創作シリーズ/創作キャラクター/GUILTY GEAR (初代)

Last-modified: 2020-12-29 (火) 22:02:17

GUILTY GEAR

ソル

GUILTY GEARシリーズより主人公、ソル=バッドガイが参戦。
生体兵器ギアとして肉体を改造された過去を持ち、今となっては同族の戦うために生み出されたギアを狩り続けながら因縁浅からぬ人物である"あの男"の追って世界を彷徨い続けている。
・登場演出
封炎剣を肩に乗せて画面手前に背を向けて立っている。剣を宙に放り投げ、振り向く。剣をキャッチして構える。「メンドくせぇな」or「悪いが…終いだ」or「どうなっても知らんぞ!」
(敵にカイがいる場合)「ごくろうなこった…」
(敵にシンがいる場合)「血筋かよ…」or「上等だ」
・キャラ選択時のボイス
「潰す」
・アピール
上アピール:剣を掲げて相手を挑発。「待ってんじゃねぇよ」or「なんの真似だ?そりゃ」or「見栄を見せろ!」
横アピール:封炎剣を地面に突き刺し、両拳を打ち合わせた後に首をゴキゴキと鳴らす。「ヘヴィだぜ…」or「うざってぇ…」
下アピール:親指を上げた拳を前に出す。「やるじゃねぇか…」or「上出来だ」or「まずまずだな」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:剣を地面に突き刺し、手を腰に当てる。「手の内は終いか?」or「退屈させやがる…」
勝利ポーズ2:画面手前に背を向け、親指を立てた拳を下に振り下ろす。「面倒クセェからそのまま寝てろ」
勝利ポーズ3:腕を組むようなポーズで封炎剣を構える。直後、ソルの足元から炎が舞い上がる。「やれやだぜ…」or「こんなもんか」
勝利ポーズ4:(ドラゴンインストール発動中に勝利)両腕を広げつつ天を仰いで叫んだ後、通常の状態へ戻る。「…手間ぁかけさせやがって」
・特殊勝利台詞
(敵にカイがいた場合)「これで満足したか?てめぇがそれまでの男だってのがわかったろ」
(敵に聖騎士団ソルがいた場合)「…ウゼェ…」
(敵にシンがいた場合)「まだミディアムレアなんだがな」
(敵に空条承太郎がいた場合)「チッ…『やれやれだぜ』」

通常時

赤いヘッドギアやジャケットが特徴のお馴染みの姿。因みにカラーチェンジでGUILTY GEAR2 -OVERTURE-で見せたコスチュームやアーケード版最新作であるXrd -SIGN-で披露したコスチュームにキャラモデルを変更可能。その場合はそれに応じて性能も変化する…ということにはならないが、CV.が石渡太輔から中田譲治に切り替わる。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

GUILTY GEARシリーズ、格ゲー出身の主人公だけあり、流石にハイレベルな性能を持つオールラウンダー。
"封炎剣"という名の無骨な剣を武器として持つが、ほとんどの通常ワザは己の五体を用いた殴りや蹴り技が中心となる。それらによるラッシュ力は目を見張るものがあり、内容自体もスタンダードで抜群に使いやすい。ダッシュの速度も速めなのに加え、各種必殺ワザも突進技が多いため得意の接近戦に持ち込みやすいのもメリット。全体的な攻撃のダメージとふっ飛ばし力も優秀で、その攻撃能力の高さは他の追随を許さない。また、一部の必殺ワザには独自の"クリーンヒット"というシステムが存在し、プレイヤーの腕前によってはその攻撃力をさらに高めていくことも可能。これらの特徴から、一度相手に食らいつければ強烈な破壊力の技の数々で敵を粉砕できる。このほか体重も標準のレベルになっており、近距離戦を挑むのに過不足はない。
反面、ダッシュの速度とは対照的に歩きの速度は非常に遅い。加えてジャンプ力が低いうえに空中制動力も悪いという弱点が合わさり、空中戦は不得手で復帰力も当てにならない。このため体重は平均ながら若干打たれ弱い感がある。また、封炎剣を用いた攻撃はどれも強烈な破壊力を誇るがその分発生が遅いうえに後隙が大きい傾向が多く、必中を心掛けて扱う必要がある。技の内容がスタンダードで使いやすいとはいえ、使いこなすには一定の技量の必要なキャラとなっている。
・B:ガンフレイム
剣を地面に突き刺し、前方へ進む火柱を発生させる。
後隙は小さいものの発生が少々遅く射程も短い。ダメージも低めで、はっきりいって飛び道具としては使えるものではないため、普段は忘れてしまってもいい技。この技の真価は強化版で発揮されるため、その際に存分に使おう。
・B(空中):サイドワインダー
炎を纏った拳を真横に突き出しパンチを繰り出す。
発生が若干遅く、その割にリーチが短くヒットさせ辛い。また、ダメージこそ高いもののふっ飛ばし力は一定なので相手を撃墜するための攻撃手段としては機能しない。イマイチ使い辛い感が拭えないものの、この技の特徴は一定の条件下で"クリーンヒット"が発生するというもの。具体的には空中にいる相手に対して横軸を完璧に合わせた状態でヒットさせるとクリーンヒットが成立する。その場合はふっ飛ばし力が通常時とは比較にならないほど増加、ヒットさせた相手を凄まじい勢いで真横にふっ飛ばすことが可能になる。狙ってクリーンヒットを発生させるには慣れと技術が必要だが、実戦でも十分に狙っていけるレベル。ソルを使いこなすならばモノにしておきたい技術だ。
・横B:バンディットリヴォルバー
前方へ飛び膝蹴りで飛び出してからカカト落としへ繋ぐ突進技。
初段の飛び膝蹴りは発生がかなり早いうえに突進速度も優秀で、後隙も破格に小さい。突進距離は短いが、空振りに気をつければ接近手段として重宝する。初段はダメージが低くふっ飛ばし力も一定だが、初段がヒットすれば続くカカト落としも確実にヒットするため総ダメージも悪くない。また、カカト落としの部分はメテオワザになっている。空中で使用した場合は横方向に大きく移動できるため復帰技としても活用できるが、一度技を出すと着地まで他の行動に移れないため慎重に使おう。
・横B(長押し):バンディットブリンガー
前方へジャンプで飛び出しつつ炎をまとった拳を斜め下へ叩き付ける。空中では使用不可。
飛び膝蹴りを経由せずに攻撃を出すため上記の"バンディットリヴォルバー"より発生が大分遅い。その分ダメージとふっ飛ばし力が強烈で、メテオワザとなっている。後隙も少ないため、接近手段として使うのもアリ。その場合は攻撃判定が強いため敵の迎撃を潰しやすいのも嬉しい。ただし、技後はしりもち落下になるので勢い余ってステージ外へ飛び出さないように注意。
また、この技も上記の必殺ワザ"サイドワインダー"と同じく一定条件を満たすと"クリーンヒット"が起こる性質を持つ。その条件とは空中の相手に拳の先端あたりをヒットさせること。クリーンヒットが発生すると高い威力がさらに増して非常に決定力の高い技となる。ただ、サイドワインダーと比べるとクリーンヒット条件がやや難しく、こちらはあくまで知識として覚えておくといい。
・上B:ヴォルカニックヴァイパー
剣を振り上げ爆炎を発生させつつ飛び上がる。追加入力で派生技に移行可能。
発生はさほど早くないものの、技を出した瞬間から必殺ワザとしては異様とも言えるほどの長い無敵時間が続く。そのため相手から攻め込まれた際の反撃技として非常に優秀。ダメージとふっ飛ばし力もそれなりに高く、相手のダメージ次第では大きくふっ飛ばすことも可能。さらには縦方向への上昇力、横方向への移動力、どちらも優秀で復帰技としても頼りになる。ソルの強さを支えている要素の一つと言っても過言ではない技だが、前述の通り技を出すとかなりの高度まで飛び上がるうえに技後はしりもち落下になるため後隙は相応に大きい。
・(ヴォルカニックヴァイパー中)A:叩き落とし
空中で体を反転させてカカト落としを繰り出す。
リーチは短い発生が早く、"ヴォルカニックヴァイパー"ヒット時に派生すれば高い確率でヒットさせられる。ダメージは低いがふっ飛ばし力が大きく、メテオワザになっているため当て方によっては強力な決定力を発揮することも。このほか技後はしりもち落下になるものの技を出した瞬間に若干だが空中で停滞するため、ヴォルカニックヴァイパーを空振りした際に派生すると着地際を狙う相手の攻撃のタイミングを狂わせられる…が、あくまで例外的な使い方だと覚えておこう。
・下B:グランドヴァイパー
前方へ低い姿勢で突撃、ショートアッパーを繰り出す突進技。
発生は若干遅いものの突進速度が非常に早い。また、突進中は姿勢が極端に低くなっているので敵の攻撃を避けやすいという特徴もある。このほか、突進部分は多段ヒットする性質を持ち、突進中にレバガチャやいずれかのボタンを連打すると突進距離が増加、それに比例するようにヒット数も増加して総ダメージが増す。トドメのショートアッパーもダメージが高いが、ふっ飛ばし力は一定でフィニッシュ技としての運用が行えないのが残念なところ。おまけに技後の隙も特大で、空振りもしくは防がれると最大級の反撃を被る。
が、前述のレバガチャやボタン連打を行って突進距離を最大まで伸ばした場合のみ、ショートアッパーの部分で"クリーンヒット"が発生。この場合はふっ飛ばし力が大幅に上昇して敵を真上に大きくふっ飛ばすことが可能になる。技の出始めからヒットさせつつしっかりとスティックやボタンを入力してクリーンヒットを誘発させれば、大ダメージと高い決定力を両立させることができる。前述の隙の大きさから多用はしない方が賢明だが、奇襲気味に使っていくのも有効。
・下B(空中):砕けろ
斜め下に向けて炎をまとった蹴りで突撃する。
全くの余談だがこの技は本来2で使われていたもので、その後Xrdにて本家格ゲーに逆移植される形となった。
空中で使用した場合のファルコンキックとほぼ同じ技だが、こちらは発生が遅い、着地際に火柱を発生させる、といった違いがある。蹴りがヒットすれば火柱まで確実にヒットし、総合的なダメージは優秀。火柱のふっ飛ばし力も悪くない。が、前述の通り発生が遅いので防がれやすい。隙が大きいのもファルコンキックと同様なので気安い使用は控えた方が無難。
・最後の切りふだ:タイランレイヴver.β
「御託は!要らねぇ!!」
ショートアッパーを繰り出した後に前方へ巨大な炎の渦を叩きつける。
攻撃範囲内に敵がいれば何人でもまとめて攻撃できるものの、実質的な攻撃範囲は少々狭い。が、その分ダメージとふっ飛ばし力は抜群。初段のショートアッパーがヒットすればほぼ確実に次の攻撃もヒットするうえ、攻撃発生自体も早い。反面、初段はリーチが少しばかり短いので、きちんと相手に接近してから狙うといい。
・最後の切りふだ2:ドラゴンインストール
「ドラゴンインストォォォォォルッ!!」or「寄り道はここまでだ!」or「もうややこしいのは無しだ…!」
一定時間自分自身をパワーアップさせる技。自身のダメージ200%以上で使用可能。
発動の瞬間から動作が終わるまで無敵時間が持続するので安全に使用できる。発動後の詳しい性能については下記参照。使用条件は若干厳しいところがあるものの、発動に成功さえしてしまえば並のキャラとは比較にならないほどの凶悪な強さを発揮できる。戦況が厳しくなったらこの技に全てを託すというのも悪くはない。
因みに発動の瞬間から効果が切れるまでBGMが専用のそれに切り替わる。原作ファンには嬉しいところ。LET IT OUT!

ドラゴンインストール

生物兵器ギアとしての力を開放した状態。因みに通常では体が赤く発光するだけの演出に留まるが、最初に述べたカラーチェンジでコスチュームを2やXrdのそれに変更していた場合は原作で披露した竜人ともいうべき異形の姿へ変貌する。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

近寄る存在を片っ端から消し炭にするかのごとくの凄まじい性能を発揮できる極めて強力な状態。
この状態では全ての攻撃のダメージとふっ飛ばし力が上昇、そしてダッシュ速度や空中制動力も格段に増す。おまけに全ての動作速度が二倍近くにまで跳ね上がるため、前述の機動力の大幅な上昇と相まって常軌を逸したレベルのラッシュを仕掛けられる。さらに多少の攻撃を受けても怯まないアーマー効果も加わるため、強引な攻めや攻撃が可能。何よりも強烈なのは各種必殺ワザの性能が変化、強化される点で、いずれの必殺ワザも通常時とは比べ物にならないほどの異常な性能に変貌する。それらの技を適当に振り回しているだけでも敵にとっては相当な脅威になり得る。
このようにまさに竜のごとくの暴君めいた強さを発揮できる状態であり、普通のキャラが相手ならばよほどのことがない限り適当に戦っていても不覚を取ることはないだろう。アーマー効果を盾にして格段に増した機動力で敵に接近し、強化された各種必殺ワザで敵にトドメを刺していこう。
・B:ガンフレイム
剣を地面に突き刺し、巨大な爆炎を発生させる。
発生は少々遅いものの、ダメージとふっ飛ばし力が抜群に高いうえに後隙も少なめ。見た目通り攻撃範囲もそこそこ広く、何も考えずにこれを連発するだけでキャラによってはも手も足も出せなくなることも。
・B(空中):P.B.B.
前方に突撃、敵と接近するとその敵を掴んで爆破する。
発生が早い上突進速度も非常に速く、爆破した際のダメージ及びふっ飛ばし力も強烈。空中に逃げようとする相手を捕える感じで使っていくと効果が高い。ただし、地上にいる相手に対しては技を成立させることができないほか、つかみ間合い自体は狭いので空振りには注意。また、技後もある程度の行動が可能になっているので移動技として使う手もある。
・横B:バンディットリヴォルバー
前方へ飛び膝蹴りで飛び出してからカカト落としへ繋ぐ突進技。
通常時との大きな相違としてカカト落としの部分が炎をまとって多段ヒットするようになり、総ダメージが大幅に増している。元々発生が速く後隙も少ないなどの特徴のある技だったが、ドラゴンインストールの動作の高速化のおかげでそれに拍車がかかっており、非常に対処のしづらい技となっている。因みに空中で使用した場合は通常時と全く性能が変化しない。
・横B(長押し):バンディットブリンガー
前方へジャンプで飛び出しつつ炎をまとった拳を斜め下へ叩き付ける。空中では使用不可。
通常時との相違は攻撃時の炎が巨大化してそれに見合うように攻撃判定も大きくなっている点。これによりただでさえ強力だった攻撃判定がより強化され、ドラゴンインストールのアーマー効果も合わさって出せば負けないと言えるほど強烈な技となった。一方で通常時に存在したクリーンヒット条件は無くなっており、これによりクリーンヒットを誘発させることも不可能。
・上B:ヴォルカニックヴァイパー
剣を振り上げ大きな火柱を発生させつつ飛び上がる。
通常時とは明らかに違うド派手な演出が目を引く技になっており、その迫力のある見た目相応の破壊力を誇る。多段ヒット技且つ一発あたりのダメージも大きいため、根元からヒットさせると異様なほどの高ダメージを叩き出せる。さらに技の終わり際に強いふっ飛ばし力が発生するので、この技の一撃だけで敵を仕留められることも珍しくない。技の出初めに長い無敵時間があるのは通常時と同様で、この無敵時間と前述のアーマー効果を盾にして強引にヒットさせに行くのもアリ。
一方で技の発生は通常時よりも遅くなっているほか、"叩き落とし"への派生が不可能になっているという点には注意。空振りすると非常に大きな隙が生まれる点も通常時と共通しているので、強力な技とはいえ過信はしないように。
・下B:グランドヴァイパー
前方へ低い姿勢で突撃、そのまま剣を振り上げつつ飛び上がる。
通常時では原作ACシリーズの攻撃動作だったが、こちらは旧作やXrdのモーションに変更されている。つまり突進後の攻撃モーションが通常時の"ヴォルカニックヴァイパー"と全く同じ。通常時と同様、レバガチャで最初の突進部分のヒット数が増え、総ダメージが増す。また、通常時との大きな違いとして最初の突進中に巨大な火柱を発生させつつ進むため、攻撃範囲が大幅に広くなっていることが挙げられる。
通常時よりも発生が速いうえ、突進の部分から全ての攻撃がヒットすれば凄まじいダメージを奪える。ただし、いずれの攻撃もふっ飛ばし力は一定でフィニッシュには使えない。こちらは通常時と違いクリーンヒットなどがないのが残念。
・下B(空中):砕けろ
斜め下に向けて炎をまとった蹴りで突撃する。
基本的な性能、性質は通常時と同じだが、こちらは着地時に火柱ではなく巨大な爆炎を発生させる。ダメージとふっ飛ばし力、そして何より攻撃範囲が通常時よりも増しており、これにより着地際の隙を狙われにくくなっているのが最大の利点。このため相手に攻め込む手段としてある程度乱発気味に使用しても問題ない。
・最後の切りふだ:タイランレイブver.β
ショートアッパーを繰り出した後に前方へ巨大な炎の渦を叩きつける。
通常時よりも二段目の演出及び性能が非常に派手且つ強力になっており、かなりの広範囲を攻撃可能。炎の渦はステージの地形も貫通するので、通常時と異なり離れた相手にもヒットさせることが可能。あまつさえダメージとふっ飛ばし力も極めて強烈で、ヒットすれば勝ったも同然となる。使用条件から考えるとかなりのロマン技だが、その性能はまさに最終兵器と呼ぶに相応しいそれとなっている。

