幻想教の終焉

Last-modified: 2023-07-11 (火) 13:51:08

シナリオ/世界移動シナリオ-倫理崩壊編のイベント。

幻想教の終焉

  • GO!GO!ブリキ大王から連続して発生。
  • 御出居大王内部への突入に成功したPC達。
    目指すは御出居大王の制御を行う管制室。
    後はシンデルマンを倒し、東風谷早苗を救うだけだ!!

アキラ「おっしゃ、突入成功!!」
妹紅「バカ!!大きな声出すな!!」
あれだけ派手に突っ込んだから、意味ないと思うけど…
妹紅「まあ、それはそうだが、こっちはたった3人なんだ。できる限り無駄な戦闘は避けたい。」
アキラ「だけどよ、周りに人っ子一人いなくないか?」
そう言われてみれば…
妹紅「…本当だ。警備の連中だけじゃなく、搭乗員もいないのはどういうことだ?」
アキラ「どうにもいやな予感がするぜ」

 
We are Prismriver!未達成

???「キャハハハハハハハハ」
アキラ「何だ、この、笑い声?」
妹紅「この声、メルランか!?」
メルラン「キャハハハハハハハハ」


  • メルラン・プリズムリバーとの戦闘。
    最初からバーサークの状態異常にかかっているので、通常攻撃しかしてこない。
    一応状態異常無効ではあるが、ここまで来たのであれば苦戦することもないだろう。

メルラン「キャハハハハハハハハ」
アキラ「くそ!!何なんだ、コイツ」
妹紅「さっきから、しこたま殴ってるのに効きやしない。不死身なのか」
ちょっと待て、なんだか様子がおかしいぞ。
メルラン「キャハハハ…い」
アキラ「?」
メルラン「痛い…痛い痛い!!」
妹紅「な、何だ!?」
メルラン「ねえ、あなた達。ハッピーになれるお薬持ってない?」
アキラ「なっ!?」
メルラン「あれが無いと私ハッピーになれないの。あちこち痛くてハッピーじゃなくなっちゃうの。」
妹紅「こいつ、この期に及んで!!」
メルラン「ねえ、ちょうだい。持ってるんでしょ!!ちょうだい!!」
ああ、持ってる、これだろう?
メルラン「!?ちょうだい!!それ、頂戴!!」
いいぞ、ほら。
妹紅「お前そんなもの持ち歩いてたのか!?」
代金代わりにいくつか教えてくれ、こいつの動力源は何だ。
メルラン「いいわよ、これはね、ハッピーになった皆がこれを動かしてるの」
アキラ「なんだそりゃ?」
止め方はあるのか?
メルラン「うーん、なんかシンデルマンじゃないと止められないらしいわ。
無理に止めちゃうと大変なことになるからってさ」
シンデルマンはどこにいる?
メルラン「早苗様と一緒に管制室でこれを動かしてるって。ここをずーっとまっすぐ行けばいるわよ。」
最後の質問だ。お前はどうしてここにいる?
メルラン「よくわかんないけど、私だけハッピーになりすぎちゃったの。だから皆がハッピーになってる間ここに来るやつらを倒さなきゃいけないの。そうよ!!」
アキラ「?」
メルラン「あなた達、殺さなきゃいけなかったわ!!さあ、私…と、ハッ…ピーに、なり…」
突然、メルランはその場に倒れてしまった。
アキラ「今度はいったいなんだ?」
妹紅「様子を見てみる。ちょっと待ってろ…寝てる」
アキラ「寝てる?」
妹紅「ああ、ぐっすり寝てる。PCお前まさか…」
ああ、睡眠薬を渡したんだ。
妹紅「なるほどな。存外イイ性格してるな、お前」
アキラ「で、こいつの言うことが正しければ、管制室はこのまままっすぐ行けばあるんだろう。どうする?」
妹紅「どうするもこうするもこのまま、行くしかないだろう。」
外部から轟音と悲鳴が聞こえてきた。
妹紅「時間もあまり無さそうだしな」
アキラ「よし、先を急ごう」
妹紅「待て、そいつも連れてくのか?」
アキラ「まあな、よくわからんが捨石にされてたみたいだし、ほっとくのもな」
とりあえず、縛って脱出ポッドに寝かせておこう
妹紅「それがいい。暴れられても面倒だしな」
メルラン「お姉ちゃん…リリカ…
妹紅「…」
アキラ「…」
妹紅「行くぞ」
アキラ「おう」

