2017/2018日本代表選考基準

Last-modified: 2017-09-18 (月) 15:50:45

選考対象となる大会

今回から、選考対象となる大会は3大会に増えたようです!
選考基準をパッと読んでみたが、ややこしくてややこしくてw頑張ってまとめてみます。

大会1:全日本距離別選手権2017

  • 2017/9/1~9/3
  • 男女各32名参加(前年度の全日本選手権とジャパントロフィーの成績により選出)
  • 500m①、500m②、1000m、1500m①、1500m②の計5戦が行われる。
  • オリンピックと同様に、500m・1000mは4ラウンド制、1500mは3ラウンド制。
    ただし、500m②や1500m②は、2ラウンド目終了までしかラウンドを行わない

大会2:ワールドカップ派遣選手選考競技会2017

  • 2017/9/8~9/10
  • 男女各20名参加(全日本距離別選手権の成績により選出)
  • 500m①、500m②、1000m①、1000m②、1500m①、1500m②の計6戦が行われる。
  • オリンピックとは異なり、500m・1000mは3ラウンド制、1500mは2ラウンド制。
    さらに、オール決勝進出システムを採用している。つまり全選手が全ラウンド滑る。

大会3:全日本選手権2017

  • 2017/12/16~12/17
  • 男女各32名参加
  • 500m、1000m、1500mの計3戦が行われる。形式はまだ不明。

ワールドカップ第1戦~第4戦の代表選考について

オリンピックの前哨戦ともいえる、ヨーロッパで2回、アジアで2回開催されるワールドカップ!
オリンピックの出場枠を決めるという意味でも重要すぎる大会です。

  • 選考人数:男女各6名
  • 選考対象:大会1と大会2

まず前提として、大会1において500mと1500mは①②の2戦ずつ行っていますが、
これは選考上は、2戦合わせて1戦分の価値と考えるようです。すなわち、
①:②を7:3の比率で重視し、合わせて1戦分の結果と同じように扱います。(詳細は省く。)

 

その前提をふまえると、大会1・大会2を合わせて、500m,1000m,1500mともに3戦ずつ行っていることになります。
この1戦1戦の結果に対してポイントが与えられ、各距離ごとに、3戦のポイントを合算することによって
各距離別のランキングが作成されます。(ポイント表はこちら
さらに、全9戦のポイントを合算することによって、総合ランキングが作成されます。

 

このランキングを元に選考されていきます。まず、各距離別ランキングの1位の選手が選考されます。
次に、総合ランキングの上位から順に、選考者が合計4名になるまで選考されます。
(各距離のチャンピオンがみな違う人だったなら、ここでは新たに1人しか選ばれません。
逆に各距離のチャンピオンがみな同じ人だったなら、ここで新たに3人が選ばれるわけです。)

 

最後に、総合ランキング10位以内の中から、W杯での活躍の可能性を総合的に評価・検討し、
2人が強化部推薦枠として選考されます。さらに同様の基準で、12位以内の中から3名が補欠として選考されます。
W杯第3戦・第4戦においては、事前合宿の時点で正選手と補欠選手の入れ替えが行われる可能性があります。

 

平昌オリンピックの代表選考について

  • 選考人数:リレー出場権獲得の場合は男女各5名、そうでない場合は最大3名(個人戦出場枠による)
  • 選考対象:大会1と大会2と大会3

ワールドカップの代表選考の時のランキングに、全日本選手権の結果を加えます。
つまり、計4戦の結果をもとに各距離別のランキングが、計12戦の結果をもとに総合ランキングが作成されます。

 

そして、このランキングを元に選考されます。出場枠が定まっていないために詳細は省きますが、
まず距離別ランキング1位者は最優先で選考されます。さらに枠がある場合は、距離別ランキング2位者や
総合ランキング上位者が重視されるほか、強化部推薦によって選考される場合もあります。