ワークショップ/投稿

Last-modified: 2016-10-03 (月) 22:04:38

このページではワークショップへの投稿について解説します。

投稿前の下準備

保存したままのファイルでも投稿はできますが、自分用のバックアップではなく見てもらう目的で作品を投稿するなら、検索結果や一覧で見える「タイトル」「サムネイル画像」でそれがどんな物か分かることは重要です。「Large Ship xxxx」なんてタイトルの真っ黒なサムネイルのリンクを開いてダウンロードしてみる気になる人は少ないでしょうから。

タイトル

ワークショップアイテムのタイトルは、ゲーム内の一覧で表示されるものと同じ名前が使用されます。

  • ブループリントやスクリプト、ワールドはゲーム内でリネームできます。
  • MODの場合はフォルダ名なので、ゲーム外で直接編集しましょう。
  • タイトルは投稿した後でもワークショップ上で編集することが出来ます。

タイトルは説明文と共に検索の対象になるので、例えば説明文を書かずにブループリントを投稿するなら「Miner Mk-II」「Battleship Musashi」とでもいった風に用途や種類を含むタイトルにしておくと良いでしょう。

  • 日本語文字にゲーム本体が対応していないため、デフォルトの環境では日本語文字が表示不可を表す記号*1に変化し、判読できません。タイトルは半角英数字および半角英数入力で使える程度の記号だけにすることをお勧めします。
    • どうしても日本語名にしたい場合は番号を入れるなどして英数字の文字列を含めば、その部分を検索したり見分けられるので少しはましになります。
  • ワークショップからダウンロードする作品はローカルファイルと異なりアイテムのID*2で管理されるのでタイトルが被っても動作には問題ありません。ただし、同じ名前の作品を複数サブスクライブしている場合に、サムネイルで区別するか、サムネイルが無ければ何番目にあるか覚えて実際に開いてみるしか区別の方法が無いという問題はあります。
  • 特に長いタイトルは検索結果やユーザーの作品一覧*3では途中で切れてしまいます。サムネイルにポインタを合わせるとポップアップするので、長くなる場合はタイトルの前半かサムネイル画像で興味を持たれるように考慮すると良いでしょう。

サムネイル画像

ワークショップアイテムにはサムネイル画像を付けることができます。サムネイル画像は検索結果や一覧で表示されるほか、追加で画像を投稿しない場合には作品個別ページのメイン画像にも使われます。

良い感じのサムネイル1枚さえあれば綺麗に編集した画像などなくても見栄えは整いますし、投稿後にサムネイルを変更したい場合には、アイテム自体を再度アップロードすることで上書きする必要があるので、比較的重要です。


Blueprint
ブループリントの場合、「CTRL+B」で保存した時点で自動的にスクリーンショットが添えつけられるほか、ゲーム内のブループリント一覧画面から「Take Screenshot」ボタンで撮りなおすことが出来ます。クリップボードからブループリントを作成した場合は添付されないので必ずこの機能で撮っておきましょう。

無難に行くなら作品が見えるようにちゃんと光を当てた状態で大きく写しておけばいいでしょう。


IngameScript
スクリプトのサムネイル画像は720×450pxのプリセットpng画像が自動的に添付されるので、何もしなくても最低限のクオリティは確保できます。

変更したい場合はゲーム外で手動で差し替える必要があります(ファイルの場所は後述)。検索結果に同じ画像が並びやすいので差し替えると目立てますが、スクリプトであることが一目で分かる利点も持っているので、ワークショップでは元画像と同じ形状を残すような工夫が見られます。


MOD
MODのサムネイル画像は自分でフォルダに置く必要があります。

※ワールドのサムネイルの付き方、ワールドのサムネイルを差し替えてもセーブ時?に上書きされるのかなど要編集

サムネイル画像を直接差し替えたい場合の場所やサイズ

各種アイテムのサムネイル画像ファイルは、SpaceEngineersフォルダの下層にある、アイテムのフォルダ内に入っています。以下にSpaceEngineersフォルダと、そこから各アイテムのサムネイル画像ファイルの場所を例示します(Windows 7)。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\SpaceEngineers
 Blueprints\local\「Blueprintの名称」\thumb.png
 IngameScripts\local\「Scriptの名称」\thumb.png
 Saves\local\「Steamユーザー番号」\「Worldの名称」\thumb.jpg
 Mods\「MODの名称」\thumb.png

