スマブラ個人小説/ムスカの小説/スマブラハンター 始まりしハンター

Last-modified: 2008-12-09 (火) 13:41:13

小説に関して

この小説は「本格ハンティング長編小説」です。
モンスターハンターに関しての説明は出しませんが、小説で読者に分かりやすいようにします。
モンスターの写真はこちらで掲載しますがない場合も考え、攻略サイトを掲示します。

小説で使われるモンスター 写真

アイルー            イヤンクック
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[添付]

小説

周りには何もない。
痛みもない。
悲しみもない。
人もいない。
彼女もいない。
あるのはただ1つ・・・
目の前にあるのは・・・闇・・・

PROLOGUE

パカラッ パカラッ パカラッ・・・・・

「お父さん。いつになったら地上界の宿に着くの~?」

そう尋ねた男の子に背を向けた強そうな男が答えた。

「ん…あと少しだな…ピット、少しだけだ。我慢しなさい。」

「は~い…」

体格のいい馬が走る。馬が1歩大地を踏みしめるごとに景色が変わる。

どうして僕らが地上界に行くのか? 実際僕は知らない。

その時、

「すまないな・・・・ピット・・・」

                ▲

私たちがいま、宿に向かっている理由。息子や妻には教えていない。

理由は今から3時間前のことだ。

                ▲

私はパルテナで重要な地位についていた。

「新パルテナ特殊隊A級隊長、およびパルテナ神殿第92代警備責任者」そんな地位だった。

自分で言うのもあれなんだが、結構裕福な生活を送っていた。困ったことは部下がやってくれていた。

ある日、私は部屋に妻を、息子をパルテナ兵士育成学校に行かせ、いつもどおりにパルテナ神殿を警備していた。

そして、昼になり昼ごはんを妻と食べていた時、人生を狂わすきっかけが……

トゥルルルトゥルルルトゥルルル・・・・・

「レイナ、食べていてくれ。」

レイナはきょとんとした顔のままこちらを見つめた。

今、思い返してみればあの時妻は分かっていたのだろう。証拠に部屋に帰って来た時、妻はパルテナを出る支度ができていた。

私は部屋を出て、なっている携帯をポケットから出し電話に出た。

相手はパルテナの女神さまの近くで働く神殿の責任者「バゼル」だった。

私のよき親友でもあった。

ピッ

「もしもし、こちら新パルテナ特殊・・・・・・」

「重大だ!パルテナ事務室まで!早急に来い!」