魔法のアイテムのルール

Last-modified: 2010-03-09 (火) 00:05:39

魔法のアイテムに関するルール

 「魔法のアイテム」を取得することで、(魔法の産物に限らず)幻想郷では稀少で役に立つものを所持しているとみなすことができる。多くの場合、アイテムは所持しているだけでは効果が無く、適切な方法で使用することで恩恵を得ることができる。所持していなければできない行動が可能になる場合や、他の道具でも可能な行動をさらに良くすることができる場合などが考えられる。
 また、武器を使用した攻撃を強化することができる特別な武器や、通常では得られない防御効果を得られる防具なども存在する。

魔法のアイテムの取得

 魔法のアイテムは「魔法のアイテムリスト」を参照し、決められたコストを支払うことで習得する。それぞれの特技の効果は、リストで定められている通りとする。

複数の魔法のアイテムをまとめる

 規定通りのコストを支払って獲得すれば、一つのアイテムに複数の効果を持たせてもよい。例えば「[魔法の武器]であり、かつ妖力[水棲]を得られる杖」といったアイテムは、それぞれのアイテムを取得するためのコストを支払えば取得することができる。

魔法のアイテムの喪失

 使用すると無くなってしまうアイテムは、各セッション終了時に補充される。これらは「各セッション毎に補充する」といった記述がある。
 他のアイテムに関しては、無くしたりした場合は、そのセッション中は使えなくなる。キャンペーンなどでは成長に使用したコストの問題もあるため、GMの判断で、次のセッション開始時にはコスト無しに再取得していたり、あるいは修理が完了していたり、といった裁定を行ってよい。
 あるいは、その後のシナリオ中で取り戻す機会を示したり、似たような能力を持つアイテムを取得する機会を与えたうえで、本来より少ないコストでの入手を認める、といった対応を取ることも考えられる。

アイテムの破壊

 セッション終了時に補充できるアイテム以外のアイテムは、能力などによって破壊されにくい。持ち主の「{意志}+〈抵抗〉+10」を判定値として抵抗する。持ち主のDPを消費することなく判定でき、3Dを使用できる。
 刀一本で大きな岩を押さえたり、魔法の書物を溶岩の中に投げ込んでしまった場合など、極端に無理な扱いをした場合には、GMが判断すること。

セッション中のアイテムの取得

 セッション中に取得したアイテムの場合、そのセッション中は問題なく使用できる。セッション終了後も個人の所有物とする場合、原則的には、取得に必要なコストを支払うこと。GMは状況に応じてコストに適宜修正を加え、少なく(場合によっては0に)してもよい。