スマブラ個人小説/Shaillの小説/スマブラキャラの毎日 9

Last-modified: 2013-10-20 (日) 15:38:42

始めに

オリジナルキャラクター

第32話 ポケモン語を訳してみた

終点町
クレイジー「兄貴と二人で出かけるなんて、何百年ぶりだろうな」
俺もいるぞ。空から見守ってるだけだが
てか百年て
マスター「この町名は納得しない。終点の近くにあるから終点町って」
一秒で考えたぜ
マスター「もっと捻らないか?」
いいのいいの
どーせあんまり出てこないんだし

 

終点町店
マスター「なんだこの店名は!?」
ただの雑貨屋だよ
クレイジー「しゅうてんまちてん、って・・・ん?何だコレ?新発売」
何?
マスター「新発売☆終点町特製終点町店限定商品終点町(株)終点町の勢力向上と終点町民の勢力向上の為終点町が勢力向上させて開発、だとさ」
終点町終点町うるせえな!中国語か!耳が痛くなるわ!!
クレイジー「頂きました。突っ込み3連発頂きました」
マスター「文章も同じ単語ばかりだな。どんだけ勢力向上させたいんだよ」
クレイジー「でもこれ性能は良い感じだよ」
何?
クレイジー「終点町印超スーパーヴォイスチェンジェァー どんな動物語でも訳します!だって」
マスター「強烈な謡い文句だな・・・」
終点町印って・・・
マスター「狭量だな」
クレイジー「これならポケモンの言葉でも翻訳してくれるんじゃない?」
マスター「ヨッシーとかも」
それ・・・パチモンだぞ
クレイジー「うん。ポケモン」
いや、違う。まぁいいや


購入


終点
マスター「さて早速試してみるか!」
クレイジー「じゃあーまずはヨッシーから」
ヨッシー連れてきたぞ
ワープで
ヨッシー「!?」
マスター「ヨッシー、何か喋れ」
マイクを近づけると・・・
ヨッシー「マスターさんクレイジーさん作者様こんにちはこんばんわ~。この度はわざわざ取り越し苦労、ありがとね。さてこうしてマイク当てられてるわけだけど、こんな場面って何話していいか分かんないよねーって手詰まりで」でっでぃう
マスター「!!」
滑舌良いな!!DJかお前は!?
ヨッシー「いやいやそんなお世辞は要らないっすよ、というわけで今日の曲はペテ」でってぃう
DJじゃねえかよ!!
マスター「でって(で)ぃうにこんな意味があったとは・・・」
クレイジー「これ本当に訳してるのか?」
まぁいいや
次カービィな

 

カービィ「ぽよ?」
マスター「よし、なんか喋れ。呉々も、マイク吸い込んで変身しないようにな」
カービィ「ズオオオォーッ!
クレイジー「言ってる側から!」
やっぱりな。こうなると思ってた
マスター「ぐぬ・・・!るああ負けるかああぁーッ!!!原作だと俺は吸い込めないんだよぉ!!!」
熾烈な戦いだな・・・
カービィ「ズオオオォーッ
マスター「うおおおぉー!」
カービィ「ズオオオォーッ
マスター「うおおおぉー!」
カービィ「ズオオオォーッ
マスター「うおおおぉー!」
・・・ちょっとしつこいな
クレイジー「よし。後ろから口を塞いでやるよ」
カービィ「!」むごっ
マスター「ふぅーー・・・・いや。初めからそうしろよな!」
クレイジー「まあまあ」
事が済んだんだし、もう一回やってみろ
マスター「うし。喋れ」殺気
カービィ「・・・・」考え中
マスター「・・・」
カービィ「・・・・おいしそー」
マスター「な!?」
美味、だと?何が?
カービィ「みーんなみんな。ここは楽園、食べ物が作る彩りの花園」
詩人かお前は!!
クレイジー「あっち系の奴か」
マスター「だな」
カービィ「おいしそーだから、食べちゃってもいいかなー?」
何を?
カービィ「マスター」
マスター「はっ」
クレイジー「さっさと逃げようぜ!」

 

マスター「彼奴、夢見る乙女か」
意外だな。ぽけーっとしてる曲に
クレイジー「次は誰行くよ?」
残り誰がいたっけ?
マスター「ピクミンとポケモンくらいかな」
じゃあピクミンで
クレイジー「・・・3」

 

連れてきたぞ
赤ピクミン「(・ω・)?」
マスター「よし、喋れ」
赤ピクミン「・・・」
マスター「・・・」
赤ピクミン「赤ピクミンは 火に強い♪」
マスター「・・・は?」
つんつん
マスター「ん?」
青ピクミン「青ピクミンは↑ 溺れない↓♪」
黄ピクミン「(^^)」
マスター「・・・」
黄ピクミン「黄ピクミンは 高く飛ぶ♪」
紫ピクミン「紫ピクミン↑ 力持ち↓♪」
白ピクミン「白ピクミンには↑↑・・・」
せーの
白ピクミン「・・・毒がある♪」
ピクミン「「個性はいろいろピクミン2♪」」
マスター「・・・」
クレイジー「・・・2?」
羽ピクミン「まだまだ。羽ピクミンは 空を飛ぶ♪」
岩ピクミン「岩ピクミンは↑(ry 赤ピクミン「ちょっとちょっと。勝手に新しいの入れないでよ」
マスター「3のキャラか」
クレイジー「羽ピクミンと 岩ピクミン♪」
おい・・・
青ピクミン「我らピクミン5戦隊は赤青黄紫白から成っている。新入りは雑用!」
黄ピクミン「そーだそーだ!」
何だピクミン5戦隊って
クレイジー「青は厳しいな」
青ピクミン「新手は不要!」
黄ピクミン「そーだそーだ!」
岩ピクミン「↑お前は何だよ」
黄ピクミン「そーだそーだ!」
岩ピクミン「・・・」
紫ピクミン「ちょっと岩、お前どっか行けよ。キャラ被ってんだよ」
白ピクミン「羽も。君、キャラ被ってるの」
新入りは嫌われてるな
クレイジー「特にあの二人はな・・・」
リストラ
赤ピクミン「みんな止めーい!静まれ!」
ピクミン「「・・・」」
マスター「・・・」
クレイジー「・・・」
・・・?
赤ピクミン「みんな止めーい!静まれ!」
いや何で二回言ったし!?
赤ピクミン「大事なことだから二回言いました」
クレイジー「みんな黙ってただろ!」
青ピクミン「これ、うちのリーダー」
赤ピクミン「はいはいどーもです」
白ピクミン「ただ色で決めたから、」
紫ピクミン「けっこうボケるぞ」
マスター「へぇ・・・」
大丈夫かよ、そんな奴がトップで
クレイジー「・・・・む?あ、ゲムヲ」
GW「・・・」
マスター「そういえばコイツも喋らない奴だな」
いや、一度だけ喋ったぞ
Gーーって
マスター「・・・」


