スマブラ個人小説/アイリスの小説/ギャグ短編小説 ロイ頭巾

Last-modified: 2009-09-27 (日) 17:33:38

この小説は?

この小説は、短篇個人小説投票会に出したものです。
regionと*アイリスさんの小説っていうの以外はそのままコピペしてきました。
では、どうぞ。

小説

~まえがき~
どうも!アイリスです!短篇個人小説投票会がまた開催される…ということで、また参加しました!
今回もギャグです。内容は、あの有名な童話のパロディーです。
ま、何がともあれ、読んでいただければな…と思います。
では、ごらんください。どうぞ!


『ロイ頭巾』
あるところに、ロイ頭巾という赤毛のおにーさんが、マルスという知り合いさんの家に住んでいました。
そんなある日、マルスがロイ頭巾に、こんなことを頼みました。
マルス「ロイ。最近、ピットという飛べないうえに病弱というかわいそうな天使様が風邪をこじらせてしまったらしいから、このカチコチのミートパイと、アツアツのワインを持っていって差し上げなさい。」
ロイ「いや、なんかおかしいぞ。それに第一、そんな物食えないだろ。」
マルス「何か文句あるかい?後、ロイは赤毛だから、この真っ赤な血の色頭巾をあげる。だからかぶっていって。」
ロイ「例えが悪いなあ。」
マルス「何かお気に召さないことでも?」
ロイ「イヤ、ナンニモ。」
マルス「じゃあとっとと行ってきなさい。」
ロイ「ふぁ~い。」

そんなこんなでロイ頭巾は、ピットという天使の家に行くことになりました。
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ロイ「…やれやれ…何でこんなことに…。それに、カチコチのミートパイとアツアツのワインって…。ワインってアツアツになるものなのか?!…って熱ッ!本当に熱ッ!!何でだよッ!
ロイ頭巾がこんなことをぼさいでやがると、目の前に綺麗なお花がたくさん咲いたお花畑がありました。
ロイ「わあ、きれいなお花だね~。ピットという天使に持ってってやろう。」(棒読み
そう言ってロイ頭巾は、お花を摘み始めました。

実は何気に、その様子を見ていたやつがいました…。狼もどきです。
カービィ「(あ~。ミートパイ食べた~い!ワインはいらな~い。…そうだ!あの真っ赤な血の色頭巾をかぶっているおにーさんが行こうとしていた、ピットという天使様の家に先回りしとこう!)」
そう考えた狼もどきは、ピットの家に先回りすることにしました。
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…こちらはピットの家。

ピット「あ~ぁ…風邪ひいちゃったから暇ですね…。…そういえば今日、ロイ頭巾という奴が来るって聞きましたが…。」
すると…

コンッコンッ

ノックをする音が聞こえてきました。
ピット「おっ!きましたね!ロイ頭巾さn…。」
カービィ「うわあ!手羽先だあ!いっただっきま~す!!」
ピット「ええぇぇええぇぇええぇぇええぇぇええぇぇええ?!?!?!」
何と、狼もどきがピットを食ってしまいました。
カービィ「ふぅ~ごちそうさま!…ところで…ピットは?……まさか……。今吸い込んだ手羽先なんじゃ…。どうしよう!!ばれたらミンチにされちゃう!!…そうだ!コピー能力でごまかそう!そしてミートパイをいただくのだッ!!」
そう考えた狼もどきは、ベットの中にもぐりこみました。
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一方、そんなことを知らないロイ頭巾は、もうピットの家の前まで来ていました。
ロイ「(ここがピットの家か~。意外と普通だな。)すみませ~ん。ロイです。」
当然、皆さんはわかっていると思いますが、今ベットの中にいるのは、ピットではなく狼もどきです。
カービィ「おお、ロイ頭巾さん、よく来ましたね。」
ロイ「…あれ?ピット、あなた、天使なのに羽がありませんね?
カービィ「Σな、何を言いますか!小さいけど、ちゃんとここにあるでしょう!!」(後ろを見せる
ロイ「あ、本当だ。…それとピット、あなたの頭って、まっピンクなんですね。
カービィ「そ、それは…別にいいじゃん!!」
ロイ「あれ?急に口調、変えましたね?」
カービィ「いや…それは、その…その方が親しみやすいかと思って…。」
ロイ「(…なんか、というか…完璧におかしいぞ。きっとこいつは偽物だな。それに、これと似た童話を聞いたことがあるぞ。確か…おばあさんが狼に食べられて…ってちょっと待て。この展開、このポジションからして、次に食われるのは俺じゃないか?!やばい、やばい!!どうすれば?!)…なあピット…。あんた、偽もんだろ?」
カービィ「(Σギクッ!)」
ロイ「…この反応からして、やっぱりそうか!じゃあ、ピットはどうした!」
カービィ「し、知らないよ。」
ロイ「ウソ付け!そしたら、俺も食べる気だったんだろう!!」
カービィ「…あ、うん。君(のミートパイ)は食べる気だったよ?」
ロイ「(?!こいつ、あっさりと!!そろそろ逃げなきゃまずい!)」
カービィ「(ああ…ミートパイ!!もう食べる!)ミートパアアアアアアアアイ!!いっただっきまーす!!!」
ロイ「え?ええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ?!?!?!」
そして、ロイ頭巾はカービィにミートパイごと食べられてしまいました。
カービィ「…ミートパイ…冷たかった…。もうがっかりしたよ。寝よ。」
そう言って、狼もどきは寝ることにしました。
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…そんな混沌(カオス)な騒ぎを聞いていた人物がいました。猟師です。
「ミートパアアアアアアアアイ!!いっただっきまーす!!!」
「え?ええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ?!?!?!」
アイク「…ん?…ミートパイだとッ!!
…なんだか変なところに反応してますが…。
アイク「こうしちゃいられん…食いに行こう。」
…こう言って、猟師はピットの家に向かいました。
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そして、ここはピットの家。
カービィ「ZZZzzz…。」

