シナリオ/世界移動シナリオ-倫理崩壊編のイベント。
生きているのに・・・
- 御出居の祭壇から連続して発生。
- PC達はおぼろ丸の後に続き、地下へと進む。
「ソイレントベース」。幻想教の秘密研究所である。
一人・・また一人・・・。捕えられた人達が正気を失い、実験材料にされていく・・・。
幻想教・・・。それは、呪われた暗黒の組織なのか・・・。
- このダンジョンは道程がかなり長く、中ボス戦が何回もある上に雑魚の火力も幻想十字陵の敵よりも上昇しているので、気を引き締めてかかろう。(♪FF6「魔導研究所」)
ザコ敵一覧 名前 戦闘力 説明 警備システム ☆☆☆☆☆ 戦闘能力は皆無だが、次々とメカ系の敵を召喚したり回復もする。 ゴッドアーミー ★★★★☆ 旧陸軍。何故か暗殺術も使えるが、打たれ弱い。 デッドソルジャー ★★★★☆ 元死体なのに火力が高い強敵。警備システムと共に出る場合も。 ブタマスク ★★☆☆☆ ブタ的な奴ら。倒してもいつの間にか逃げている。 ジュラル星人 ★☆☆☆☆ 他のキャラに変身しているが滅茶苦茶弱い。 ロボポリス ★★★☆☆ 警備システムと共に出る、メカの警備員。固い!強い!遅い! ブラッディースタイン2号 ★★★★☆ 警備システムと共に出る、そこそこ高い戦闘力と機動性を誇っている小型戦車。 マル・デ・タコ ★★★☆☆ 警備システムと共に出る、タコ型ロボット。単純に攻撃力が高いだけ。 スーパーエナジーロボ ★☆☆☆☆ 警備システムと共に出る、他者回復専門のロボ。HPが少なくなると大爆発する厄介者。 グールナイト ★★★★★ デッドソルジャーの上位互換。火力が滅茶苦茶高い。 総合警備システム ★★★★★ 裏ボスで警備システムの親玉。
- イベントとか
- エウロスがPTにいるときに発生。
神奈子と諏訪子がエウロスと会話している。
「久しぶり。えーっと今はエウロスだったか?」
「はい、お二人もお元気そうで何よりです」
「化け物と石にされてたのに、元気も何もないけど」
「お前がここにいるってことは、早苗は…」
「はい、彼女はシンデルマンに…」
「わかった。もうそれ以上はいいよ」
「覚悟はできてる?『彼女』はもう手遅れだ」
「はい、もう覚悟はできています」
「悪いね、いろいろ押し付けちゃって」
- 何やら深刻な話をしているようだ。そっとしておこう。
先へ進むには陸軍の集会所を通らなければならないのだが、そこにはゴッドアーミーと呼ばれる精鋭が待ち受けていた。
「我々は神に選ばれし軍隊だ!神とヤマザキ隊長に逆らう不信者め、浄化してやる!」- ゴッドアーミー×5との戦闘(♪「PYROで夜露死苦!!」)
様々な暗殺術でPC達を苦しめるが、奴らは打たれ弱い。- 撃破後・・・
隊長のヤマザキは不敵に笑う。
「ククク…我々が何の策も無しにここにいると思っていたのか?出でよ!グールナイト!」 - グールナイトとの戦闘
火力がかなり高い上、「シュヴァルツタイルヴァイゼ」「クランケンシュヴェスタ」「フゥンドラストプラッツ」という凶悪な威力を誇る三つの技を使う。- 撃破後、ヤマザキはどこかへ逃げたらしく、いなくなっていた。
一抹の不安はあるが先へ進む一行だった。
- 撃破後、ヤマザキはどこかへ逃げたらしく、いなくなっていた。
- 撃破後・・・
地下4階へ続くバイオベースエレベーターホールにて…
ブタマスク「アイオン様、見張りの者から報告が。この階層で侵入者を確認したそうです。」
アイオン「ふむ・・・ではやはりゴッドアーミーは敗北したか。まあ、当然だな。しょせん旧陸軍のザコ共ではその程度だろう。だが、このアイオンはそうはいかんよ。部下たちはすでに配置についているな?」
