ヴァーミリオン

「お掃除の時間ですね」

Vermilion

外見

[添付]

人物

アゲート家の使用人見習い。直属の上司はバトラー。同年代の男子としては小柄で、チームの一番背が低い女子に10cm近くも差をつけられているほど。
ビーコンアカデミーに入学して学生生活を送る傍ら、諜報活動の訓練としてアカデミー内の様子をアゲート家に報告している。学生生活自体は満喫しており、バトラーやカーネリアも喜ばしく思っている。
元はアゲート家に拾われた孤児であり、似た境遇のバトラーとも良い関係を築いている。
苗字は無いのだが、学生としてはヴァーミリオン・スミスという半偽名を名乗っている。

性格

非常に穏やかで、常に目を細めて柔らかな笑顔を浮かべている。基本的に敬語。どんな相手にも丁寧に接する。
怒ると目が笑っていない笑顔になる。

能力

センブランスは『自分の周囲の気体を集め、任意の形状に固定して切り離すことで疑似的な固体として扱う』というもの。気体であれば何でもいいが、普段は専ら空気を使う。使用すると、固体として切り離された部分の空間が一瞬だけ真空化する。出来上がる固体は無色透明。
センブランスで生成した固体は、強度と柔軟性を任意に調整でき、縄や布のようなものも作ることができる。手元から離すと、しばらく性質を保ってから再び気体に戻る。そのため飛び道具にも使えるが、火薬の類いは作れないため銃弾は作れない。場所さえ把握していれば、短時間であれば空中に足場を作ることも可能。圧縮が可能で、大量の気体を圧縮して密度を上げることで質量を増やすこともできる。
武器は短剣、拳銃、弓を1つに纏めた可変武器。ただし弓形態以外は基本的に非常用であり、普段はセンブランスで生成した不可視の矢による射撃や、不可視の剣と盾による近接戦、短剣を不可視の刃で延長してリーチを欺いての奇襲などを行う。