駆逐艦

Last-modified: 2017-03-23 (木) 17:35:32

このゲームにおける駆逐艦

小型で速力があり、小回りが利く。
装甲が薄く防御力が低いため、攻撃を受けると非常に脆い。
主砲の攻撃力はあまり高くないが、リロードが早く、手数での勝負となる。
魚雷は、艦にもよるが、非常に高い攻撃力と同時発射数を備え、
戦艦相手にも致命傷を与えることができる。
一部の艦を除き、対空砲も装備されているが、過信は禁物。
対潜水艦戦用の爆雷は、深深度潜行している潜水艦を攻撃できる唯一の装備。

主な任務としては、索敵や敵主力艦への肉薄攻撃、対潜攻撃など。
敵の攻撃をひらりとかわしつつ、一撃必殺の魚雷を叩き込む。

概要

駆逐艦フブキ.jpg
駆逐艦(DD)は、プレイヤーがまず一番最初に使うことになる艦種である。
役割は、砲戦、水雷戦、索敵、対潜など多岐にわたり、また操艦・戦闘・戦術の基礎を学ぶための艦種でもある。
以下に、駆逐艦の長所と短所を挙げる。
各艦によって、魚雷性能、砲戦性能などに差が見られるため、あくまでも駆逐艦一般についてである。

長所

・高い加速性、旋回性、戦隊の小ささによる回避性能
・高い隠蔽能力と索敵能力
・広い射角、豊富な門数による魚雷火力
・爆雷による対潜能力

短所

・低耐久、低装甲による打たれ弱さ
・低い砲撃戦能力
・ドイツの一部艦で装備できる磁気魚雷は通常魚雷より威力が抑えられている

役割

駆逐艦の役割は、各Lv帯によって異なってくるが、一般としては以下の3つである。

敵艦の索敵・友軍の視界確保
駆逐艦の長所である回避性能と加速性、高速性を活かして、敵艦隊を発見または発見後に視界に捉え続け、
友軍戦艦や巡洋艦、空母艦載機の攻撃誘導を行う。
同時に、敵艦隊からの砲撃を回避することで、友軍艦隊へのダメージを抑えることができ、
状況によっては一方的に、敵側のHPを削らせることに繋がる。
視界イメージ.jpg
視界確保のイメージ
青▼は友軍戦艦赤▼は敵戦艦緑◆は自艦(駆逐艦)を指す。
太い円形線は、視界の範囲を示し、細い線は射程を示す。
この場合、自艦が視界を友軍戦艦に提供することで、敵艦の視界外から砲戦が可能となっている。
 
水雷戦・砲戦
魚雷を用いた水雷戦の場合、敵艦へのダメージを期待するという攻撃的な面よりもむしろ、
敵艦の進路を妨害、逸らすことにより、敵艦の照準を絞らせないという防御的な面を持つ。
もちろん、十二分に敵艦に接近した場合はこの限りではなく、必殺の一撃を敵艦隊に向けるべきである。
 
砲戦の場合は、まず第一に敵駆逐艦の牽制、撃沈が目的となる。
自分が駆逐艦で敵を見つけ、友軍艦の射撃を支援するように、敵もまたこちらの艦隊を発見し、
攻撃を効果的に投射しようとしてくるのであり、この高速で動きまわる敵の目を潰すことも
駆逐艦の重要な役割のひとつである。
敵潜水艦迎撃
友軍の主力艦艇である戦艦や重巡洋艦、空母にとって一番の脅威とも言えるのが
潜行して接近する敵の潜水艦である。
潜行中の潜水艦は砲戦では撃破不能であるため、駆逐艦の魚雷、爆雷を用いることで
敵の潜水艦を排除しなければならない。
他の友軍艦艇が安全に前進し、攻撃するためにも、敵艦艇に視界を与えないという意味においても
潜水艦の迎撃・排除は駆逐艦にとって非常に重要な使命である。
 
