかりました。持てる全ての力を、孫策様のために使いましょう。
孫策:そう言ってくれると信じてたぜ!周瑜がいれば百人力だ!
劉繇(りゅうよう):孫策が我が地に侵入してきたらしい。誰か、奴を退ける策はないか?
張英:自分に部隊をお預けください!敵が百万の軍勢でもない限り、守り通してみせましょうぞ!
劉繇(りゅうよう):うん。分かった、任せる。
太史慈:閣下、私にも協力させてもらえませんか。
劉繇(りゅうよう):いや、君はまだ若い。ここは張英(ちょうえい)将軍に任せておきなさい。
劉繇(りゅうよう):張英、お前に全軍を預ける。敵を追い返すんだ、いいね?
孫策:おっと、さっそく援軍のお出ましか!
???:まいった!いやー、さすがは噂の小覇王!大したもんだ!
???:アハハ!アンタはいつも豪快だねー!
孫策:ん?お前ら、敵じゃないのか?
蒋欽:私は蒋欽(しょうきん)!こっちは周泰(しゅうたい)!孫堅さんの子が挙兵したって聞いて、ぜひ仲間にして欲しくってさ!
周泰:アハハ!アンタはいつも直球だねー!
孫策:おお!そういう話なら大歓迎だぜ!今日から二人とも俺の仲間だ!
劉繇(りゅうよう):よくもまあ僕の前に顔を見せられたもんだね!お前なんかクビ(斬首)だ!
張英:そ、そんな!どうかお慈悲を!
&color(foreground[,background]){text};:劉繇様、私からもお願いします。張英殿が失敗したのは事実ですが、あの孫策という者が強すぎるのです。
伝令兵:報告します!南西の丘に敵が単騎で姿を現しました!孫策本人のようです!
劉繇(りゅうよう):そんなの罠に決まってるじゃないか!いいかい、誰も孫策を追ってはいけないよ!
太史慈:閣下、これは絶好の機会と考えるべきです!誰か、私とともに孫策を討とうとする者はいないか!
その声に応える者は一人もいなかった。太史慈(たいしじ)はかぶりを振ると、自らの馬のもとへと走り去った。
劉繇:なんて勇気のある若者だ……じゃなくて!早く彼を呼び戻すんだ!
張英:放っておきましょうよー。勝手に出ていったアイツが悪いんですよハハハ。
太史慈:ここから先へは通さん。
孫策:へ?
太史慈:お前が孫策か?
孫策:なんだお前。まずは自分の名前くらい名乗ったらどうだ?
太史慈:私は太史慈。お前に一騎打ちを申し込む。
孫策:俺は孫策だ。そーかそーか、一騎打ちがしたいってか……いい度胸してんじゃねーか!
太史慈:武人の誇りにかけてお前を倒す!
2人の死闘は数時間に及び、天気はいつしか嵐に変わっていた。
精魂尽きるまで死力を尽くした2人の戦いは決着がつかず、引き分けという形で幕を閉じる。
孫策:太史慈ってやつは本物だな!劉繇にはもったいないくらいだ。
韓当:きっと明日の戦にも出てくるはず。決着はそれまでお預けですな。
孫策:おう!
周瑜:孫策様、その太史慈という方……仲間に誘ってみてはいかがでしょうか。
周瑜:太史慈殿を捕える方法は私が考えます。孫策様は敵を攻め落とすことだけに集中してください。
孫策はかつての孫堅を凌ぐほどの強さで劉繇軍を駆逐した。敗戦を悟った太史慈は、逃走する味方を庇いつつ必死の抵抗をつづけたが、周瑜の指示で城外の林に潜んでいた伏兵に捕えられた。
孫策:お前は本物の武人だ。だが劉繇はお前を重用しなかった。だから負けたんだ。
太史慈:……殺せ。
孫策:まぁ聞けって。昨日の戦い、俺はすごく楽しかったぜ。お前はどうだった?
太史慈:…………。
太史慈:……そうかも、しれない。
太史慈:この私と互角に戦える者など、今まで一人もいなかった。お前と剣を交えた時、心が震えた。あんな感情は……生まれて初めてだ。
孫策:俺も同じさ。すっげー怖いのに、楽しくってたまらないんだ。
孫策:この江東は、あちらこちらで賊が暴れては住民を苦しめてる。俺は一人残らずそいつらを退治してみせる。
孫策:そのためにはお前みたいなやつが必要なんだ。力を、貸してくれないか?
太史慈:…………。その言葉に嘘がないのなら、この身を預けても構わない。
孫策:よっしゃ!今日は宴会だな!
太史慈:待て。無礼を承知で、一つ頼みがある。私に明日の昼まで時間をもらえないか?
孫策:ああ、いいぜ。
太史慈:っ!……感謝する。
太史慈は孫策に一礼すると、その場を去っていった。
黄蓋:……帰ってきますかな?
孫策:俺に一騎打ちを挑んだ奴だ。帰ってくるに決まってるじゃねーか。
翌日、太史慈は約束を守り、多くの兵を連れて孫策のもとに赴いた。こうして孫策は信じられる仲間をまた1人得たのだった。
攻略手順
1.テキストを読み進める
2.最初の戦闘は適当に攻撃するだけで勝てる(孫策のスキルを発動させておくと終結を早めることができる)
3.周瑜で周泰を攻撃
4.孫策のスキル発動、周泰の攻撃力を下げる
5.孫策と黄蓋で周泰を攻撃
(返しで孫策が蒋欽の攻撃で破壊される)
6.周瑜で蒋欽を攻撃
(孫策と太史慈の一騎打ち)
7.決死の覚悟を孫策に使用
8.太史慈を破壊するとどんどん大きくなっていく。手に負えないサイズになったらひたすらターンエンド
9・孫策が覚醒したらまた決死の覚悟を使用してひたすらターンエンドでこのパートも終わる
(最後のパートはお互い固定デッキのカードがランダムで手札に入るため確定した手順はない)