No35 鳥海/元ネタ解説

Last-modified: 2018-12-09 (日) 19:11:24
所属大日本帝國海軍
艦種・艦型高雄型一等巡洋艦(重巡)
正式名称鳥海(ちょうかい/てうかい)
名前の由来鳥海山 日本国山形県飽海郡遊佐町・酒田市 秋田県由利本荘市・にかほ市
起工日1928.3.26
進水日1931.4.5
就役日(竣工日)(1932.6.30)
除籍日(除籍理由)1944.12.20(レイテ沖海戦/Battle of Leyte Gulf 1944.10.25沈没)
全長(身長)203.76m
基準排水量(体重)11350英t(11532.13t)
出力ロ号艦本式重油専焼缶12基艦本式蒸気タービン4基4軸 130000shp(131803.1PS)
最高速度35.5kt(65.74km/h)
航続距離14.0kt(25.93km/h)/8000海里(14816km)
乗員760名
装備(1944)50口径三年式20.3cm連装砲5基10門
45口径十年式12cm単装高角砲4門
九五式25mm機銃x30(4x2+22x1)
九三式13.2mm機銃x2(2x1)
61cm連装魚雷発射管4基8門
艦載機x3
装甲舷側:127mm 甲板:34~46mm 砲塔:25mm バーベット:38mm
建造所三菱造船長崎造船所 (現 三菱造船社長崎造船所) (日本国長崎県長崎市)

帝國海軍が建造した高雄型重巡洋艦3番艦。ゲーム内では4番艦になっているが日本海軍では3番艦とされている。
姉妹では唯一大規模な改装を受けていない。(内装が他の三隻より豪華なためか、旗艦任務が多く、改装する暇がなかったと言われている)
大東亜戦争開戦劈頭において鳥海は、プリンス・オブ・ウェールズ率いるイギリス東洋艦隊と遭遇している。
このままでは劣勢を強いられると思われた矢先、味方の航空隊が駆けつけて敵艦隊を殲滅してくれたため難を逃れた。
鳥海最大の戦果として、やはり外せないのが第一次ソロモン海戦。第八艦隊の旗艦として艦隊を率い、ルンガ沖に停泊する連合軍艦隊を夜襲。
日本艦隊を味方と誤認するクインシーを撃沈し、艦隊を大勝利へと導いた。

 

そんな鳥海であったが、戦争終盤のレイテ沖海戦で戦死する。栗田艦隊の一員としてサマール沖海戦において被弾しこれが自身の魚雷に誘爆、離脱するものちに米軍艦載機部隊の空襲を受け大破。
夕雲型駆逐艦11番艦藤波が救助にあたり、乗員収容後鳥海は雷撃処分された。
その後藤波は空襲により撃沈し、鳥海、藤波両艦に生存者は居ないとされる。