状態異常
The Pitは状態異常との戦いと言っても過言ではない。
DLC Mind Games 以降では超能力による状態異常も増えているので、さらに注意を払うべきだろう。
- 自分の状態異常は画面左下に「Paralyzed」などの形で表示される。
- Disease、Radiation、Poison に共通する事としてLvl.1~10までの段階がある事(バニラではLvl.5まで)、Might などステータスの減少が挙げられるが、あまりにも放置しすぎて MightかPowerが(いずれかのステータスが?)1に達すると死んでしまう。
Berserk
敵、物体問わず自分の射程範囲内にある物全てを強制的に攻撃しようとする。
Stimulants、Hum Gum で治癒できる。
- 射程範囲内にある物なら何でも攻撃するという特性から、射程範囲が長い物=遠隔武器などを持った状態でこれにかかると無意味な発砲による弾の消費はもちろんの事、身の周りにある箱や装置までもが犠牲となる。
- 逆に射程が1マス程度しかない近接武器を手にしていた場合、被害は最悪でも自分の隣接マスだけで済むため、もし Berserk 持ちの敵に遭遇したら近接武器で挑むのも手。
- また、この時周囲に殴る物が無くなって攻撃が止んでも、絶対に遠隔武器に切り換えてはいけない。切り換えた途端に発砲を始め、同じ結果になる。弾切れになってもリロードしてまで撃ち続けるので安心はできない。
- こちらが敵にかけた場合。敵には弾切れがないのでそちらの効果は期待できない。更に敵も箱やら装置を破壊し始めるため、やる前に起こるであろう結果をある程度は見極めなければならない。
Blind
全方位が視界外になったかの如く真っ暗になり何も見えなくなる。
War Bot のグレネード、ドアトラップなどでかかる。
Stimulants、Cure で治癒できる。Finesse により耐性が付く。
- 鳴き声などの音情報はそのまま。自分のキャラやダメージポップアップなどは表示され、マップを見ればどの辺りに居るかまでは一応分かる。
- マス目も敵の位置も分からなくなるが、攻撃は指定した地点に対して正確に行える。リアルPsionならそのまま戦えるかもしれない。そうでなくてもある程度位置を記憶しておけば敵が移動しない限りはダメージを与えられなくもない。
- また、受けているのが近接攻撃ならば隣接マスを攻撃する事で少しは対応も可能。
- Blind中はLife SenseやMechasenseで敵の位置を知るのも有効。
Chemical
Chem Pod の開封に失敗するとかかる。これを食らうと所持品の耐久値を減らされてしまう。
- Manipulation で離れた所から行えば失敗しても食らうことは無い。
Choking
Strangler 系の敵(Strangler、Utukku、Swamp Creature)が使ってくる。
毎ターンダメージを受けるようになり、毎ターン Might 値によって解除されるか否かを判定する。
- 自然治癒以外に解除法はない。
Cold
Mind Games以降
ターン毎の移動量が1減らされ、攻撃される度に100%の確率で Armor の耐久値が減る。
Cryoid、Yeti、Wendigo、Ice Eater などが使ってくる。
- Armorの耐久値的に大変危険なので殴られる前に沈めるか、どうしても殴られそうなら状況次第で脱ぐのも手。
Confusion
移動、攻撃をしようとすると見当違いな方に行ったり攻撃したりする。
Stimulants、Hum Gum で治癒できる。Brains で耐性が付く。
- Xキーでターンを待機したり、リロードやアイテムの使用などは問題なく行える。
- 敵の場合でも同じ症状が出る。
Dark
Mind Games以降
高レベルの Radiation による症状。視界が1マスにまで狭まる。
- Radiation のレベルが下がれば自然に治癒する。
Dehydrated
Seekerのみ
Hydration ゲージが0になると発症し、毎ターン Health が1減り続ける。
Hydration ゲージが1以上に戻れば治る。
- Hydration を補給する何らかの Armor を付けていて満タンな場合、Hydration ゲージは表示されない。
Dimmed
視界が2マスにまで狭まる。
Abductor 系(Retriever、Specimen Taker、Collector)、Skunk Ape が放ってくる毒霧、Ghost Maker の噛みつきなどでかかる。
