コネクション

Last-modified: 2010-01-08 (金) 00:15:26

コネクション

 原作の登場人物や、その他GMが認めたキャラクターに対して、3人を選んでコネクションを設定できる。PCをこれらのコネクションの範囲とするかはGM が判断する。また、GMの判断で追加でコネクションを設定させてもよい。

 原則的に、コネクションを結んだキャラクターとは顔見知りで、互いに顔と名前が一致し、「会おうと思えば会いに行ける」相手となる。もちろん、設定次第では全く別の形でコネクションを結んでもよい。関係をどのように設定するかは自由だが、「物事を頼んだり頼まれたりできる間柄」程度にしておくことが望ましい。肉親などあまり強い関係は不可で、GMの許可を必要とする。また、PCの立場によっては結ぶことを却下してよいコネクションもある。

 コネクションはPCにとって事件に関わる発端となったり、シナリオ中での有用な情報源となる。GMはこの点を考慮して、コネクションの内容を決める際にプレイヤーと相談すること。一方で、PCと公式のキャラクターとの関わりを決めるため、「幻想郷の中でどの立ち位置にいるキャラクターか」を明確に決めるものとなり、プレイヤーがPCを演じる上でも重要な要素となる。よほど極端な設定でなく、「シナリオ上扱いやすいコネクションが1つもない」状況でないり、GMはプレイヤーの希望を優先することが望ましい。

 PCがコネクションの相手の人物に対してあまりに敵対的な態度を取ったりした場合、GMはコネクションの凍結を宣言してもよい。この場合、後にもう一度関係を修復する機会を提示する方が望ましい。

 コネクションを結べる各人物とその紹介は15章「コネクション相手のリスト」を参照。

PC間コネクション

 千幻抄ではPCの種族が様々なものとなることが多く、セッションを円滑に進めるために、GMの判断でPC間のコネクションをあらかじめ設定しておくことを推奨する。キャラクター作成を行い、各自がキャラクターを紹介して大体の雰囲気を掴んだところで、例えばリング状に閉じるようにコネクションを設定する(PC1→PC2→PC3→PC4→PC1など)とよい。GMはシナリオでの必要に応じてPC間コネクションの結び方を決定すること。