「……私は、狂った人形です」
Plum Lean
プロフィール | |
シンボル | |
種族 | 人間 |
武器 | コンヴィクター |
性別 | 女 |
年齢 | 17 |
外見 | |
服の色 | |
アクセサリー | |
肌の色 | 白 |
身長 | |
髪の色 | 濃桃色 |
瞳の色 | 青緑 |
モチーフ | 桃太郎 |
センブランス | ブラックリスト |
ステータス | |
所属 | |
元所属 | |
職業 | |
パートナー | |
関連人物 | スペサルティ・ルベライト ヴェイネルス・ゴルドライト イカルガ・ヘリオドール |
外見
人物
ヴェイネルスが操るグリムに両親を殺された少女。最初は単にグリムに殺されたのだと思ったものの、グリムに刺さっていた受信用の弾丸と、自らグリムを始末しに現れたヴェイネルスが使用していた弾丸(貫通せずグリム消滅後に残っていたもの)とその薬莢から、使用されていた銃が同一のものであることを看破してしまい、以降ヴェイネルスを両親の仇として探している。
復讐心に支配され、操られるように動く自らを『狂った人形』『壊れた人形』と称している。実際『狂った』『壊れた』という表現は的を射ており、衰弱する一方である本人の精神から反比例するように肥大化している復讐心が独立しかかっているのか行動の制御ができないことがあり、精神の疲弊具合からも人として半ば壊れていることが窺える。
自分と同じように両親をヴェイネルスに殺されたイカルガとはシンパシーを感じ、一度は友達になりたいとさえ思った。しかし、真実を知ってなお、ヴェイネルスをあくまでも生かしたまま投獄したいと考えるイカルガとは意見と目的が正反対となり、彼の仲間共々『邪魔者』と判断したことで真っ向から衝突することになる。その胸中には『目的に対する障害』という以外にも、同じ境遇にありながら、壊れていく心に耐えながらたった1人に縋って生きていくしかなかった自分に対して、多くの仲間に恵まれて強く生きているイカルガへの、決して小さくない嫉妬の念が渦巻いている。
イカルガの静止と妨害を振り切り、一撃の下にヴェイネルスを討ち倒して復讐を終えた彼女を待っていたのは、精神の完全崩壊と、それによる記憶の喪失。弱りきった心を支えていた復讐心という支柱を失ったことで、プラムの心は達成感、安堵、罪悪感、解放感、喪失感……ありとあらゆる感情によって潰されてしまった。
意識を失う直前、まるで幼児退行したかのようにスペサルティに甘えたプラム。そして次に目を覚ましたとき、彼女からは全てが消えていた。本能のようにスペサルティに付き従い、彼女に害成す存在を片っ端から排除する。それ以外は何も言わず、何もせず、そこに表情などは存在しない。ただひたすら、何かに操られるようにスペサルティを守るだけの人形の姿が、そこにあった。
性格
非常に穏やかな性格。だが、現在はそこにヴェイネルスに対する復讐心が同居している状態であり、相反する2つの感情により精神的に疲弊している。そのためか感情の揺らぎ具合が不安定になっており、後に出会ったスペサルティには強く依存している。常に精神崩壊が進行しているような状況だが、スペサルティと出会ってからは進行が幾分緩やかになっている。自身の不安定さには自覚があり、普段は意図的に口数を減らし、静かに話している。
能力
基本戦法はコンヴィクターによる力押し。元々まともな戦術指導も受けておらず、スペサルティも戦術をそこまで考えないタイプであるため、必然的にこうなった。
センブランスのブラックリストは、自分が『攻撃』として行った行動について、攻撃対象に対して抱いている負の感情が強ければ強いほど攻撃力が上がり、逆に正の感情が強いほど攻撃力が下がるというもの。自身が攻撃に使用したものであれば、剣や弓矢、銃といった武器や道具にも適用される。相手がヴェイネルスのように限りなく強い憎しみの対象であれば、デコピン一発で頭蓋骨が割れたり、ただのパンチでさえ『当たれば死ぬ』ほどの威力を生み出す。逆に、スペサルティのような相手であれば、例え対戦車ライフルで撃ち抜いたとしても殺すことができなくなる。特性上、好感度が上がりきった相手による突然の裏切りには非常に弱いが、条件さえ揃えば、爆発などの範囲攻撃に味方を巻き込みつつも敵だけにダメージを与えて味方は無傷で済ませる、といったことが可能になる。しかし、現在はプラムの精神状態を表すかのように非常に不安定で、単純に『邪魔』『鬱陶しい』というだけで威力が殺人レベルまで跳ね上がるなど、触れ幅が極端であり危険な状態となっている。