Disease
ステータスの減少を引き起こす。
Antibiotics やTerran Med-Kit、Med Bay、Cure や Immunojolt などで治癒できる。
- Might 値によって毎ターン Lvl の上下、あるいは維持の判定が行われる。
- Lvl.6 からはステータスの減少がさらに加速する。(Mind Games以降)
- Lvl.9 になると(バニラではLvl.4)Unconscious 状態になり、Lvl.10(バニラではLvl.5)になると死んでしまう。
- 低下したステータスはDiseaseが完治すると同時に元の数値に回復する。
Dizzy
移動した際に方向が狂う。Confusion に似ている。
Disease 状態や Poison 状態の時、装置を弄って感電した時などに症状として出る。
Fear
Mind Games以降
移動量が1増えるが移動とアイテムの使用しかできなくなり、移動の方向が制限される。
様々な超能力使いの敵が使用してくる。
Stimulants、Hum Gum で治癒できる。Psi Power や Psi Shield で耐性が付く。
- 敵に向かって移動を入力しても勝手に逃げる方向へ移動してしまう。
- Fear中は超能力も使えないので、 Cure を習得していても治療できない。しかし Psi Shield を使えばほぼ確実に無効化できる。
- Hum Gum はクラフトしやすいので常備しておくと便利だが、使ってくる敵が多いため不足することもままある。Resistance を上げて Psi Shield で防ぐことも検討しよう。
- 例外として地形的に移動が不可能、あるいは Grabbed 状態で動けない状態では攻撃できるようになる。Xキーでのターン待機も有効。
- 敵にかけた場合は、移動量の多い敵だとあっという間に逃げてしまう。熊などの鈍足な敵ならば近接武器などでも追い討ちができる。
Fire
数ターンの間、継続ダメージを受けるようになる。
Chokingと似ているが、Fire状態になる攻撃を連続で受けたとき、継続ダメージが重複する。
Fire Foam で治癒できる。Might で耐性が付く。
Grabbed
敵に掴まれて移動できなくなる。主に引っかいたり噛みついてくる大型の敵から食らう。
Might で耐性が付く。
- 移動しようとすると、移動ができずにターンが終了してまた攻撃を食らうだけなので移動してはいけない。
- 移動だけでなく向きまで変えられなくなる。
Hungry
Food ゲージが50を下回ると表示される。
単なる警告メッセージで、これが表示される事によって何か影響があるわけではない。
ただしResting中にHungryになると中断されてしまう。
Madness
Mind Games以降
20ターンの間、敵などの幻覚が見えるようになる。
ドアのトラップ Madness Field でこれにかかる。Cure で治癒できる。
- 敵は本物とまったく見分けがつかないが攻撃すると消滅し、攻撃されてもダメージは受けない。幻覚であるはずだがドアの上に居ると通常の敵の時と同様に閉められなくなる。
- ドアにカーソルを合わせると表示されるトラップの効果が変化してしまう。踏んだ Madness Field すら変わってしまうが、実際に効果が変わっているわけではないので既にプラス効果と分かっていれば踏んでも問題ない。
- 床のトラップが完全に見えなくなる。
Near Death
Food が-125を下回るとかかり、Might と Finesse が20減少する。
Food が-175まで達すると死に至る。
Pain
超能力が使用不能になり、全てのスキルが-30減少する。
Stimulants で治癒できる。
- 超能力やアイテムによる一時的なステータス効果も打ち消されてしまう。
- Liir 系や Mothman、Zuul Lord などが使用する。
Paralyzed
行動不能になる。様々な超能力使いの敵が使用してくる。
Psi Power で耐性が付く。
- Fear に近いがこちらは完全に行動不能となるため治療法がない。Psi Shield で防ぐのが唯一の対抗策になる。
Poisoned
毎ターンのダメージとステータスの減少を引き起こす。
Anti-Venom、Chemical Neutralizer、Cure、Counter Poison などで治癒できる。
- Might 値によって毎ターン Lvl の上下、あるいは維持の判定が行われる。
