スマブラ個人小説/リュシオンの小説/読み切り・願球伝説

Last-modified: 2009-06-19 (金) 19:52:34

この小説は完全なギャグバトルものでふっとび所満載かつオリジナル設定ありですのでそれが理解できない方は閲覧をお控えください…では

フィギュアワールドには一つの伝説がある。触れて唱えた物の願を叶えるとされる古の秘宝
その名は…願球(ねがいだま)
それが遺跡で発見されたのだ
一人のフィギュアファイターが遺跡に佇む
ワリオ:願球を売って儲けるぞ!
魔理沙:なんだ?
アリス:願球?
ワリオ:げ!なんでお前らが?
魔理沙:私は蒐集家だぜ!秘宝と聞いて黙ってるはずがないだろ?
アリス:そういう事よ…またね!ワリオさん
ねぇ魔理沙、秘宝って言うけど
魔理沙:願いを叶えるんだよな…でも私は捕らえるだけだぜ
アリス:もったいない…使えばいいのに…
魔理沙:願うことがないからな…強いて言うなら…アリスやパチュリーとずっと仲良く…かな?
あ!あの野郎
ワリオ:魔女トリオで何するかわからんが願球は俺様の物だ!
ワリオはバイクで突っ走った
魔理沙:だから私は魔法使いだぜ!それにパチュリーはいないぜ
マルス:シールドブレイカー!
アベル:ワリオ!ここから先は行かせぬ
ワリオ:邪魔するな!
マルス:ワリオ、願球の本当の用途を知らず売り飛ばそうだなんて…しかも宝物なんだよ…あっさり売り飛ばして金にしようだなんて…
ワリオ:何だよマルス?お前には願いがあるのか
マルス:ああ、あるよ
それは!沢山のゴールド…我が軍は資金不足で闘技場も使えないから…
ワリオ:変わんねーじゃないか?なら売った方がマシだぜ?消えずに済むんだ
マルス:せっかくの願を叶える力を使わないなんてもったいないよ
魔理沙:マルス、ワリオ…何してんだ?
ワリオ:げ?霧雨?
マルス:い…いやね
アリス:マルスさんも…欲しいんだね…願球
魔理沙:売ろうが飾ろうが使おうが願球を取ろうという目的は同じなんだぜ
マルス:君達も今の会話聞いていたのか?
魔理沙:聞いてたに決まってるだろ?
とにかく願球を取る目的は一緒だ
アリス:願球の場所まで同行しましょう
シーダ:まぁ…そうですね
使おうとするマルス、売って儲けようとするワリオ、そしてただ飾りたいだけの霧雨魔理沙…三人の意図は違えども願球が欲しいという共通の欲望に向け手を組むのだった
しかし…既に遺跡には願球を求めさ迷う猛者が既に佇んでいた
まい:な…何者ですか?
アリス:あら、まいさん。
まい:ば…ばれてる?
魔理沙:なんだ?お前も願球を探してるのか?
まい:ふふふ…よくわかりましたね…そうですよ!
ワリオ:お前…売るつもりじゃ
まい:いいえ…売るなんてもったいないです…私の願いはただひとつ…私の大好きな戦国武将…真田幸村様と手合わせしたいというということです
マルス:でも…君は
まい:私は趣味程度ですが剣道をしています、ですから刀の使い方なら少しは心得ています
幸村様と刀を交えることが出来るなら…この上ない幸せです
魔理沙:なるほどな…憧れの人って訳か…
まい:魔理沙さんは一体何故願球を?
魔理沙:ふふふ…もったいないだろ…だから…
アリス:取ってから決めるらしいわよ
魔理沙:勝手に決めるなよ
ルーク:ん?
ジェイド:これはみなさん
ワリオ:ルーク、ジェイド、そいでガイまで
ティア:あなたたちも願球を…
アリス:ええ、そうだけど…あなたたちは
ティア:決まっているわ…
ルーク:ナタリアをプロ顔負けの一流シェフに!
こける…いや…当たり前だろう
マルス:一体何故ナタリアが…
ガイ:お前はナタリアの料理を食ったことないからそれが言えるんだ
アニス:ナタリアはね…人類最悪の腕前なんだよ
「悪いがその願いはお預けなのだ」
ジェイド:ガッシュ?
ガッシュ:願球を取るのは私なのだ
ルーク:だが清麿はそんなのに
清麿:ガッシュいわく…そういうのではなくて…
ガッシュ:願球にブリ一年分をお願いするのだ
マルス:ブリ…一年分…
ワリオ:ワーハッハッハー、どっちにしろ最後に取るのは俺様だ
魔理沙:待てワリオ!だからバイク使うな
更に最深部に着いた、ここでガレオムとリュカ達が戦ったこともある…あの時のまま…変わってない
ハルヒ:ふふふ…待っていたわよ…あなたたち
マルス:げっ…
こなた:私達が揃ったということは何かわかるかな?
みなみ:あの…恥ずかしいんですが…
ティア:ハルヒ…こなた…みなみ…一体何の繋がりなの?
ハルヒ:願球は私達、平野塾同盟が…(マスタースパーク)
魔理沙:とどのつまりは声優ネタか!
みなみ:そうですけどね…願球での用途が違うんです…
こなた:まもりさんのコスプレ衣装を…(乙女文楽)
アリス:こなたがまもりって…完全声優ネタじゃないの!
こなた:…そうだけど…
みなみ:じゃあ私いいですか?
アベル:何か嫌な予感が…