ブタマスク「はっ。」
部下が去り、アイオンは不敵に笑う。
アイオン 「ふふ… 良し。実に良い。この狭い戦地に、我が雷の魔道… 戦うまでもなく、すでに勝負は決まったようなモノ。戦いとはつまり、算術。賢い者こそが勝利するのだよ。奴らは【あのお方】の元にたどり着けん… 決してな。みな、この深淵の闇の底に沈んでもらう!」- このエリアは通るとダメージを受けるトラップが多数配置されている。中には状態異常を付加するモノも…。
- バイオベースエレベーターホールに着いたPC達を待ち受けていたのはアイオンだった。
「フフ… 我々が仕掛けた罠の味はいかがかな? 残念だが、貴方達にはここで消えてもらう!!いかずちよ!いかずちよ!我が叫びを聞け!いかずちよ!」- 奇跡も、幸福も、あるんだよを通り、シュウを解放してない場合、アイオン&ロッドブタマスク×2との戦闘(♪挑まれた戦い)
サンダガ等の強力な雷魔法を使いこなす強敵であるが、魔法を封じれば案外楽に決着がつく。- 「有り得ない… こんな事は…」
地に伏したアイオンを尻目に、PC達はバイオベースエレベーターに乗る。その先におぞましい光景があるとも知らず…。
- 「有り得ない… こんな事は…」
- 奇跡も、幸福も、あるんだよを通り、シュウを解放してない場合、アイオン&ロッドブタマスク×2との戦闘(♪挑まれた戦い)
(♪「Silent Labyrinth」)
それはまさに悪夢を見ているような恐ろしい情景であった…。
地上のいい人温泉よりもひどく残酷な光景だった…。
ここに収容された人間達は生体基地バイオベースの動力源として生きたままバイオベースと肉体的に融合されており、リトルシスターズに生き血を吸われ続けている。
彼らはどうやっても助け出すことはできない。
「ここで… こうしているとなんだか… とっても… あったかいのよ…。でもね… なんだか… どんどん… 私が… 私で… なくなっていくみたい。ああっ…。」
「ああ… あたしもこのままこの植物のマユみたいなのといっしょくたになっちまうのかね…。どんどん自分が自分でなくなってなにがなんだかわかんなくなって…。
そんな風に死んでいくのは嫌だよォ…。そうなる前に… まだ… あたしがあたしでいる内に…
お願い! あたしを殺して!!人間として死ねないのならここで殺された方がマシだよ!お願い! 殺してェェェ…」
「も…もう… ど…どこも… う…うごかない…うっうっ… あ…あたしのからだを…か…かえして」
「う…うぁ…このフロアに…いる人は、う…うえのフロアの…ひと…よ…り… い…いしきが…う…うすらい…でいる。あ…あっ…あっ…自分の心が… お…俺の心が…消えて行く……」地下6階へ通じるバイオベースエレベーターの前に立ちはだかるのは、六魔将の1りミスター・Bだった。
通常なら戦闘だがここで話術LV7以上ある場合、説得出来、ミスター・Bの洗脳を解除してくれる。
その場合、ミスター・Bはリトルシスターの解放を条件に己の命をかけて幻想教残党に特攻するようになる。地下8階、所長室のシャッター前にて。
そこに立ちはだかるのは、不気味な怪物を模したロボットだった。
通訳と思われるロボがPC達に言う。
「『けひゃひゃひゃひゃ… よくヒア~まで来たね~。どちらに用があるんじゃ?』と、T-⑨号は言っております。」
何者だ!?
「申し遅れました。わたくし、ツーヤクでございます。『私たち裏方が、忍び込まれるなんて笑えない話ですよね。 …でも、これ以上先へは行かせません。シンデルマン様から、留守を任されてますからね』と言っております。」
来るぞッ!