カイ

GUILTY GEARシリーズより準主人公のカイ=キスクが参戦。
弱冠16歳にして聖騎士団団長に任命され、人類とギアとの生存をかけた聖戦を勝利に導いた英雄的存在。聖戦終結後も国際警察機構に所属し、世界の平和のためにその腕を振るい続けている。
余談だがこのキャラもソルと同じようにカラーチェンジで続編であるGUILTY GEAR2 -OVERTURE-、もしくは現在稼働中のシリーズ最新作Xrd -SIGN-でのコスチュームにキャラデザインを変更できる。
CV:草尾毅(JP)、???(ENG)

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

原作通り、使いやすい通常ワザと必殺ワザ、そして安定感のある基本性能を持つ生粋のスタンダードタイプ。
封雷剣と呼ばれる長剣を片手に戦う剣士タイプのキャラで、通常ワザが全体的にリーチに優れているのが大きな長所。リーチ以外の性能や挙動といった面でも素直な攻撃が多く、全キャラでも屈指の扱いやすさを誇る。必殺ワザの内容も飛び道具や突進技など技バランスの取れたそれとなっているため、間合いを問わない強さも長所。だが、中には下必殺ワザ"スプリットシエル"といったカイのみの独自色の強い技も持ち合わせており、決してスタンダードなだけで終わるようなキャラではない。
これらの特徴に加え、体重や移動速度、ジャンプ力や空中制動力などの基本性能も全て標準クラスを満たしているためそういった面でバランスが取れているのも頼もしい。唯一の欠点として剣を使った攻撃は若干振りの大きい感も見受けられるが、それは長いリーチや使いやすい飛び道具などで十分カバー可能。初心者には使いやすくお手軽な、上級者には戦況や相手を選ばない、どんな人にもオススメな優秀なキャラクターだ。
・B:スタンエッジ
前方に雷の楔を撃ち出す。
発生が早い上に弾速が速く射程も長い。攻撃後の硬直は少し大きめだが、それを差し引いてもけん制や遠距離の攻撃手段として利用価値の高い優秀な飛び道具となっている。単発の飛び道具にしてはダメージも大きめなのも大きな長所。空中で使用した場合は斜め下へ向けて若干緩い角度で雷の楔を飛ばす。こちらも攻撃後の隙は少々大きいが、弾速や射程、ダメージが優秀な点も地上版と共通しているので懐に潜られない限りはけん制、攻撃手段として有用。
・B(長押し):スタンエッジ・チャージアタック
大きな雷の楔を撃ち出す。
上記のスタンエッジと比較して発生が遅くなり弾速と射程も低下するものの、多段ヒット技になりダメージが大きく増す。また、飛び道具自体が通常時より大きくなるおかげでジャンプなどで避けられ難くなるといった長所も。空中で使用した場合はスタンエッジよりも鋭い角度で飛んでいくようになり、離れた相手には届きにくくなる。が、地上版よりも発生が速いうえに硬直も少ないという利点もある。上手く使い分けたい。
・横B:スタンディッパー
前方へスライディングで突撃、剣で斬り払いを繰り出す。空中では使用不可。
初段のスライディングは発生と突進速度が優秀で、相手を間合いに捉えてさえいれば避けられ辛い。初段がヒットすれば斬り払いも確実にヒットするため、総合的なダメージも悪くない。ただし、スライディングは突進距離が短めなので空振りしないように注意がいる。また、斬り払いはふっ飛ばし力が低く、相手を撃墜する手段にはならない。攻撃後の隙も大きめで、あまり多用し過ぎるのは危険。このほか、スライディングの動作中は姿勢が極端に低くなっているおかげで打点の高い攻撃などを避けることができるのを覚えておくといい。
・横B(スマッシュ):グリードセバー
前方へジャンプで飛び込みつつ上から剣を振り下ろす。
発生は早いが実際に攻撃が出るのはジャンプしてからなのでまともにヒットさせるのは難しい。一方でダメージとふっ飛ばし力はこのキャラの中では優秀な部類に入り、メテオワザになっているため攻撃技としては優秀。後隙も少し大きめなものの、あまり気になるほどではないので接近手段として使うのもアリ。空中で使用すると前方へ大きく移動できるため復帰手段として役立つが、一度技を出すと着地まで他の行動がとれなくなるので細心の注意を払いたい。
・上B:ヴェイパースラスト
飛び上がりつつ封雷剣を振り抜く。追加入力で派生技に移行可能。
ダメージはさほど大きくないうえにふっ飛ばし力も一定のため決定打にはならないが、発生が非常に早いうえに出始めに無敵時間もあるので相手に攻め込まれた際の反撃手段として役に立つ。このほか乱戦などからの脱出手段としても運用可能。ただし、無敵時間は極々短いため過信はしないように。また、技後はしりもち落下になるので下手な使用は傷を広げる原因になる。一応復帰技としても使えるが、横方向への移動距離が短いのが難点。
・(ヴェイパースラスト中)B:ライジングジャベリン
横薙ぎに腕を振り払って真横に雷の槍を突き出す。
リーチは若干短いが、発生が早く上記の"ヴェイパースラスト"ヒット時はほぼ確実にこの技もヒットさせられる。ダメージとふっ飛ばし力も優秀で、ヒットさせた相手を真横にふっ飛ばすのも特徴。このため当てられる状況では常に出しておきたい。技後は宙返りする形で後方へ飛び退くが、その後はしりもち落下になるので足場の外へ飛び出さないように注意。
・下B:スプリットシエル
その場から若干踏み込みつつ雷撃をまとった掌底を放つ。空中では使用不可。
後隙は小さいものの発生は若干遅く、その割にダメージはさほど大きくない。ヒットさせた相手を真横にふっ飛ばす性質を持つが、ふっ飛ばし力は一定で決定打にもなり得ない。そしてリーチも短め。…とあまり使い道のないような技だが、この技を使用すると技後にその場に"グライダー"と呼ばれる設置物が生成される。このグライダー自体に攻撃判定などはないものの、グライダーに上記の必殺ワザ"スタンエッジ"や"スタンエッジ・チャージアタック"を当てると、そこで"デュランダルコール"が発動。
デュランダルコールとは言わばスタンエッジなどの飛び道具の強化版とも言うべき技で、設置したグラインダーから稲妻の剣が発生する。このデュランダルコールの性能はグラインダーに"スタンエッジ"もしくは"スタンエッジ・チャージアタック"のどちらかを当てたかで変化し、スタンエッジの場合は単発の攻撃となる。弾速が非常に速いうえにダメージも元のスタンエッジから幾分増す。スタンエッジ・チャージアタックを当てた場合は剣が太いものになり、元の技と同じく多段ヒット技。ヒット数が多く総ダメージはかなり高い。また、攻撃判定が長く残るので一度技が出てしまえば相手の動きを抑制しやすい。
隙あらばグラインダーを設置して各種飛び道具の強化を図っていきたい。幸い前述の通りスプリットシエル自体は隙が少ないのである程度は乱発しても問題ない。ただし、グラインダーは一度に一個しか設置できず、既にグライダーが設置してある状態で再度スプリットシエルを使用すると古いグライダーはその時点で消滅する。また、設置したグライダーは一定時間が過ぎると自動的に消滅してしまうのでこれも覚えておこう。
・下B(空中):スタンレイズ
目の前に十字型の電撃を発生させる。
電撃はしばらくの間その場に留まりつづけ、他のキャラが触れる、カイ自身がダメージを受ける、などの条件を満たすと消滅する。ダメージは低いものの攻撃判定がそれなりに大きく、相手の行動を抑制するにはうってつけと言える。ただし、技の動作が若干大きく敵が近くにいる時に使用するのは少々危険。また、同時に二つ以上の電撃を設置することはできず、複数の電撃を設置しようとすると古いものから順に消滅していくのにも注意がいる。
・最後の切りふだ:ライド・ザ・ライトニング
天空から雷をその身に受け、自分自身が巨大な雷球となって前方に突撃する。
発生は遅いが突進速度と突進距離が優秀で、ダメージとふっ飛ばし力も最後のきりふだとして文句なしの性能。突進中の攻撃判定も大きめで、その突進速度と相まって比較的ヒットさせやすい。若干だが威力に優れる攻撃に乏しい感のあるこのキャラにとって貴重な技とも言えるので、使用可能になり次第敵に逃げられる前に使用して確実にヒットさせていきたい。
・最後の切りふだ2:ライジングフォース
封雷剣の力を解放して、前方に巨大な雷のエフェクトを宿した突きを繰り出す。ダメージが100%以上の状態で使用可能。
その場で攻撃を行うという性質上、総合的な攻撃範囲はライド・ザ・ライトニングに劣るもののダメージやふっ飛ばし力はより強くなっている。攻撃の発生もかなり速くなっており、相手が攻撃範囲内にいれば格段に当てやすい。使用条件も十分実用的なレベルなので、実戦でお世話になる機会も多いだろう。
・登場演出
両手で持った封雷剣を眼前に掲げ、雷を宿す。その後構える。「迅雷の所以をお教えしよう」or「行きます…」or「全力で来ることだ」
(敵にソルがいる場合)「少し、付き合ってもらうぞ」
(敵にシンがいる場合)「ならば、私の閃影を捉えてみせなさい」
・キャラ選択時のボイス
「正義とは…何だ?」
・アピール
上アピール:前髪をかきあげ、前方を見据える。「邪念を捨てなさい」or「型が甘いですね」
横アピール:身を掻屈めて小さな十字架を取り出し祈りを捧げる。その後、前方へ片手を掲げる。「いい試合にしましょう」
下アピール:胸元を押さえてから相手へ手を伸ばす。「素晴らしい技です」or「警察機構に入りませんか」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:封雷剣を持ったまま両腕を交差させる。「いい勝負でした」or「よく頑張りましたね」
勝利ポーズ2:封雷剣を逆手に持ち、瞳を閉じる。「今回は私の勝利ですね」or「また、いつでもお相手します」
勝利ポーズ3:姿勢を低くしつつ両手で封雷剣を構える。原作の一撃必殺準備ポーズ。「これが封雷剣の力です」or「これでは奴に勝てない…」
・特殊勝利台詞
(敵にソルがいた場合)「どこを見ている!今、お前の前にいるのは私だぞ!」
(敵に聖騎士団ソルがいた場合)「そんな格好までして、どこまで私を馬鹿にすれば気が済むんだ!?」
(敵にシンがいた場合)「…青い。真剣勝負ではなかったのですか?」

メイ

GUILTY GEARシリーズからメイが参戦。
ジェリーフィッシュ快賊団という名の空賊のクルーを務める少女。既に滅び去ったジャパニーズと呼ばれる一族の血を引いている。因みにデフォルトではGGXXシリーズでお馴染みの出で立ちだが、カラーチェンジで最新作のXrd -SIGN-にて披露した姿にキャラモデルを変更可能。
CV:こおろぎさとみ(JP)、???(ENG)