フォックス「ふぇっくしょい!」
ウルフ「どうしたどうした?」


クレイジー「・・・」
GW「あれは酷かった」
うん、まぁそうだろうな
マスター「お前、実の口調は普通だな」
GW「え・・・」
クレイジー「?」
GW「まぁ、いいや。それより、これ、良いね。頂戴」
赤ピクミン「ダメだ!それはピクミン5戦隊の資金だ!」
青ピクミン「・・・金じゃないだろ」
黄ピクミン「そーだそーだ!」
マスター「それは俺が買ったやつだぞ!」
GW「まあまあ」(ケッケッケッ)
羽ピクミン「ここは就職祝いに・・・」
青ピクミン「認めてないぞ」
GW「小物は引っ込んでなよ」(ケッケッケッ)
紫ピクミン「何だと!?」
わちゃわちゃわちゃわちゃ
ゲムヲ。お前の心の中が丸見えだ
GW「ゲッ」
なんつーか・・・腹黒いんだな
GW「・・・・」
元から黒いけど
わちゃわちゃわちゃわちゃ
クレイジー「おい!ピクミン軍団じゃねえか!」
マスター「もう押すなって!」
赤ピクミン「ピクミン投げ!」ヒュンヒュンヒュン
お前が投げるな!
マスター「ピカチュウがモンスターボール持ってるみたいだ、ってうわッ!!」ぽとっ
クレイジー「あ!終点町印超スーパーヴォイスチェンジェァー どんな動物語でも訳します!が落ちた!」
うるせえ!
赤ピクミン「突撃ー!」
わああああああああああああ

 





それは、本当に パチモンだった








大☆爆☆発








あー、灰で真っ黒に・・・
ピクミン「(ー_ー)」
GW「・・・」
↑お前は変わんないな
マスター「お・・・俺の『終点印超スー(ry 
クレイジー「ポケモンはどうなるんだよ」
タイトルに書いたのになー
ピクミン「(・ー・)」
つんつん
マスター「ん?・・・あれはー・・・レッドか?」

 

レッド「はいはーい、皆並んでね。ポケモンフーズだよー」
ピカチュウ「ピッカァ!」
フシギソウ「ダネフッシ」
ルカリオ「私はチョコレートがいい」
プリン「プリィ・・・!」
レッド「ん?プリンどうかした?」
プリン「プ・・・!」
レッド「大変だ!お腹が痛いんだろ?リザードン、ひのこだ!温かい程度で!」
荒治療だな!
リザードン「リザー」シュポッ
レッド「それからトイレ行ってきなさい」
オカンか
ルカリオ「レッド、ゼニガメが何か訴えてるぞ」
ゼニガメ「ゼニー」
レッド「なに。ポケモン用のトイレはない?そっか・・・ならベッドで体温めたらいい。ほら鍵。フシギソウ、一緒に付いてってあげて」
フシギソウ「フシー」
プリン「プ・・・」
・・・・
ルカリオ「・・・レッドはポケモンの言葉が理解出来るのか?」
レッド「うん・・・どうなんだろ。でも、そう言ってるような気がするんだ」

レッド「長い付き合いだから。絆ってのが生まれたのかもね。互いに信用し合っているから、なんだと思う」
ルカリオ「そうか・・・」

 

マスター「おおぉ!良い雰囲気だ!オチつけてくれたぞ!」
ピクミン「(^o^)」
クレイジー「あんな機械いらねえや!」
黄ピクミン「ー!ー!」そーだそーだ!
マスター「言葉は通じなくても、心は通じるんだ!」
黄ピクミン「ー!ー!」そーだそーだ!
というわけで、あんな機械はこの世界には不要だ!
黄ピクミン「ー!ー!」そーだそーだ!




というわけで




機械廃止の風潮は広まり




終点印超スーパーヴォイスチェンジェァー どんな動物語でも訳します!は姿を消したのだった・・・













名前ナゲー
色「あれ?ポケモンはどうしたんですか?」
タイトルか・・・・

第33話 奴の年なので変え歌

今回は『ペテン師が笑う頃に』を、ある人物をテーマに変え歌にしてみました
いや・・・別にボカロが好きなわけじゃないよ?
ただ023さんが歌ってた曲だから気になっただけだ
ヨッシー「でってぃう」はい皆準備はいいかな、それじゃあ今日の曲は、、、『ミドリカビが泣く頃に』
・・・丸分かりじゃん






一番
期待されていたのは 君じゃなくて 兄の方さ
声の聞こえる方へ 降り向くと 気のせいでした (緑もカビの色)


死にかけの弟は 化粧もせず マヌケ面ww
強がりも程々に 敵が来るよ 逃げなくちゃ (何処へ)


騙され上手は床上手
人の不幸に僕同情
亀族大王丸裸
渡る世間はヒゲばかり


ミドリカビが泣く頃に 安い不幸自慢しお涙頂戴(=○イージ)
ミドリカビが泣く頃に 喚くキチガイ善人(=ル○ージ)ピュアな人害
都会に咲く花のように なんて気付かなければ無意味な存在(=ルイ○ジ)
明後日の今ごろには その醜い体(笑)を忘れてしまいたいのー


二番
ブラウン管ごしの死体が
怖くないの? 虚勢じゃない?
そんなに怖いのなら 悲鳴でも 上げてなさい
うわあああああ!


不幸を招くヒゲオヤジ 手足もげればただのヒゲ
騙されるアホはただのアホ 同じアホでも奴はカビ


ミドリカビが泣く頃に 薄っぺらいプライド語ってちょうだい
ミドリカビが泣く頃に がなる自称二番手様醜い醜態
ありきたりのボケ入れるが 「んなん退屈すぎて聞きたくないわ」
君の形探すよりも 先にするべき事なんなのか知ってるでしょー


夢に出てきた キノコたちを
食べることも出来ず巡る巡る
何時まで
何処まで
迷子なら
さぁ
果てろ
もっと枯れろ そして朽ちろ 骨の髄まで


ミドリカビが泣く頃に 安い不幸自慢しお涙頂戴
ミドリカビが泣く頃に 喚くキチガイ善人ピュアな人害
都会に咲く花のように なんて5分もすれば忘れる存在 ←
明後日の今ごろには その醜い体を忘れてしまいたい
敬意ある君にこの言葉贈るわ


ルイージ「何?」






死ね


ルイージ「!!」
いやー、すぐ終わったな
ルイージ「何か僕罵倒しかされてないよ!?」
うるさい、黙れ
ルイー(ry
曲を知らない方は、某動画サイトで検索してみてください
最後に、ルイージ悪口ばっかりでごめんなさい。ファンの方ごめんなさい。別に嫌ってるわけではありません
でもこんな曲だから、虐められ役のルイージが適任だったのさ・・・

 

