基本システム編
ダッシュ・バックステップ(前・後D、66・44)
十字キーを相手方向に連続で入力するか、Dボタンを押しながら入力することでダッシュになる。
キーを離すか、一定距離ダッシュし続けると終了する。
- ダッシュ入力と同時にグレイズ属性になり、相手の射撃攻撃をすり抜けることができる。
- ダッシュの終わり際までグレイズ属性が続くので、相手方向+Dボタンを押し続ける事で
ダッシュ→ダッシュと続けてグレイズし続けることが可能。
十字キーを相手の逆方向に連続で入力するか、Dボタンを押しながら入力することでバックステップになる。
- 入力から僅かな時間(6F)だけ無敵、その後着地するまでグレイズ状態になるが、
着地してしばらくは無防備になってしまう。 - 一部の攻撃(主に射撃等)をバックステップでキャンセルできる。
- 狙って有効に使うのは難しく、判定の長い攻撃などは硬直中に食らってしまう事が多い。
ハイジャンプ(hj)
地上で十字キーを下上、もしくはDボタンを押しながらジャンプするとハイジャンプになる。
- 入力から頂点に達するまでグレイズ属性が着き、射撃攻撃をすり抜ける事ができる。
- 一部の攻撃をハイジャンプでキャンセルできるので、隙の少ない攻撃を仕掛けることが出来る。
- ハイジャンプしてから暫く(20F程度)はガード不能状態で、被カウンターヒット属性になる。
- 空中に移行する前に地上で5F程度の隙があるが、これは通常のジャンプも同じ。
- 起き上がりや相手が飛んできて攻撃した時など、慌ててHJしようとするとカウンターヒットになってしまい
思わぬダメージを受けてしまう事がある。 無理に逃げようとせず、落ち着いてガードしよう。
- 起き上がりや相手が飛んできて攻撃した時など、慌ててHJしようとするとカウンターヒットになってしまい
飛翔(hs)
空中で飛翔ボタン(D)を押しながら十字キーを入力することで飛翔することが出来る。
- 飛翔中はグレイズ属性となり、射撃属性の攻撃をすり抜ける事が出来る
- 飛翔している間は一定時間ごとに霊力を消費するが、
キーを入力している間は霊力が無くなるまで飛翔し続ける事が可能。 - 飛翔の性能や消費霊力はキャラごとによって異なる。
- 地上に着くまで2回飛翔することが出来る(空中ダッシュも同様)。
- ハイジャンプと同じく一部の攻撃を飛翔でキャンセルする事が出来る。
- 飛翔をし始めてから僅かな時間、ガードすることが出来ない。
- 地面に向かって飛翔をすると、着地後に若干硬直時間が発生してしまう(18F程度)。
着地する直前に十字キーを離したりJ攻撃をすることで、着地の隙をキャンセルすることが可能。- 緋想天の肝とも言えるシステム。まずは飛翔を使った攻撃やグレイズを身に着けることから始めよう。
- 余計な飛翔を抑える事で霊力に余裕ができ、その分攻撃するチャンスが増える。
空中ダッシュ(空中D)
空中で十字キーを左右に2度連続で入力すると空中ダッシュとなる。
- 飛翔と異なる点は以下の3点。
・霊力を消費しない
・一定距離しか進まない代わりに飛翔よりも早く攻撃に移れる
・ガード可能になるまでの時間が若干長い- 飛翔する必要がない場面では、空中Dにするとちょっと霊力に余裕ができる。
- 空中Dにすることで可能なコンボもある。
霊力
画面下にある射撃や飛翔、必殺技を使うのに必要なゲージのこと。
- 射撃攻撃・必殺技を使うのには霊珠(◎)1個分の霊力を必要とする。
霊力が不足しているとこれらの行動ができない。 - 消費した霊力は時間経過により回復する。
- 霊力が回復し始めるまでの時間
行動 回復まで 飛翔 飛翔終了直後から回復開始 B射撃 46F目から回復開始(約0.8秒) C射撃 61F目から回復開始(約1秒) 必殺技 121F目から回復開始(約2秒)
ただし、いくつか例外も存在する。
(パチュリーや宵越しの銭使用後など)
相手の攻撃のガード方向を間違えたり、射撃属性の攻撃をガードすると霊力を消費してしまう。→攻撃属性とガード方向
残霊力が0の状態で霊力を削られるとボーダークラッシュとなり、
