脱力のやり方

Last-modified: 2018-12-08 (土) 22:02:55

基本的な考え方

一に脱力、二に脱力、三,四も脱力、五も脱力。 
脱力し切った眼球で外の景色の見えそうで見えない微妙な部分をじっと眺めていれば、そのうち目が勝手にモゾモゾと動き始めます。
ただし、脱力も半端な脱力はダメ。
もう眼球が地面に落っこちるんじゃないかってくらいの究極的な脱力が必要です。

完全な脱力を保ちつつ視点を物体に固定し、意識を集中するのはかなり難しいです。
ある意味座禅を組んで無我の境地に達するくらいの集中力が必要かも知れません。
でも、条件が整えば「目がムズムズと動く」ような、妙な感覚が起き、そして、ある瞬間焦点が合います。

一時的、ほんの一時的にだけど、「正常な視力が戻ります」。
で、この状態を自由に起こせるようになる事が最初の一歩であり、
その状態を少しでも長く保てるようになる事が訓練の全てです。

所用時間

個人的には一応30分~1時間を目安にやってますが時間どうこうって考え方は止めた方がいいと思います。
目を開けているのが嫌になるくらいやれれば、それがベスト。

集中力さえあれば「正常な視力が一時的に戻った状態」は10分もあれば起こせます。あとはこの状態の維持にどれだけ時間を費やすか。

視力0.1なんて人は数秒でギブアップするだろうし(私も最初はそうでした)、
視力が良くなるほど長い時間可能になるし、また必要になる。 そんな感じです。

やり方

.目の力を完全に抜いて、目の作動を100%脳に預け、その邪魔をしない事
 眼球全体の周囲に存在する「眼筋」を意識し、 その筋肉の緊張をほぐす事を意識します。
 (目を思いっきり瞑ってパッと力を抜いてもいいし、
 こめかみを指や掌でマッサージしてもいい。眼窩マッサージも有効です。
 やり方は人それぞれでいいと思います。
 重要なのは目の脱力と目標物への意識の集中の両立。
 そして「一時的に正常な視力が戻った状態」を一回でも体験する事です。)
 あと、「目の焦点を合わせる」という意識は捨て去って下さい。
 「脱力すれば、目は自由になる。
 自由な目は、焦点を合わせるために最大限の努力をする」 と考えて下さい。

.視界の中の見える領域と見えない領域の中間の、
 ボヤけかかった領域に常に意識を向け
 見えそうで見えないというストレスを脳に連続的に与える事

.目が小刻みに震えるような感覚を憶えたら、
 意識を集中して視界のその部分を「観察」する。
 この時の集中力が視力回復の一番のポイントで、
 まるで超能力でも使うかのような集中力を使い
 呼吸をゆっくりし、雑念を消し、意識の力で対象を見ようとする事。
 同時に、眼球には絶対に力を入れない事。

.条件が整うと、ある瞬間目に異様な圧迫感が生じ、
 いきなり0.5くらい視力が上がったかのような視界が開ける。
 例えるなら「火事場の馬鹿力」の視力版みたいな感じ。
 ただ、弱った視力ではこの視界は数秒しか維持出来ないし、
 その後は目が異様に疲れる。

.この(4)の状態を一回でも体験出来れば、あとはこれの再現を毎日復習するだけ。

 ある程度毎日目が疲れ切るまでやらないと効果は薄いが、やり過ぎは勿論禁物。
 これは普通の筋力トレーニングと似てる。
 目が鍛えられていけば、次第に通常時の視力も上がっていく。

 4番目は目に圧迫感というよりかは目のピントが合って力がみなぎるって感じですかね?
 普段とは違う力が加わっている感じで怖いです。
 ほんとに目の内側の筋力を使って焦点を合わせていると言う感じ。

 2の視界の中の見える領域と見えない領域の中間の、ボヤけかかった領域とは?
 距離です。ただし読めてしまってはダメだし、文字の形も分からなるくらい離れてしまってもダメ。
 「何となく字の格好は分かるから、もう少し頑張れば何とか読めそうな距離」です。

心構え

 これに限らず、視力トレーニングは
 「数年間寝たきりだった人が少しずつ歩けるようにリハビリをするような心構え」で
 やって欲しいと思います。あせらず、ゆっくりと、しかし怠けず、毎日少しずつ。
 まぁ、時間とやる気のある人は頑張ってみて下さい

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  • いいねぇ -- ゆーさん? 2013-07-15 (月) 23:19:30
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  • 3は私はコメカミの筋肉に来る。 -- 2018-12-08 (土) 22:02:55