あー、あと一ヶ月か
マスター「何が?」
一周年だよ
俺がこのwiki始めて一年過ぎるんだ
マスター「そうか。やっと一年か」
もう一年だ
そして、次から記念作品を書き始めるわけだ
マスター「・・・早くないか?後一ヶ月あるし。投票だって」
だがな
今の俺にはもうネタというものが無いのだよ
そして記念作品は既に決まってる。それも聖杯戦争以来の長編予定だ
マスター「・・・じゃあ、どうするの」
今のところトップのカービィが 主役
残りの票が入ってる奴らは何かしらで登場させる
核心に関わる役かもしれないし、道端を歩いている程度かもしれない
それから、現在0票の奴が執筆を初めてから2票以上取ったら登場権獲得
あとは必要だと思った奴を出す
マスター「つまり・・・」

 

主役はカービィに決定
現在1票でもある奴は、取り合えず登場決定
票が多いほど出番が多いとか、そんなものはありません
現在0票で、執筆を開始してから2票以上取った奴も登場させる
票がなくても作品に必要だと思った奴は強制参加
尚、投票期間は俺のテスト終了日(9月9日)まで
質問があったら投票会場へ

 

俺も帰省したりテスト勉強で更新出来なくなるし、予定より早めに書き始めようかと
マスター「だから一ヶ月も先に・・・」
でもな、何回か時期に合わせた作品もあるけどな
予定より早めに書き初めて、結局時期より早く終わるんだよ
マスター「裏話。こう見えて、作者ってクソ生真面目なんだぜ」
まぁ否定しないよ。不真面目より100倍良いよ
っと。話が逸れたな
じゃあ、次回からの主役。カービィに一言添えてもらって終わりにしたいと思います!
さぁカービィ、なんか喋れ
カービィ「・・・ぽよ?」
マスター「ぽよ?」
はい。とっても嬉しい言葉を頂きました
マスター「いや言ってな(ry
ではでは!また 次回からを お楽しみに!!

第34話 一周年記念作品 デュラゴン・クエスト/序章

ピット「ド・・・ラ、ゴ」
違う。これはデュラゴン・クエストだ
メタナイト「何だ、それは?」
デュラゴン・クエストだ
因みに、作者がやったことがあるのはファミリーコンピューターのやつです
マリオ「古ッ!」

 

 

王国 シューテン
今この国は、魔王の侵略によって危機に瀕していた!
↓国王は魔王に対抗するために
ネス「勇者よ、国を救い給え」
と、勇者を指名した
で、その勇者というのが・・・
お前だぁぁーーッ!
カービィ「ぽ・・・?」
メタナイト「・・・」←通訳
ネス「貴方が、唯一魔王を倒すことの出来る勇者です。間違いありません」
カービィ「ぺぽ?」
メタナイト「何で?」
ネス「何で、と言われてもな・・・僕の頭脳が反応したからだ」
メタナイト「?」
カービィ「ぺぽ、ぽよよよぽ?」
メタナイト「じゃあ、貴方は超能力者なんですね?」
ネス「そうともさ!未来予知で国の政治は安全(の筈だった)!よく気が付いた!その目利き、やっぱり勇者に違いない!」
カービィ「ぺぽーー・・・」
メタナイト「でも、二人じゃ無理だ。通訳だし」
ネス「はは、そりゃそうだ!」
カービィ「ぽよー!?」
メタナイト「じゃあ国王も一緒に戦うんですか!?」
ネス「いや、僕はここに残るよ?」
メタナイト「ちぇっ・・・」
カービィ「ぺーぽー」
メタナイト「じゃあどうすンだよ」
ネス「・・・?酒場には傭兵たちがいるだろう。そこで助っ人を誘って、パーティを組んだらいい。一人くらい骨のある奴がいるだろう」
カービィ「ぺっぽよ」
メタナイト「分かった。じゃあ早速行ってみる。あとそのキャラ合ってない」
ネス「付け足してないか!?」

 

 

酒場
カービィ「ぽよ・・・」
メタナイト「すごい人だ、か。そうだな」
そこにはいろんな人種のサラダボール・・・
大きな手袋もいる
メタナイト「どこか一席にでも座ろうか」

 

テーブルに乗り、1頭身を少しでも目立たせると、
ガヤガヤガヤガヤガヤ
カービィ「ぽよ、ぽよ」
メタナイト「はい、みんな静かにして」
「何だよ?」
カービィ「ぽよ、ぺぷぽ!」
メタナイト「心して聞け。我こそはネス国王に選ばれた勇者だ!」
「えっ?あのチビ王に?」
「嘘だろ?」
「なにが勇者だよ」
ザワザワザワザワ
カービィ「ぽぅ!」
メタナイト「静まれ!」
カービィ「ぽよぽ。ぽぷぷぽよ!」
メタナイト「私たちは、これから魔王の根城へ向かう。吾こそはという輩は名乗りを挙げよ!」
「・・・そんなに長いっけ?」
「魔王だって。お前どうよ?」
「いや無理無理無理!」
「魔王とか・・・桁が違うぜ」
この後も無理トークが続いた
カービィ「・・・」
メタナイト「何が骨のある奴がいる、だ。腰抜けばかりだな」
カービィ「ぽよ」
メタナイト「時間切れだな。仕方無い。私たちだけで行こうか?」
カービィ「ぽよ。ぽぽぷぽ」
メタナイト「それじゃあ返り討ちになるだけだ?別の酒場をあたろう?そうか。それが良い」

 

 

また別の酒場
メタナイト「皆聞け。魔王と戦いたいという奴は前に出ろ」
「さっくりしてるな」
メタナイト「早くしないと国が滅びるやもしれん」
???「ちょっと」
カービィ「ぷ?」
???「君たちは何なワケ?ただの旅人?」
カービィ「ぺぽぽ!」
メタナイト「おっと、大事な部位が抜けていたな。済まん。彼の者は、正式にネス王から任命された勇者だ!」
「ゆ・ー・し・ゃ・?」
???「ねぇ、みんな聞いた!?コイツら勇者なんだってさ!」
ギャハハハハハッ!
室内が笑いに満ちた
カービィ「ぷ・・・っ!」
メタナイト「お前らなッーー」
???「良いじゃないか!仲間になってやるよ!」
メタナイト「・・・は?」
「え・・・?」
???「ん?聞こえなかった?仲間になるって。一緒に魔王を拝もうって」
カービィ「ぺぽー・・・」
メタナイト「何だこの・・・」
若者は
???「僕はピット。職業は弓兵だ、よろしくね。君たちは?」
カービィ「ぽよ」
メタナイト「こいつはカービィ。職業は自在だ。そして私はメタナイト。職業は通訳・・・じゃなくて剣士」
ピット「自在って・・・そんなのがまかり通るのか、地上は」
メタナイト「?それより、その翼は・・・」
ピット「ああ。ただの気持ち悪いコスプレだと思っておいてくれ」
メタナイト「?」
カービィ「ぺぽぅ!」
メタナイト「では、出発!だとさ。本当にいいのか?」
ピット「いいよ。暇してたから」
メタナイト「命賭ける理由がそれか・・・」

 

 

ピットが仲間になった!
魔王の城へと向かった!