 
We are Prismriver!達成済

通信機から雑音が流れ始めた。
アキラ「通信機?俺こんなの持ってたっけか?」
妹紅「誰かが入れてくれたんじゃないのか?」
何か聞こえてくる?
「ザ……」
輝夜「新月でもないし満月でもなーい!ついでにいうとラジオ放送でもなーい!
だーけーどー私が喋りたいから今喋る!インペリしゃべるナイト!出張版!!」

妹紅「アキラ、今すぐ通信を切れ」
輝夜「ちょっとちょっと、待ってよ!せっかく私が喋りに来てあげたのよ!
最後まで聞いてもいいじゃない。もこたん」
妹紅「だあれがもこたんだ!誰が!というか、今こっちはそれどころじゃない!」
輝夜「知ってるわ!だからわざわざ手間かけてさ」
妹紅「そういう問題じゃない!」
輝夜「さて、皆さん。本日は誰が来てると思う?」
妹紅「話聞けよ!」
輝夜「つい先日感動的な再会を果たし、このインペリしゃべるナイトのニューフェイスとして活躍中の~
プリズムリバー三姉妹!その次女、メルランさんです」
メルラン「やっほ~皆、ハッピーになってる~?ハッピーじゃなくても、変なお薬なんか飲まないで、
私達の演奏を聴いてハッピーになってね!」
アキラ「…」
妹紅「こいつら…」
す…凄い女だ…
メルラン「あ…輝夜さん、なんか姉さんがカンペ出してる」
輝夜「何々…『割とマジでやばそうなんで手短に』って、な~んだ、ブモゴ」
メルラン「リリカ、どうしたのよ、輝夜さんの口塞いで」
リリカ「かなりやばそうな発言をしそうだったので」
ルナサ「早くして、時間がない。PC達に伝えることがあるんでしょ?」
メルラン「そうだった。え~とね、御出居大王の事よ。」
御出居大王の事!?どんなことを知っているんだ?
メルラン「といっても詳しくはわからないわよ~せいぜいシンデルマンがいる場所位かな」
アキラ「教えてくれ!!奴はどこにいる?」
メルラン「御出居大王を操縦するにはシンデルマンと早苗さんは管制室にいなきゃ駄目なの。だから絶対にそこよ。今はどこにいるの?」
アキラ「ちょっと待て、壁に甲之一通路って書いてあるな」
メルラン「それはラッキーね。床の矢印に沿っていけば管制室はすぐよ」
妹紅「それよりも、こいつの動力源を破壊しちまえば楽なんじゃないか?」
メルラン「それは無理ね~あれは絶対壊せない、というより壊しちゃだめよ」
妹紅「どういうことだ?」
メルラン「いや、まあその、なんというか…放送コードに引っかかる内容だし言えないわ
ただ、動力源も管制室にあるわ。まあ、見ればわかるわ、うん」
アキラ「何だそりゃ?」
歯切れの悪い言い方だな。というか、これ、普通に放送してるんだ…
妹紅「あの馬鹿…何考えてるんだ」
リリカ「あなたたち、シンデルマンの発明知ってるでしょ?そこから察してよ」
アキラ「まあ、とにかくろくでもない代物だってことはわかった」
なんで、メルランは詳しく知ってるんだ?
メルラン「私もそれに乗る予定だったのよ。でも、薬中毒がひどすぎて取りやめになったの
その後、少しの間、管制室の雑用を手伝わされてたから、知ってたの」
そうだったんだ。
妹紅「とにかく、管制室に行ってシンデルマンを倒せばいいんだな?」
メルラン「そうよ、あとは…そうだ!思い出した!」
妹紅「?」
メルラン「御出居大王を止めたら、早苗さんを連れて急いで逃げて」
アキラ「何でだ?」
メルラン「無理に止めるとその…液化生物が暴走して管制室にいる人間が巻き込まれるって幹部が話してたの」
アキラ「マジかよ」
妹紅「とんだ欠陥建築だな」
メルラン「無事に帰ってきてね」
ルナサ「あなた達の追悼演奏会なんてしたくないからね、無事に帰ってくるように」
リリカ「言いたいこと二人に言われちゃった。
あーちょっと締まらないけど、三人とも、ちゃんと帰ってきてね!!」
アキラ「おう!」