「『KILL YOU…』と言っております。」- 強化型液体人間ロボット「T-⑨号」との戦闘(♪「PYROで夜露死苦!!」)
炎属性&中確率でアムネジア追加のサイコフレア、高威力のミサイルなどで攻撃する。
雷属性の攻撃を食らうと暴走し、攻撃力倍増&二階行動になってしまうので雷属性の攻撃は絶対に使うな。- 撃破後・・・
T-⑨号「『ソ、ソウジャ… ワシハ… トウベエ…ジャッタ…。ユ、YDMハ… ド…ドセイサント、ゲンキニ…シテイル…カノ…?』と言っておりま…」
ドゴーン
T-⑨号は小さな爆発を起こし、消えた。
(YDMがいる場合)
YDM「…YDM、藤兵衛を…こんな目に…合わせた奴を…許さない…」
彼女(?)は藤兵衛の死を目の当たりにし、大きなショックを受けていたようだった。所長室へのシャッターが開かないので、先に地下牢に来たPC達。そこには大勢の奴隷や捕虜が収容されていた…。
皆ここに収容されているのか、正気を失っていた。
「ひゃへへ… ひゃへへ… うまそうな… うまそうな… 人間じゃぁぁ!!!!」
「アッハッハ!… イヒヒ!」
「サナエサマサナエサマサナエサマサナエサマサナエサマサナエサマサナエサマ… チガウ…チガウ…チガウ、アーアーアー」
「ハアッハッハッハッ! どうして笑っているかだって?どうせ死ぬんだ!笑い声が『辞世の句』なんてかっこいいだろ!なあ!なんか言ってくれよ!頼むよ!むなしいじゃないか!」
「ここに落ちている骨、何の骨かわかりますか? 答えはですね… みんなのほね。わたしのほね。ほねのほね。ほね ほね ほね。」
「おじすか? たすけてよ!」
「ここで死んだ奴の魂は、バケモノという器に入れられる。そして正気を失った魂はまともな奴を見ると殺したくなるのさ。だから俺もてめえを殺してぇ!てめえはまともだからなぁ!」
そんな中、一番奥の牢屋の男に話しかけると…
「おお、お前達、まともな顔の生きた人間だね!という事は… ここに来るまでに見てきただろう、殺してきたんだろう、顔色の悪い人間のような何かを。人の形をしていないバケモノを。」
あれは何なんだ!?
「幻想教にさらわれた者たちの成れの果て、デッドソルジャーさ。」
助けてやるから感謝すべ…
「俺達はここから出られないし助けてもらおうと思っていない。ここで実験材料にされるか、バケモノの餌にされるか、順番を待つだけだからな。」
おいィ!?人がせっかく助けに来たのにその態度は無いだろ!?
「だが、お前たちは生きて柵の外に立っている。そうだ、このカードキーを渡そう。この前見張りが落とした物さ。これがあれば所長室に入れるはずだ。頼む!これ以上悲劇を起こさせないでくれ!」
◇カードキー(S)を手に入れた。
- 撃破後・・・
カードキーを差し、所長室へ続く廊下のシャッターを開けると、そこには青娥が待ち構えていた。
青娥「ここから先は幻想教の中枢、シンデルマン様のオフィスでございます」
そう言った後、彼女はこちらの方を向いた。
青娥「あのデスナイトやその他の役立たず共を退けてここまで入り込むなんて… 最後まで腹立たしく信仰心が無い不届き者達ですね」
YDM「藤兵衛を…返せ…!」/妹紅「信仰だと? 馬鹿げた事を言うな! お前たちがやっている事は生命の冒涜に過ぎん!」/霊夢「ほんと、碌でもない奴らばかりね… そんな事をやって誰が得するのかしら?」/エウロス「信仰を残酷な実験の口実にするなんて、こんなの… 許すわけにはいきません!」
青娥「はぁ… あの方の元で身を捧げる素晴らしさ、あなた達には理解できない事でしょうねぇ…」
そんなの、理解できてたまるかってんだ!芳香「青娥! 目を覚ませ!」
青娥「あらあら、任務から戻ってこないと思っていたら、どうして裏切っているのかしら?」
芳香「お前は間違っている! お前やシンデルマンのせいでどれだけ多くの罪無き人々が犠牲になった事か…」