上記のthumbファイルを直接置き換えることで、編集を加えるなどした任意の画像を使うことが出来ます。(Blueprintファイルは確認済み。)


サムネイル画像が一覧で表示される際は、検索結果やユーザーの作品一覧だと横幅200px、コレクション内では横幅100pxの正方形の表示スペースにはめ込まれます。特に文字を入れる場合などは縮小しても大丈夫か確認しておきましょう。

  • 正方形の画像を使うと一覧表示時に上下の黒帯を無くして表示スペースをフルに利用できます。
  • 人気アイテムや新着アイテムとしてトップページに表示される際の表示スペースは横幅435pxや横幅190pxなどです。これらの画面では正方形でない画像は表示スペースにあわせて引き延ばされて縦横比が変化してしまいます
    • 正方形の画像でも長方形に調整されるゲーム内のブループリント一覧と両立することはできません。
  • アイテムの個別ページでは右上に表示される場合で横幅268px、追加の添付画像がなくメイン画像になる場合は高さ360pxです。
  • 具体的な最低サイズは16:9なら640x360、4:3なら480x360、正方形なら435x435(切りの良いところで480x480)、他は高さ360以上で幅435以上といったところでしょう。

投稿操作

Blueprintの場合

  • F10」キーで開かれるブループリント一覧から投稿したい船・ステーションを見つけてクリックで選択します。
  • ブループリント一覧の下部メニューにある、「Details」(詳細)ボタンをクリックし、そのBlueprintの詳細メニューを開きます。
  • Publish」(公開)ボタンをクリックします。
  • 「Do you want to publish this blueprint?」(このブループリントを公開しますか?)のダイアログが表示されるので、「Yes」をクリックします。「No」をクリックすれば中止して詳細メニューに戻ります。
  • 探索要素としての公式採用に関わるタグを設定する「Select tags」というダイアログが表示されますが、「Exploration」の必要条件を満たしていない投稿物はチェックボックスをONにしても意味が無いので、そのまま「OK」をクリックして投稿を行います。また、ここで「Cancel」をクリックしても投稿を中止して詳細メニューに戻ることができます。
  • 投稿中のダイアログが表示され、完了すると自動的に「BLUEPRINT PUBLISHED」のダイアログが表示されます。これで公開された状態になっているので「OK」をクリックします。
  • 自動的に詳細メニューに戻ってSteamのブラウザが起動し、投稿した作品のワークショップページが開かれるので、そのまま公開範囲の設定や説明の編集、画像追加などを行うことができます。

参考資料:Update 01.050 Blueprint機能実装時の公式動画

&flash(http://www.youtube.com/v/l0miB57itm4?rel=0,560x315);

IngameScriptの場合

Programmable Blockエディタからスクリプト一覧画面を開いた後はBlueprintの投稿とほぼ同じです。
公開したいスクリプトを選んで「Details」から詳細メニューを開き、「Publish」で表示される確認ダイアログでOKすれば投稿されます。

参考資料:Update 01.063 Programmable block実装時の公式動画

&flash(http://www.youtube.com/v/vYxiJUFRg_E?rel=0,560x315);

Worldの場合

MODの場合

  1. まずワールド設定Modsメニューを開きます。
  2. 投稿したいMODを選んで「Publish」をクリックすると、確認ダイアログが表示され、OKをクリックするとカテゴリ選択ダイアログに移ります。
  3. カテゴリ選択ダイアログでMODの種類を選択し、OKをクリックすると投稿が行われます。このとき、そのMODのフォルダ直下に「modinfo.sbmi」が自動的に作成されます。

投稿後にできること

タイトル・サムネイルをつけて投稿した時点で一応作品として整いますが、ワークショップの機能を活用すれば、作品の魅力をより詳しく伝えたり、検索に掛かりやすくしたり、使い方を示したりすることが出来ます。