 

 

ピット「はい到着」
カービィ「!?」
メタナイト「早ッ!」
カービィ「ぷよぽ、ぽぽぽぅ、ぺぽう!」
メタナイト「普通だったら、モンスター倒して、苦労しながら行くものだろ!」
ピット「だって近くにあるんだもん」
酒場からここまで敵もいないし・・・ザル警備だな

 

魔城門前
メタナイト「流石に門は閉まってる」
その門というのは、でっっかーーい鉄の門だ
メタナイト「でかすぎだ」
ピット「壊せる?」
メタナイト「やってみよう」
腰からギャラクシアを取り出す
まだ刀身がない状態である
メタナイト「起きてくれ、ギャラクシア」
眠る宝剣を呼び覚ます
カービィ「・・・」
ピット「・・・?」
・・・のだが
メタナイト「あれ?」
出てこない
メタナイト「主の言葉だぞ。起きろ」
刀身が現れないのだ
ピット「・・・なにしてんの?」
カービィ「ぽよー・・・」
メタナイト「おかしいな・・・ん?」
ギャラクシア「我が主よ。誠に申し訳ないが、貴方のステータスが初期値に戻っているようだ」
メタナイト「え?」
ギャラクシア「それでは私を振るうことは出来ない」
ピット「喋った・・・いや、それよりも」
メタナイト「初期値に戻ってるだと?」
ギャラクシア「そうだ。恐らく魔王の呪いだろうな」
メタナイト「マジか・・・」
ピット「僕もだー」
カービィ「?」
メタナイト「カービィは大丈夫なのか?」
ギャラクシア「それでも勇者、魔王の呪いを弾いたか・・・。因みにその呪いは絶対に解けない。経験値を貯めて強くなるしかない」
カービィ「ぽー・・・」
ピット「じゃあ強くなってまた出直せってこと?」
ギャラクシア「済まないが、私のソードビームが戻ったところで、この門壁は壊せない」
メタナイト「じゃあどうする?」
ギャラクシア「4地方に封印された城がある。そこの結界を壊していくんだ」
ピット「で、全部壊したら門が開くというわけか」
カービィ「ぽよ!」
メタナイト「では早速出発!か。待て」
カービィ「?」
メタナイト「私の装備をなんとかしてくれ。これでは柄殴りしか出来ない」
ギャラクシア「申し訳ない、主よ・・・。僭越ながら、案内を任せてくれ」
ピット「じゃあ、まずは何処の城に行く?そこの城下町で買い揃えたらいいじゃん」
ギャラクシア「そうだな・・・それなら、土の都レバノンが近い」
メタナイト「シューテンの中のレバノンか」
ピット「あそこは鉄山が多いから工場も多い。だから武具屋もたくさんあるんだ」
メタナイト「決まりだな」
カービィ「ぽよ!」

 

 

案内役にギャラクシアが追加された!
土の都レバノンへ向かった!
メタナイトとピットのステータスが最低になった
メタナイトの武器がなくなった

第35話 【コラボ】カイザーさんとオリキャラ交換してみたら!の毎日

マリオ「・・・記念作品は?」
この次




事態は突然勃発した
マスター「大変だ!大変だ大変だ大変だ!」
この乱れよう・・・ただ事じゃないらしい
マリオ「どうしたー!?」
マスター「色たちがいなくなったんだよ!」
リンク「何だと?」
フォックス「たちっつーと・・・」
マスター「オリキャラだよ!しかも全員!」
アキュリス『はぁ?ズング・・・むぐ』
マスター「ん?今誰かの声が聞こえたような?」
アイク「気のせーだよ気のせー」
マスター「?」
リンク「オリキャラだけ、か。明らかに作為的だな」
レッド「この小説、けっこう人いなくなるよね」
マリオ「言ってる場合か!色・・・!」
握り拳に汗が伝う
マスター「なぁ、作者」
なんだ?
マスター「まさかとは思うけど、アンタの仕業?」
うん、俺の仕業
マスター「うん、やっぱそうだよな。作者なわけ ええぇーー!?」
うん、俺の仕業
マリオ「色になにするつもりだ!」
預かってもらってるだけだよ
メタナイト「誰にだ?」
カイザーさん
今日向こうに発送したから
「「小包か!」」
逆に輸入品もあったよ
「「貿易か!」」
マリオ「っと・・・じゃあ、誘拐とかじゃあないんだな・・・」
安心したまえ
アイク「で、その輸入品ってのは?」
逆に預からせてもらうオリキャラ、ガルド・テスタ・ロッサ001っていうらしい
マリオ「最後のは輸入番号だろ」
失敬。ガルド・テスタ(ry ピット「もう分かったから」
テスタ「此処が噂に聞く終点か。フン、気に入った」
アイク「む・・・?何だいきなり」
あ、丁度良かった。それだよ、それ
テスタ「人を物みたいに呼ぶなよな・・・」
因みに、向こうのアイクは負けてたぜ
アイク「何ィ!?俺が負けるか!」
テスタ「良いぜ。景気づけにやるか?」
リンク「これだから熱血という奴は・・・」
アイク「やってやらあ!行け!リンク!」
リンク「ゴッ・・・何故?」
アイク「お前強いから。俺は恥晒したくないから」
リンク「我に命を下せるのは断じて貴様ではないぞ。よもや遊びで剣を執るなどっ・・・」
ゼルダ「リンク!私、リンクの闘うところが見たい!」
リンク「姫様の命令とあらば」すちゃっ
テスタ「こっちのリンクとは違うな・・・」

 

テスタ「勝てる気しねえ」
リンク「・・・」
テスタ「・・・」
リンク「・・・」
テスタ「・・・?」
アイク「あのさ、何してんの?」
テスタ「だって向こうが来ねえんだもん」
リンク「それはこちらの台詞でもある」
もうじれったいな!
同時に行けよ!
リンク「承知した」
ジャッ!とマスターソードが中空を閃いた
テスタ「そんな急に来るなよ!ダブル・サンダー・ドライブ!」
で、迎え討つ
二つの剣は烈火の火花を散らした
リンク「なかなかの剣圧だな。ガイアナとはまた違う」
テスタ「な、何でこの剣の銘を知ってんだ!」
リンク「?」
妙な疑問を抱きながらも剣を振り払うと、
リンク「斬り裂いてくれる・・・!」
回転斬りを放つ
テスタ「ソード・ガード。からのガロウズ・ジ・エンド!」
リンク「流すぞ・・・」
超絶な体術で見事に、避けた
それからカウンター攻撃
テスタ「掛かったな!カウンター返し!」
リンク「硬化」
テスタ「なッ!?」
流石のテスタも驚きを禁じえない
アイク「あれは俺もビックリしたわ」
そうだ
ガイアソードの一斬は、リンクの利き手・・・左手首によって遮られたのだ
テスタ「どうなってんだよお前の体ぁ!大人しくッ」
リンク「絶拳」
空いている右拳で放つ直前に
マスター「はい、そこまで!勝負あり!」
テスタ「んな馬鹿な・・・」
リンク「・・・」
テスタ「親父にだって負けたこと(ry マリオ「それ以上言うな。てか向こうの俺に負けたただろ」
アイク「まぁそう気ィ落とすなって。彼奴が別格なだけだ」
リンク「・・・」
折角の特別企画なんだ。楽しく逝こうぜ!
ファルコ「逝くか!」
テスタ「ファルコか。やっぱこっちにもいるんだな」
アイク「こいつ、俺の家畜」
ファルコ「はぁぁ!?」
テスタ「焼き鳥扱いは共通なのか」
ファルコ「あんま調子乗ってると超電磁砲放つぜ?(++#)」
テスタ「聞いたことある台詞」
フォックス「なんだかデジャヴが・・・」