青娥「これはもう一度『教育』しなければ… 芳香、もう一度私の元に来なさい。でないと、私は大事なあなたを殺すことになるわ」
芳香「断る」
青娥「やれやれ 芳香もどうしようもない愚か者になってしまったようね…」青娥「では、そんなあなた達のため特別に… 先ほど完成した作品をご紹介しましょう」
仮面の男が上から降ろされる
青娥「あの傑作『仮面の男』をシンデルマン様の技術によりわずかな時間で修復・改造し、更に無慈悲な戦闘兵器に仕上げました。さあ、仮面の男よ… 不届き者達にふさわしい裁きを与えなさい!」
青娥が隠れた後、仮面の男がカミナリを放つ!が、PCの持っているフランクリンバッヂが仮面の男のカミナリをそのまま跳ね返した!仮面の男との戦闘(♪つよきもの《仮面の男》)
バランスのとれたステータスを持ち、「炎手刀」や「西安破裏拳」などの気功を用いた体術で戦う強敵。
更にHPが半分を下回ると真の力を開放し攻撃力が大きく上昇する。
しかし、攻撃パターンは完全に固定されており、パターンさえ把握すれば対策はしやすい。また、大技「西安破裏拳」はタメ時間が長いので、その隙をついて高火力の攻撃を叩き込めば手早く撃破出来るだろう。
この後の展開は主人公のカルマレベルが7以上かつ話術LV9以上*1で芳香が仲間にいると変化する。仮面の男の仮面が割れ、彼は倒れる。
青娥「まさか、シンデルマン様の傑作が二度も敗れるなんて…」
仮面の男の敗北という想定外の事態に驚く青娥。しかし…
青娥「フフッ…」
なぜ笑う!? 何がおかしいんだ!?
青娥「自らの手を汚さずに排除しようと思ったのですが… どうやらあなた達を舐めすぎていたようですね。これほどの強さならば我が実験の良い素材になるはず…」
青娥が札を取り出し、攻撃態勢に入る。
青娥「私、実力行使というのも意外と好きでしてよっ!! 我が邪術で…」
???「もう十分でしょう、青娥よ」
青娥の会話を遮るかのように何者かが扉の向こうから話し掛けてきた。
青娥「シンデルマン様!?」
???「青娥、この仕事はあなたに任せるには少々荷が重すぎた様ですね… 残念ですが、あなたにはこの仕事を降りてもらいます」
モルフの暗殺者が現れるが、既に青娥は動かなくなった仮面の男を連れ去って逃げていた。
???「ウシャシャ、逃げ足の速い奴ですねぇ… まああんな役立たずはどうでもいいでしょう…」
モルフの暗殺者は青娥を追っていったのか、どこかに消えていた。仮面の男の仮面が割れ、彼は倒れる。その様子を見て青娥は大いに驚いた。
青娥「バカなっ!? シンデルマン様の傑作が二度も敗れるなんて… どこにそんな力が!?」
そりゃあ、科学力は確かに奴の方がはるかに優れているさ。けれど、それに勝る物を俺達は持っているんだ! それはな、「心」だよ!「希望」だよ!
芳香「この人達はそれを失う事なく諦めずに戦っているんだ! だから強敵にも負けずにここまで来た! お前もこの人達の味方になるべきだ!」
青娥「馬鹿馬鹿しい… あなた達もあの方の偉業を見たならば気づいたはずよ! 『心』を込め、『希望』を願う事こそ弱い人間が行う愚行だと! もしこの世に救世主がいるとすれば… それは、すがる物も希望も無いこの絶望の世で私を導いたあのお方だけ!」
すがる希望もない? もしやお前も…
青娥「私がどれだけ絶望したのか、孤独な状況で苦しんだのか… あなた達には分からないでしょうねぇ! 素晴らしい奇跡を起こすあのお方からその奇跡を学び、家族を取り戻したい。だから、私はあのお方を崇めるの」
お前馬鹿だな。心も希望も捨て、信仰を自らの利益の為に利用する奴を崇めやがって… そんな奴の手駒になるよりその技術を誰かの役に立てた方がいいに決まっているのは確定的に明らか。
青娥「誰かの役に立てと? そんなのお断りです。もう少しで復讐を成し遂げられるというのに…」
復讐?どういう事だ?
