月エリアをクリアすると行けるようになるエリア。
ようやく帝国の勢力が登場し、戦いの火蓋が切られる。
クリアするとアステロイドベルトエリアへ行けるようになる。
概要
月エリアの宇宙海賊はこのエリアでも前半まで登場する。
帝国勢力もいるのだが、偵察機や戦闘機が多く、まっとうな機銃を備えた巡洋艦はあまり出現しない。
そのため、月を突破した戦力そのままでもそこそこ進むことが可能。
目的地 | 火星 | |
敵主力 | 帝国軍偵察隊 | |
エリア数 | 10 | |
指令 | 帝国軍偵察隊を駆逐せよ! | |
難易度 | 地球レベル 14 から変更可能 | |
獲得 資源 | 一般兵 | 2 |
熟練兵 | 4 | |
強化兵 | 8 | |
親衛隊 | 12 | |
覚醒者 | 20 | |
光化 | 40 |
出てくる敵艦
- 月エリアから続投
- 火星で初登場
以下は初登場の敵についてのみ解説する。
敵の評価は基本的に難易度[一般兵]のもの。
偵察機スピアー、グラス級偵察艇
帝国軍の斥候機。それぞれステージ1とステージ2の主力機。エリア後半では雑魚として沢山出る。
戦闘力は海賊の戦闘機カトラスよりマシ程度な反面、装甲は比べ物にならない
名称 | 偵察機スピアー | グラス級偵察艇 |
装甲 | 15 | 22 |
主砲 | 21型携帯レーザー砲(威力2) | |
副砲 | なし | |
弾幕 | なし | |
設計図 | パトロール艇 |
戦闘艇
帝国軍の前線警戒戦力。
主砲とロケットを備え火力はあるが、動きは遅いので先んじて撃ち抜きたい。
名称 | マンティス級戦闘艇 | キラーマンティス級戦闘艇 |
装甲 | 25 | 28 |
主砲 | 20型携帯レーザー砲(威力1) | 16cmカノン砲(威力10) |
副砲 | Mk2ロケット(威力6) | |
弾幕 | なし | |
設計図 | ミサイル艇 |
SF
ヒトに近い可動構造を持つ宇宙戦闘機械。
宇宙戦争の主力と思われるが、火星エリアで遭遇するものはそれほど脅威ではない。
今回はとにかくSFは副砲が近接武器になっており威力が高いので、接触を許さず機銃で確実に撃破したい。
名称 | ソード型SF | メイス型重SF |
装甲 | 40 | 55 |
主砲 | 21型携帯レーザー砲(威力2) | |
副砲 | アイアンロッド(威力5) | |
弾幕 | なし | |
設計図 | ミサイル艇 |
軽巡洋艦、揚陸艦
エリアの後半で主力機として登場し、その後は雑魚として少量出てくる。
威力や貫通力のある主砲、性能の上がったロケットと真っ当な機銃を持つため注意。
これに勝てそうかどうかが撤退の目安になるだろう。
名称 | ヴァルキリー級軽巡洋艦 | ヴァルキリー2級軽巡洋艦 | アーク級強襲艦 |
装甲 | 152 | 160 | 175 |
主砲 | 0式ビーム砲(威力25) | 18cmカノン砲(威力12) | |
副砲 | Mk2連装ロケット(威力6発射2) | Mk3ロケット(威力10) | Mk2ロケット(威力6) |
弾幕 | 8mm機銃座(威力1装填0.2弾数2) | 10mm機銃座(威力2装填0.2弾数2) | |
設計図 | 軽巡洋艦 |
軽巡洋艦を入手できたら、試作宇宙戦艦改より強力なので旗艦や僚艦を更新するのもよいだろう。
ただしコストが上がる、主砲の強化がしづらい、強襲揚陸艦が同マップで手に入る、などの理由から据え置きにする手もある。
アルファ級帝国軍移動基地(エリアボス)
火星エリアのエリアボス。艦船ではなく移動基地、ということで少しスペースコロニーっぽい外観。
機銃の発射弾数が多く弾幕が厚いので、接近戦は危険。距離のあるうちに強力な主砲でぶち抜くか、味方機の一斉射撃で消し飛ばしたいところ。
名称 | アルファ級帝国軍移動基地 |
装甲 | 350 |
主砲 | 20cmカノン砲(威力16) |
副砲 | Mk3ロケット(威力10) |
弾幕 | 10mm連装機銃座(威力2装填0.2弾数3) |
設計図 | 強襲揚陸艦 |
強襲揚陸艦は入手できれば当分お世話になる優秀な機体。
是非とも入手したいが、この次のアステロイドベルトでもボスドロップするので、周回するならそちらがオススメ。
入手可能なアイテム
チップ
- 対電磁制御
- 自艦の対電磁力をLv分上げる