 

マスター「次は何するんだ?」
実は決まってないんだ
取り合えずマターリするか
テスタ「なんだそれ?」


(9・ω・)
(  つ旦つ <お茶どうぞ
と つ )


テスタ「・・・」
受け取れよ
テスタ( つ旦 受け取った)
飲めよ
テスタ「・・・」ズズー
マリオ「この件いるか?」

 

リュカ「うああー!新人さんだー!」
トゥーン「わあああー!!」
テスタ「なんだこのリュカとトゥーンリンクは!?」
リュカ「なんだとはなんだ!」
トゥーン「なんだとはなんだ!」
テスタ「はぁ?なんだとはなんだとはなんだ!」
リュカ「はぁ?なんだとはなんだとはなんだとはなんだ!」
トゥーン「はぁ?なんだとはなんだとはなんだとはなんだ!」
ネス「見ていて恥ずかしい・・・」
リンク「・・・」←無言の同意

 

GW「・・・」
ロボット「How do you do?How many years old?」
テスタ「え?・・・Yes」
ロボット「Ha?」
テスタ(し、死にてえぇーー!!)
GW「・・・」

 

サムス「・・・」
ピーチ「あらイケメンさんじゃない、マリオより」
テスタ「おっさんと比べるなよ・・・」
ゼルダ「リンクよりかは劣りますけどねーオホホ」
テスタ「#」
ピーチ「そうかしら?良い勝負すると思うけど」
ゼルダ「あらピーチ。貴方間近にリンク見たことないでしょ」
ピーチ「正直あの人怖いじゃない。ねぇサムス?」
サムス「どーでもいい」
テスタ「確かにどうでもいい」

 

スネーク「お前って成人だよな?」
テスタ「・・・何でそんなこと聞くんだ」
CF「だって飲酒して酔ってただろ」
テスタ(逃げる)スタコラサッサー

 

テスタ「こっちのポケモンは一応喋れたが・・・」
ピカチュウ「ピカピッカァ!」
レッド「こっちだと喋れないんだよね~」
リザードン「リザー」
フシギソウ「フシー」
ゼニガメ「銭銭ー」
ルカリオ「金くれ、だとよ」
テスタ「誰があげるか」
ゼニガメ「銭!銭銭ー!」
ルカリオ「ほれ」
レッド「・・・違うだろ」

 

一通り挨拶は交わしたみたいだな
ほんの一通り
マリオ「やっぱりそっちとは中身違うか?」
テスタ「まあな。リュカにはいかんせん悪寒があったが」
リュカ「うああああーー!!」
ネス「おい、黙れ」
テスタ「・・・・あとネスにも」
確かに二人は極端だ
マスター「うぉーい。宴、もとい、狂宴の支度が整ったぞ」
何故言い直したし
クレイジー「食堂に集まれよー」
テスタ「・・・」
メタナイト「また宴か。作者のネタ切れが伺える」
アイク「いいじゃねえか。何回やっても楽しいんだし!」
テスタ「結局やることは両方同じか」ボソ
アイク「なんか言った?」
テスタ「いや。気にするな」
アイク「そうか。じゃ、肉肉ぅーーっ!!」スピョーン
テスタ「・・・ちょっとは気にしろよ」
テスタ「中身は違うはずなのに、肉好きなのは変わらない・・・ファルコもそうだ。何だろうな、この相違は・・・」
何耽ってんだよ。今回はお前が中心だぞ
あ。まさか、他人のパーティーに友人伝いに招待された感じで引けてんのか?
テスタ「なんだそれ」
あれ?分かんない?
テスタ「うん。分かんない」
うんまぁどうでもいいや!行ってこい!
テスタ「こいつ・・・カイザーの奴並みに適当だな」

 

アイク「もぐもぐ」
マルス「何も言うまい」慣れた
トゥーン「うぃー///」
テスタ「酔ってやがる」
メタナイト「肉うまあぃい!///」
テスタ「・・・言ってること同じだ」
マルス「あ、剣士集結?」
テスタ「いや・・・リンクの奴がいない」
アイク「もぐもご」
マルス「何してんだ彼奴?だってさ。何してんだろうね」
テスタ「いたぞ。女性に囲まれてる」
アイク「もごごっ」

 

マスター「ピンポンパンポーン↑」
テスタ「何だ、どうした?」
マスター「ただ今より、催し物を、始めよう」
マルス「いや、何で俳句?」
マスター「まずは、クッキー&ツバサです」
マリオ「何だそれ・・・」
アイク「もぐもぐ」
マルス「タッキー○ツバサみたいにするな、だって」
&隠してどうすんだよ
って言っちゃったし
マスター「ピンポンパンポーン↓」
テスタ「・・・」
クッパ「はあどーもー、クッキー&」
デデデ「ツバサゾイ」
マリオ「お前らかよ・・・」
ルイージ「いいぞぉ!///」
ルイージって酒癖悪いよな
デデデ「で、何するかというと・・・」
クッパ「腹太鼓」
デデデの服の下には、なんとまあもう一つの顔が
デデデ「じゃあ、ミュージッ(ry テスタ「お前らには過ぎた一撃だがな!ヴィクロム・クロス・サンクチュアリッ!!」
ドガアアアァンッ!!!
クッパ「えええええ!何でー・・・!」
デデデ「ィーー・・・」
キラーン
おい、彼方に飛んでったぞ
リンク「是非もない」
マスター「次は、ドゥーイング・ワーキング」
ロボット「Doing・working」
~をしている・働いている、って意味だな
訳解らん
ドゥーイングスネーク「はーいどもー。ネタやりたいと思いまーす」
ワーキングCF「ほお、何?」
スネーク「今から!この500mlのコーラを一口で飲んで、ゲップをせずにロケランの種類を全部言います」
CF「大丈夫か?多いぞ」
テスタ「ー」
スネーク「いきます!グビッ」
そのまま逝けよ
ゴクゴクゴクゴゴ、ブゴ・・・
スネーク「プハァッ!」
CF「出来てねえじゃねえか!」
スネーク「ハア、ハア、ハア・・・キツい・・・・グビッ」
ちょっと弱音吐いたな
ゴクゴクゴク
CF「・・・よし飲めた!早く言え早く!」
スネーク「ハア、ハア・・・。っカーゲエエエェェップ
CF「言えてねーじゃねーか!!」
テスタ「ー」
スネーク「痛い・・・新しい拷問だ・・・」
CF「言ってる場合か」
スネーク「ひ・・・ひ・・・」
CF「ひ?」
スネーク「卑弥呼様ー!!」
はい終了
テスタ「GAROES・THE・END」
死亡エンド