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

小柄な少女ながら錨を武器として扱っており、その外見からは想像もつかない力を秘めたパワーファイター。
錨を使った各種通常ワザはダイナミックな見た目通りどれも破壊力満点。このため単純な攻撃力の高さでいえばクッパやガノンドロフのようなパワーキャラに全くを引けを取らない強さを持つ。一方、そんなパワーを持ったキャラでありながらダッシュの速度は普通のレベル。ジャンプ力に至っては中々に高い部類に入るなど、機動力も決して悪くない。そして必殺ワザには原作のようなイルカなどの海洋生物を味方につけたユニークな技が多く、それらを使いこなせれば単なるパワー一辺倒のキャラでは終わらない奥の深さを見せつけられる。勿論、使う側としても楽しいキャラであることに間違いない。
一方でそんな高いパワーとは裏腹に体重は軽め。また、高いジャンプ力の割に空中制動力が非常に劣悪で、空中における上昇下降の速度も速いせいで復帰力も期待できない。これらの特徴から攻撃力に優れるとはいえ女の子らしく決して打たれ強いとは言えないので注意。また、武器として錨を持ってはいるものの、あくまで小柄な少女なので全体的な技のリーチは他の武器持ちのキャラと比べると控えめ。自分よりもリーチに優れた相手や動きの素早い相手などは大の苦手とするところ。高いパワーを引き出すにはそれなりの技術を要されるため、中級者向けのキャラクターだ。
・B:お見逃しなく
メイの足元にラッコが出現、ラッコが持ち出したボールをメイが受け取ってそれを放り投げる飛び道具。
投げたボールは放物線を描くように飛んでいき、他のキャラなどにヒットする、もしくは地面に三回バウンドすると消滅する。攻撃後の隙は少ないものの、ラッコからボールを受け取ってから攻撃するため発生が遅い。そのうえボールが飛んでいく速度もイマイチで、ダメージも低い。しかし、その性質上ボールは長い間ステージ上に残るので、相手の動きを抑制する効果がかなり高い。このため一度技が出てしまえばこれを盾に接近を図ることも可能。
・B(空中):燕穿牙?
錨を振り上げつつ勢い余ってそのまま斜め下へボディプレスをするように落下する。
一段目の錨による攻撃はダメージが大きく、ヒットさせれば相手を上方向に大きくふっ飛ばせる。落下部分もダメージとふっ飛ばし力が優秀で、メイの体全体が攻撃判定になっているのでヒットさせやすい。この落下部分はメテオスマッシュになっているのも特徴。ただし着地際の隙はかなり大きく、空振りすると危険。また、当然だが下に足場がない場所で使用するとそのまま自滅してしまうのでその辺りも意識する必要がある。
・横B:イルカさん・横
突如出現したイルカの背に乗って前方へ突撃する突進技。
発生が速いうえに突進速度も優秀。突進距離は若干短いが、空振り時の硬直がかなり少ないという特徴もある。また、逆にヒットした、或いはガードされた場合は後方へイルカと共に跳ね返るが、この後は普通に攻撃や空中ジャンプなどが可能になっており、いずれの場合も攻撃後の隙は小さく接近手段としても使いやすい。流石にダメージとふっ飛ばし力は大きくないものの、攻撃判定が強めに設定されているおかげで敵の攻撃に打ち勝ちやすいのも嬉しい。さらに空中で使用した場合も技後にある程度の行動が可能になっており、その隙の少なさを利用して移動手段や復帰技としても利用価値が高い。これらの特徴から、様々な場面で効果を発揮してくれるメイの主力技となっている。
このほか、スマッシュ入力を行うと発生が遅くなる代わりに突進距離やダメージが増す。空振り時の硬直が少ない点やヒット後の隙が少ないのは通常版と同様なので、間合いに応じて使い分けたい。
・上B:イルカさん・縦
突如出現したイルカの背に乗って放物線を描く様な軌道で突進する突進技。
こちらも発生や突進速度に優れる技となっており、空振り時の硬直が異様に少ない点も上記の横必殺ワザ"イルカさん・横"と共通している。ヒット時は後方へ跳ね返り、その後も行動が可能な点も同様。こちらはその攻撃の軌道から、空中の相手を撃墜するように使うといい。勿論、単純な移動技として扱うのもアリ。当然復帰の際にも使っていくことになるが、唯一"イルカさん・横"との相違としてこちらは技を出すと着地まで他の行動が取れなくなるという性質があるので使用は慎重に。
・下B:拍手で迎えてください
メイ自身の前方斜め上の辺りにフープを設置する。
フープを設置した後に再度同コマンドを入力すると、設置したフープからイルカが飛び出して体当たりを仕掛ける。イルカのダメージはさほど大きくないものの、設置してから攻撃を行うまでの時間によって飛び出してくるイルカの数が増え、最大で5匹ものイルカが登場する。が、そこまでのイルカを呼び出すにはかなりの長時間フープを設置した状態を維持しなければならないので、あまり実戦的ではない。
設置の動作は極々隙が少ないので気軽に使用できるほか、設置したフープはメイが攻撃を受けても消滅しないうえ、こちらがダメージを受けている最中やふっ飛ばされている最中にもイルカを呼び出すことが可能。ほかにも、相手がステージに復帰してくる際にステージ端に設置しておけばかなり強烈な復帰防止ができる。
・最後の切りふだ:グレート山田アタック
発動するとメイが大声で「山田さーん!!」と叫ぶ。
と、次の瞬間画面奥から巨大なクジラがステージを横切る様に飛んでくる。クジラが飛んでくる速度は非常に速く、咄嗟に出されると回避が間に合わないことが多い。ダメージとふっ飛ばし力も極めて強烈で、当たれば最後のきりふだに相応しい決定力を期待できる。技の動作時間自体が非常に短いのも特徴で、相手との間合いによっては山田さんとの同時攻撃も可能。総じて強力な最後のきりふだと言えるが、唯一の欠点として攻撃判定の持続が短いため慣れたい相手には緊急回避で避けられることも多々。
・登場演出
画面奥にジェリーフィッシュ快賊団の船が出現、そこからジャンプで定位置へ着地して構える。「(エイプリル)メーイ!頑張ってー!」「オッケー!」or「いっくよー!」or「ジョニー、頑張るからね!」
・キャラ選択時のボイス
「ボクって、何者なんだろう?」
・アピール
上アピール:錨に乗ってホッピングのような真似。「本気出しなよ!」or「もっと暴れたいのに…」
横アピール:前方に向かってベロベロバー。「べろべろばぁ!」or「女の子に手上げる気かい?」
下アピール:片手を掲げてグーサイン。「バッチグゥー!」or「スゴいね、彼ほどじゃないけど」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:錨を振り回した後に肩に担いで笑顔を見せる。「えっへへ♪メイの勝ちなのだ!」
勝利ポーズ2:同じジェリーフィッシュ快賊団の一人、エイプリルがやってきて一緒にポーズ。「アハハハハッ!みんな、勝ったよ!」
勝利ポーズ3:ジェリーフィッシュ快賊団のクルーが集合して全員で画面手前に向かってピースサイン。「スリー!」「(エイプリル)ツー!」「(メイ&エイプリル)ワン!」「(全員)ダーーーッ!!」

ミリア

GUILTY GEARシリーズからミリア=レイジが参戦。
『アサシン』と呼ばれる暗殺者組織に所属していた少女。元暗殺者らしく無口で感情を表に出さないが、決して血も涙もないような冷徹な殺人鬼のような人物ではない。組織を抜け出してからは浅からぬ因縁を持った相手であるザトー及びエディとの決着をつけるべく行動を続けている。
通常はGGXXシリーズでお馴染みの白を基調とした素足を晒した服装のキャラモデルだが、カラーチェンジでシリーズ最新作であるXrd -SIGN-における黄色を基調にしたロシア人らしい厚着の服装のデザインにキャラモデルを切り替えられる。
CV:住友優子(JP)、???(ENG)

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

凄まじいまでの機動力と強力な攻撃性能を併せ持ち、攻撃力とスピードを高いレベルで両立する優秀なキャラクター。
自身の髪の毛を武器として扱うという奇抜な戦闘スタイルを持ち、その髪の毛を用いた通常ワザは全体的にダメージ、そして攻撃判定に優れる。必殺ワザも独特だが強力な性能を持った必殺ワザが多く、このため一度攻撃に回れば華奢な少女とは思えぬ原作を彷彿とさせる苛烈な攻めを見せつけられる。が、その攻撃性能も霞んで見えるほど優秀なのが機動力。特にダッシュの速度は異様なまでに速い。ジャンプ力も極めて高く、空中における上昇下降の速度も同じように速い。さらに必殺ワザに移動に関する技が多いのも機動力の高さに拍車をかける。上下左右に目まぐるしい速度で動き回るこのキャラを捉えるのは普通のキャラでは容易ではない。
が、防御面に関してはお粗末もお粗末で、体重はプリンなどの最軽量級のキャラを下回る。高いジャンプ力とは裏腹に空中制動力はさして良くないうえ、速い落下速度も相まって復帰力も悪い。また、通常ワザは全体的にリーチが短めなうえに挙動も独特で、扱いがやや難しい。前述した通りその点については必殺ワザも同様で、高い攻撃性能を引き出すには技術が求められる。小さなミスも許されないため、上級者向けのキャラクターと言える。
・B:タンデムトップ
その場で回転しつつ髪の毛を振り抜き、自身を囲むように円形の衝撃波を発生させる。
発生が速いうえに自分の周囲を攻撃できるので混戦になった際に便利な技。攻撃後の隙も少なく、ある程度は乱発しても問題ない。ただ、ダメージは低いうえにふっ飛ばし力も一定でさほど強くない。攻撃技としてはアテにならないので注意。
攻撃時にボタンを長押ししておくと性能が若干変化、発生が遅くなる代わりに衝撃波がしばらくその場に残り続けるようになる。また、ダメージとふっ飛ばし力も若干だが上昇する。こちらはその発生の遅さから乱戦などでは使いにくいものの、衝撃波を盾にすることで相手の接近を抑制できる。敵の攻撃を受けることと死がイコールでつながっているのにも等しいこのキャラでは、適度にこの技を使いつつ様子をうかがうのも重要。
・B(空中):サイレントフォース
空中で縦に身を翻しつつ髪の一部をナイフへ変化させて斜め下方向へ撃ち出す飛び道具。
攻撃前に身を翻す動作が入るので発生は若干遅いが、撃ち出したナイフの弾速は異様なほど速い。そのうえナイフ自体がサイズの関係で若干見えにくくなっているので不意打ち気味に撃てばかなりの確率でヒットが望める。ただ、その見た目通り攻撃判定も小さいせいでよく狙わないと外しやすいのが難点。ダメージも極々低いが、ヒット時は相手を僅かな時間だがふらふら状態にさせることができるのが最大の利点。攻撃後の隙も極端に少なく、素早く行動すれば追撃も可能。
ただ、この技は撃ち出したナイフがキャラを貫通して飛び、ステージの床などに着弾するとナイフが突き刺さる形でその場に残り続ける。このナイフはミリアのみがアイテムと同様に拾って回収が可能となっており、ナイフを回収するまではこの技の再使用は不可能になるという性質がある。このため乱発はできないので、使う場面は吟味したい。因みにナイフが足場の外へ落下した場合のみその時点でこの技も再使用が可能になる。覚えておいて損はないだろう。
・横B:アイアンセイバー
髪の毛を剣状に変形させ、それに乗って前方へ突撃する突進技。
発生が速いうえに突進速度と突進距離も優秀。中距離などから使用すれば高いヒット率を期待できるだろう。ただし、ダメージとふっ飛ばし力はさほど大きくない。また、攻撃後の隙は大きめでガードされるなり避けられるなりするとまず反撃を受ける。多用は危険なので、あくまで用途は奇襲だと思っておきたい。
・横B(空中):バッドムーン
髪の毛を三日月の形に変形させつつ全身を覆い、斜め下へ回転しながら突っ込む。
使用感覚は空中ファルコンキックなどの技とほぼ同様。発生は若干遅いものの突進速度は優秀で、多段ヒット技となっているため当て方によっては高いダメージを生むことも。また、攻撃判定が強いので敵の迎撃を潰してくれることも多い。その分着地際の隙は大きめで、やはり多用できるような技ではない。自慢の機動力や他の技で敵の注意を逸らしつつ使っていこう。
・上B:空中ダッシュ
前方に向かって一定距離を素早く移動する移動技。
原作ゲームに存在するシステムを再現した技で、地上で使用した場合は自動でジャンプを行ってから移動に移る。空中で使用した場合はそのまま移動へ移る。その性質から横方向に対しての復帰にはかなりの効果を期待できるが、縦方向への復帰にはまるで役に立たないのは難点。
コマンド完成と同時に移動に移るうえに移動速度も非常に速い。そのうえ動作中は常に他の動作へキャンセルを受け付けており、技後の硬直も皆無。また、着地するまでに二回まで使用が可能という性質も見逃せないメリット。このほか、スティックを背後方向に入れつつコマンドを入力すると原作にも存在するバックダッシュが可能。キャラの向きを変えずに間合いを取ったりなどが可能なので何かと便利。2段ジャンプと合わせて活用すれば原作ばりの動きを見せつけることも可能で、ミリアの強さに直結しているとも言っていいほど重要な技。是非使いこなそう。
・下B:シークレットガーデン
自身の頭上に光球を生成、それを撃ち出す飛び道具。
光球を出すまでに長い間があり、普通に使っても潰されやすい。相手との間合いを取ってから使用するのが重要。また、この技の最大の特徴は光球を生成している間にスティック入力を行うと、生成した光球がその入力と同じ軌道を描くようになる点。むしろこのスティック入力を行わないと光球はミリアの頭上で消えてしまい、技を出す意味がほとんど無くなってしまうので注意。スティック入力は最大で4回分まで行うことができ、入力を行った分だけヒット数が増加する。
ダメージ自体はさほど大きくないが、光球は発射されてしまえばミリア自身が攻撃を受けても消滅したりはしない。そのうえ後隙は極めて少ないので前述のコマンド入力次第では光球を盾にしつつ攻め込んだりすることも可能。ただし、光球はステージの地形に接触するとその時点で消滅してしまうので、コマンド入力を行う際はその点を忘れないように。因みに光球を生成する動作は光球を撃ち出す前ならガードボタンでキャンセル可能。フェイントに使えるほか、危険を察知したらこれで対処しよう。
・下B(空中):高速落下
斜め下に向かって高速で移動する移動技。
移動前に一瞬の間があるものの、移動速度自体は名前通りかなり高速。移動中は完全に無防備となっているものの、反応して迎撃されることはまずないと思っていい。上記の上必殺ワザ"空中ダッシュ"などと併用していけば相手をかく乱するのに役立ってくれる。ただ、着地際には若干の隙があり、流石に読まれると危険なので気をつけたい。加えて当然のことながら足場のない方向に向かって使用するとそのまま自滅してしまう。
・最後の切りふだ:ウィンガー
髪の毛を翼のように変形させて真上に急上昇、そのまま前方の斜め下へ突っ込む。
初段の真上に飛び上がる動作は横に対するリーチに若干欠けるものの、発生は抜群に速い。まともにヒットさせた場合のダメージは驚異的なそれを誇り、突進部分は高いふっ飛ばし力を持つため決定力も文句なしのレベル。ただ、技後の隙はかなり大きいほか、使用する位置によっては突進の部分でステージの外へ突っ込んでいってしまう可能性もあるので何も考えずに使用するのは避けよう。
・登場演出
定位置に静かに佇んでいるが、髪の毛を展開して構える。「あなたに捕まえられる?」or「近道は無さそうね」or「瞬きする暇もあげない」
・キャラ選択時のボイス
「それでも、生きる事を諦められないから」
・アピール
上アピール:髪の毛で手を形作り前方へ指招きを行う。「怖いの…?」or「遊びのまま終わるつもり?」
横アピール:前方を指差して仁王立ち。原作の一撃必殺準備動作。「手荒にいくわよ」or「付き合いはここまで」
下アピール:髪の毛をかき上げてポーズ。「退屈せずにすみそうね」or「貴方凄いのね」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:自身を囲むように髪の毛を展開してポーズ。「弱い…」or「隙が多すぎる」
勝利ポーズ2:髪の毛をかき上げると同時に大きく伸ばす。「中々良かったわ…貴方」or「おやすみなさい」
勝利ポーズ3:片手で頬を押さえつつ画面手前へ視線を送る。「ぼぉっとしてるから…」or「納得いかなそうね」