バアアアアアァァァァァン!!

アイク「ミートパイッッ!!…ってなんもねえじゃねえか!!
カービィ「ZZZzzz…。」(それでも寝ている
アイク「…ん?何だこいつ?」
すると…狼もどきから、こんな声が聞こえてきました。
「うわああああ…僕は手羽先じゃないですうぅぅ~…。」
「このやろ~、出しやがれええええ…。」
アイク「…ん?この変な丸いのから声が…。まさか…誰かがいる?!だったら、正義の味方の俺がほうっておくわけにはいかねえな…。」
そう言って猟師は、狼もどきの腹の中を調べてみました。すると…。
ピット「うわあ!…助かりました~…。」
ロイ「おっ!出れた!」
この2人が見つかりました。
アイク「お~それはよかったな~。」(棒読み
ロイ「…なんか棒読みっぽいのが気になるが…。とりあえずサンキュー!!」
ピット「それよりも…この丸いの、どうしますか?」
アイク「そこでだ。俺に提案がある。そこの血の色頭巾。お前はありったけの石を集めて来い。そして、そこのラグズ(FEに出てくる種族。獣の力を持っている。)お前は縫い糸と縫い針を用意するんだ。」
ロイ「(血の色頭巾って…。)わかった。」
ピット「(ラグズ…。)わかりました。」
そして、それぞれ必要なものを集めに行きました。

―数分後―
ロイ「石、集まったぞ!」
ピット「こっちも道具はそろいました!」
アイク「よーし、じゃあこれから作業を開始する。作業と言っても簡単だ。こいつの腹の中に血の色頭巾が集めてきた石をすべて入れ、そのあと、その石がはみ出さないように石を入れた場所を縫うだけだ。じゃあやるぞ!」
2人「オー!」
そして、3人が協力して、その作業を済ませました。
アイク「よし、終わったな。じゃあ後は外で待つだけだ。」
こうして3人は、外へ出ていきました。
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…3人が外へ出ていってから少したった頃、狼もどきが目を覚ましました。
カービィ「…ふぁ~あ…。まだ眠い…。…あれえ?なんだか、体がとっても重い…。まあいいや。外へ水でも飲みに行こう。」
そう言って狼もどきは、水を飲むために川へ出かけました。
カービィ「ああ…ほんとに体が重いなっと…。よ~し、水を飲もうか…。」
狼もどきは、水を飲もうとして体を傾けました。
そして…。

バッシャアアアアアアアアアアァァァァァァァン!!!

カービィ「うわああああああああああああん!!!溺れちゃうよおおおおおおお!!」
狼もどきは、川へ沈んでしまいました。
ロイ「よっしゃ!作戦大成功だな!!」
ピット「本当ですね。」
アイク「ああ、よかったな。」
ロイ「じゃあ、ピット、このワインと花やるよ。元はこのために来たんだし。…というか…ピット…風邪、平気そうじゃね?
ピット「…あ、本当ですね。」
アイク「…なんだかよくわからんが…よかったんじゃないか?」
ピット「ですね。」
ロイ「じゃあ、俺はうちに帰るか。」
ピット「わかりました。では、さようなら。」
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ロイ「ただいま~。」
マルス「おや?ロイ、随分と遅かったじゃないか?」
ロイ「ああ…ちょっと…な。」
マルス「まさか…狼に食われたとか?
ロイ「(Σ何でわかるんだよッ!!)」
マルス「…まあ何にしろ、無事で何より。じゃあおやつ作ってあげるよ。アップルパイ。」
ロイ「…まさか…カチコチ…。」
マルス「んなわけないじゃないか。だから、食べてね。」
ロイ「はーい。」
こうして、ロイ頭巾は無事、家へ帰ることができましたとさ。

ロイ頭巾 ―END―


とがき~
、理不尽なところが少しありますね…。
気にしない!(マテ
、これがわたしの言葉です。
~ん…なんか…わたしの言葉も短いですね…。
気にしないでください!次の行から、皆さんへおくる言葉です。

さあ、いかがでしたか?
今回の話は、赤ずきんのパロディーだったので、わりとスムーズに進みました。
でも、相変わらず大変でした…。
…あ、あと…カービィは無事ですよ。
このがんばりが評価されればうれしいな…と思います。
では最後に、この小説を最後まで見てくださった皆さん…
ありがとうございました!!
では!