 

イベント後、内部を道なりに進むと管制室があるので、突入しよう。

最終決戦

ドアを蹴破って突入すると、そこには全ての元凶のヤマザキ、雲龍、シンデルマン。
さらに奥には、カプセルがあり、その中に少女がいた。
ヤマザキ「な…貴様らどうしてここに!?」
妹紅「っ!?」
奥のカプセル?あの中の人は…
アキラ「あれは…東風谷早苗か?」
シンデルマン「ええ、その通り。そして、これこそが御出居大王の動力源なのです」
アキラ「なんだと!?」
…どうして、こんなことを?
シンデルマン「残念なことに私の力不足でしてね。60000リットルの液化生物を捧げても御出居大王の起動は不可能でした。彼女の霊力を動力源として利用することで、ようやく御出居大王の起動させることができたのです」
それじゃあ、早苗は…もう…
シンデルマン「本当でしたら、私の自慢の発明を彼女に組み込んでより完璧に制御したかったのですが…
どうも機械と液化生物の相性が悪くてですね。うまく起動しなかったのですよ。
しかたなく、彼女をそのままカプセルに放り込むしかなかった。いや、まったく、うまく調整できなかったのが口惜しい」
妹紅「お前ら、自分が何やってるのかわかってんのか!!」
雲龍「全ては御出居様復活のため、彼女もそれを望んでいるでしょう」
ふざけるな、早苗が信仰する神は御出居じゃない!!
神奈子さんと諏訪子さんだ!!
ヤマザキ「我々にあっさり捕まったあの二人のことか。力も図れずに我々に歯向かった愚かな奴らだったな」
雲龍「まったくです。彼女らが居なくなったおかげで早苗様も我々の意思を汲んでくれるようになりました」
幻想教のやったことは早苗が言い出したのではないのか?
雲龍「おそらく彼女自身どうすればよいのかわからなかったのでしょう。
ですから、我々が様々な案を提案し彼女がそれを承認していたのですよ」
妹紅「そうやって、早苗を操り人形にしていたのか!!」
ヤマザキ「そんなところだ。さて、我々の野望のため貴様らには死んでもらう」
アキラ「ふざけんな!てめえら全員ぶっとばしてやる!!」


  • ヤマザキ・雲龍・シンデルマンとの戦闘
    三人のジョブはヤマザキは狩人、雲龍は白魔道師、シンデルマンは黒魔道師であり、使うWSと魔法も各ジョブに準ずる。
    ヤマザキはシンプルに高い攻撃力で攻めてくるだけ。しかし、雲龍は「念仏(単体に睡眠付与)」「けるる~唱和(単体にアムネジア付与)」、シンデルマンは「ナイトメア(単体に闇属性大ダメージ&中確率で悪夢付与)」「奈落の暗黒(全体攻撃&低確率で混乱付与)」といった搦め手を用いてくる。
    いずれにせよ全員遠距離攻撃主体でダメージが大きくなりがち。状態異常を喰らうなどして下手に長引くと回復が間に合わない。
    だが、全員盾、回避スキルが低いので近接攻撃で攻めればほぼ命中する。
    ヤマザキ以外はHPも高くないので、高火力の技を使えば大ダメージを与えることができる。
    よって睡眠(悪夢)と混乱(アムネジア)への対策を整えて短期決戦を狙うべきだろう。
    なお、早苗が入っているカプセルも狙うことはできるが…