霊珠が1個破壊されると同時に40Fの間行動不能になる。
- 破壊された霊珠は時間経過により回復する。
- 射撃や必殺技を使って攻めれば攻めるほど攻守逆転した時に不利になる。
少ない霊力でいかに上手く立ち回るか、というのがポイント。 - 霊球がすべて破壊されると悲惨な事になる。 ご利用は計画的に。
- 射撃や必殺技を使って攻めれば攻めるほど攻守逆転した時に不利になる。
- 破壊された霊球が復活するまでの時間
霊珠個数 通常時 天気雨 1個割れた 961F目に復活(16秒) 97F目に復活(1.6秒) 2個割れた 687F目に復活(11.45秒) 3個割れた 481F目に復活(8秒) 4個割れた 268F目に復活(4.45秒) 5個割れた 166F目に復活(2.75秒)
天気雨の時は割れやすい為か、復活時間が短い。
一通り割ったら天啓気象の剣で天候を終了させるなど工夫してみるのも面白い。
回避結界
ガード中に霊珠を1個犠牲にする代わりに発動させることの出来る回避行動のこと。
発動方法はガード硬直中に十字キーを入れながら飛翔ボタン2度押しで、
入れていたキーに対応する方向にハイジャンプorダッシュorバックステップする。
\7 | ↑2 | /* |
←4 | 天子 | →6 |
入力したキーの上下反転方向に回避する。実際に入れていた方向に移動するわけではないので注意。
真下にキーを入れていたら真上に、斜め後ろにキーを入れていたら後ろ斜め上にジャンプする。
ただし前斜め上方向への回避結界は存在しない。
- 回避結界中はグレイズ属性が付くが、一定距離を動くまであらゆる行動(ガード含む)が不可能になる。
- 空中でも可能だが前後にしか行えない。 対応するモーションは空中Dのそれ。
- 前回避結界はダッシュモーションになるが、移動速度が半分になってしまう。
またキャラ同士の接触判定がなくなるので密着していても相手キャラとすれ違う。 - 回避結界を行うとそれまで消費されていた霊力が回復する(例:結界前◎◎◎◎◎→結界後◎◎◎◎◎)
- 一部密度が高い攻撃に対しては最終段にしか結界を行えない場合がある(例:天子B射撃の前半3hit)
- スペルカード使用時の背景が暗転しているときは使用することが出来ない。
- 『ガードの硬直を無視して行えるハイジャンプ・ダッシュ』と考えれば理解しやすいと思う。
- 主に画面端に追い込まれ、固められてる時に行う場合が多い。
回避結界中は終わるまでグレイズ属性になるので、相手の射撃を来るタイミングで使うと安易に抜けられる。 - しかし前述の通り打撃に対しては無力なので、射撃と見せかけて打撃を振られると攻撃を貰ってしまう。
これがいわゆる「回避結界狩り」である。→参考:回避結界狩り
- 宵越しの銭と併用することで所謂銭結界ができる。詳しくは宵越しの銭へ。
- ちなみに上に入れながら回避結界を取るとバックステップする
天候
画面上部にある天気玉カウントが99.9を超えると発現し、敵味方問わず様々な効果を及ぼす。
- カウントが50.0超えると予報が表示される。この予報は以下の行動で変化する。
・ダウンする
・壁に叩きつけられる
・スペルカードで暗転させる
天候には順番が決まっており、これらの行動で変化したときは次の予報に切り替わる。
→参考:戦術/天候/対策続天子のお天気こーなー - 相手をダウンさせた時、相手の射撃を消した時に「天気玉」が出現し、カウントの上昇・下降が促される。
- 相手のキャラと天候次第では有利にも不利にもなるので、予報は常に意識したい。
- 天候が終了した後、次の予報で最初に表示される天候は前に終了した天候になる。
油断すると苦手な天候が連続して発現する場合もあるので注意しておくこと。 - ちなみにストーリーモードでの天候は完全に飾りで何の効果も発生しないし、天啓気象の剣も強化されない。
カードとデッキ
ストーリー、アーケード、オンラインオフラインでの対戦を行うと終了時に何枚かの符(カード)が手に入る。
試合中に
- 射撃攻撃を使う
- 必殺技を使う
- スペルカード以外の攻撃を当てる