- 低下したステータスはPoisonが完治すると同時に元の数値に回復する。
Radiated
ステータスの減少や Dark などの症状を引き起こす。
Might によって自然に下降していき、Damper Patch や Wuuna Sea Cucumber で治癒できる。
- Radiation という数値がステータス画面でカウントされており、この数値に応じてレベルが上昇していく。最大で1000まで行くが、その前にLvl.10まで達してしまう。
- Radiationが溜まる環境にいなければ自然に治っていくので低レベルなら放っておいても問題ない。
- Lvl.10が最大だが大抵はその前に Might が1まで下がり死亡するだろう。
Resting
Ctrl+X で行える休憩状態の事。ESCキーで中断できる。
単純にターンを経過させるよりも Health や Psi Points の回復効率が良い。
- 最大100ターンまで継続するが、敵が視界に入ったり攻撃を受けると中断される。
- その100ターン中、最初の数ターン目では+2程度しか回復しないが、100ターン目に近づくと+15程度回復するなどかなり効果が上がっていく。そのため少ないターンで小刻みにRestingすると、回復量は少ないくせにFoodは同じだけ減るので効率が悪い。
最大まで Resting していると Food を50消費する。
現在はキャラによって違う。通常のターン経過と減る量は変わらない。詳細は食料ページへ。- Bed では高速で Resting が可能だが、時間がかかるだけで効果は同じ。
Slow
移動量が50%に減少する。1.5になった場合は次のターンに0.5が繰り越され、2回移動できる。
ドアトラップの他 Stunned と一緒にかかる事も多い。Stimulants で治癒できる。
Spores
最大10ターンの間、ダメージを受け続ける。
ダメージは最大で12ポイント。ターン経過と共にランダムな数値で減少していき、0になると効果が終わる。
中~高いarmor値を持つ鎧ならば胞子から守ってくれるだろう。
M'kkose系のモンスターの攻撃でこの効果を受ける場合がある。
Stunned
スキルが50%に減少する。
Stimulants、Hum Gum で治癒できる。Might で耐性が付く。
Starving
Food が-50を下回るとかかり、Finesse が20減少、Slow 状態になる。
- ステータスの減少だけでなく、回復しない限り常時Slow状態なのでまともに行動ができない。食料をケチるにしてもせめて Weak 辺りで留めておきたい。
Tunnel Vision
100ターンの間、狭い円錐状に視界が制限される。Augmentation Bay の使用に失敗するとかかる。
- 視界が酷く狭いので若干斜め前に居る敵すら見えなくなる。しかしキャラの向きをその場で変えれば一瞬だけ斜め前の視界が得られ、敵の位置や存在を確認できる。治るまで待機するのもいいが、移動する度に灯台の如くグルグル回っていれば100ターン分の Food ゲージを無駄にしなくて済む。
Unconscious
数ターンの間、気絶状態になり受けるダメージも増える。
KO Grenade、Crazed Surgeon の遠隔攻撃などでかかる。Might で耐性が付く。
- 数ターンではあるが行動不能な上に受けるダメージも増えるため大変に危険。食らわない様に立ち回らないと食らっても治しようが無い。
- 一応 KO Grenade は他のガス兵器と同じく気密性の Armor を着ることで無効化できるが、かなり希少。Crazed Surgeon の麻酔銃はどうやっても防げない。
Weak
Food が0を下回るとかかり、Might が10減少する。
Wounded
Health が15%以下になるとかかり、プレイヤーキャラと敵では効果が異なる。
プレイヤーの場合、受けるダメージが若干増える。
敵の場合、攻撃の命中率とダメージが下がり、移動量が減る。
- 自分がかかった場合、そもそも Health が低い状態にあるという事を除けばあまり気にしなくていいレベル。
- 敵がかかった場合は移動量が減るというのが大きい。鈍足になれば追い討ちしやすくなる。もう少しで倒せるという指標にもなる。
- Organic の敵はプレイヤーと同じ出血しているようなエフェクトが付く。
- Mecha、Cyborg の敵は火花が散っているようなエフェクトが付く。