三人を倒した

アキラ「ざまあみろ!!」
妹紅「思い知ったか!」
急いで早苗を助けないと!
アキラ「ああ!」

 

機械を操作してカプセルを開けて、早苗を引きずり出した!
妹紅「大丈夫か?」
早苗「…ごほっ、ごほっ」
アキラ「良かったな」
早苗「あれ、私、どうして?」
シンデルマン達は倒した、もう大丈夫だ!
早苗「みなさん、早く、逃げて、液化生物が、暴走を」
妹紅「まずいな、液化生物が部屋に入ってきてる」
早苗は俺が背負っていく!
アキラ「よし、早く逃げるぞ!」

 
 

妹紅「もっと早く走れないのか!?」
これで精一杯だって!
アキラ「あった、脱出ポッドだ!」
妹紅「早く中に入れ!」
全員乗れたぞ!
アキラ「よし、脱出だ!」
そのとき、液化生物が脱出ポッドを包み込んだ。
アキラ「!!こ こいつら!!お…俺達も
飲み込もうってのか?ク…クソオッ!!」
妹紅「なんだ…アキラから光が!?」
アキラの超能力か?
アキラ「早く動けってんだ!!チクショウ!!」
早苗「アキラさん」
アキラ「なんだよ!!」
早苗「どうして、頑張るんですか?
頑張ったってどうせ、報われないのに…」
アキラ「しのごの言ってんじゃねー!俺はこんなところで死にたくないだけだ!
クッ・・・・オレは帰るんだ・・・・!みんなのトコにッ!!」
早苗「!!」
アキラ「うおおおおッ!!」
アキラから発する光はさらに強くなり、その直後、全員意識を失った…

 

後日、PC達は難民キャンプで目を覚ました。
聞くところによると、御出居大王から強い光が発し、その直後脱出ポッドが飛び出し、御出居大王は動きを止め、液化生物も完全に活動を停止していたとのこと。
どうしてそのようなことになったのかはわからない。
だが、無法松以外は誰一人命を落とすことなかったのは幸運といえるだろう。

 

早苗が目を覚ました後、何故シンデルマン達の言いなりになってしまったのかを話してくれた。
悪のはびこる世界で生きていくのだけでも辛いのに、神奈子と諏訪子が封印され、頼れる人もなく自暴自棄になっていたらしい。
当然無実の人間を人体実験に使うのを見過ごしていたことを責める者はいた。彼らの非難の言葉に対し彼女はただ、謝罪の言葉を繰り返すだけだった。
実際に彼女一人ではどうしようもなく、下手に逆らっていたら早苗自身も人体実験の材料にされかねなかった状況であるのも確か。だからであろうか、彼女に責任を負わせようとする者はいなかった。

 

しばらく後、監視と保護を兼ねて早苗は幻想郷の上層部の元に匿われる事になった。
表向きはほとぼりが冷めるまで身を隠すことにするそうだ。
幻想教は問題ないそうだ。トップである早苗がいなくなれば自然と瓦解するとのこと。
これで非道な実験で命を落とす者はいなくなるだろう。
別れる前に早苗は自分にこれからの決意を語ってくれた。
「奇跡が起こることを祈るのではない。奇跡は人が起こすもの。
辛くても、報われなくても、神奈子様と諏訪子様を取り戻すために頑張っていれば、
何か変わったのかもしれません」
「私は、いつか罪を償わなければなりません」
彼女は寂しそうに微笑んでいた。

 
 