ザトー

GUILTY GEARシリーズからザトー=ONEが参戦。
"アサシン"という組織を束ねる男で、視力と引き換えに影を操る能力を得ている。しかし、その力を使い過ぎた結果、意思を持つ影(エディ)に身体と精神を乗っ取られてしまう。やがてザトー本人は衰弱死してしまい、原作シリーズでも以降のタイトルではエディ名義で参戦していた。が、シリーズ最新作のXrd -SIGN-でまさかの復活を果たし、再びザトーとしてゲームの舞台に舞い戻った。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能可能不可能不可能

分身(エディ)を召還して同時に攻撃を仕掛けることが可能という非常に珍しい且つ強力な特徴を持つテクニカルタイプ。
このキャラの最大の強みと言えば、下必殺ワザ"エディ召還"。原作でもそうだったように、この技を使用することで本体のザトーとは別に分身である影の操作が可能で、これにより本体と分身の同時攻撃という他のキャラでは決して真似できない攻めが可能になる。また、エディによる攻撃は強力な性能を持った技が多いのも心強い。ザトー自身の通常ワザ及び必殺ワザに関しても若干クセの強い攻撃が多い一方で、いずれの技もダメージや判定に優れる傾向が強い。これらの特徴から攻撃面に関しては他の追随を許さない高いレベルにあると言っていい。このほか、ジャンプ力や空中制動力などの空中における機動力が高いうえに滑空が使用可能という特徴もあり、空中戦の強さ、そして復帰力の高さも見逃せない長所。
一方でそれ以外のザトー本体の性能はかなり微妙。歩き、ダッシュといった地上における移動速度はどちらも並以下。体重に関しても平均から大きく劣っており、いくら復帰力が高いとはいえ逆に攻め込まれるとひとたまりもない。何よりも難しいのは最大の長所でもある分身の存在で、その高い攻撃性能をフルに発揮するには二体分のキャラを同時に操作するという離れ業をやってのける必要がある。故に高い操作技術や判断能力が問われる上級者向けのキャラと言える。
・B:ドランカーシェイド
目の前に地面から影の壁を発生させる。空中では使用不可。
発生が非常に速いものの見た目通り攻撃判定が目の前にしか出ず、リーチが極端に短い。ダメージとふっ飛ばし力も大して強力ではないので攻撃技としての利用価値は低い。この技の特徴は壁を出した瞬間に敵の飛び道具や投げられたアイテムなどを跳ね返す効果があること。前述した通り発生が速いうえに跳ね返し判定の持続は見た目よりも長く持続するので、その点は信頼できる。
・横B:インヴァイトヘル
目の前の地面から影で作ったドリルを発生させる。
発生が速く、出現したドリルはしばらくその場に留まり続けるので攻撃判定の持続が長い。そのうえ攻撃後の隙が少ないので、自身の身を守る盾のように使うと有効。ダメージもそれなりに優秀。反面、技の全体動作が長いので空振りすると大きな隙を生むことになる。このため最低でもガードはさせたいところ。また、ザトー本体が攻撃を受けるとその瞬間にドリルは消失してしまう点にも注意。
このほか、スマッシュ入力を行うとドリルの出現位置が変化、通常入力版よりザトー本体と離れた位置でドリルが発生する。こちらは遠距離で隙を見せた相手にすかさず差し込むという使い方も可能で、相手との間合いを見極めて通常版と使い分けられればベスト。
・上B:シャドウギャラリー
全身に影をまとってその場から真上に飛び上がりつつ影の翼を広げて攻撃する。
最初の飛び上がる動作の最中は全身が攻撃判定になっているうえ、発生が非常に速いのでヒットさせやすい。とはいえダメージはかなり低いので過信はしないように。また、ヒットさせた相手を真上に一定の力でふっ飛ばす性質があり、続く翼による攻撃もヒットしやすい。翼による攻撃も見た目以上に広い攻撃範囲を持つが、やはり威力は低くフィニッシュ技としての運用はできない。ただ、技後は空中で行動が可能になっているので空振りしてもフォローがしやすいのは魅力。このため上方向にふっ飛ばした相手対する追撃や、移動技として使う手もある。
・下B:エディ召還
自身の足元に分身(エディ)を召還する。空中では使用不可。
このキャラの代名詞となる必殺ワザ。分身を召還するとザトー自身による上記の各種必殺ワザが全て使用不可能になると同時に、下記の分身召還時専用の各種必殺ワザが使用可能になる。いずれの必殺ワザもザトー本体の動きや攻撃と独立して使用できる。分身は基本的にザトー本体に追従して動くが、ザトー本体がしゃがんだ状態でスティックを左右に入力すると分身のみを前後に移動させるなどのテクニックもある。ただし、分身は地面を這って移動するという性質上、上下の移動は不可能になっている。このため段差の多いステージでは本体と分断されやすいのが難点。
分身を召還してから一定時間が経過、同コマンドを入力する、本体もしくは分身が攻撃を受ける、本体がシールドガードを行う、いずれかを満たすと召還した分身は消滅するが、このうち同コマンドを入力した場合と本体がシールドガードを行った場合のみ、即座に再び分身の召還が可能になっている。逆に一定時間経過、及び本体か分身が攻撃を受けた場合、しばらくの時間を置かないと再度分身を召還することはできない。
・B(エディ召還時):小攻撃
分身が頭部を鋭く変形させて前方を小突く。
ダメージは極々小さいうえにリーチや攻撃範囲にも劣るが、動作が素早く連発が可能。そのうえ攻撃が出るまで分身は攻撃を受けない無敵状態になるので、取り敢えずこれを連発しておけば一方的に相手を押し込んでいきやすい。その隙に本体が攻め込んでいくといい。
・横B(エディ召還時):移動攻撃
分身が身体を歯車のように変形させて前方へ滑り込む。
多段ヒット技で最大三ヒットする。一発あたりのダメージは小さいが、全ての攻撃がヒットした際の総ダメージはまずまず。何よりその性質上、分身を前方に大きく移動させつつ攻撃が可能なので分身を盾に本体が攻め込んでいきやすい。
・上B(エディ召還時):対空攻撃
分身が真上に向けて腕を大きく伸ばして攻撃する。
見た目通り攻撃判定が上方向に対して突出して強く、相手のジャンプからの攻めに対して先読み気味に出していけばあらゆる攻撃に打ち勝っていくことも可能。分身の存在を見て上方向に逃げようとする相手に対しても有効な攻撃手段になり得る。そのうえダメージとふっ飛ばし力もそれなりに高く、相手のダメージ次第では十分に決定打になる。横方向に対するリーチは短いものの、リターン重視で連発するのも勿論アリ。
・下B(エディ召還時):ドリルスペシャル
分身が地雷のような物体に変化、その場に設置される。
一定時間後、設置物が巨大なドリルに変化する。この技を使うとその時点で分身が消滅したことになり、一定時間を待たないと分身を召還できなくなってしまう。このため使用できる機会は限られる。そのうえその発生の遅さからまともにヒットさせるのは容易ではない。が、その分ドリルのダメージとふっ飛ばし力は強烈で、攻撃範囲も広い。加えてドリルは若干だがその場に残り続けるので攻撃判定の持続も長い。各種分身の攻撃と本体との連携で相手を追い詰めつつ狙う、復帰してくる相手に対してステージ端に設置するなどの使い方をすると非常に強力。
・最後の切りふだ:アモルファス
目の前の地面から巨大な獣のような形の影を噴出させる。
発生は若干遅いが、攻撃範囲が前方から上方向にかけての広い範囲に発生するのでヒットさせるのはそう難しくない。ダメージとふっ飛ばし力も高く、総合的な使い勝手は悪くない。因みに原作と同様ザトー本体の目の前に攻撃判定が発生しない空間がある。実戦ではあまりないが、ここを利用されると無傷でやり過ごされることも。
・登場演出
定位置の地面に影が発生、そこから姿を現して構える。「闇に誘いましょう」or「お手並み拝見」
・キャラ選択時のボイス
「死より深い闇を」
・アピール
上アピール:片手で額を押さえつつ頭を振る。「アクビが出ますね…」or「弱すぎる…」
横アピール:両腕を広げて身体をのけ反らせる。原作の一撃必殺準備動作。「おぉおおおお!」or「受け取るがいい!」
下アピール:胸元を押さえつつ慇懃に首を垂れる。「流石ですね…」or「人間にしては…」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:両手で頭を押さえて苦しむようにのけ反る。「キィーキキキキ!!」or「シャァァァァッ!」
勝利ポーズ2:全身を影で覆いつつ片手を掲げて見つめる。「大分馴染んできたな…」or「完全体まであと僅か…」
勝利ポーズ3:影にもたれかかると同時に影が人の形を作り腕組みをする。「人間とは脆い…」or「この程度だとはな…」

Dr.ボルドヘッド

初代GGの元基本キャラクター。大きなメスと坊主頭、眼鏡(めがね)がトレードマーク。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

攻撃力が激高で、リーチが激長で、体重が平均レベルで、ジャンプ力が激高だけど反面に、スピードがやや遅めで、身体が大きくて相手の攻撃を受けやすいため中級者以上でないと向いてはいない。
攻撃と投げモーションは、初代GGと同じ。一部スマブラオリジナルあり。

  • B:メッタ斬り(チャージアタックを含む)
    巨大なメスで幾度も斬りつける。ためて放せば最高3段階までチャージアタックが出て、威力とヒット数が一気に上昇する。
  • 上B:ごーいんぐまいうぇい
    巨大なメスを地面に突き刺して、ぶら下がり、その反動を利用して回転しながら突進する。ステージ復帰に役立つが、後でしりもち落下になってしまう。
  • 横B:レレレの突き→呼び戻し
    メスを串刺しにする。追加Bで呼び戻しが出て、相手の内臓をかき回して放り投げる。レバガチャで威力が一気に上昇。
  • 下B:槍点遠心乱舞(そうてんえんしんらんぶ)
    巨大なメスを地面に突き刺して、体当たりをする。前と後のスマッシュ入力で移動しながら体当たり、下で降りる、上+Bでごーいんぐまいうぇいが、それぞれ追加入力で出る。
  • 最後のきりふだ1:マッドオペレーション
    投げなので、密着しなければ当たらないし、シールドガードでは防げない。相手につかめば診察台に乗せ、ただひたすら手術しまくる摩訶不思議な技。レバガチャでザンギエフのファイナルアトミックバスター以上の高ダメージが与えたり、ふっとぶ距離とヒット数が一気に上昇したりする。
  • 最後のきりふだ2:昇天落獄(しょうてんらくごく)
    自身のダメージが、120%以上あれば使える。移動投げなので、シールドガードができない。つかめば空中に放り投げて、メスを串刺しにした後、墓石で押しつぶす。レバガチャが面倒ならこの技でヒットすればきりふだ1以上の高ダメージが与えられる。
  • 登場演出
  • 応援
    「ボルドヘッド!!ボルドヘッド!!」
  • アピール
  • 勝利ポーズ

ポチョムキン

GUILTY GEARシリーズからポチョムキンが参戦。
『ツェップ』という名の科学国家に所属する軍人。文字通り小山ほどもある人間離れした体躯を持ち、その容姿から他のキャラクター達から人類かどうか疑われることもあるが、れっきとした人間である。また、その容姿と裏腹に国家に対する厚い忠義を持ち、武人のような性格の人格者である。
他の一部キャラクターと同様、このキャラも通常はGGXXシリーズのキャラモデルだが、カラーチェンジでシリーズ最新タイトルXrd -SIGN-で見せた益々人間とはかけ離れた様子のデザインにモデルを変更できる。
CV:近藤隆(JP)、???(ENG)