 

テスタ「なんか・・・骨のある益荒男がいねーなー」
アイク「もぐもぐ」
マルス「そう言うお前はどうなんだ?ってさ」
テスタ「俺はヴィクロムやったからな」
マルス「あれが出し物かい!」
メタナイト「///」

 

マスター「次は・・・『姫君と騎士』。演劇か」
テスタ「よくそんな出し物するな」
マリオ「作者め。これで時間を稼ごうって腹か」
アイク「・・・」
マルス「・・・」
テスタ「?」




完全オリジナルストーリー
ある国の王女は、配下である騎士と恋に堕ちました
しかし彼は戦う身。彼女は国を統べる身
身分の違いもあり、それは不断の恋となります
そんな中
他国との争いが起こったのです
当然彼は戦地へと駆り出されます
胸が焼け焦がれる思いの中、今か今かと帰りを待つのみ
戦争は長引き、ついに両国も中断を決議しました
帰ってきた兵士に彼の所在を訊ねる
ねぇ、彼は何処!?早く教えて!
けれど返ってきた答えは全て同じ
ただ知らない、と
納得がいかない
戦死したなんて
私は認めない

 

彼女は単身、敵国の城へ乗り込みました
馬鹿なのは分かっている
けど、やはり納得出来ない
無論彼女は捕らえられ、王女の前に突き出されました
彼を何処へやったの
何度でも言い放つ
彼は・・・
城の地下に、幽閉されている
・・・やっぱり、死んではいなかった
安堵と、はたまた絶望が
何故、捕らえる必要があるの
彼は戦場での華だった
そんな彼の知らせを受け、自国に取り入れようとしたのだ
今は説得を試みているとのこと
そんなのは認めない、と
心に留めておくだけで、口からは出せなかった
だが、秘密裏になら行動に移すことが出来る

 

その夜
ベッドから抜け出し、窓に仕掛けておいた縄を手にする
たった一人の騎士の為に国は動かせない
なら、私だけで行くっきゃない
スルスルと地上に降り立つと、寝着のまま城へ走る
慣れない下水道へと入る
汚物の臭いがする
カンテラを照らす。だがすぐに仕舞った
見なきゃよかった・・・
そこに巣くう鼠や、その鼠を食べる蛇が数百とあったのだ
走ろう、急がなきゃ
まだ、奥は続いている

 

地下牢
絶えずに見張りの兵が巡回している
彼は鉄柵の中でも想う、彼女を・・・
ガチャ

今牢の中で何か音がしたような
ガチャ
・・・吹き抜けからだ
この牢内には金具付きの吹き抜けがある
だが手錠と鎖はつながり、鎖は壁に雁字搦めにされているので逃げ出すのは不可能なのだが
まさか誰か・・・?
逸る気持ちを堪え、顔を覗かせた
!!
シー、静かに。今から助けてあげるから。む。硬いわね、このネジ
ひそひそ声で、姫君が語り掛ける
だが驚くなとは、それこそ無理だ
何故こんな真似を?危険過ぎです・・・!
あくまで小さな声で
貴方は黙ってて。折角助けに来たんだから、どうせなら解放してあげないと駄目じゃない
・・・よく分からないが
吹き抜けを背にして、姫の姿を隠す
こうなりゃ賭けるしかない
彼女を引き返させるほどの説得力は自分にはないからだ

 

よし、取れたわ。早く逃げましょう
金具と手錠は破られた
見張りの目を盗んで吹き抜けへと潜り込む
必然と彼女とは顔を合わせる形になるのだろう
だろう、というのはまだ目が暗闇に慣れていないからだ
彼女は後退し、自分は前進する
何故・・・こんな真似をしたのですか?
そんなの、あんな姫にくれたら堪らないじゃない
何も姫様がお手を煩わせる必要も・・・
あのね。私は女なの。自分の男が奪われそうになったら奪い返す。たとえ、それが王女でも!
・・・
顔が赤くなる。彼女には見えているんだろうか
さぁ、着いたわよ
彼女が先に体を起こす
取り敢えず城の外に出たようだ
次は臭くなるけど、我慢してね
そんなの、こっちが言いたい

 

下水道
む・・・ここは、確かに臭い
・・・
ギュッ、と裾を掴む手に力が籠もる
ネズミが怖いのか・・・?
ピチャピチャと水が滴る音に紛れ、小動物が蠢く音も聞こえる
私は優しく、彼女の耳を塞いでやった
人の声がしたのはそこからだ

 

しまった・・・気付かれたか
彼女の耳にはまだ届いていないようだ
・・・姫様
少しだけ隙間を開ける

このまま城へお戻りください。後ろを振り返らないで、走って、どうか私を信じて
必要事項だけ伝え、なおかつ詳細は隠匿し
最後に彼女の小さな背中を、トン、と押してやった
それを引き金に、姫君は前だけを見て走り去っていく
良かった・・・信じてくれたか
さて
この後が大変だ
こっちは丸腰、敵は武装。どう考えても勝ち目はないな
なら、いっそ諦めて降伏するか?
まさか
彼女を置いていけるワケがないだろう
泥だらけになって救出に来てくれたのだ
姫君に信じてもらったのだ
なら・・・
では、その期待に応えるとしよう

 