幻想教ルートのnormalエンドとなる。
これ以降幻想教が消滅し、各地の幻想教の信徒も消滅する。
早苗、神奈子と諏訪子は一定期間経過すると幻想郷に出現するが、PT入りは不可能。
また、We are Prismriver!が発生していない場合でも、メルランが生存しているので他のフラグを折らなければ同イベントを発生させることが可能。メルランは各地の難民キャンプを転々としている。

鶴屋さんを救済している

この場合、鶴屋さんが早苗は何も悪くない。地球の外に逃げてしまえば問題ないと提案してくる。
この時鶴屋さんに賛同する選択肢を選ぶと、早苗を逃がすことができる。
以降、早苗は死亡したものとして扱われる。
また、神奈子と諏訪子は一定期間経過するとメガトンに出現し、PT入りが可能となる。

早苗の入っているカプセルを破壊した

雲龍「おおおおおお・・・・カプセルが・・・・」
シンデルマン「バ バカな・・・・!」
その時、液化生物たちがヤマザキ、シンデルマン、雲龍の3人を包み込む。
シンデルマン「こ これは!」
ヤマザキ「液化生物!2000人の60000リッターの液化生物!」
3人は必死にもがくも、徐々に全身を包み込まれていく。
三人「お おインコ様あああッ!!」
アキラ「液化生物がこっちにもくる!?」
妹紅「まずい、早く逃げ…」
しかし、液化生物の回りは早かった。
管制室はあっというまに液化生物で満たされてしまい、中の人間は悉く飲み込まれてしまった…

BAD END「みんな、ひとつに…」

「奇跡も、幸福も、あるんだよ」でエウロスを同行させる

最終決戦-another
アキラ「おっしゃ、突入成功!!」
エウロス「皆さん、管制室はコッチです。急いで向かいましょう」
何で知ってるの?
エウロス「研究所でここの地図とか研究資料を見つけたんです」
アキラ「へぇ、さすがだな。エウロス」
よく見つけたね
エウロス「この仕事をしてると、そういうのがありそうなところがわかるようになるんですよ」
なるほど
アキラ「他にも何かあったのか?」
エウロス「ええ。早苗姉さんについてです。この資料に書いてあったんです。実は…」

 
 

ドアを蹴破って突入すると、そこには全ての元凶のヤマザキ、雲龍、シンデルマン。
さらに奥には、カプセルがあり、その中に少女がいた。
シンデルマン「よくここまで来ましたね。見てください。早苗様のこの姿を私の機械研究との融合を…」
アキラ「やっぱりそうかい。エウロスから聞いた時は半信半疑だったが、その早苗、ニセモンだな」
シンデルマン「!?な…なぜ、それを!?」
アキラ「お天道様はすべてお見通しってことだよ!屑ども!」
ヤマザキ「ええい、シンデルマン、結局ダメではないか!
こうなったら、ワシ自らの手で引導を渡してやる!」
それはこっちのセリフだ!


  • ヤマザキ・雲龍・シンデルマンとの戦闘
    三人のジョブ、攻撃方法はnormalルートと変わらないため、同じ対策で対処可能。
    ただし、ターン終了時早苗モルフ入りのカプセルから援護射撃が行われる。
    鉄・光学属性なので、意外とダメージが大きい。残りHPには気を付けよう。
    なお、カプセルを狙うことはできない。

ヤマザキ「く、くそ…」
雲龍「お・・・・おインコ様あああ・・・・」
シンデルマン「バ バカな・・・・!」

 

これで、終わりだな。
アキラ「ああ…意外と手こずったな」
エウロス「ええ、皆さん何か近くにある物につかまってください。これをこうして…」
アキラ「うおっ!?」
すごい揺れだ、何をしたの?
エウロス「緊急停止装置で御出居大王の動きを止めました。
あとは自爆装置を起動して、この御出居大王を破壊しましょう」
アキラ「すぐにやれるのか?」
エウロス「この資料にやり方が書いてあります。少し時間がかかるので、お二人は脱出の準備をお願いします」
わかった。でも、こいつらはどうする?
エウロス「あとで、私が連れていきます」
俺たちも手伝ったほうがいいんじゃ?
アキラ「…いや、エウロスに任せよう。俺らは先に行くぞ」
ああ、わかった。エウロス、ここは任せた。
エウロス「わかりました。では後ほど」