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

普通のキャラとは大きく異なった操作感覚を持ったキャラで、全てを打ち砕くかの如くのそのパワーが最大の武器となる。
上記の通り、普通の人間では有り得ないような巨大な上半身を持ち、その剛腕から繰り出される攻撃はどの技も異様なまでの破壊力を誇る。巨体故にリーチの面でも並のキャラを遥かに凌駕しており、一部の軽量級キャラにとってそのパワーとリーチは驚異だろう。さらにその外見からも想像できる通り体重もクッパやデデデなどの最重量級クラスのキャラを上回っており、まさに山のような打たれ強さを持つ。威力の低い攻撃ではビクともしないその様は対戦相手に有無を言わせぬ迫力を与えること間違いなし。また、必殺ワザ"ポチョムキンバスター"は非常に強力な性能を持ったつかみ技で、普段はこの技を軸にした戦いが基本になる。このように単純な攻撃と防御に関して言えばまず間違いなく最強のキャラだろう。
が、欠点に関してもお察しというべきか、その極端過ぎるパワーと防御力の代償として原作シリーズと同様に、なんと『ダッシュが使用できない』という普通のキャラにはあるまじき弱点がある。ジャンプ力こそ並程度だが、空中制動力に関してもかなりお粗末で、復帰力も当てにならない。体重が異常に重いとはいえ一度ステージの外に出されると苦しい展開に陥りやすいのは注意する必要がある。これらの弱点のため強制スクロールのステージなどではまともに立ち回ることすら難しく、動きの素早いキャラにはそもそも近づくことが困難。さらにキャラサイズが大きいので敵の攻撃を避けにくい点や、小回りの利く攻撃が極端に少ないのも頭を悩ませる原因。これらの特徴から、おいそれと扱うことはできない上級者向けのキャラクターだ。
・B:ポチョムキンバスター
その場で掴みかかる。つかみ技なのでガード不能。
技が成立すると相手を掴んで空高くジャンプ(カービィの上投げに近い)、着地して相手の体をへし折るように衝撃を与える。攻撃後は相手を横へ投げて解放する。技が成立すると着地まで無敵になるので、最後の投げ以外は横槍を受ける心配はない。空中で技を成立させるとその位置から大きくジャンプ、着地して地上版と同様の攻撃を行う。この時下に足場がないと掴んだ相手もろとも自滅してしまうので注意しよう。
このキャラの代名詞とも言うべき必殺ワザ。発生が非常に速いうえにつかみ間合いがかなり広く、何より決まった際の異様とも言えるほどの高いダメージが魅力。地上で空振りすると空振りモーションが発生して大きめの隙が生まれ、空中で空振りした場合は技後にしりもち落下になってしまうのでリスクも大きいが、それを補って余りある性能を持った技と言える。ただ、攻撃後の相手を投げる動作はふっ飛ばし力が一定なのでフィニッシュ技としての運用は行えない。また、地上で使用した場合は空中の相手を、空中で使用した場合は地上の相手を掴むことはできない点も覚えておく必要がある。
・横B:F.D.B.
前方に片腕を構え、中指を弾いて衝撃波を撃ち出す飛び道具。
発生が遅いうえに射程も短いものの、後隙は少ない。そのうえダメージも優秀。が、この技の最大の特徴及び利点は、動作中に敵の飛び道具を受けるとそれを無効化すると同時に巨大な衝撃波にして撃ち返すことが可能という点。この際の衝撃波は弾速こそ遅いがダメージに優れるうえ、射程がかなり長い。さらに他の飛び道具を一方的にかき消すという強力な性質がある。また、その弾速の遅さ故に盾のように使うことも可能。基本的に遠距離から飛び道具による攻撃に悩まされやすいこのキャラにとって、この技の存在はかなり大きいと言える。是非上手に使いこなそう。
・横B(スマッシュ):ハンマフォール
両拳を構えて前方に突進、一定距離を移動するか他のキャラに接近すると拳で挟み込むように攻撃する。
発生と突進速度が優秀なほか、ダメージとふっ飛ばし力も強烈。最大の特徴は技の出初めから突進の最中は、敵の攻撃を受けても一発だけ怯まずに耐えられるアーマー状態になってること。これにより強引な接近や攻撃が可能となっている。特にダッシュが使用できないこのキャラにとって、地上戦においてこの技の使い方が非常に重要な意味を持っている。ただ、攻撃後の隙はかなり大きくガードされたりした場合は反撃を受ける。
が、この技のもう一つの特徴として突進中にBボタンの追加入力を行うと、その時点で移動を中止して停止するというものがある(原作におけるハンマフォールブレーキに該当)。このブレーキを行った際の技後の硬直はかなり短めになっているため、単純な移動手段として使う場合は常にこのブレーキを併用するといい。勿論、フェイントなどに使っていくことも可能。ただし、このブレーキを行うとその時点で前述のアーマー効果は消えてしまうので敵の攻撃に潰されやすくなる。やはり状況の見極めが大事。
・横B(空中):I.C.P.M.
腰のあたりからジェットのように火を噴きつつ前方に向かって頭突きで突進する。
発生は遅いものの突進速度や突進距離は優秀で、ダメージとふっ飛ばし力も極めて高い。メテオスマッシュになっているのも特徴で、上手い具合に空中の相手にヒットさせれば強烈な決定力を発揮することも。ただ、攻撃の軌道が緩い放物線を描くように落下していく、というものになっているうえに技を出すと着地まで他の行動に移れなくなるため、使う場所を間違うとステージ外へ一直線、という事態にもなり得るので使用の際は位置取りに細心の注意を払いたい。また、着地した際の硬直も極めて長く、その辺りも気をつける必要がある。これらの特徴のため移動手段としては扱い辛く、動きが鈍いからと下手に使用することのないようにしよう。
・上B:メガフィスト
前方へ飛びあがりつつ両拳を振り下ろして攻撃する。
技自体の発生は速いが、攻撃が出るのはジャンプしてからなので実質的な攻撃判定が出るのは遅め。その分威力に優れるうえ、メテオスマッシュになっているのでヒットのさせ方によっては高い決定力を期待できる。下方向に対する攻撃判定が強くジャンプしながらの攻撃を行うので打点の低い攻撃に対しては滅法強い。また、後隙がさほど大きくないのでこの技も移動手段の一つとして活用できる。このほか、コマンドを入力した直後に後ろ方向へスティック入力を行うと、後方へジャンプしつつ同様の攻撃を行う。こちらは通常よりもさらに隙が少なく間合いを取りたい時などに重宝する。
空中で使用しても基本的な性質や性能に変化はないが、技後はしりもち落下になる。そのうえ上昇力や移動距離には少々劣るため、復帰技としてはやや頼りない感は否めない。
・下B:スライドヘッド
その場に倒れ込みつつ頭突きをかます。空中では使用不可。
倒れ込んだ瞬間に頭部分に攻撃判定が出るが、その場で攻撃するという性質上リーチが非常に短い。ダメージとふっ飛ばし力は極めて優秀だが、この部分の攻撃をまともにヒットさせるのは容易ではない。が、この技の真価は別のところにあり、それはダウンした瞬間に地震を発生させ、『ステージの床全体に不可視の攻撃判定を発生させる』というもの。床上限定とはいえ、ステージ全体を攻撃できるという必殺ワザとしては驚異的な効果を持つ。
この地震による攻撃判定にはダメージが存在しないものの、シールドガードが出来ないとう性質を持つうえヒットさせた相手をその場でしりもちダウンにさせる効果がある。この時のしりもちダウンは通常のしりもちダウンと性質が異なり、僅かな間だがコマンド入力を受け付けない完全な行動不能状態に陥る。このためヒット時は相手と間合いを詰める絶好のチャンスになるうえ、間合いによってはダウン中の相手にさらなる攻撃を叩き込むことも可能。使い方によっては極めて強力な技になり得る。
ただ、攻撃前に一瞬の間があるせいで動作を見てから察知されやすい。攻撃後の隙が少ないのは利点だが、動作時間は若干長めで敵が近くにいる際に空振りすると危険。前述の地震による攻撃判定はあくまで床上にしか発生せず、そのうえ持続が非常に短いせいで慣れた相手には動作を確認してから緊急回避やジャンプで簡単に避けられてしまうのが難点。
・最後の切りふだ:ヘブンリーポチョムキンバスター
前方へ大きく飛び上がりつつ掴みかかる。
発生が速いうえに動作も素早く、さらに動作中は地形を貫通して移動できるという性質がある。何よりも強力なのは異様なほど広いつかみ間合いで、明らかに見た目的には届いていない位置からでも敵を吸い込む。これらの特徴のため落差のあるステージでは下方向から上にいる相手を狙うというのも面白い。勿論、ダメージに関しても必殺ワザの"ポチョムキンバスター"から大幅に増しており、決まれば一瞬で相手の%が真っ赤になる決定的な一撃となり得る。ただ、この技も通常のポチョムキンバスターと同様に技後は相手を投げ捨てて解放するが、この際のふっ飛ばし力は一定で直接撃墜が望める技ではないことを忘れないでおこう。
・登場演出
定位置の斜め上上空から落下してきて着地、大きく身体を広げつつ構える。「ダァー!!遅くなったな」or「うおぉぉお!生き延びることを考えろ」or「逃げ場は無いと思え。悪いが…」
・キャラ選択時のボイス
「全ては大義のために」
・アピール
上アピール:全身から湯気を立ち昇らせながら仁王立ち。「誇りはないのか!」or「手応えの無い…」
横アピール:一度首輪を持ち上げてから再度装着する。「命をかけてかかって来い!」or「最善を尽くすことだ」
下アピール:その場に膝をついて頭を下げる。「いい腕だ」or「脱帽させられる…」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:腕のガントレットから薬莢を排出する。「しばらくは動けんだろう」or「立てば傷が開くぞ」
勝利ポーズ2:隣にツェップの大統領であるガブリエルが現れ、敬礼のポーズを行う。「問題は無い」or「順調に進んでいる」
勝利ポーズ3:胸の前で両腕を交差させるようにポーズ。原作の一撃必殺準備動作。「ぬぅぅぅん!」or「ぉおおぁぁぁ!」

チップ

GUILTY GEARシリーズよりチップ=ザナフが参戦。
原作のプレイヤーの間では色々な意味で人気のあるキャラで、小説版ではカイに続いて二人目の主人公を務めた。
CV:三浦岳、川原慶久※
※キャラボイスチェンジシステムにより、声優の切り替えが可能。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
3回可能可能不可能不可能不可能

忍術を使いこなすニンジャというだけあって、非常に高い機動力が最大の強みとなる生粋のスピードタイプ。
まずダッシュの速度が尋常でなく速い。ソニックほどではないにしろそれに比肩しうるだけの足の速さを誇る。歩行速度は平凡なものの、3段ジャンプにカベジャンプ、そして壁張り付きも使用可能。そしてジャンプ力自体も優秀で上昇下降の速度も速いため、上下左右に目まぐるしい速度で動き回ることができる。加えて優秀な性能の移動技を必殺ワザに併せ持ち、その機動力の高さはまさに無限に等しいレベルのそれを誇る。さらに通常ワザも全体的に動作速度が素早く、一度接近できれば原作を彷彿とさせる圧倒的なラッシュで敵を攻めたてられる。
弱点は原作プレイヤー間で度々ネタにされていたその紙のような防御力。体重はプリンにも劣るというその逞しい外見からは想像もできない軽さとなっている。3段ジャンプが使用可能とはいえ空中制動力はさほど良くないうえにその速い落下速度も相まって復帰力もイマイチで、ちょっとしたダメージなどでも撃墜に繋がる恐れがある。そしてその防御力と同じぐらい頼りにならない決定力の低さも難点。その素早い動きと攻撃のおかげでダメージを蓄積させる分には困らないものの、相手をふっ飛ばすのに適した技があまりにも少ないせいでとにかく相手を撃墜するのに苦労する。素早い動きを最大限活用して相手に攻める機会を与えないまま試合を決めるくらいの意気込みで戦う必要のある難しいキャラクターだ。
・B:βブレード
ブレードを装備した腕でアッパーを繰り出しつつ飛び上がる。
発生がそこそこ速く、技の出始めから攻撃判定が出るまで長い無敵時間が持続するので相手の攻めに対する強引な反撃手段や乱戦からの脱出手段などに利用価値が高い。また、見た目通り攻撃判定が上方向に対して強いのでジャンプから攻めてくる相手に対する迎撃に使うのも悪くない。ダメージもそこそこ高いのでヒット時のリターンも優秀。反面、ふっ飛ばし力は一定で相手を撃墜する手段にはならない。そのうえ技後はしっかりとしりもち落下になる。体重の軽いこのキャラにとって空振りは死を意味することも同然なので使用には細心の注意を。
・横B:αブレード
前方に高速で突撃、腕のブレードですれ違いざまに斬り払う突進技。追加入力で派生技に移行可能。
技の発生は遅いものの突進速度が異常に速く、技が出てしまえば対処されることは少ない。突進距離もそこそこ長いので、相手と離れた位置から不意打ち気味に使うと有効。また、突進の最中は食らい判定が異様に小さくなっているのも特徴で、相手の攻撃に合わせて使えばすり抜けつつこちらの攻撃を当てることも可能。技後の隙は大きめだが、それ以上に魅力的なのはこのキャラとしては破格のダメージとふっ飛ばし力を持つ点で、ヒット時のリターンは限りなく大きい。当てられそうな場面ではリスクを恐れずに強気に使っていこう。
・(αブレード中)B:αプラス
振り向きざまにブレードを装備した腕で肘打ちを繰り出す。
こちらはリーチや威力こそさほど優れてはいないものの、発生が非常に速く攻撃判定も強いので上記の"αブレード"が防がれた場合に出しておくと相手の反撃を未然に潰してくれることが多い。しかし、この技も後隙自体は大きいためガードされたり避けられたりすると反撃の格好の的になるので、使う際はその辺りも考慮に入れて活用したい。
・横B(スマッシュ):γブレード
気合を入れるようにして自分自身の幻影を前方に飛ばす飛び道具。
発生が極端に遅く、その割にダメージもあってないようなレベルの技。そのうえ射程距離も短く、どうにも使い勝手は悪い。が、ヒットさせた相手を魔方陣のようなもので僅かな時間ながら拘束することが可能で、その間はもちろん追撃し放題。このためヒット時のリターンは非常に大きい。ただ、後隙は小さい反面攻撃の動作が若干長いせいで避けられた際は危険な状況に陥りやすい。あまり露骨に狙うのはリスクが大き過ぎるので、素早い攻めで相手の気をそらしつつ使うなどの工夫を凝らしたい。
・上B:毅式転移
「Too Late!」or「Surprise?」or「外れだ」
スティックで指定した方向へ一定距離をワープする移動技。
移動中は完全に無敵で、発生と移動速度も抜群に速い。さらには技後もある程度の行動が可能になっている、と移動技としては破格の高性能を誇る。唯一の欠点として移動できる距離が若干短いので、活用する際には間合いを見誤らないように気をつけるといい。
・下B:毅式迷彩
「Find Me!」or「うぉぉぉぉっ!」or「目は意味を無くす…」
その場でポーズを取る。
一定時間チップ自身の姿を透明にしてしまう効果を持つ技で、要は前作DXに存在していたアイテム"スパイクローク"を取った時と同様の効果を得られる。攻撃を行ったりするとキャラの輪郭が浮かび上がったりするのも同様だが、ダメージは普通に受ける。素早い動きがさらに見切られにくくなるのでチップの長所と相乗効果が高い技だが、効果が発動している最中に攻撃を受けるとその時点で効果は失われてしまう。また、最初のポーズを取る動作は若干隙が大きいので周囲の状況をよく確認してから使いたいところ。
・最後の切りふだ:万鬼滅砕
前方に突撃、他のキャラと接近すると凄まじい勢いで連撃を繰り出し、トドメにβブレードを叩き込んで〆。
総ヒット数が異常に多く、そしてそれに見合うだけの高いダメージを誇る。トドメのβブレードはふっ飛ばし力も優秀で、全ての攻撃がヒットすれば高いダメージと強烈なふっ飛ばし力を両立できる。決定打に欠けるチップにとって貴重な技なので使える状況に恵まれたなら確実にヒットさせたい。一応相手が攻撃範囲内にいれば何人でもまとめて攻撃してふっ飛ばせる。が、攻撃範囲自体は極々狭いので基本的には一人を攻撃する技と割り切って使う方が賢明だろう。
・最後の切りふだ2:斬星狼牙
ステージ上を縦横無尽に飛び回って接触したキャラを斬り裂いて攻撃。自身のダメージが100%以上で使用可能。
その後、技の終了間際になると最後に攻撃がヒットした相手に対して真上から急降下、一刀両断にする。いずれの攻撃もダメージとふっ飛ばし力が極めて優秀。同じ相手に何度か攻撃がヒットすればそれだけで撃墜も望める。特に、〆の一撃はそれだけで試合を決めることもあり得る強力な一撃となっている。その攻撃速度から全ての攻撃を避けきることも難しく、使い勝手は極めて良好。が、基本的に打たれ弱いチップにとって100%のダメージラインは厳しいところ。因みにトドメの一撃の直前の攻撃を空振りするとトドメの一撃には移行しないまま技が終了する。
・登場演出
風になびいている首の赤いスカーフを脱ぎ去りつつ構える。「引導を…渡してやるぜ!」or「師匠…見ててくれよ!」or「お前…死相が出てるぜ?」
・キャラ選択時のボイス
「俺は、大統領になる!」
・アピール
上アピール:肩をすくめるようにして片手を掲げる。「やる気アンのかよ?」or「っんだ、このチキンが」
横アピール:腕のブレードを鳴らして構え直す。「くだらねぇ」or「んだ、その余裕面ぁ?」
下アピール:片手で頭を掻きむしるようにする。「どうもあったまってねぇな…」or「まだ本調子じゃねェか…」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:印を結ぶように両手を合わせる。「カミカゼ!」
勝利ポーズ2:画面手前を見下しつつ指差すようにポーズ。「HA!Beat it!」or「ったく、話になんねェ!」
勝利ポーズ3:身を屈めた後に画面上空へジャンプ、そのままどこかへ消え去る。「すべて熟知!」or「遅すぎんだよ!」

