No52 ガラティア/元ネタ解説

Last-modified: 2019-01-02 (水) 02:59:45
所属Royal Navy
艦種・艦型アリシューザ級軽巡洋艦
正式名称HMS Galatea (71)
名前の由来Γαλάτεια(Galatea) ギリシア神話に登場する海の女神の一人
起工日1933.6.2
進水日1934.8.9
就役日(竣工日)1935.8.14
除籍日(除籍理由)不明(1941.12.14沈没)
全長(身長)154.2m
基準排水量(体重)5220英t(5304t)
出力Admiralty式重油専焼缶4基Parsons式蒸気タービン4基4軸 64000shp(64887.7PS)
最高速度32.25kt(59.72km/h)
航続距離10.0kt(18.52km/h)/12000海里(22224km)
乗員500名
装備(1941)6inch50口径Mk.XXIII連装砲3基6門
4inch45口径Mk.XVI連装両用砲4基8門
エリコン20mm機関砲x8
ヴィッカース0.5inch機関銃x8(4x2)
21inch三連装魚雷発射管2基6門
装甲舷側:2.25inch 甲板:1.25inch 砲塔:1inch バーベット:1inch 隔壁:1inch 弾薬庫:1~3inch
建造所Scotts Shipbuilding and Engineering Company,Greenock, Inverclyde
(スコッツ・シップリング・アンド・エンジニアリング社 スコットランド国レンフルーシャー郡インヴァークライド州グリーノック町)
  • アリシューザ級軽巡洋艦2番艦。34年8月9日進水、35年8月14日に就役
  • 就役後、地中海艦隊に編入され、旗艦として試運転を行う。
  • 1940年の2月から3月にかけて、スペインのビーゴから出港した枢軸国の商船を捜索する任務に従事。
    その後、ドイツのヴェーザー演習作戦に対抗するため、ノルウェーに派遣される。
    この時、ノルウェー国庫に蓄えられていた金塊をイギリスへ退避させる任務を受け持った。
  • 1940年中頃にかけては、旗艦をガラティアとし、アリシューザ、ポーランドの駆逐艦3隻と共に第二巡洋艦隊を編成、北海の警備任務や、ノルウェーにおけるドイツ軍の迎撃任務に従事した。
    また、降伏寸前のフランスに取り残された要人を救出する任務も行っている。
    9月には、ドイツ軍による英国上陸作戦を警戒するため、ドーバー海峡に派遣される。
    結局ドイツ軍による上陸作戦は行われなかったが、ガラティアは敷設された機雷に触雷し損傷、1941年の1月まで3ヶ月ほど修理を行う。
  • 1941年は5月まで本国艦隊に編入され、ビスマルク追撃戦に参加。同年7月からは地中海艦隊を経由して『K部隊』に参加、マルタ島近海や北アフリカにて、枢軸国の輸送船団を妨害する任務に就く。
  • 1941年12月14日、アレクサンドリアへ帰投する途上、ドイツ潜水艦U-557の雷撃を受け沈没。乗組員の死者469名を出したが、約100名は救助された。