芳香「まさか、父の仇か!?」
青娥「ちっ、余計な事を… いいわ、どうせあなた達に負けた時点で私は消されるようだし、教えてあげましょう。私はね、父の、いや、家族の仇を討つためにシンデルマンに従うフリをしながらアイツの研究成果を奪い取り、復讐しようと考えてたの。だけど…」
悔しそうな表情でうつむき、青娥は呟く。
青娥「あなた達のせいで全部台無しになったわ。フンッ、ここで私の野望が終わるなんて… 笑えない話ね」
その後、彼女は顔を上げて、強い口調で主人公に言い放った。
青娥「さあ、さっさと行きなさい! 私なんて放っといて、先に進めばいいじゃない!」
その時、扉の向こうから何者かが語り掛ける。
???「ウシャシャシャ… 青娥よ、あなたはもう用済みです。さあ、我がしもべよ、その裏切り者を処分せよ!」
突然現れたモルフの暗殺者が青娥に襲い掛かろうとした、その瞬間…芳香と主人公が青娥を庇い、モルフの暗殺者の攻撃を受け止めていた!
青娥「……っ!? どうして…」
絶望したまま死なせはしない。 それよりも、お前は少しでも生き延びて「希望」を見つけるべきそうすべき。
青娥「あなたって… お人好しすぎる馬鹿ね。私を見捨てていればよかったのに…」
芳香「青娥! コイツの言う通りだ。早く逃げろ!」
命拾いした青娥は急いで退去した。
???「ウシャシャ、運の良い奴ですねぇ… まああんな役立たずはどうでもいいでしょう」
大丈夫か、芳香!?
芳香「だ、大丈夫だ… こいつの相手は私がする。仮面の男も後で運ぶから私に任せて… 早く先へ進むんだ!」
…わかった。???「さて、侵入者の皆さん… 皆様が目指している我がオフィスはすぐそこですよ。ここまでたどり着いた際にはご褒美として我らの崇高なる目的についてお教えしましょう。ウシャシャシャ…」
待っていろシンデルマン、貴様には色々と言いたいことがある!
所長室のドアへと一行は急ぐのであった。 - エウロスがPTにいるときに発生。
所長室のドアを開けるとそこには血色悪そうな博士とジュウシマツ住職雲龍が椅子に座っていた。
博士「ウシャシャシャ… よくここまでたどり着いたようですね。わが名はシンデルマン。生きているのにシンデルマン…。」
シンデルマンの不敵な笑顔はまさに、吐き気を催す邪悪だった。こいつが、黒幕か…。
一つ聞く、何故お前は生命を弄ぶ?何故残酷な真似ができる?
PCの質問に対し、彼はニヤニヤと笑いながら答える。
シンデルマン「残酷とは失礼ですね。でもここまで来たその強さに免じて教えてあげましょう。我々は死者を蘇らせ、最終的には死を超越する為に研究をしてますよ。」
そんな事に何の意味があるんだ!?
シンデルマン「意味を求める必要なんてありません。死の超越こそ人類の夢だからですよ!」
もう一つ聞こう、何故早苗を狙う?
シンデルマン「ウシャシャシャ… 彼女は我々の広告塔であり、最終兵器だからですよ…。彼女を傀儡として利用すれば、我々の実験材料は効率よく集まる。そして… おおっと、これ以上は言えませんね。」
ふざけるな!!…研究だか何だか知らんが、人をさらって改造し、殺していいという道理は無い!!!
シンデルマン「うるさいですね… 貴方達もわかっているでしょう、数多くの犠牲あってこそ歴史が成り立つ事を!」
おぼろ丸「不老不死を成すが為に人間を辞めた上、生命をたやすく弄ぶ物の怪め!」
シンデルマン「ウシャシャ… やはり忍者は心が醜いのですねぇ。そのまま裏世界でひっそりと幕を閉じればいいものを…。」
お前等は自身の研究の為に多くの人たちをさらい、それで気が済まずにさらに早苗を利用した。お前等みたいな外道がナメた行動をすることにより俺の怒りが──有頂天になった!!!!!