来たか・・・
見つけたぞ、外道。逃げれるとでも思ったか
敵の数は、10人程度
カンテラは、丁度私の足が見えるくらいの距離を照らしている
即刻、牢に戻れ。そうしたら傷付けないでいてやる
断る
即刻返答してやった
それはいかにも年輩の声主にとって意外だったらしく
何を言っている?お前に勝ち目などないだろう
・・・これだから中年オヤジという生物は・・・
わざと逆撫でするようなことを言ってやった
こういう奴は単純なんだ。怒りで我を忘れる
何より、私は彼らにはない利がある
なんだとぉ!?
もう怒ったのか。予定よりは早いが、まぁ問題ない
私は、右手にずっと持っていた気色の悪いものを、奴らのカンテラに投げつけた
心眼で
ガチャンッ!
ガラスの割れる音が響く
明かりが消滅し、周囲は一気に暗闇に変貌する
クソ、何処だ!たとえ視界を遮ったとしても逃げられんぞ!お前も見えていないのだろう!
そうだ。視界をなくしたくらいで逃げられるとは思っちゃいない
でも最後は間違いだ。私はずっと目を閉じていた
カンテラの光も極力避けてやった。だから、完璧ではなくとも、目の自由が利く
心の中で投げたネズミに謝った
次いで、
バチャッ!
連中にある液をふっかけた
わぷっ!何だこの液体は!?
水酸化ナトリウム水溶液。超濃度だぞ。人が触れて耐えれる物じゃない
何!?そんな物を投げやがって!!
それっぽい名前を出す。頭の固い奴はパニックに陥る。よし、予定通りだ
そんな中、一声
おっさん。それただの汚水。そら、すぐ横を流れてるだろ
なん、だと?
ただの臭いだけの水。身体なんか溶けやしない
するとさっきまで慌てていた恥と、まんまと騙されたことへの怒りが幾重にも重なり
爆発するだろうな
うぬ!これほどの侮辱!もう見過ごせぬわ!!全隊突撃じゃ!!
おっと待ちな。それ以上近づいたら、死ぬぞ
ただの詭弁だ!
これは本当だ。そらよ
左手に束にしていた一本を投げつけた
何だこれは?
蛇だよ。毒性があるから噛まれないようにしろよ
最後は大量に放してやった
うわああぁっ!!
おいっ!剣なんか振るな!危ないだろ!!
彼奴だ!彼奴を捕まえろ!
俺じゃねーってば!!
痛っ!咬まれた!俺はもう駄目だ・・・
距離を取るんだっ!って言うことを聞かないか!!
いいぞ。完全に取り乱している。しばらくは収集がつくまい
これで安心して逃げられるわけだ・・・

 

マウスと、蛇と、水か
全てこの下水道の恵みだ。感謝する
これだけでも、暗闇だと人は恐怖を感じる
まぁ、蛇は怖い生き物だが、毒があるなんてのも嘘っぱちだ。咬まれたら痛いだけ
・・・
彼女は無事に逃げ切れたんだろうか・・・
カツ
ーッ!
今、微かに足音がした。自然と身構える
もう収まりがついたのか?馬鹿な
いや、違う
この小さな足音、慎ましい歩調は・・・!
もしや・・・姫様!?
当たりだ
服装もパジャマのまま
そのまま戻って来たのか・・・!
そして何より、泥が付いた彼女の腕には、
剣・・・?
銘刀・ガラティーン。正真正銘のーー
ー聖剣・・・
それは紛れもない、太陽の剣
確か、城の深くに封印されていたとか・・・
こんな所でなんだけど・・・この剣は貴方にこそ相容しいわ
ただの一個小隊に聖剣の力が必要なのか?
んー。それもそうなんだけど。剣が呼んだから
剣が、呼んだ?君を?
違うわ。貴方を呼んだの。主を選んだのよ
・・・
剣を執るのよ。聖なる力を解き放って
柄を握った
ズシリとした重圧が駆け巡る
馴染む・・・
本当に、不思議なくらい手に合う
さぁ、手のほどを魅せてください。私のナイト。まずは初戦ですよ
彼女がニコッと笑った
それと同時に、人の騒ぎ立てる声
流石に立ち話がすぎたか
おびえはない。恐れもない
これは、負ける気がしないな

 

見つけたぞ!
人数が増した。一個中隊あたりか
・・・姫様、下がって・・・
うん・・・
彼の背中に隠れる
こんな所で立ち話とは、随分と余裕ではないか・・・ん?
剣?
ちょっとやそっとではお目に掛かれない代物だ
貴様・・・何時の間に
・・・お前たちに斬れるかな?
っ・・・洒落臭い!!
一斉に斬り掛かって来た
こちとら都合が良い
今よ!聖剣の力をっ!
・・・この剣は太陽の写し身・・・
太陽の輝きを放つガラティーン
もう一振りの星の聖剣ー
その一閃は、万物を融解する・・・
転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)!!

 

凄い・・・
圧倒的な力。数十人を一気に瀕死の重体に追いやったのだ
どうやら、姫はかなり危険な物を持ってきてしまったようだ
何それ皮肉なの?おかげで助かったんじゃないの
ああ、そうですね。もし君が助けに来てくれなかったら、私は処刑されていただろう
な、何で!?あの国は貴方を欲しがってたんじゃないの!?
そうだ。説得もされたさ。でも全部受け流したよ。祖国は裏切れないからね
・・・
でも、牢屋だって数がある。頑なな騎士をずっと置いておかない。相手国に帰すくらいなら、そのまま処罰するさ
そんなの・・・
嫌だ
だから君が来てくれて嬉かった。そりゃあ驚いたけどね
最後は無理に笑いを作る
さ、城へ戻りましょう。泥だらけでは、明日の舞踏会にとても出られない
明日というより、既に夜が明け今日なのだが
彼女の腕を掴む
・・・ちょっと待って

ここなら誰にも見られないから・・・
は・・・っ?




そして舞踏会
リンク「姫様、御手を」
姫君の前で一礼する騎士
滑らかで自然、かつ上品に
リンク「エスコートは騎士の役目ですから」
ゼルダ「約束したものね」
毅然とした優雅な振る舞いに、食堂は静まり返る
ゼルダ「下水道で・・・」
ゼルダがリンクの手を取った
アイク「・・・もぐ」
二人はそのまま舞踏する
華麗にして流麗。見る者を魅了するその動き
まるで疲れを感じさせない
リンク「・・・」
忠節厚く、しかしそれのみに染まった男
故に、彼女に熱くなるのもまた然り
ゼルダ「・・・助けたり、助けられたり。いろいろあるのね、恋ってものも」
リンク「ああ、そうだな・・・」
ゼルダ「・・・」
貴方は、どこに出しても恥のない
完璧な・・・ー

 

