「やっぱ買い物は、大勢ですると楽しいわね。」
「だねー!!」
「ねー!!」
優しい人たち・・・。
そういえば・・・。
この箱・・・どうしましょう?この人たちにあげるのがいいのかもしれないけども・・・。
「あ、そうそう・・・なあお前ら、このあたりに強盗がいるらしいから、気をつけたほうがいいぞ。」
「もう、そんなこと言わないでよ。楽しいクリスマスに。」
「きっと大丈夫だよー!」
「そうよそうよー!!」
「わっかんないぞー。」
へぇ・・・。
やっぱこの世界にも強盗みたいな悪い人はいるんだな・・・。
「まあ、もし強盗が現れても、私達がやっつけるんだけどね♪」
「そうだね~♪」
「そうね~♪」
・・・たくましい人たちねぇ・・・。
ドゴオオォォォン!!!
え?
「このあたりに強盗がいるらしいから、気をつけたほうがいいぞ。」
ああ・・・そういうこと・・・そういうことなのね。
じゃなくって!!
どうしよう!このままじゃ、楽しいクリスマスがなくなってしまう!!
何とかしなきゃ!!
その時、すぐそばから足音が聞こえた
私は、爆発音が聞こえた場所へ駆けて行こうとした