ことにより画面下部のカードゲージが少しずつ上昇し、一枚分溜まると事前に作成しておいたデッキからランダムに一枚が自動的にドローされる。
ドローした符はカード使用ボタンまたはB+Cで使用することができ、様々な恩恵を得られる。
符が複数ある場合はカード送りボタンまたはA+Bで順番を一枚ずつ変えることができ、使用できるのは一枚目にセットした符になる。
符は大まかに以下の三つに分類される。
- システムカード
通称「シスカ」
全キャラ共通でデッキに組み込むことができる汎用符。
各キャラの象徴的なアイテムがモチーフとなっており、20+1種類もある。
それぞれが様々な効果を持ち、中には必須レベルなものも。 - スキルカード
通称「スキカ」
そのキャラ毎に設定された必殺技のレベルを上げることができるカード。
当然他のキャラのデッキに組み込むことはできない。
初期段階ではLv.0から始まり、該当するカードを使用することで一つずつレベルが上がる。また現在装着している必殺技以外のスキカを使用すると同コマンドの必殺技と技を差し替えることが可能で、技を切り替える際にもレベルは上がる。
例えば214コマンドで坤儀の剣を使用できる状態で六震-相-のスキカを使用することにより、以降は214コマンドで六震Lv.1(技を切り替える際に使用したスキカでレベルが上がっている)を使用できる代わりに坤儀の剣は使用できなくなる。
この状態で坤儀の剣を使用するには坤儀の剣のスキカを使用すればいいが、その場合六震は使えなくなる。
装備していない必殺技のレベルは0であり、例えば非想の剣のレベルを2にした状態で緋想の剣に切り替え、再び非想の剣に戻してもレベルは3ではなく1である。 - スペルカード
通称「スペカ」
このゲームの華。
各キャラ固有の特殊な技を繰り出すための符で、やはり他のキャラのデッキには組み込めない。
他のカードと違いスペカにはカードのグラフィックの下部にそれぞれ消費コストが設定されている。
スペカを使用する際には、コストとして次に並んでいる符を設定された枚数消費しなければならない。コスト1はその符がなくなるだけだが、コスト2なら+その次の2枚、コスト3ではさらにその次の1枚、コスト5では手札全てを破棄してしまう。
手札が足りない場合は使用できず、足りている状態では、コストとして消費する符の枠が光る。
またセットしたスペカのコストになる部分とならない部分は符を引いていない状態での見た目が違う。
効果は様々だが、攻撃用のものは威力が高いか無敵が付いているか、もしくはその両方であることが多い。
高コストなものほど効果も強力なものが多く、コスト5のスペカには単発で5000以上のダメージを叩き出すものも少なくない。
発展編
攻撃属性とガード方向
攻撃には属性が設定されていて、防御する側はその属性に合った防御方法を選ばないと霊力を削られてしまう。
属性 | 立ガード | 屈ガード | グレイズ |
打撃(上段) | ○ | ○ | × |
---|---|---|---|
打撃(中段) | ○ | △ | × |
打撃(下段) | △ | ○ | × |
投げ | × | × | × |
ガード不能打撃 | × | × | × |
射撃 | △ | △ | ○ |
磨耗射撃 | △ | △ | △ |
特別射撃 | △ | △ | × |
ガード不能射撃 | × | × | ○ |
ガード不能特殊射撃 | × | × | × |
- 打撃はガード方向を間違えると霊力を技ごとに設定された量削られる。
- 投げはガード不能な攻撃。ただし、ガード硬直中または空中の相手には効かない。
妖夢の「折伏無間」、レミリアの「バンパイアキス」、萃香の「攫鬼」「大江山悉皆殺し」が該当する。
お空の「メルティング浴びせ蹴り」は投げ技であるが、しゃがみ及び一部のキャラのダッシュには当たらない。 - ガード不能打撃は性質は投げに酷似しているが、打撃の性質を持つもの。。
美鈴の「紅寸勁」が該当する。 - 射撃はガードをすると技ごとに設定された分、霊力を削られる。(例:天子B射撃→霊球0.5個)
- 磨耗射撃はグレイズすることができるが、グレイズしても霊力を削られてしまう。一部スペルカードに設定されている。