梅喧

GUILTY GEARシリーズから梅喧(ばいけん)が参戦。
生物兵器ギアによって滅ぼされた日本に住んでいた生粋のジャパニーズで、その際に両親や親しい者達をギアに殺されてしまう。自身も左目と右腕を失うが、ギアを作った「あの男」と呼ばれる人物に復讐すべく女を捨てて戦士として生きる道を選ぶ。
余談だが原作の初代では隠しキャラだった。が、以降のシリーズではデフォルトキャラとして登場を重ねている。
カラーチェンジでイグザードRev2の新コスチュームに切り替えられる。
CV:須藤みほ、米本千珠、浅野まゆみ(3人ともJP)、???(ENG)※
※キャラボイスチェンジシステムにより、声優の切り替えが可能。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

ガード中にしか出せないという類を見ない必殺ワザをいくつか持ち、それらが最大の武器となるテクニカルなキャラ。
前述の通り、既に失われた右腕には多数の暗器が仕込まれており、通常ワザはそれらや腰に下げた日本刀による攻撃が主軸になる。いずれも若干独特な挙動の攻撃が多く、扱いは難しいもののリーチや攻撃判定に優れた技が多い。必殺ワザも同じように独特だが優秀な性能の技を持ち、それらを使いこなせれば普通とは一味違う強さを見せつけられる。だが、このキャラの真骨頂と言えばガードキャンセル専用の必殺ワザ。名前通りそれらの必殺ワザはガード中にしか出せないという制限があるがどれも非常に強力な性質を持った技ばかりで、これらを活用していけば相手の安易な攻めを簡単且つ強烈に抑制できる。こうして攻撃を躊躇う相手に対してペースを握っていくというのが梅喧の基本戦法となる。因みに歩きやダッシュ、ジャンプ力といった機動力に関する基本性能は全て平均に落ち着いており、足回りに関しても不足を感じることはないだろう。
しかし、梅喧の特権とも言えるガードキャンセルの代償は相応に大きく、まず体重がプリンなどの最軽量級と同じレベルに軽いのが最大の不安材料。このため前述のガードキャンセルを使って的確に敵の攻撃を捌いていく必要があるのだが、このキャラのみの欠点としてシールド耐久力が他のキャラと比較して低いというのが悩みどころ。各種攻撃のダメージとふっ飛ばし力も不足している感が強く、攻撃力の低さをどうカバーするかも課題の一つ。また、ガードキャンセルが主力になるというキャラの特色上、つかみ技を主力にするキャラとは極端にキャラ相性が悪い。
・B:畳返し
高く掲げた足を思い切り振り下ろし、目の前に出現させた畳を勢いよく跳ね上げる。
発生はあまり早くないものの、後隙は少ない。出現させた畳は跳ね上がった後に前方に向けて倒れるが、その間常に攻撃判定が出て続けている。そのうえ畳は飛び道具と同じ扱いになっているのでけん制効果が高い。また、畳が跳ね上がった瞬間は上方向に攻撃判定が突出しており、対空気味に使っていくこともできる。ただし、ダメージは低いのでリターンは薄い。さらに畳が出現した後に梅喧自身が攻撃を受けると、その瞬間に畳(攻撃判定)が消失してしまう点にも気をつけたい。
空中で使用した場合、出現した畳が地面まで落下していく。その間も攻撃判定は出続けているので、盾のように使うと非常に対応されにくい心強い武器となる。特に後方にジャンプで下がりつつ使用するというのが単純且つ強力。とはいえ梅喧本体が攻撃を受けると畳が消えてしまうのは地上版と同様で、過信は禁物。地上版と合わせて、様々な場面で使っていける梅喧の主力技。
・B(ガード中):裂羅
シールドガード中にのみ出せる技。相手に背を向けつつ逆手に持った日本刀で突きを繰り出す。
リーチが長く、ダメージもそこそこ優秀。ただし、ふっ飛ばし力は一定でフィニッシュ技としては機能しない。最大の特徴は攻撃判定が出るまでの非常に長い間に渡って無敵時間が持続する点で、この性質からほぼ確実に相手の攻撃を回避できるのは非常に大きい。長いリーチのおかげで空振りしにくいのも利点。とはいえ、発生は少々遅いうえに攻撃後の隙もかなり大きい。隙の少ない技をガードした後に使用すると逆にこの技をガードされたり避けられたりして死を見ることもあり得るので要注意。強力な技だが使いどころはしっかり選びたい。
・横B:蚊鉤
服の右袖から鎖のついた鉤爪を前方に向けて伸ばす。動作中に追加入力で派生技に移行可能。空中では使用不可。
発生は遅いものの、非常に長いリーチを誇る。ダメージこそ小さいがヒット時は相手をこちら側に引き寄せる効果があり、専用の派生技を使用すれば確実に追撃できる。派生技を含めた総ダメージはそれなりに優秀なので、ヒット時は逃さず追撃しておきたい。また、動作時間が長いので空振りすると危険だが、後隙は少ないのでガードされる分には反撃を受けづらい。このため中距離間でのけん制に混ぜていくのも悪くない。
・(蚊鉤中)B:鉄斬扇
斜め上方向へ鉄扇を振り抜く。
発生が早く、前述したように上記の横必殺ワザ"蚊鉤"ヒット時に派生すれば確実にヒットさせられる。また、見た目通り上方向に対して広い攻撃判定を持つ。が、ふっ飛ばし力は一定で決定打にはならないうえに技後の隙は若干大きい、とこの技単体の使い勝手はあまり良くない。不必要な使用は控えた方が無難。
・横B(ガード中):邑煉
シールドガード中にのみ出せる技。前方へジャンプで飛び出し、他のキャラと接触するとすれ違いざまに斬りつける。
最初のジャンプは発生と移動速度が速く、移動距離も長い。このためリーチの長い技で離れた位置から攻撃された場合でも問題なく反撃可能。さらにジャンプの移動中は無敵になっているので上手くやれば敵の攻撃を回避しつつの反撃も行える。ダメージとふっ飛ばし力もそれなりに優秀で、ヒットさせた相手を真上にふっ飛ばすのが特徴。ただ、技後の隙はかなり大きく仮に防がれるとまず反撃を被る。
因みに技を出した後に他のキャラと接触しなかった場合はそのまま攻撃を出さずに着地する。このため移動技として使える場面もあるのを覚えておくといい。ただし、滅多にない状況だがこの技でステージ外へ飛び出してしまうと技後にしりもち落下になるのでそのままバーストしてしまうのも忘れずに。
・上B:妖刺陣
その場に膝をつきつつ鎖のついた矛を斜め上へ伸ばす。
見た目通り上方向に対してはかなりのリーチがある。無敵時間こそ無いものの発生も早く、先読み対空技としてはかなり信頼がおける。ダメージとふっ飛ばし力も及第点。また、動作が素早く後隙も少ないため空振りしても反撃を受けづらく、ある程度ならば乱発しても問題ない。逆に横方向に対しては極端にリーチが短く、地上戦で無理に使っていく必要性は薄い。
・上B(空中):妖斬扇
鉄扇を振り上げつつ飛び上がる。
発生が非常に早く、自身の前方から斜め上方向にかけての広範囲に攻撃判定が出る。攻撃判定そのものも強い。さらにダメージとふっ飛ばし力がこのキャラの技の中では破格とも言えるほど大きく、リターン重視で振り回していくのもアリ。上方向にふっ飛ばした相手に対しての追撃手段に使うのも有効。反面、技後はしりもち落下になるため相応のリスクがあることは覚悟しておこう。また、上昇力や横方向への移動距離が短いため復帰技としては多少頼りないところも。
・下B:爵走
日本刀で身を守りつつ前方へ走り込む移動技。空中では使用不可。
移動中はシールドガード状態になっているので強引な接近ができる。そのうえ発生や移動速度、移動距離はどれも優秀。ただし、移動の終わり際には若干の硬直があるので、そこを攻撃されないように気をつけよう。また、通常のシールドガードと同じようにこの技にも独自の耐久力があり、ダメージの大きい技に突っ込んだりするとブレイクを起こしてふらふら状態になってしまう点にも注意。因みにこの技で相手の攻撃をガードした場合でも各種ガードキャンセル専用の必殺ワザを使用可能。この性質から各種ガードキャンセル必殺ワザを能動的に使っていくことも可能という点は覚えておいて損はない。
・下B(ガード中):回り込み
シールドガード中のみ出せる技。振り向きつつ前方へ素早く身を移動させる移動技。
移動距離自体は短いものの発生と移動速度が非常に速く、そのうえ技の出初めに無敵時間があるので防御手段として非常に利用価値が高い。移動後に若干の硬直はあるものの、読まれてでもいなければ反応して対処されることはまずないと思っていい。相手の攻撃をガードしたら取りあえずこの技で様子を見つつ切り返しを図るのが基本。
・最後の切りふだ:連ね三途渡し
「天!地!人!!」or「オラ!オラ!オラァァァ!!」
前方に向かって踏み込みつつ日本刀で三連続の攻撃を繰り出す。
見た目は地味だがそこに秘められた威力は凄まじく、三発全ての攻撃をヒットさせれば一撃で勝負が決まることも。決定力の低いこのキャラにとっては貴重な技なので逃さず当てたい。ただ、初段は発生が早い代わりに非常にリーチが短く、きちんと接近してから狙うべし。攻撃範囲も狭く、基本的に一対一用の技と考えておこう。
・登場演出
座り込んだ状態から立ち上がりつつ刀を構える。「十六夜うなよ」or「すぐに黙らせてやるよ」or「面倒だね…抜きな」
・キャラ選択時のボイス
「斬る」
・アピール
上アピール:呆れたように片手を掲げ目元を覆う。「あーぁ、見てらんないよ」or「大概にしろよ」
横アピール:画面手前を向きつつ身構える。原作の一撃必殺準備動作。「終わらせてやるよ!」or「仕留めるぜ」
下アピール:顎の辺りを押さえつつその場に座り込む。「こいつぁ、イケるクチだねぇ」or「面白くなってきた…!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:日本刀を真上に放り投げ、キャッチしてポーズ。「意気がんじゃないよ」
勝利ポーズ2:煙管を取り出し座り込みつつ煙を吹かす。「不甲斐ないねぇ」or「手間ぁ取っちまった」
勝利ポーズ3:口にくわえた布で刀の刀身を拭き、素早く納刀しつつ背中を向ける。「つまらんモン斬っちまった」or「お前じゃ役不足だ」

アクセル

GUILTY GEARシリーズからアクセル=ロウが参戦。
タイムスリップ体質の持ち主で、本来は20世紀の人物。その体質のせいで未来の世界を始めとした様々な時代へ流れ着き、元の時代に残してきた彼女(めぐみ)の元へ戻るため、自身の体質の秘密を探るため戦いの世界へ身を投じる。因みにデフォルトのキャラモデルはGGXXシリーズのデザインだが、カラーチェンジでシリーズ最新作のXrd -SIGN-で披露した旧作を意識したデザインへ外見を変更できる。
CV:難波圭一(JP)、???(ENG)

