第7回選評要約

Last-modified: 2008-09-06 (土) 03:54:31

第7回選評要約

 

株式会社イオの小松左京賞選評の過去記事より要約。
過去記事は現在リンク切れ状態。

 

最終選考作は以下の三作。

 

総説

  • いずれも若々しいアイデアに富む。
  • 物語としてのまとまりに欠けた。
  • 賞該当者なし。
  • SF的発想は重要だが、人間観察力、愛、ユーモア、詩的なもの、色気etcのエンターテイメント性も必要。
 

巴耳可里 「キャスティング トラップ」 落選

  • 構成力があり、アイデアも良い。
  • 会話文に難あり。
 

円城塔 「セルフリファレンス・エンジン」 落選

  • 発想は斬新で面白い。
  • 構成がわかりづらくテーマが見えない。感情移入できない。
  • サービス精神を。
 

伊藤計劃 「虐殺器官」 落選

  • 文章力や「虐殺の言語」のアイデアは良い。
  • 説得力、テーマ性を欠く。