強化しておくと電磁障害が発生しづらくなる。
集中砲火を浴びているときに電磁障害が起こると、攻撃不能&バリア回復なしになるため轟沈直行コース。
そのため可能なら上げておきたいが、今後は強化したいチップが目白押しのため、優先度は低くなりがち。
(そもそも集中砲火が不可避な状況自体が既に敗色濃厚ということでもある)
火災制御と同じく、とりあえず+1にはしておこう。デメリットはほぼ無い。
一方単騎突撃ならばぜひとも上げておきたいチップ。
必然的に集中砲火を受ける上に、一度でも攻撃の手が止まると敵の数があっという間に増加
更なる袋叩きにあうためである。
回避率の高いSF系ならばともかく戦艦や要塞使用時にはできるだけ上げておきたい。
設計図
- No.1 宇宙作業艇D51
- 戦闘機カトラス系2種がドロップ
- No.2 試作宇宙戦闘機X0
- 重戦闘機シミターがドロップ
- No.24 改造漁船
- 海賊船フィッシャー2がドロップ
- No.3 軽空母
- 海賊空母キッドがドロップ
- No.25 パトロール船
- 偵察艇2種がドロップ
- No.26 ミサイル艇
- 戦闘艇2種がドロップ
- No.6 量産SF-AS11
- SF2種がドロップ
- No.5 軽巡洋艦
- 軽巡洋艦と強襲艦がドロップ
- No.9 強襲揚陸艦
- エリアボスのアルファ級帝国軍移動基地がドロップ
主砲
- 0式ビーム砲
- 軽巡洋艦2種が装備
- 20型携帯レーザー砲
- 賊戦闘機(カトラス、シミター)3種、マンティス級戦闘艇が装備
- 21型携帯レーザー砲
- 偵察艇2種とSF2種が装備
- 壊れかけのカノン砲
- 海賊船フィッシャー2、海賊空母キッドが装備
- 16cmカノン砲
- キラーマンティス級戦闘艇が装備
- 18cmカノン砲
- アーク級強襲艦が装備
- 20cmカノン砲
- エリアボスのアルファ級帝国軍移動基地が装備
副砲
- Mk1ロケット
- 重戦闘機シミターと海賊空母キッドが装備
- Mk2ロケット
- 海賊船フィッシャー2、戦闘艇2種、アーク級強襲艦が装備
- Mk2連装ロケット
- ヴァルキリー級軽巡洋艦が装備
- Mk3ロケット
- ヴァルキリー2級軽巡洋艦とエリアボスのアルファ級帝国軍移動基地が装備
- アイアンロッド
- SF2種が装備
弾幕
- 壊れかけの機銃座
- 海賊空母キッドが装備
- 8mm機銃座
- 軽巡洋艦が装備
- 10mm機銃座
- アーク級強襲艦が装備
- 10mm連装機銃座
- エリアボスのアルファ級帝国軍移動基地が装備
機関
- 軽燃料炉A
- 戦闘機カトラスと同改が落とす
- 軽燃料炉B
- 重戦闘機シミターが落とす
- 軽燃料炉C
- 海賊船フィッシャー系が落とす
- 軽燃料炉D
- 海賊空母系、偵察機スピアー、グラス級偵察艇が落とす
- 軽燃料炉E
- マンティス級、キラーマンティス級が落とす
- 軽燃料炉F
- ソード型SFが落とす
- 軽燃料炉G
- メイス型重SFが落とす
- 軽燃料炉H
- 軽巡洋艦2種が落とす
- 軽燃料炉I
- アーク級強襲艦、アルファ級帝国軍移動基地が落とす
新規入手できる艦船
No.42 高機動型作業艇D77(地球レベル4)
地球レベル4で設計図を入手。
このエリアで確実に初登場するわけではないが、
このエリア攻略中に入手することが多いと思われる。
タイプ | 小型艇 | |||
全長 | 11m | |||
旗艦パラメータ | 僚艦・艦載パラメータ | |||
装甲 | 3 | 重量 | 12 | |
回避率 | 35% | 主砲 | 20cmカノン砲 | |
対火災力 | 28% | 副砲 | アイアンロッド | |
対電磁力 | 20% | 弾幕 | なし | |
撤退時間 | 0.5 | 機関 | 軽燃料炉A | |
艦載機数 | 0 | 速度 | 4 | |
積載量 | 10 | 乗員 | 2 |
おそらく入手時期においては他にない速度4の機体。
ただ、あまりに脆いため入手直後から味方艦として活躍するのは厳しいかも。
旗艦にすると一応、全機体で最速の撤退時間を誇る。
No.43 統合軍軽巡洋艦(地球レベル6)
地球レベル6で設計図を入手。
このエリアで確実に初登場するわけではないが、
このエリア攻略中に入手することが多いと思われる。