 
 

エウロス「ありがとう、アキラさん。さて…」
彼女は拳銃を取り出す。そして…
シンデルマン「…緊急停止装置を起動できる個人コードは我々3人とあの娘の物のみ。まさか、お前は!?」
エウロス「さようなら、シンデルマン。お前達は『守矢神社』と『東風谷』の名を汚した…」

 

東風谷早苗その報い、受けてもらう

 

拳銃の発砲音が3回響く、そして…
『自爆装置起動、最終確認としてパスコードを口頭での入力をお願いします』
早苗「最終起動コード20151023」
『…パスコード確認しました。自爆装置を起動します』

 

辺りにサイレンが響く。モニターに自爆装置起動までの時間が表示された。
エウロス「自爆まであと5分。私も行かないと…」
扉をくぐった後に一度カプセルを振り返り、早苗のモルフを見てつぶやく。
エウロス「ごめんね。どうか安らかに」
そして、彼女は駆け出す。

遅いよ、エウロス。あれ、あの3人は?
エウロス「…自殺されました。歯の奥に毒を仕込んでたようです」
そ、そんな…
アキラ「話はあとだ!脱出するぞ!」
わかった。

We are Prismriver!未達成

エウロス「あれ、どうしてメルランさんがここに?」
ここで倒れてた。さっきの揺れで転んだのかも。
アキラ「ほっとくのも何だしな。縛って連れてくことにしたんだ」

 

脱出ポッドが飛び出した後、御出居大王は大爆発をおこし、その衝撃で主人公は気を失ってしまった。
目を覚ました後、エウロスは姿を消していた。
アキラに聞いても、自分も気を失っていて、どこに行ったかわからないとのこと。
集まってきた仲間たちに早苗は偽物だったこと、首謀者の3名は自殺してしまったことを伝えた。
本物の早苗は自殺したのか、殺されたのか、全てを知る者たちは炎の中だ。

 
 

幻想教との決戦の際被害は出たが、幸運にも無法松と東風谷早苗、この二人以外の犠牲は出なかった。
神奈子と諏訪子は体力が回復するまで幻想郷で過ごすことになった。
幻想教については問題ない。トップである早苗が偽物だったこともあり、すでに瓦解しているとのこと。
これで非道な実験で命を落とす者はいなくなるだろう。
そして…

 

「みなさん、お久しぶりです」
しばらくして、エウロスがメガトンに現れた。
あの時いなくなった理由は、単純に周りから根掘り葉掘り聞かれるのが嫌だったとのこと。
エウロスにあの3人から何か聞き出したか?と聞いてみたが、
尋問する前に口頭で自爆装置を起動され、そのことに動揺している隙に自殺されたそうだ。
結局真相はわからないままだが、彼女も無事でなによりだ。
エウロスと雑談をしていると、アキラもメガトンに現れた。
「よう、エウロス元気そうだな」
「アキラさんも相変わらずですね」
「まあな。なあ、アンタ」
「?」
「後悔してないのかい?」
「ええ、これが私にとって最善だった。そう思うようにしています」
「…そうかい」

 

幻想教ルートのanotherエンドとなる。
これ以降幻想教が消滅し、各地の幻想教の信徒も消滅する。
エウロスと神奈子、諏訪子は一定期間経過するとメガトンに出現し、PT入りは可能。
We are Prismriver!が発生していない場合でも、メルランが生存しているので他のフラグを折らなければ同イベントを発生させることが可能。
メルランは各地の難民キャンプを転々としている。


前節幻想教の終焉
GO!GO!ブリキ大王