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

他のキャラとは比較にならないほどの長いリーチを誇る攻撃技を持ち、離れた間合いでの戦いを得意とするスタンダードタイプ。
二本の鎖鎌を武器として扱っており、一部の通常ワザはその鎖を伸ばして鎌を飛ばすような攻撃もある。そういった技は他のキャラの攻撃とは一線を画すほどのリーチを誇り、敵の間合いの外から一方的に攻撃していきやすい。一方で必殺ワザには同じように長いリーチを生かした攻撃や、接近戦で活用できる技まで多彩なそれを揃えている。体重も平均クラスで、ジャンプ力や空中制動力といった性能も並程度。歩きとダッシュは若干遅めになっているものの、あくまで若干のレベルで大きな欠点になるほどではない。これらの特徴から基本的な性能面でも安定しているキャラと言えるだろう。
反面、リーチの長い攻撃技はどれも攻撃力やふっ飛ばし力といった威力の面で劣る傾向が強く、必然と勝負を決めるためには時に自分から相手の間合いに踏み込んでいく必要がある場合もままある。試合の序盤はリーチに優れた各種攻撃を使い分けて相手を懐に潜り込ませないように慎重に戦い、互いのダメージがたまってくる終盤では機を見て踏み込んでいくファイトスタイルが基本となる。メリハリの利いた攻めと守りが求められる分かりやすいキャラクターではあるものの、その分相手にもこちらが何を狙っているかがバレやすく、使いこなすのは難しい。
・B:鎌閃撃
前方に向けて緑色のオーラを纏った鎖鎌を伸ばす飛び道具。追加入力で派生技に移行可能。
射程がそこそこ長く、多段技で飛び道具にしてはダメージが大きい。が、後隙はかなり大きく避けられたりすると危険な状況に陥りやすい。そのくせ打点が低いためジャンプで避けられやすいのが難点。下記の各種派生技を使い分けてフォローしたい。
・(鎌閃撃中)A:曲鎖撃
上方向に弧を描くように鎖を振るいつつ手元へ戻す。
見た目通り上方向に対してかなり広い攻撃範囲を持ち、ダメージとふっ飛ばし力もそこそこ優秀。上記の"鎌閃撃"をジャンプで避けて近づいてこようとする相手に対して絶大な効果を期待できるが、この技も隙が大きいため空振りすると高確率で反撃を受ける。
・(鎌閃撃中)B:旋鎖撃
引き寄せた鎖鎌を自身の目の前で高速回転させる。
こちらも多段ヒット技で根元からヒットさせるとかなりのダメージを奪える。ただし、ふっ飛ばし力は極々小さいので決め手にはならない。このほか攻撃後の隙はかなり小さいので上記の"鎌閃撃"を防がれた際のフォローとしても役立つが、攻撃自体の動作時間が長めなので空振りしてしまうと多大な隙を晒すことになる。
・B(空中):虚空撃
空中で自分を中心に円を描くように鎖を振るう。
自身の後ろから斜め下、そして前方にかけて非常に長いリーチ且つ広い攻撃範囲を誇る。その割に発生も速めで、ダメージとふっ飛ばし力も決して低くはない。が、攻撃後はしりもち落下になるため空中の高い位置などで使用すると危険。このほか、この技は攻撃判定が地形を貫通する性質があるためステージや相手との位置関係によっては非常に胡散臭い当たり方をすることもある。
・横B:雷影鎖撃
前方にジャンプで飛び出した後、自分がいた方向に向けて鎖鎌を振るう。
発生は非常に速いものの、攻撃が出るのはジャンプ後なので普通に当てるのは若干難しい。また、打点が高いためサイズの小さなキャラには使用を控えた方が無難。さらにはその攻撃の性質上相手との少しでも間合いを間違えると空振りしてしまう点にも注意がいる。その分ダメージとふっ飛ばし力はこのキャラとしてはかなり優秀な部類に入るうえ、後隙も少なめで空振りもしくはガードされてもさほど問題はない。
空中で使用した場合は性質が大幅に変化、真下に向けて鎖鎌を回転させながら急降下する技になる。見た目通り攻撃範囲が下方向に対して広いほか、多段ヒット技できっちりヒットさせた際のダメージも魅力。一方で例に漏れずふっ飛ばし力は一定で決定打にはならず、そのうえ着地際の硬直はかなり大きい。相手の上を取ったら奇襲気味に使うのもアリだが、多用はしない方が賢明。このほか下に足場がない場所で使用すると当然のように自滅してしまう。
・上B:弁天刈り
目の前で鎖鎌を回転させ、弁天の姿が浮かんだ炎を発生させる。
発生は若干遅いが、攻撃判定が出るまで無敵時間が続くのが最大の利点。このため防戦時の切り替えしや混戦でのブッ放しに最適な技。ダメージとふっ飛ばし力もこのキャラの技の中では優秀な方で、相手のダメージによってはフィニッシュ技になることも。また、攻撃判定が前方から斜め上方向にかけて広いので上方の相手を攻撃、及び迎撃するのにも有効。反面、技後の隙はかなり大きく防がれる、もしくは空振りしてしまうとまず確実に反撃を被る。
・上B(空中):アクセルボンバー
「アクセルボンバァーッ!!」or「ドッッッカーン!!」or「決まったぁー!」
斜め上に向かって鎖鎌を構えて突撃する。
発生が速いうえにダメージとふっ飛ばし力が高く、空中へふっ飛ばした相手に対する追撃として使う手もある。攻撃判定が強く、相手の攻撃を潰しやすいので空対空で直接ぶつけていくのもアリ。とはいえ技後はしりもち落下になるため必要以上の乱発はご法度。勿論復帰技として活用することにもなるが、前述の強力な攻撃判定に加えて上昇力や横方向への移動距離に優れるおかげで信頼性はかなりのもの。
・下B:蜂巣箱
前方に向けて連結させた鎖鎌を構える。カウンター技。
相手の攻撃を受け止めると連結させた鎖鎌をそのまま横薙ぎに振り抜いて反撃。また、攻撃を受け止めることに失敗した場合でも動作の終わり際に自動で攻撃が出るという特徴がある。技自体の発生が速く、受け止め受付時間もそれなりに長い。また、反撃のダメージとふっ飛ばし力は相手の攻撃によって変動することはなく常に一定。威力は低めだが反撃自体の動作も素早く使いやすい。
・最後の切りふだ:百重鎌焼
巨大な炎を纏わせた鎖鎌で周囲を薙ぎ払う。続けざまに前方目掛けて鎖鎌を伸ばして攻撃。
初段の攻撃は自分の周囲全体を攻撃できるうえに発生も速いので乱戦に突っ込んでから放つのも面白い。と、言うより攻撃範囲は若干狭めなので敵にしっかりと接近しないと当て辛い。続く攻撃は前方に対してかなりのリーチを誇るほか、ヒットさせた相手を真横に強いふっ飛ばし力でふっ飛ばせる。初段と合わせてヒットさせられれば高い確率で相手を撃墜可能。
・最後の切りふだ2:鎌閃奥義・亂髪
自身のダメージが100%以上で使用可能。発動すると両手を叩き付けて周囲の地面へ鎖鎌を伸ばす。
鎖がヒットした場合、ヒットさせた相手に目掛けて無数の鎖が伸びてきて拘束するように巻きついた後、一斉に鎖が爆発してふっ飛ばす。最初の地面へ鎖鎌を伸ばす動作は発生が速いうえにかなりの範囲に渡って攻撃範囲が出る。ヒットした場合の追撃もダメージとふっ飛ばし力が非常に優秀で、決定力に欠けるアクセルには貴重な技。最初の攻撃がヒットすれば何人でもまとめて追撃を叩き込めるのも嬉しい。ただし、初段は見た目通り攻撃判定がステージの床上にしか発生せず、空中の相手には当たらない、もしくはジャンプで簡単に避けられてしまう。その発生の速さを活かして敵の隙をつくように使いたい。
・登場演出
棒状にした鎖鎌を分割させつつ刃を展開させて構える。「派手にいきますか!」or「手加減してくれよ」or「楽しくやろうぜ?」
・キャラ選択時のボイス
「待ってろよ、めぐみ!」
・アピール
上アピール:両手に持った鎖鎌を振り上げた後に勢いよく振り下ろす。「ビシッ!と、行こうぜ」or「かーっ、寒いぜアンタ」
横アピール:体を大きく広げて両手の鎖鎌を振り上げる。「しっかり防ぎなよ!?」or「こいつで決めるぜ!?」
下アピール:後頭部を押さえるようにして笑う。「かぁなわねぇな」or「いい線イッてるよ」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:鎖鎌を構えて画面手前へポーズ。「ここは、俺様のステージだぜ?」
勝利ポーズ2:愉快そうに笑った後、画面手前を指さすように鎖鎌を向ける。「さっすが俺様!」or「クールに決めたろ?」
勝利ポーズ3:二本の鎖鎌を片手で保持し、空いた片手を画面手前へ掲げる。「お・や・す・み♪」or「アンタ、弱いねぇ」

クリフ

GUILTY GEARシリーズからクリフ=アンダーソンが参戦。
見た目は小柄な老人だが、かつては聖騎士団の団長を務めていた人物である。"竜殺し"の異名を持ち、斬竜刀と呼ばれる自身の身の程以上もある巨大な肉切り包丁とも言うべき異様な武器を得物としている。また、欧米人としては"気"の使い手の第一人者でもある。
原作におけるストーリー上では初代で死亡したことになっており、そのため後のシリーズでは隠しキャラとして扱われていた。が、GGXXAC+Rではジャスティスと共に初のアーケードタイトルでデビューを果たしている。
CV:高見初秋、坂野茂※
※キャラボイスチェンジシステムにより、声優の切り替えが可能。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

驚異的なまでのリーチと攻撃力で敵を粉砕するという豪快な戦闘スタイルが持ち味のパワータイプ。
上記の通り、自分以上に大きな武器である"斬竜刀"を用いた各種通常ワザや必殺ワザは尋常でないリーチ、そしてダメージとふっ飛ばし力を秘めている。そういった技を使いこなせれば、相手を寄せ付けないまま一方的に攻撃、そして撃墜していくことも不可能ではない。必殺ワザの内容も飛び道具に突進技、カウンター技といったバランスの取れたそれになっており、扱いも容易。また、そのリーチに反してキャラサイズそのものは小さめなので敵の攻撃を避けやすいという点も地味だが利点の一つ。
反面、最大の長所であるパワーとリーチ以外の性能はかなりおざなりになっている感が強く、歩き、ダッシュはどちらも非常に遅い。ジャンプ力と空中制動力こそ普通のレベルだが、空中における上昇下降の速度が異様にゆっくりとしているという特徴があり、地上にしろ空中にしろ素早い移動は望めない。体重も最軽量級クラスとほぼ同じになっているうえに復帰に使える技の性能が今一歩な感が強く、防御面も劣悪と言わざるを得ない。通常ワザも振りが重たい攻撃が多い傾向が強く、一度懐に潜り込まれると苦戦を強いられやすい。
・B:咆哮返し
前方へ掌を突き出し、楕円形の衝撃波を発生させる。タメ可能。
射程の短い飛び道具となっており、発生は若干遅いが後隙は少なめ。そのうえダメージにも優れるという特徴を持つ。いくら射程が短いとはいえ中距離間での戦いでは十分に機能してくれるので、その隙の少なさから牽制などに使いやすい。また、タメが可能でタメ時間に応じて衝撃波の大きさとダメージが上昇する。
・横B:首跨ぎ
斬竜刀を支点にして棒高跳びの要領で前方へ移動する。
動作後半のクリフ本体に攻撃判定が発生する性質があり、このため攻撃発生までがかなり遅い。このため近距離戦では技の出初めを潰されやすいので安易な使用は控えた方が無難。そのうえダメージが低いうえにふっ飛ばし力も一定で、攻撃技としての性能は低い。一方、攻撃判定自体は見た目よりもかなり広い範囲に発生するのでヒットさせやすい。そのうえ技を出した瞬間からクリフ自身の食らい判定が上方向へ大きく移動する性質があるので、敵の攻撃を避けつつ接近、奇襲などに使用可能。技後の隙が小さいのもの。
・横B(空中):四股落とし
斬竜刀を構えて真下へ落下、地面に斬竜刀を突き刺す。
地面に着地した瞬間に自身を囲むように衝撃波を発生させる。この衝撃波は落下した距離が長ければ長いほど(より高い位置で技を出した時ほど)広範囲へ広がるようになるという性質を持つ。発生はやや遅いものの、落下速度はそれなりに速く、ダメージとふっ飛ばし力もまずまず。攻撃判定が強めに設定されているため、敵の対空技を潰しやすいのも利点。着地した際の隙は大きいが、前述の衝撃波のおかげで反撃を受けにくいのも大きなポイント。当然だが下に足場がない場所で使用すれば自爆してしまうのでその点は注意。
・上B:頭蓋砕
斬竜刀を抱えて前方へ回転しながら突っ込む突進技。
発生は少々遅いが、突進距離はそれなりに優秀。何よりも斬竜刀のリーチが長いおかげで相手の思わぬ間合いからでも攻撃をヒットさせられる。攻撃判定が激烈に強いのも特徴で、敵の迎撃をものともしないのは頼もしい。多段ヒット技で技の出初めから全ての攻撃をヒットさせればかなりの高ダメージを叩き出せるのも魅力的。ただ、いずれの場合もふっ飛ばし力は低く決定打にはなり得ない。そのうえ後隙も大きいので、下手に使用すると逆に反撃の格好の的になる。
空中で使用すると地上で使用した際の出初めの動作が省略され、発生が非常に速くなる。このためジャンプ直後に低空で出せば地上版よりも使い勝手のいい突進技として機能してくれる。反面、技後はしりもち落下になる。このため高所で使用すると着地するまでの長時間無防備になってしまうので使う位置には気を遣おう。また、縦方向への上昇力が一切ないので復帰の際に使う場合はその点も考慮に入れる必要がある。
・下B:先の先
その場で攻撃を避けるように身を引く。カウンター技。
身を引いている最中に攻撃を受けると張り手で反撃を繰り出す。この張り手のダメージとふっ飛ばし力は受け止めた相手の攻撃によって威力が変動するということはなく、常に一定。張り手の威力自体は期待できないが、動作が非常に素早く仮に空振りしてもその隙を攻撃されるということはまずないと思っていい。
また、技の発生が非常に速いうえに受け止め受付判定が発生するまで無敵時間が持続するという驚異的な性質があるほか、受け止めに失敗した場合でも隙はかなり少なめになっている。そのうえ飛び道具系の攻撃を受けた場合はそのまま避けてやり過ごす(無効化する)ことが可能で、総合性能は非常に高い。
近距離戦があまり得意ではないクリフにとって最後の砦とも言うべき重要な技だが、唯一の欠点として技を出すと低確率で『ぎっくり腰』のモーションが発生、逆に隙だらけになると同時に僅かだが自分自身がダメージを被る場合がある。このぎっくり腰が発生する確率は自身のシールド耐久力が低下している場合に高くなる傾向があるので、使用の際はその点にくれぐれも気をつけておきたい。
・最後の切りふだ:リフレクスロアー
気の力を利用して一時的に若返り、前方に突き出した掌から竜の形をした気を撃ち出す。
発生や弾速が非常に速く、撃ち出した気は地形を貫通して必ず画面外まで飛んでいく。ダメージとふっ飛ばし力も極めて強力で、ヒットさせた相手を真横方向へ強烈にふっ飛ばすことができる。上下に対する攻撃範囲はやや狭いので、スマッシュボールを確保したら敵に逃げられる前に発動してしまいたい。
・登場演出
背を向けた状態から振り返りつつ斬竜刀を構える。
・キャラ選択時のボイス
「まだまだ若い者には負けんがのう!」
・アピール
上アピール:前方に向かって大声を上げる。「バッカモーン!」or「なっとらんわ!」
横アピール:若返った姿になるがすぐに元に戻る。「本領発揮ィ!…とはいかんかのぅ」
下アピール:顎鬚を撫でつつポーズ。「見事な腕じゃ」or「まだ捨てたもんじゃないわい」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:若返った状態で斬竜刀を肩に背負う。「まぁ出直してきな!」or「50年は早ぇなぁ!」
勝利ポーズ2:斬竜刀を振り抜きつつ地面に突き立てる。「これぞ、一騎当千」or「甘く見られたもんじゃ」
勝利ポーズ3:一瞬の構えの後、上半身の服を気合で吹き飛ばす。「見よ!このボディ!」or「わしゃぁ!現役じゃあ!」

テスタメント

GUILTY GEARシリーズからテスタメントが参戦。
元は心優しい青年で、聖騎士団の一員としてギアの脅威から人類を守るべく奮戦していた。が、ある計画によりギアへと肉体を改造され、正気を失い人類に牙を向く。ギアの司令塔であるジャスティスの亡き後は本来の人格を取り戻し、賞金稼ぎに狙われるディズィーを守るために戦った。
CV:小林克影(JP)、???(ENG)