タイトルと説明

ワークショップアイテムには、作品ページの「タイトル & 説明の編集」から、選択できる各言語ごとに1組ずつのタイトルと説明を設定することが出来ます。説明はタイトルと同様に検索対象に含まれるため、説明文を書けば種類や用途をタイトルに含めない船名や機体愛称のような作品名でも検索に掛かるように出来ます。


詳細はワークショップ/説明文についても参照。


  • 「English」の説明に日本語を含んでいる場合(比率など正確な条件は不明)に、検索結果などでポインタを合わせた際のポップアップに説明文章が表示されなくなる場合があります。
  • 「戦艦の説明内で『貨物船シリーズはこちら』のようなリンクを貼る」「戦艦の説明内で『巡洋艦○○』『駆逐艦○○』とシリーズ艦のリンクを羅列する」というような形で関連性の低いワードが載ってしまう書き方は検索の邪魔になりやすいです。空母と艦載機やミサイルと母機のような仕方の無い場合でなければ少しだけ気をつけましょう。作品同士の関連付けはコレクション機能が便利です。

画像と動画

ワークショップアイテムには、作品ページの動画・画像表示エリアに表示するコンテンツとして、「画像 & 動画の追加/編集」から静止画像やGIFアニメーションをアップロードしたり、YouTubeの動画を貼り付けることができます。


  • 画像・動画の表示エリアは640×360ピクセルで、4:3や正方形など縦に長い比率の場合は左右が空きスペース(黒枠)になります。また、縦360ピクセルに満たない小さい画像は拡大表示されます。クリックすると原寸大*4の画像がポップアップします。
    • 拡大されれば当然粗くなるので、軽くしたいGIFアニメーションでなければ最低限640×360または480×360ピクセルにしておきましょう。
  • 複数の画像が存在する場合、約5秒間隔で自動的に次の画像に移ります。ただし、マウスポインタを画像に重ねている間は切り替わりません。
    • 上記の理由で、GIFアニメーションは5秒未満のものにしておいたほうが良いです。
  • 動画とあわせて5枚以内に収めると、一覧をスクロールせずに最初と最後の画像を選択できます。また、4枚までならスクロールバーも出ません。
  • 画像を1枚も追加していなければ画像表示エリアにはサムネイル画像が表示されます。
  • 画像のファイル名は画像を保存しようとした他のユーザーから見えます。

関連アイテム

使用しているMODなど、作品に必要なほかのアイテムは「必要なアイテムを追加/削除」から設定することで、説明文中のリンクとは別に気付きやすい形で「必要なアイテム」としてリンクを貼って提示することが出来ます。

仮に特徴的なMODパーツが画像に写っていたとしても、それのユーザーでなければ「使っていないMODがある」以上のことは読み取れません。「作品を気に入ったが使用MODがわからず諦める」「サブスクライブしたらMODが欠けていて使えなかった」というような結果は投稿者も閲覧者も得することはありませんから、人気MODなら分かるなどとは思わず必要なアイテムはきっちり提示しておきましょう。

コレクションに追加

コレクションに追加」からアイテムをコレクションに追加・削除することができます。

  • そのアイテムの投稿者自身によるコレクションは解説の上にリンクが一覧表示されます。
  • コレクション機能の詳細は該当ページも参照してください。

その他の設定項目

  • 貢献者の追加と削除」は、複数人共同で製作した場合などに、アイテムの投稿者以外のプレイヤーをフレンドリストから選んで作成者表示に追加で掲載するための設定項目です。
  • リンクを編集」はFacebookやTwitterを初めとする各種外部サイトへのリンクを貼る設定項目です。

作品の更新

  • 同じタイトルのファイルを再度投稿することでファイルを新しいものと置き換えることができます。
    • タイトルが正確に同じでも新規投稿になってしまう場合があります。(条件不明)
  • ファイル変更の履歴には必要に応じて内容説明を書くこともできます。

関連項目


*1 ひし形の中に「?」マーク
*2 ワークショップアイテムのURL末尾と同じ数字
*3 サムネイル画像が入った200pxの正方形がタイル状に並んで表示されるページ
*4 巨大な場合はブラウザサイズに応じて縮小