タイプ | 巡洋艦 | |||
全長 | 88m | |||
旗艦パラメータ | 僚艦・艦載パラメータ | |||
装甲 | 100 | 重量 | 350 | |
回避率 | 22% | 主砲 | 20cm連装カノン砲 | |
対火災力 | 18% | 副砲 | Mk3ロケット | |
対電磁力 | 13% | 弾幕 | 10mm機銃座 | |
撤退時間 | 2.5 | 機関 | 軽燃料炉F | |
艦載機数 | 2 | 速度 | 2 | |
積載量 | 65 | 乗員 | 65 |
試作宇宙戦艦改と比べて一回り上の性能を持ち、
このエリアで手に入る軽巡洋艦や強襲揚陸艦と比べて攻撃面で優れており、
しかも速度が2と他の艦船より速い。一方、装甲値は試作宇宙戦艦と同値でちょっと脆い。
旗艦の乗り換えはあまりおすすめしないが、僚艦はコストが足りるなら是非置き換えたい。
この火力と速度が間違いなくエリア攻略の助けになるはずだ。
(場合によっては無くても乗り切れてしまうが)
設計図ドロップが無くLv上げがしづらいため、より強力な艦が手に入ったら使わなくなるだろう。
No.25 パトロール艇
偵察艇2種が設計図ドロップする。
タイプ | 小型艇 | |||
全長 | 22m | |||
旗艦パラメータ | 僚艦・艦載パラメータ | |||
装甲 | 40 | 重量 | 22 | |
回避率 | 25% | 主砲 | 22型携帯レーザー砲(威力3装填3.7) | |
対火災力 | 15% | 副砲 | なし | |
対電磁力 | 13% | 弾幕 | 壊れかけの機銃座(威力1装填0.7) | |
撤退時間 | 1.2 | 機関 | 軽燃料炉A(1/1) | |
艦載機数 | 0 | 速度 | 1 | |
積載量 | 35 | 乗員 | 4 |
巡視船を改造したと思われる宇宙小型艇。
改造漁船より少し頑強だが主砲威力が落ちており、機銃は相変わらず殆ど役に立たないので出番は無かろう。
せめて8mm機銃座を積んでいれば頼もしい僚艦になれたろうに。
No.26 ミサイル艇
戦闘艇2種が設計図ドロップする。
タイプ | 小型艇 | |||
全長 | 40m | |||
旗艦パラメータ | 僚艦・艦載パラメータ | |||
装甲 | 50 | 重量 | 26 | |
回避率 | 30% | 主砲 | なし | |
対火災力 | 16% | 副砲 | 試作誘導ミサイル(威力5装填4) | |
対電磁力 | 13% | 弾幕 | なし | |
撤退時間 | 1.0 | 機関 | 軽燃料炉B(2/1) | |
艦載機数 | 0 | 速度 | 1 | |
積載量 | 38 | 乗員 | 4 |
一応これが最強の小型艇。
武装は副砲しかなく火力は大きくないのだが、誘導があるため
機動力で接近戦を挑んでくる照準の合わせにくい敵を相手に活躍できる可能性がある。
僚艦スキル目当てで小型艇を積む場合、これかD77の二択だろう。どっちも貧弱。
No.6 量産SF-AS11
SF2種が設計図ドロップする。
タイプ | SF | |||
全長 | 18m | |||
旗艦パラメータ | 僚艦・艦載パラメータ | |||
装甲 | 27 | 重量 | 15 | |
回避率 | 35% | 主砲 | 21型携帯レーザー砲(威力2装填3.5) | |
対火災力 | 20% | 副砲 | アイアンロッド(威力5装填2.5) | |
対電磁力 | 20% | 弾幕 | なし | |
撤退時間 | 1.8 | 機関 | 軽燃料炉C(4/1) | |
艦載機数 | 0 | 速度 | 3 | |
積載量 | 15 | 乗員 | 1 |
量産型のSF。
量産型のためAS00と比べてコストは安いが性能も低い。
重量が手頃なため、武装を積んで艦載量が余れば積んでおくのに使えるか。
艦載機はどれだけ轟沈しても人口と資金の損失がない仕様なので、気兼ねなく突撃できる。
No.5 軽巡洋艦
軽巡洋艦と強襲艦が設計図ドロップする。
タイプ | 巡洋艦 | |||
全長 | 90m | |||
旗艦パラメータ | 僚艦・艦載パラメータ | |||
装甲 | 120 | 重量 | 360 | |
回避率 | 18% | 主砲 | 試作ビーム砲(威力15装填4) | |
対火災力 | 13% | 副砲 | Mk2ロケット(威力6装填3.1) | |