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

トラップのような相手の行動を阻害するタイプの必殺ワザを数多く持ち、それらが最大の武器となるテクニカルタイプ。
大きな鎌を武器として扱っているため、各種通常ワザのリーチがかなり長い。このおかげで相手の間合いの外から攻撃していきやすいのは頼もしい。だが、このキャラの最大の特徴にして強みとなるのはトラップめいた性能を持った必殺ワザの数々。これらの技を駆使していけば尋常でない空間制圧力を発揮することができ、非常に有利に立ち回っていくことが可能。特に狭いステージでは相手は満足に動き回ることも難しくなることも多々。こうして相手の動きを制限し、主導権を握らせないまま試合を進めるのがこのキャラの基本戦法となるだろう。
一方でテスタメント自身の基本性能は控えめ。歩き、ダッシュといった地上での移動速度はどちらも若干遅めで、ジャンプ力や空中制動力こそ並程度だが総合的な機動力は少々悪い。体重も平均から僅かばかり劣っており、防御面にも不安が残る。各種通常ワザもリーチの代償としてどれも振りが重く、接近戦は不慣れ。全体的な攻撃力も並の域を出ず、相手を撃墜に追い込むには一工夫が必要。前述の各種必殺ワザをフル活用していかなければ勝利を収めることは難しい。
・B:エグゼビースト
目の前の地面に魔物を召喚、前方へ噛みつかせるように放つ飛び道具。空中では使用不可。
発生が速いうえに後隙も少ないが、射程は若干短めでダメージも控えめ。また、この技の大きな特徴としてボタンを押しっぱなしにすることで魔物を放つタイミングを遅らせること可能。動作を終えてしまえばテスタメント自身は自由に動けるので、魔物との同時攻撃も容易。さらに技を出す際にスティック入力を行うと魔物を召喚する位置を若干だが調節でき、前述の射程距離不足もこの特徴である程度は補っていくことが可能。ただ、攻撃判定が低い位置にしか出ないのでジャンプで簡単に避けられてしまうほか、空中の相手には効果が薄い。
・横B:HITOMI
その場の地面に骸骨の形状をした不気味な樹を植え付ける設置技。空中では使用不可。
設置した場所に他のキャラが近づくと地面から樹が飛び出し、触れた相手にダメージを与えつつ真上にふっ飛ばす。威力は低いものの、攻撃判定が大きく発動してしまえばまず避けられることはない。設置の動作は極めて隙が少なく、気軽に使用できるのも見逃せないポイント。そのうえ、設置箇所は視認できないようになっているのでかく乱効果も高い。ただしそれは裏を返すと自分も設置した場所を忘れないようにする必要があるので覚えておこう。
因みに樹は同時に二つまでステージ上に設置可能で、それ以上設置しようとすると最初に設置したものから順に消滅する。また、テスタメント自身がダメージを受けるとその時点で設置した樹が全て消滅してしまう点にも気をつけよう。
・横B(スマッシュ):ゼイネスト
その場に血のように赤い蜘蛛の巣じみた網を仕掛ける設置技。
設置した箇所にいずれかのキャラが接近すると技が発動、しばらくの間そのキャラを網で捕える形で完全に行動不能に陥らせる。こちらも上記の"HITOMI"と同様に攻撃判定が大きく、発動に成功さえすれば確実に相手を捕えられる。設置時の隙が少ない点や設置個所が不可視になっている点も同様で、さらにこちらは空中でも使用できるので設置個所の選択幅が広い。この技自体のダメージは雀の涙程度なので、ヒット時は逃さず追撃などを行ってリターンを奪おう。
この技も同時に設置できる数は二つまでで、それ以上の設置は不可能。また、こちらは発動しないまま一定時間が経過すると自動的にトラップが消滅してしまうほか、設置個所に他の敵の攻撃が重なると一方的にトラップが消されてしまう点にも注意がいる。ただ、この技は"HITOMI"と違いテスタメント本体が攻撃を受けてもトラップが消滅するということはない。
・上B:バッドランズ
前方へ宙返りのような動作で飛び上がりつつ鎌を振り回す。
発生が速いうえに突進速度も優秀でヒットさせやすい。突進距離もそこそこ長く、中距離からの奇襲として使うのもアリ。また、攻撃判定が出かかりと動作の後半で二回発生し、初段がヒットすればまず確実にその後の攻撃もヒットする。総ダメージはあまり大きくないものの、二段目がヒットすると相手をこちら側へかなりの勢いでふっ飛ばすという性質がある。このため自身がステージ端を背負った状態でヒットさせると一気に形勢逆転することも可能。ただ、後隙は極めて大きく安易な使用は危険。
空中で使用しても基本的な性質は変わらないが、技後にしりもち落下になるので高所で使用すると地上版よりも隙が大きくなりやすい。また、横方向に対する移動距離が長いのは嬉しい反面、縦方向に対する上昇距離が低いのが復帰技としては気にかかるところではある。
・下B:ファントムソウル
前方にオーラをまとった髑髏を飛ばす飛び道具。
発生は速いものの髑髏が進む速度は極めて遅く、また射程距離も短い。後隙が少ないのは利点だが、動作時間が若干長めで敵が近くにいる状況で不用意に使うのはリスクを伴う。そのうえダメージも雀の涙程度しかない。因みに飛ばした髑髏は射程距離限界まで進むとその場にしばらく留まり続ける。この間は再使用が不可能になっていることを忘れずに。また、通常は髑髏は地面すれすれの低い位置を飛んでいくが、コマンド入力直後にスティックを上方向に入力すると逆に高い位置に髑髏を撃ち出すことが可能。
この技の特徴は、ヒットさせた相手を『マーキング』と呼ばれる状態にさせること。マーキング状態になった相手は一定時間、魔法陣が追従する。この間はテスタメントが引き連れているカラスがマーキング状態になっている相手へ一定の感覚で自動的に攻撃を行う。この攻撃は三種類存在し、カラスがマーキング状態の相手へ突進する、羽を三枚同時に飛び道具として撃ち出す、カラスが人間のサキュバスの姿へ変身しマーキング状態の相手の元へワープして大鎌を振り下ろす、となっている。
突進による攻撃はダメージこそ小さいが突進速度が優秀でヒットさせやすい。羽による攻撃はさらにダメージが低いものの、撃ち出した羽が扇状に広がって飛んでいくためより避けられ難い。このカラスによる二つの攻撃は背景が暗いステージだと異様に視認し難くなるのでその辺も覚えておくといい。そしてサキュバスに変身しての攻撃は他の二種類の攻撃と比べて格段に高い威力を持つ。が、攻撃に移るまでに間があるのでその隙に距離を取られたり回避行動を行われると簡単に回避されるのが難点。テスタメント本体と連携して上手くヒットさせていこう。
・最後の切りふだ:ナイトメアサーキュラー
目の前に巨大な魔法陣を生成、そこから髑髏を模った血のような液体を撃ち出す。
発生は若干遅いものの、攻撃範囲はそれなりに広い。また、攻撃判定が地形を貫通して進む性質もあり、この性質を利用すれば相手の思わぬ位置からでもヒットさせることができる。直接的なダメージは最後のきりふだとしては心許ないが、この技の特徴にヒット時に相手を"毒状態"にさせるというものがある。毒状態になったキャラは一定時間のみ紫色のエフェクトがまとわりつき、その間は自動でダメージが蓄積していく。この毒ダメージも含めた総ダメージは割と優秀。ただ、ふっ飛ばし力は低く相手を撃墜するための技としては機能しないのが惜しいところ。
・登場演出
定位置に髑髏が出現した後にテスタメント自身が姿を現し、鎌を虚空から取り出し構える。「ここから先には行かせない」or「私に勝てると思うのか?」or「まどろみに溺れるがいい」
・キャラ選択時のボイス
「世界は私を許してくれるのだろうか?」
・アピール
上アピール:画面手前へ背を向けつつ引き連れているカラスを腕に乗せる。「闘気がすすけているぞ」or「燕雀に等しい」
横アピール:顔を押さえるようにしながら鎌を構える。原作の一撃必殺準備動作。「終わりにしてくれる!」
下アピール:引き連れているカラスが肩を乗せ、頭をなでるようにする。「なるほど、腕が立つ」or「楽しませてくれる…」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:片手で持った鎌を回転させつつポーズ。「己の力量を弁えろ」or「もう、会うこともないだろう」
勝利ポーズ2:虚空に鎌を消し去りつつ仁王立ち。同時に背後のカラスが肩に乗る。「天涯の地と知れ、関わるな」
勝利ポーズ3:虚空に鎌を消し去りつつ仁王立ち。同時に背後のカラスがサキュバスへ変身して拍手する。「妙諦など無いのかもしれぬな…」

ジャスティス

GUILTY GEARシリーズから初代でラスボスを務めたジャスティスが参戦。
その初代では格ゲー史上でも屈指の強烈な強さを誇る凶悪なボスとして有名。その後のシリーズでも隠しキャラとして参戦を続けており、他のキャラとは一線を画す凶悪な性能を誇っていた。が、今回はプレイアブルキャラとしての参戦ということで、原作でも他のキャラと同程度に性能を抑えられたアーケード版GGXXAC+Rに準拠した性能となっている。
CV:緒川ゆみこ(桜庭わかな)

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
3回不可能不可能不可能不可能不可能

最強のギアの名に相応しい攻撃能力を持ち、巨体から繰り出される攻撃はどれも規格外の破壊力を誇るパワータイプ。
そのロボットめいた機械的且つ普通のキャラを大きく凌駕する体躯から繰り出される攻撃はどれも並外れた破壊力を持ち、リーチも抜群に優秀。これに加えて必殺ワザには強力な性能の飛び道具を持ち、最強の生体兵器の名に違わず間合いを問わない攻撃能力の高さを誇る。また、ジャンプ力や空中制動力こそ並程度だが、3段ジャンプが可能という特徴も持つ。
一方、そんな外見と裏腹に体重は並程度。3段ジャンプが可能な代わりに復帰に使える必殺ワザを持たない、巨体故に敵の攻撃を避けにくい、などの特徴を併せ持つため防御面には不安を抱えた性能となっている。通常ワザも攻撃力やリーチの代償に隙が大きい攻撃がほとんどなのに加え、歩きやダッシュといった地上での移動速度があまりに遅いため一度敵に近づかれると体勢を立て直すのに苦労する。
・B:ミカエルソード
片手を巨体な剣に変形させ、横薙ぎに振り抜く。タメ可能。
発生は若干遅いものの、かなりの長いリーチを持つうえにダメージとふっ飛ばし力も強烈。そのうえヒットさせた相手を真横にふっ飛ばすことが可能なため、威力以上の決定力を生むことも。後隙は少々大きめだが、目立つほどではないのでリターン重視で振り回しまくるのもアリ。
タメが可能で最大までタメ場合のみ技が"ミカエルブレード"に変化。技の内容自体に変化はないが、こちらは腕を振り抜いた瞬間に光のエフェクトが前方に向かって伸び、このエフェクトにも攻撃判定がある。リーチがそれこそ飛び道具並みに長くなるのに加え攻撃判定が一瞬で限界距離まで発生する。そのうえエフェクトはステージの地形を貫通する効果もあるため、間合いを問わずヒットさせることが可能。
・横B:S.B.T.
宙返りしつつ尻尾を振り上げ、稲妻を発生させる。空中では使用不可。
発生が非常に速く、出始めに長い無敵時間があるためジャスティスにとって接近戦での最後の砦といえるほど重要な技。ダメージとふっ飛ばし力もそこそこ優秀で、ヒットさせた相手を真上に打ち上げるため追撃がしやすい。また、尻尾と稲妻の両方に攻撃判定があるため攻撃範囲も広い。長い無敵時間と広い攻撃範囲を利用して乱戦でブッ放すのも有効だが、後隙は非常に大きい。あくまで奥の手と思っておこう。
・横B(スマッシュ):サペリアートランス
背中からジェットを噴射しつつ前方へ突撃する。
コマンド入力から移動に移るまでにワンテンポあるものの、移動速度があり得ないほど速い。加えて突進距離も長め。ダメージとふっ飛ばし力も優秀で、ヒットさせた相手を真横にふっ飛ばすことが可能。そして極めつけに後隙も少ない。
…と、優秀過ぎるほど優秀な性能を持つものの、この技は攻撃判定が背中から噴射しているジェット部分にしか存在しない。しかも持続が短いため普通にヒットさせること自体が極めて難しい。乱戦ならばラッキーヒットを狙ってブッ放してみるのも面白いが、その発生の遅さから潰されやすい。普段はその高性能を活かして移動技として使っていくのが良いだろう。空中で使用すれば横方向にかなりの距離を移動できるため復帰の際にも役立つ。
・上B:N.B.
小さな炎の塊を飛ばす飛び道具。
射出した炎の塊はゆっくりと飛んでいき、限界射程距離に到達するか他のキャラやステージに着弾すると爆発、大きめの攻撃判定を発生させる。また、ヨッシーのたまご投げと同様にボタンを押す長さとスティック入力で射出する方向を微調整が可能で、限界射程距離はたまご投げより遥かに長い。
発生が若干遅いという欠点はあるものの、単発の飛び道具としては破格のダメージを誇り後隙も少ないなど遠距離における攻撃手段としては優秀。また、その弾速の遅さから長い時間に渡って画面上に残りやすく、その場合の空間制圧力は尋常ではない。近距離戦が苦手なジャスティスはこの技を活用して敵を近づけないまま勝負を決めてしまえればベストと言えよう。ただし、炎の塊は画面内に同時に三発までしか出せないという制限があることを忘れないでおこう。
・下B:ヴァルキリーアーク
その場で腕を組みつつ尻尾を垂らしてポーズ。カウンター技。
垂らした尻尾に他のキャラの攻撃が当たるとその敵を掴んで投げ飛ばす。発生が速いうえに受け止め受付時間が長いのが特徴。反撃の投げ飛ばしの威力は常に一定で相手の攻撃によって変動することはない。ダメージこそ並程度だが、ふっ飛ばし力が優秀で、相手のダメージによってはフィニッシュ技になることも。ただし、その分失敗時はかなりの硬直が生まれる。また、飛び道具系の攻撃は受け止められないことを忘れずに。
因みに全くの余談だが技が成立した時点で相手を強制的に掴んだ状態へ移行するため、離れた位置からリーチの長い技で攻撃してきた相手に対してこの技を成立させると一瞬で相手を引き寄せて掴んで反撃するという奇妙な現象が起こる。
・最後の切りふだ:インペリアルレイ
頭部から紅いビームを照射する。
ビームは足元からそのまま真上に向かって180度を薙ぎ払うように放たれ、地形を貫通して必ず画面外まで伸びる。これらの性質から前方のほぼ全方位をカバーするほどの攻撃範囲を誇り、当てるだけならば非常に簡単な最後の切りふだといえる。
だが、この技の真価は根元の部分を近距離の相手にヒットさせた場合にあり、その際は技が終了するまでビームが相手にヒットし続けるため総ダメージが尋常でない量になる。むしろそうでもしないと最後の切りふだとしては頼りない威力しか期待できないため、なるべくなら当てるべき相手に接近してから使いたい技だ。このほか、いずれの場合もふっ飛ばし力には期待できない点には留意しておきたい。
・最後の切りふだ2:ガンマレイ
その場でうずくまるようにしてポーズを取り、自分を中心として周囲に衝撃波を発生させる。その後、両肩のパーツを開いてそこから極太のビームを前方に向かって照射する。自身のダメージが100%以上で使用可能になる最後の切りふだ。
最初の衝撃波は発生が速いものの、続くビーム照射に移るまでが遅い。とはいえ、ビームはかなりの攻撃範囲を誇るうえに弾速も非常に優秀で一瞬で画面を飲み込んでいく。さらに初段の衝撃波はヒットさせた相手をふらふら状態にさせる効果があるため、これを当てられれば続くビームも確実にヒットさせられる。ダメージとふっ飛ばし力も迫力のある見た目通りに強烈で、決まれば勝ったも同然の強力な技。
・最後の切りふだ3:オメガシフト
自身のダメージが250%以上で使用可能。発動するとポーズを取って青いオーラを身にまとう。
一定時間自分自身の性能を強化させるタイプの最後の切りふだで、発動中は全て技のダメージとふっ飛ばし力、移動スピード、各種動作速度、それら全てが段違いに強化され、さらにどれだけ相手の攻撃を受けても怯まないアーマー効果も発生する。その性能強化はかなり強力でそのうえ効果時間もそれなりに長い。総合的に見ると非常に有益な技だが、使用条件については若干厳しいものがある。また、効果時間が終了するとその瞬間に自キャラがふらふら状態になってしまうという致命的な弱点があるのを覚えておこう。
・登場演出
自身の周囲に展開する魔方陣を吹き飛ばして構える。「戒めなど無意味」or「これで封じたつもりか…?」or「そろそろ出るとしよう…」
・キャラ選択時のボイス
「人類完殺、それこそが絶対無二の使命」
・アピール
上アピール:前方に向かって軽く手招き。「無駄だ!」or「下種め!」
横アピール:画面手前を向いて片手を掲げる。
下アピール:腕を組んで前方を見据える。「悪くない…」or「興味深い…」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:画面手前へ背を向けつつテレポートで消え去る。
勝利ポーズ2:両手を掲げて体を震わせながら腕を組んでポーズ。
勝利ポーズ3:天を仰いで絶叫、それに合わせて画面が振動する。「SHYAAAAAAAAAAAAOOOOO!!!」

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