おぼろ丸「斬るッ!!!」
雲龍「けるる~ おお、怖い怖い。」
シンデルマン「私と戦ったところで無駄でしょう。貴方達にうってつけの相手を用意しています。出でよッ、サモンダークネス!!!」
その時、PC達の周りに多数の人間型の怪物が現れた。
シンデルマン「ウシャシャ…今まで殺した者たちの憎しみ、思い知るがいい!!!!!」
- モルフ達との戦闘(♪FF5「決戦」)
必ず出る名有りのモルフは、ジュルメ、アイオン、ベルドの三人。(奇跡も、幸福も、あるんだよで0人切りの状態)
前のイベントで「洗脳されているだけのキャラ」を殺している場合はここでデッドソルジャーorグールナイトが追加される。
つまり、洗脳された信者を殺すとここが一気に辛くなる…。
3人のモルフは結構強い… ジュルメ以外は。- 撃破後…
なんと、いつの間にかシンデルマン達がいなくなっているではないか!!
入口もシャッターによって塞がれてしまった!
モルフが次々と湧き出る中、そこに奴の不快な笑い声が響き渡る。
「ウシャシャ… 我々の考えを理解できない貧弱一般人共め、心をもたぬ人形相手にせいぜい傷をなめ合い続けることですね…。」
クッ、ここまでか…
モルフ達に押さえつけられ、PC達が諦めかけたその時、
天井裏からDCMCのメンバー達がなだれこんできた!
バッチー「トンダゴッサ!ドラマのクライマックスにはオレたちみたいなちょっとだらしないやつが頑張るものなんだぜ!」
シミー・ズミズ「ダールやシンデルマンとやらが俺達を利用してメガトンパンチの人を洗脳しようとしてたらしいけど… やつの ふざけたシナリオを むちゃくちゃに してやろう!」
マジック「んだ! シンデルマンとやらの思い通りにはさぜねぇ!!」
OJ「いままで利用された分、たっぷり憂さ晴らししてやるぜ!」
DCMCのおかげでモルフを一掃したPC達。
そして上からロープが垂れ下がった。
アキラ「ここだー!こいつに掴まれ!」
天井裏に脱出したPC達。ここでアキラ達と合流する。
- 撃破後…
- 十字陵脱出
制限時間15分以内に幻想十字陵を脱出しなければならない。
地下「ソイレントベース」からスタートするのだが、きゅうきょくキマイラに警戒しながら進まなければならない。十字陵の脱出を急ぐ主人公達の前に青娥が現れる
青娥「待って。いい事を教えてあげる。北の搬入口なら警備が手薄で楽に脱出できるわ。そこまで私が案内するからついてきてくださいな」
…その情報、罠ではないだろうな?
青娥「あら? この期に及んでまだ私を疑うつもりかしら?」
改心したのか?
青娥「か、勘違いしないで。あなたと利害が一致したから一時的に協力しようとしてるだけよ。別に、あなたや芳香に借りがあるわけじゃないから…」
妹紅「素直じゃない奴だな」/霊夢「今はコイツを信用すべきかしら?」
…ところで、仮面の男はどうした?
青娥「先に行かせた芳香に運ばせているわ。幸い意識を失っているだけだから助かる見込みはあるはずよ。さて、まずは非常階段へ案内するわ。あのきゅうきょくキマイラも非常階段へは来ないはず…」青娥の案内で非常階段を経由し、地上へと脱出する。
地下部分を大きくショートカットできるので大幅なタイム短縮になり、地上へ出てすぐにあるミラクルヨクバ戦で余裕ができる。
また、地上部分でシャッターに遮られる所も青娥の協力で抜けられる他、北の搬入口付近は敵シンボルが少ないので楽に脱出できる。
- ミラクルヨクバとの戦闘
こいつは小物なので弱いのだが、タイマーは戦闘中も止まらないので油断は禁物。
撃破後…
無事脱出したPC達だが、十字陵の頂上には陸軍に守護されたシンデルマンがいた。
シンデルマンを追おうとするPCだが、無法松が制止した。
「バカヤロウ逃げるぞ! 陸軍が相手じゃ分が悪い!」
惜しくもシンデルマンを取り逃したPC達だったが、今の彼らに出来る事は幻想郷に行く事だけだった。
前節 | 生きているのに・・・ | 次節 |
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御出居の祭壇 | GO!GO!ブリキ大王 |