対電磁力 | 15% | 弾幕 | 8mm機銃座(威力1装填0.2) | |
撤退時間 | 3.0 | 機関 | 軽燃料炉E(11/1) | |
艦載機数 | 1 | 速度 | 1 | |
積載量 | 60 | 乗員 | 60 |
ようやく海上艦改造ではなさそうに見える宇宙初の巡洋艦。
火星エリアでは後半に出る敵の軽巡洋艦が設計図を落とす。
試作宇宙戦艦改よりも上の能力を持つため、入手できれば乗り換え検討。
ただ戦艦の熟練ボーナス【対ダメージ】が序盤において低Lvでも有効な効果を発揮するのに対し、
巡洋艦の熟練ボーナス【弾幕攻撃力】は序盤において低Lvでは効果をほぼ発揮できないので、
装甲値がたかだか10とか20増える程度では乗り換えない選択肢もある。
僚艦としても試作宇宙戦艦改より高い攻撃力を持つが、劇的に変わるわけではなく、
また強襲揚陸艦という強力な次世代僚艦候補がいるため、
此方をわざわざ開発する必要性は薄い。
No.9 強襲揚陸艦
エリアボスのアルファ級帝国軍移動基地が設計図ドロップする。
タイプ | 巡洋艦 | |||
全長 | 100m | |||
旗艦パラメータ | 僚艦・艦載パラメータ | |||
装甲 | 180 | 重量 | 400 | |
回避率 | 22% | 主砲 | 0式ビーム砲(威力25装填6) | |
対火災力 | 23% | 副砲 | Mk2連装ロケット(威力6装填3.2) | |
対電磁力 | 25% | 弾幕 | 10mm機銃座(威力2装填0.2) | |
撤退時間 | 3.2 | 機関 | 軽燃料炉G(22/1) | |
艦載機数 | 3 | 速度 | 1 | |
積載量 | 92 | 乗員 | 120 |
火星エリアではエリアボス限定ドロップとなる巡洋艦。
総合火力で勝る統合軍軽巡洋艦の実装で地味になってしまったが、
装甲値は1.8倍あり、積載値も1.3倍ほどもあるため艦隊旗艦の乗り換え候補になる。
(軽巡洋艦の項で述べたとおり、艦種熟練ボーナス優先で戦艦のまま頑張る選択肢もある)
僚艦としても、統合軍軽巡洋艦に総合火力で劣るとは言ったが数値上の話であり、
主砲の弾速や貫通力ではこちらの方が勝るため対弾幕に強く、一概に火力で劣るとも言えない。
その上装甲値が高く丈夫であるため、艦隊護衛にはこちらの方が向く。
しかも0式ビーム砲はドロップする敵が多いため、太陽系内のエリアで巡回していると
思ったよりも威力が上がっていて頼りになるケースもある。
最初期ではこれをアステロイドマラソンで強化するのが皆の通る道であった。
今でも速度や弾数による利便性で統合軍シリーズに劣るものの、天王星で宇宙空母に乗り換えるまでは現役を張れる性能はある。
なお、軽巡洋艦と異なり、設計図はあまりドロップしないため、装甲値ボーナスを増やしたりコストを下げるのは難しい。
考察
このエリアで海賊と帝国が交戦しないことが発覚する。
地球由来であるはずの海賊が帝国と協力関係にある、ということなのだろうか。
海賊の持つ武器は帝国のそれと同等なので、帝国と戦い鹵獲していると思いきや、提供を受けている可能性が少なくない。
だとすれば、ゲーム開始時点の瀕死の地球勢力など、帝国にとって滅ぼすのは容易かったはずだ。
それをしない理由は何なのか。
太陽系には定期的に移民船団エリアが現れ、そのボスは都市1つ丸ごと移住しようとしているかのような移民船だ。
どうやら帝国の侵攻目的の1つは移住先の確保であるらしい。
だとすると、強力な兵器による蹂躙は環境破壊をもたらすため好ましくない。そこで海賊を利用して、破壊の程度を抑えつつ侵略を完了しようとしていたのかもしれない。大破壊もそういった工作によってもたらされた可能性がある。
そしてそれは実際ほぼ完了までつつがなく進行し、地球勢力は追い詰められた。
だが最後の最後まで生き残った勢力(=主人公)が、かろうじて完成させた試作宇宙戦艦を駆り戦域へ飛び出し、海賊を蹴散らして最前線を切り崩し、侵攻完了間近であった帝国軍は後退しなければならかった。
げに恐ろしきは、兵力的には劣勢極まりない地球勢力に勝利をもたらした、主人公の持つ謎の能力の数々であろう。戦闘機を貫くのさえ威力不足のはずの20型携帯レーザー砲が魔改造も無しに本来の100倍以上の威力になって巡洋艦すら一発撃沈とかもうね