みなみ:もちろん…東武の8000系の…(シアリングソロゥ)
ティア:またそれなの?
ハルヒ:やはり願球は私が取るべきなのよね
魔理沙:な…何をする気だ?まさか…
ハルヒ:ただ一つ…SOS団のアジトに願球を祭るのよ。なんでも願いを叶える叶えるありがたい物なんでしょ、お祭りしなきゃ
マルス:一応言うけど…一回使うと願球は消滅するよ
ハルヒ:え?
そんな中…誰かの笑い声が聞こえた…誰なのかはわからない…だが聞き覚えのある声だった
ルイージ:ふふふ…君達が探してるのはこれかい?
マルス:ルイージ!それは…まさか?
ルイージの手に握られていたもの…それは誰もが認識できた…願球だ…
ワリオ:ルイージ…貴様…それで何をするつもりだ?
ルイージ:僕の願いは一つ…「スーパールイージアドベンチャー」を作ってもらうんだ
シーダ:スーパールイージアドベンチャー?
魔理沙:お前ルイージマンションで主役取っただろう
ルイージ:でも正統派アクションもやりたいんだ!…じゃあ…願球よ…僕の願いうぉ…(雷神旋風槍)
ルイージがフィギュアとなった
ジェイド:何を言い出すかと思ったら…では、願球よ我らの願い…ナタリア・ルツ・キムラスカ…うぐっ
誰かがジェイドの願球を奪った
ガッシュ:うぬ!ファルコではないか!
まい:あなたまで願いをお持ちなのですか?
ファルコ:ああもちろんだ…それはな…そうめん処「ふぁるこ」の開店だ!
カイン:そうめん処…ふぁるこ…
マルス:なんでいきなりそうめん屋なんだ?
魔理沙:あのトリはそうめん中毒だからな
アリス:ええ…そうめんが好きすぎて作るのまで得意になってしまうほどだから
みなみ:まるでみーなちゃんみたいですね
みーなちゃん、ピザが好きなもんでその影響で作るのも得意になってね
ファルコ:おのれ、俺をトリ扱いするか?こんなもんより、俺は空がいいぜ
清麿:なんだと?ランドマスター?
ガッシュ:清麿!バオウを!
清麿:バオウ・ザケルガ!!
ランドマスターの効果が切れると同時にファルコにバオウが直撃、フィギュア化はしなかったが…気絶した
清麿:ガッシュ!奪い取れ!!
マルス:残念だね、ガッシュ…至近距離の僕が一歩有利だったようだね
願球よ、僕らの願い、巨万の軍資き…(パイルバンカー)
エッジ:悪いがこれは貰って行く
ジェイド:うーん…ますます混沌として来ましたね
ワリオ:お…お前らには願いを叶えるエルスクーラリオがあるだろうが
エッジ:もちろん願球で願いは叶えない
イリス:調合するんだよ
ルーク:調合?
イリス:調達しなきゃいけない秘薬の原材料が願球なの。
エッジ:つまりクエストだ…
イリス:ねぇエッジ、ネルちゃん、何か来るよ
マルス:お前は
魔理沙:ポケモントレーナーじゃないか!
ポケトレ:やっと見つけたぞ…願球!
ジェイド:うーん…どこまで混沌として行くのか
エッジ達がクエストの遂行のためと願球を取ろうとした瞬間、ポケモントレーナーがいきなり乱入したのだ
ポケトレ:僕の願いはもちろん…
ワリオ:おい!アルセウスとかジラーチとか言うんじゃないんだろうな?
ポケトレ:僕は健全なポケモントレーナーだ、そんなセコい願いは頼まないさ
僕の願いはただひとつ…埼玉ウィンディーズのPP伊藤選手の直筆サイン入りグッズ!
こけた…さっきより威勢よく…いや妥当だろう、なにせ架空のプロ野球チームの選手のサインを求めてるのだから
ジェイド:それ明らか元ネタがはっきりしすぎですよ!埼玉西武のGG佐藤選手ですね?それにこれを執筆してる作者は千葉ロッテの…
いつの間にか復活していたルイージ、更に意識を取り戻していたファルコ
魔理沙:こうなったら…
マルス:スマブラらしく…
ジェイド:乱闘で決着をつけましょう!
こうして…乱闘になりかけたその時だった
広電の車掌、ピンク色の人気者、そして緑色のスーパードラゴンが願球を取っていた
エッジ:え?
ガイ:ま…まさか…
カービィ:もちろん願いは…
ヨッシー:食べ物沢山ですー!
ガッシュ:ぬ…うぬぅ…
ファルコ:横…取り…された…
ワリオ:今までの苦労は何なんだー
マルス:嘘だぁー
彼らの願いを押し潰すように…空から大量の食べ物が振ってくる
みゆき:うわぁー…
カービィ:よーし!三人で山分けだー!
ヨッシー:ワーオ!
数分後
みゆき:まだまだ行けるんじゃ…
カービィ:まだ欲しいよね…
ヨッシー:はぁーい、あれ?ワリオさん?
みゆき:みなみさんたちもどうしたんです?
カービィ:魔理沙さんもマルスも…どうしたの?
マルス:問答無用…!
清麿:やっとの思いで見つけた願球を意図も簡単に…
みなみ:みゆきちゃん…分かってるよね
カービィ:な…なぁ…怖いよ…ちょっと落ち着こう
ヨッシー:とりあえず…逃げよう!
こうして願球は三人の食欲を満たして消え去った
次…いつこれがフィギュアワールドに出現するかはまだわからない…
…以外と近いのかもしれないしずっと後なのかも知れない
劇終。