もし、ゲーム序盤で自軍の駆逐艦が全滅し、敵潜水艦が生存している場合、
友軍の戦艦や空母は手探りに近い状況で、潜水艦と対峙せざるを得ないという危機的状況に陥ることになる。

各国の特徴

駆逐艦はアメリカ、日本、イギリス、ドイツ、課金艦限定で中国が実装されている。
同じ艦種であっても、使い勝手、特徴は微妙に異なるため、ここではその特徴を挙げ、
それぞれに適した用途・戦術を述べる。
当たり前であるが、個々のプレイヤーや戦況など様々な条件で戦術、役割は変化するものであり、
ここで挙げるものはあくまでも例として捉えて頂ければ幸いである。

アメリカ

駆逐艦フレッチャー_0.jpg
アメリカの駆逐艦は、索敵・視界確保に特化した艦である。
個々の艦の性能によっては、砲戦や水雷戦に特化した戦いも可能ではあるが、
その広い索敵範囲を十分に活かした動きは、友軍艦艇にとって最高の支援となるであろう。
また、対空砲も優秀な性能のものが揃っており、艦隊の一番外側の防空要員として
敵偵察機や雷撃機の迎撃に当たるのも、役割のひとつとなり得るであろう。

日本

駆逐艦シマカゼ.jpg
日本の駆逐艦は、皆も御存知の通り水雷屋である。
魚雷の射程、速度、威力は各Lvにおいてトップクラスであり、敵の大型艦にとっては
戦艦や空母と同様に、脅威的な存在であると言えるだろう。
また、Lv.3以降は主砲が連装砲となることから、砲戦能力も十分であり、
敵の駆逐艦との砲戦においても活躍することが出来るだろう。
主砲が後部に集中しているため、追撃は苦手だが、撤退しながらの反撃は得意な事に留意するとよいかもしれない。

イギリス

駆逐艦Dクラス_0.jpg
イギリスの駆逐艦は、対潜水艦戦闘に秀でている。
特筆すべきはその爆雷の配置であり、上記の2国が後部のみの配置であるのに対して
イギリスの爆雷は後部に加え、艦の両舷に大きく離れる形で爆雷を投射することが出来る。
扱いには多少の慣れが必要であるが、慣れれば潜水艦にとって大きな脅威と成り得るであろう。
そしてソナーの探知範囲、発振頻度共に最高性能を誇り、
日米英の駆逐艦の中で最も転舵性能に優れていることも対潜戦闘を容易にしている。
また、Lv.6以降の艦は一部を除いて、同Lv帯トップの主砲威力を持つものが出てくるため、
駆逐艦同士だけでなく、軽巡相手にも劣らない砲戦が可能な艦も存在する。
しかし、その半面、対空砲や魚雷はやや貧弱であり、
大型艦相手の水雷戦闘では日本駆逐艦に劣り、敵機に対する防御はアメリカ駆逐艦に劣る。

ドイツ

駆逐艦Z1.jpg
ドイツの駆逐艦は高速かつ魚雷の運用を得意としている。
射程は並だが、高速かつ高威力な通常魚雷や、威力は7割程度だが接触せずとも起爆する磁気魚雷を、
合計60発も携行可能。
船体も中Lv帯以降、38knot以上と高速かつHPも他より高めである。
主砲は単発威力こそ低いが、貫通力と連射力が高い。
反面爆雷は他国と比べて威力が低く、旋回性能も悪いため、潜水艦狩りには苦労するかもしれない。

中国

駆逐艦Anshan.jpg
Lv.7とLv.8に1隻づつ課金艦が実装されている。
Lv.7の艦は駆逐艦らしい駆逐艦として実装されており、各種武装の威力も高い。
Lv.8の艦は史実では軽巡洋艦として運用された艦で、強力な艦だが旋回性能が駆逐艦としては悪い。

運用時の注意点

 

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