マルス「・・・凄い」
アイク「もちゃもちゃ・・・なにが凄いんだよ?」
頬張っていた肉を喉に押し込み、何故か見惚れているマルスに訊ねる
マルス「なにって・・・君は傭兵団を構えてるんだろ?あの身振り手振り、完璧じゃないか!」
アイク「俺はそんな無駄なことには拘りはない」
テスタ「無駄とはなんだ無駄とは」
マルス「そうだよ。ってテスタも分かるのか?」
アイク「じゃ、お前も騎士か?」
テスタ「いや違う。そうじゃない」
アイク「じゃあ何?マルスと同類か?」
テスタ「まぁ、いや、どうでもいいだろ、そんなの」
アイク「確かに騎士だろうが何だろうがどうでもいいな」
リンク「・・・」
アイク「おぅリンク。何か褒められてるぜ、お前」
リンク「そうか」
マルス「・・・」
おつかれさん
こんなに長くなってしまうとはな
テスタ「かなり長いぞ」
リンク「ハイラルの童話、騎士の在り方を綴った物語だ。いかに著者がハイラルの秘密を探ったかが表れているな。敵陣へ乗り込む勇気、丸腰で敵を切り抜ける知恵、聖剣の力。あとは礼か。これだけの要素が盛り込まれている」
熱弁しなくてもいいからさ・・・
メタナイト「///」
テスタ「じゃあ、俺はそろそろ帰るよ」
アイク「はぁ?何だ急に?」
何友達の家から帰るよ、みたいなノリなんだよ
輸送料とか高いんだぞ
テスタ「胸のライトが点滅してるんだよ」
ウルトラマンか
アイク「ウルトラマンセブンか」
マルス「ウルトラマンゾフィーか」
リンク「ウルトラの母か」
テスタ「なんだその四連続突っ込みは!?最後は少なくとも男にしろよ!」
トゥーン「ジュワッ!///」
マルス「・・・トゥーンリンクって、酔ってもあんまり変わらないよね」
いつも酔ってるってことか
トゥーン「?///」
テスタ「とにかくそういうワケだ。カイザーの奴も、俺がいなくて話詰んでるみたいだしな」
アイク「本当かよ?」
リンク「ボーリング大会に奴が登場しているからな。そう読み取れるだろう」
アイク「ボーリング?何だそれ美味しいのか」
リンク「食べてみるか?」
アイク「食べてみる」
リンク「・・・・」
アイク「何で黙るんだよ!気になるだろうが!」
リンク「そうか」
アイク「ぬぬ・・・っ!」
アホかお前は
マスター「では、最後の組だ」
テスタ「まだ続いてたのか」
どうせなら最後まで見てけよ
テスタ「そうだな・・・」
マスター「最後の組は、全員だ」
マリオ「え・・・?」
「「はあああああぁ!!?」」
ファルコ「全員って俺たちもかよ!?」
マスター「そうだが、何か?」
ファルコ「あるわ!!」
ウルフ「全員で何をするんだ?」
クレイジー「歌って踊って奏でて。楽しければなんでも。みんなで一つの音楽を作るんだ」
マリオ「そんな急な・・・!」
マスター「大丈夫だよ。突っ込みがハモるくらいの連携性があるんだぜ、お前たち」
クレイジー「じゃあ、Music start!」
マルス「・・・始まっちゃった」
デーッデーッン、デーッデーッン、デーッデーッン、デーッデーッン、デーッデーッン、デーッデーデーデンッ
レーレーレレレレレ、レレレレレレレジャーーーーーーーン、テッテレッテレッテレ
ルイージ「こ、これはまさか・・・」
そうだ。そのまさかだ
期待されていた~のは~ 君じゃな~くて~ 兄の方~さ~
ルイージ「ほらやっぱりー!!」
マリオ「限りない嫌がらせだな」
死にかけ弟は~ 化粧も~せず~ マヌケ~面~
ルイージ「ちょっと止めてよ!って、なんでリンクがオカリナ吹いてんの!?」
リンク「ー♪ー」オカリナ
シーク「ー♪ー」ハープ
初めてのシークがこんな場面で出るとはな・・・
アイク「セッションしてやがる」
ドンキー「ウホー!」ドコドコドコ
太鼓に
デデデ「加勢するゾイ!」
クッパ「儂も」
腹太鼓・・・
レッド「ー♪ー」ポケモンの笛
トゥーン「・・・」風のタクト
お前が指揮執るのかよ!
ピット「ー♪ー」何かの神器
ネス「ー♪ー」大地の笛
スネーク「少し覚えてる」ギター
CF「俺も」ギター
ピーチ「ー♪ー」バイオリン
リュカ「・・・」トライアングル
アイクラ「・・・」リコーダー
プリン「♪~~」うたう
ディディー「♪~~」コング2ゴール時
マスター&クレイジー「ー」拍手
テスタ「なんだ拍手って」
アイク「あーー俺は何もない」
メタナイト「歌うか踊るか」
アイク「俺の選択は肉を食べ続ける、だ」
マルス「そんな選択肢はない」
アイク「もぐもぐ」
マルス「あー・・・」
メタナイト「ディディーコング・・・歌えたのか。ん?歌うといえば、一人忘れているような・・・」
テスタ「誰だよ?」
メタナイト「あー、喉まで出てるんだが・・・!」
テスタ「喉?どこだよ!」
アイク「あ!」
何だ?
アイク「奴だ!!」
アイクが舞台を指した
そこには
マイクカービィ「ぽよ!」
メタナイト「Σ(o o;)」
もっと枯れろ そして朽ちろ 骨の髄まで~
マイクカービィ「スウウゥー・・・」
マルス「マズい!!みんな耳をh
しばらくお待ちください

 

ローディング

 

カービィ「ぽよ!」
死ねっ




そして

 

テスタ「・・・」
アイク「じゃあな。そっちに帰っても、元気に暮らしとけよ」
テスタ「・・・ああ」
マスター「短い間だったが、どうだ?願わくば感想が聞きたい」
テスタ「そんなこと聞かれたら困る。最後に関しては・・・」
そりゃ悲惨だったわな
カービィ「?」←主犯
マイクカービィはそちらでも起こりうる事だ。気ぃ付けろよ
テスタ「・・・」
マリオ「・・・ホームステイにはならなかったか?」
テスタ「はぁ?」
マリオ「いや、まぁ、何でもない」
アイク「おいリンク。お前からは何もねぇのかよ」
リンク「・・・」
テスタ「・・・」
リンク「・・・」
テスタ「次は負けないからな」
リンク「好きに励むが良い。我が引導を渡してやる」
では、Shaill発~カイザー行き。出発進行~
テスタ「・・・どういう世界観なんだ、これは?」
アイク「じゃあなー!あっちに戻っても元気に暮らせよ!」
テスタ「言ってること変わってないぞ!」

 

See you again ...

その後

ラオス「ああー。腰が痛い・・・誰かに蹴られた」
フィジー「私が蹴った」
ラトビア「狭苦しいったりゃありゃしない!」
スリナム「海に突き落としやがって・・・このツケは必ず返してやる。磔刑にしてやろうか、アイアンメイデンで血を全部抜いてやろうか、それとも」ゴゴゴゴゴ
おつかれさーん
どうだった?向こうは
ガイアナ「どうもこうも・・・」
色「違和感ばっかりですよ」
スリナム「俺二回くらい死んだしな」
ガイアナ「私も一回死んだ」
・・・あっちは殺人を軽視しているのかい
フィジー「・・・」
ファルコ「俺はどんな奴だった!」希望の眼差し
ラオス「一緒に焼き鳥だよ」
ファルコ「(ToT)」
アイク「俺はどんな奴だった?」
ラオス「一緒に肉食だよ」
ファルコ「(TOT)」
色「マリオさ~ん!」
マリオ「色~」
ピーチ「フライパン(ー盆ー#)」
ボゴンッ
マリオ「!!」ドタッ
気絶したぞ
色「き・・・」

 

きゃあああああッ!

 

ラトビア「いつでも騒がしいたのは変わんないわね」
だね


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