また、ストーリーモードのスペルカードによる攻撃はほぼ全て磨耗射撃。 - 特別射撃は射撃と打撃の強力な面を併せ持つ攻撃で、グレイズできない上にガードすると霊力を削られてしまう。
あくまで射撃なので射撃無敵状態なら回避可能。一部のスペカと天子の「六震-相-」「天地プレス」等が該当する。 - ガード不能射撃
ガードは出来ないがグレイズはできる。
魔理沙の「マジカル産廃ボム」「ディープエコロジカルボム」、チルノの「フローズン冷凍法」、お空の「アビスノヴァ」が該当する。 - ガード不能特別射撃
全ての攻撃の性質の良いところを集めた攻撃。
うどんげの「国士無双の薬」4枚目、天子の「先憂後楽の剣」が該当する。
攻撃属性と無敵属性
無敵属性\攻撃属性 | 打撃 | 投げ | 射撃 | 磨耗射撃 | 特別射撃 | 特別射撃 (無敵貫通) |
打撃無敵 | ○ | × | × | × | × | × |
---|---|---|---|---|---|---|
投げ無敵 | × | ○ | × | × | × | × |
グレイズ | × | × | ○ | △ | × | × |
射撃無敵 | × | × | ○ | ○ | ○ | × |
食らい判定なし | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
接触判定なし | × | ○ | × | × | × | × |
食らい判定+接触判定なし (完全無敵) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
食らい判定なし+投げ無敵 (完全無敵) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
表の見方
無敵属性の行 ○ △ ×で判断
○:受ける攻撃を完全にすり抜ける。
△:霊力減少など被害が有るが自分の行動を続行する。
×:攻撃属性に対して無敵がはたらかない。
特殊補正
カウンターヒット以外、補正により連携のダメージは減少していく。
ほぼ全ての攻撃に設定されるRateに対し、一部の攻撃のみに適用される補正を特殊補正と呼ぶ。
根性値は隠しパラメータで画面には表示されない。
なお、補正後最終的に算出されたダメージの小数点以下は切り捨てられる模様。
名称 | 付与条件 | 補正率 | 備考 | |
Rate | ほぼ全ての攻撃に対し付与 | - | 次の攻撃から適用。 補正率は攻撃ごとに異なる。 | |
特殊補正 | Smash Attack | 吹き飛ばし属性の攻撃に付与 | 80% | 次の攻撃から適用。 |
---|---|---|---|---|
Rift Attack | 浮かせたり打ち上げる攻撃に付与 | 80% | 次の攻撃から適用。 Riftにも「持ち上げる」の意はあるがLiftの誤字と思われる。 | |
Chain Arts | 攻撃をスキルでキャンセルして攻撃 | 80% | コマンド入力直後の攻撃から適用。 補正切りが可能。 | |
Chain Spell | 攻撃をスペルでキャンセルして攻撃 | 92.5% | スペカボタン入力直後の攻撃から適用。 補正切りが可能。 | |
Border Resist | ガードクラッシュ状態の相手を攻撃 | 85% | 次の攻撃から適用。 | |
Counter Hit | 相手の攻撃動作中に攻撃 | 133% | chした攻撃にのみ適用。 相手が通常よりも大きく吹き飛ぶ。 この補正が適用されない技もある。 | |
根性値 | 相手の残り体力に応じて変化 | - | 全ての攻撃に無条件で適用。 コンボ中でも補正は刻々と変化する。 |
- 根性値補正について
- 補正切り
- 補正の計算
- Rate値の扱い。
特殊補正が適用される攻撃
補正内容 | 通常技 | スキル | スペル |
Smash Attack | |||
---|---|---|---|
Rift Attack | |||
Counter Hit | 5A以外 | 全部 | 全部 |